
CAT'S EYE
劇団ゲキハロ
サンシャイン劇場(東京都)
2012/09/23 (日) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
可愛らしいキャッツ・アイ
杏里のあの 「見つめるキャッツアイ♪マジックプレイダンシング♪~」のコミック、アニメでもお馴染みの『キャッツアイ』のお話しなんだけど、
美人の三姉妹 怪盗キャッツ・アイ の活躍というより むしろキャッツ・アイは脇役で 一枚の絵画をめぐっての 人間模様が中心のストーリーとなってます。
1ヵ月ぶりの*papasan*としては 気軽く楽しめる作品でした☆
まぁ、ハロプロちゃん達の演技は ファンたちには受けてましたし、それなりに… って感じだけど、脇を固める役者さんたちと なかなかスリリングな脚本も しっかりしているので、普通のお芝居としても 十分見応えがあります。
「ゲキハロ」は、小演劇シーンの第一線で活躍するスタッフたちと、
ハロー!プロジェクトのコラボレーションによる舞台。
今回の公演は、「Berryz工房」と「℃-ute」の選抜メンバーの出演でした。
今回は 脚本、演出の異なる2つのパターンを日替わりで上演されていて、「盗む側」にスポットをあてた Aチームと *papasan*がみた 「盗まれる側」を中心に描いた Bチーム の物語です。
メインキャストは、「Berryz工房」「℃-ute」の選抜メンバー (*papasan*は誰も知りませんでしたが・・)
かわいいだけじゃない 何か!? もあったかなぁ。。

ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
あたりまえだが
動物は登場しない。登場するのはごくごく動物的な飼育員達。しかし本物の動物を見るより飼育員を見てるほうがよほど楽しめる。物語は動物園の飼育員らが集う事務室での人間群像劇。どこまでもバカバカしくて楽しかった。

シェイク!!
ゲキバカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろい!
楽しめました!
全員一致でとか「12人の~」みたいでしたが
小さな布石が最後につながる感じは大王作品に近いかなぁ
役者が言葉を噛んでも実際上級生にてんぱって意見しているぽくって逆によかったです

白虎隊風雲録 コダマ!(CM大会最優秀賞受賞!)
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
(*゚ロ゚)格好イイ!
(*゚▽゚)ノ単なる時代劇じゃなくて少年漫画みたいな設定。花形の武将はカラフルでとても格好良かったです。とくに赤の斉藤優紀さん!もっとたくさん観たかった。オスカルな彼女の魅力が存分に発揮されてるナイスキャスティングです。斉藤優紀ファンは行くべし。

満月の人よ
トム・プロジェクト
紀伊國屋ホール(東京都)
2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★
優しさに溢れた物語
ストーリーも演出もオーソドックスで分かり易いものでしたが、直接的に感情を出すのではなく、台詞の奥に秘められた思いが、柔らかく伝わって来るような、丁寧に作られた作品でした。
1970年代の天狗伝説が残る九州のとある町が舞台で、27年前に他の男と失踪して世間的には神隠しにあったとされていた妻が戻って来て、事業に失敗し妻にも逃げられた息子も戻って来て、さらに曰くありげな若い女性もひょんなことから転がり込むところから始まる数日間を描いた、悲喜こもごもな物語でした。
人生が上手く行かなくても前向きに行きて行こうというメッセージが押し付けがましくなく表現されていて、気持ち良く観ることが出来ました。お互い嘘だと分かっていながら信じている振りをするシーンが印象的でした。
4人の出演者の内、3人は実際に九州出身の方で、「ばってん」「~っち」といった九州弁が優しく響いていました。
村井國夫さんと岡本麗さんの仲の良い老夫婦っぷりが可愛らしく、とても魅力的でした。悪態を突きつつも内心では両親のことを思っている息子を演じた池田成志さんも芸達者で楽しかったったです。
重要な台詞の前まで環境ノイズ音を流すことによって、台詞を言う時の静けさを際立てたり、暗転時に背景を光らせて視線を誘導する等、地味ながら効果的な演出が作品の雰囲気に合っていて良かったです。

