最新の観てきた!クチコミ一覧

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否定されたくてする質問

否定されたくてする質問

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

2012年 No. 1 かもしれない
下北沢で素晴らしい舞台を観た後ジムへ行ったのだがどうも気分が乗らず、ジャクジーに入ってサウナを2ターン堪能して帰ってきた。

で、その舞台。「いつも誰かのせいにする」以来の箱庭円舞曲。あれ?第十八回公演って観逃したっけ・・・?

素晴らしい!!!2012年 No. 1 かもしれない。毎作品、違う分野・業界の内情を、粗の無いセリフ回しで観せてくれる。例えその業界について知らなくても、また興味が無くても、舞台に釘付けになってしまうのだ。古川貴義さんの知識量、リサーチ力には恐れ入る。

脚本・演出がソリッドである事は毎作品変わらないのだが、この劇団は何といっても役者さん達だ。劇団員の方々、客演の方々全て素晴らしかったのだが、今回は爺隠才蔵さんかな。表舞台に立つのを諦めて裏に回り、表で活躍する自分よりも才能のある人間を叱咤激