ゴベリンドンの沼 終了しました!総動員1359人!! どうもありがとうございます!
おぼんろ
ゴベリンドン特設劇場(東京都)
2012/09/11 (火) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
人生初めて
一つの作品を5度に見行きました。「観てきた」の書き込みを見ても、4回5回と観ている方もいらっしゃるようですが、話を聴いたら、もっと来ている方もいるそうです。
何故こんなにもこの作品に惹かれるのでしょう。
作品の美しさ。語り部達の圧倒的な演技力。回を追うごとに洗練され、凄みをましていくような気がします。
見る場所を変えるだけで、目で追う人間を変えるだけで。毎回違う楽しみを覚えます。
目標動員が1546人とのことですが、
たった1546人にしか見せないのは、もったいない。
この作品はもっと多くの人に見てもらわなければならない作品であると思います。
数日後、知人を誘い、私は人生で初めて一つの作品を6回見に行くことになるでしょう。
もう残りの公演も少なくなってきました。
まだ、間に合います。気になってる方は、今日にでも向かわれ事をお勧めします!早く見に行かないと、もう一度観劇を!が出来なくなってしまいますよ!

浮標(ぶい)
葛河思潮社
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

スクランブルエッグ
川崎インキュベーター
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
「もぁ~ん」と初日観劇です
雌鳥になりきっていた役者さんたちがユニークでした(^^)
自分楽しめましたが、高齢な同伴者にはチト楽しめなかったようです。
万人向けではないかもしれませんが、
小劇場ファンな方々(自らも含めて)には大変お薦めかと思いました。
自由席 <約80分>

白虎隊風雲録 コダマ!(CM大会最優秀賞受賞!)
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/01 (月)公演終了

白虎隊風雲録 コダマ!(CM大会最優秀賞受賞!)
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
良くも悪くも漫画的かな
史実に忠実なワケでもなく、
少年の成長物語とみると結構好みの少年漫画みたいで楽しめました。
説明もなかなか細かくしていましたが、
スピード感重視のせいか説明台詞が聞き取りにくく感じたこともありました。
(赤胴鈴之助とか鞍馬天狗とか(例えがたとえようの無い位に古いですね)
好きな方にはお薦めかも(^^)
自由席 <1時間40分くらい>

浮標(ぶい)
葛河思潮社
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★
魅せつけられたぁ!!
4時間を超える大作。なのだが如何せん劇場の空気と芝居とがまっちしておらず、とても堅苦しい感じ。
役者は演じていて気持ちいいのであろうが、少しは客のことも考えていただきたい。

CAT'S EYE
劇団ゲキハロ
サンシャイン劇場(東京都)
2012/09/23 (日) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
・・・楽しかった。
ハロプロの舞台って、彼女とはもちろん友達とも一緒に行くことはなく・・・てか「観にいく」とすら恥ずかしくて言えない年齢なんだよね、ボクは。
でも、行く!
脚が向いちまうんだから仕方ない(マイッタネ)。
正味の話、今回の出演者で顔と名前が一致するのは、散歩道楽の鉄炮塚雅よサンだけなんだけどね(笑)
かわいい女の子が出てるからじゃなく、ましてや抜群の演技力&歌唱力があるってわけでもない・・・でもさぁ、「気楽に」「手堅く」楽しむことができるんだよねー(ま、ときたま真顔で「何じゃこりゃ?」な時もあるけどな 笑)。
「じーちゃんばーちゃんが大衆演劇を楽しみにしてる」って感じに似てるのかなあ・・・劇場に向かう時のワクワク感や、老若男女が確実に「それなりに楽しめる」って脚本にしているあたりもね。
あと、会場の雰囲気がイイんだよ。とにかく前10列くらいは、熱烈なファンが陣取ってるもんだから、小劇場なら「・・・シーン・・・」なギャグでも、拾ってあげるんだ、ちゃんと。小劇場にありがちな「気合入った身内客笑い」ってんじゃなくて・・・なんかあたたかいんだよなあ。ま、本当におもしろくて笑ってんのかもしれないけどさ(笑)
『CAT'S EYE』。
オンタイムで開演(←遅刻客に容赦ないところも好感。ま、会場が広いからってのもあるんだろうけどさ)。
このBバージョンは、北条司の『CAT'S EYE』の番外編のような話。3姉妹は出てくるものの、これは脇役。主役は、「絵画を守る側」。このあたり、ヨカッタよね。
ドジで間抜けな新人探偵2人とクライアント家族とキャッツアイ3人の交流・・・そこに怪しげな2人組やキャッツアイを追う刑事が絡んできて・・・って感じ。
とにかくベタ。徹底的にベタ。
というかマンガ。 コレ、褒めてるよ!笑
友情、涙、スリル、家族愛、ズッコケ、拗ね、ツンデレ、実は○○、突拍子もない展開の連発etc.・・・気楽に見られないわけないよ(笑)
ま、熱く語るような舞台じゃないんだけど、銭湯の帰りのようなほんわかした気分で将棋を指しに千駄ヶ谷に向かったのでありました。
負けたことのなかった小学3年生に2戦2敗。しかも2戦目は完敗。
来年、奨励会受験受かってもらわんと立つ瀬が無いな、こりゃ(冷汗&驚)
おっと、おもわず将棋の話をしてしまった。。。
とりあえず・・・漫画『キャッツ・アイ』の作者である北条司さん、そして表題曲『CAT'S EYE』を作詞した三浦徳子さん&作曲をした小田裕一郎さんの功績に拍手!!!ですな。

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
ああ!
おもしろかった!!
オープニング、それまでリアルタイムの時間を指していた時計の針が役者さんの手によって劇中の時間に変更される。
その瞬間、会場が一瞬にして会議が開かれている教室へと変化したのを感じた。
実に鮮やかな演出。
劇中も時間に対するコントロールが行きとどいていて、感心。

エッグ
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/09/05 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了
満足度★★★
熱狂する国民
一般大衆の流行、熱狂、行事。ネットでの情報や呟き。過去の歴史と個人の経歴、話す人と口をつぐんでしまう人。
前半を覆う今日的な内容から後半の芝居変化に移るまで、ずっと話に惹き込まれた。
毎公演事にカーテン使いが面白くなってきている。
ただ、終りの締め方はもうちょっと手を加えてほしかった気もする。
段差のない前方席で見たが、所々見え辛かったのが悲しかった。

ゴベリンドンの沼 終了しました!総動員1359人!! どうもありがとうございます!
おぼんろ
ゴベリンドン特設劇場(東京都)
2012/09/11 (火) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
まだ、見ていない人、急げ!!
今回で4回目。もう、麻薬状態。
何回行ってもあきない。
定期を買って観に来る人がいると聞いたけど、分かるような気がする。
廃倉庫が行くたびに劇場らしくなって行く。
要するに拾ってきたかもしれないゴミ仕様の小道具や舞台美術が増えていくわけだけど、それも妙に納得してしまう。
5人の役者もさらに息がピッタリで、またしてもひきこまれてしまった。
まだ、見ていない人、急げ!!

そして母はキレイになった
ONEOR8
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/09/08 (土) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

浮標(ぶい)
葛河思潮社
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★
前回KAATで観劇
震災前の昨年、横浜で観劇。
その後、震災を経験していた為か、昨年よりもより一層、生命について追求しているような舞台だった。

n乗ハニー
劇団両面HERO
BAR COREDO(東京都)
2012/08/27 (月) ~ 2012/09/01 (土)公演終了
満足度★★★
次元の絡みがもう少し
照明・音響を使わない(ピアノ演奏はありだが)とのことであったが、最初は少し演出側が気にしてるかなの見せ方かなと感じる部分はあったが、中盤以降は気にならず、終わって、ああそうだったなと気づきました。
ただ外的要因排除と言っても、ピアノ演奏に助けられてた部分は多分にあったと感じたかな。
まあ、少しピアノ演奏が大過ぎるかなと思う部分もあったが。話は、もう少し存在が違うモノが多数絡みが合っても面白かったかなと感じたが、物語が落ち着いてきてからは面白かった。

そこそこの写真
各駅停車
OFF OFFシアター(東京都)
2012/08/23 (木) ~ 2012/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★
派手さはないが
物語は派手な出来事を描いてはないがリアルな会話で、また役者陣もキャラが乗り移ってるような自然な演技でこの世界の住人として生きており、段々と世界に引き込まれ、ラストにはどっぷり浸ってた。 スゴく面白かった。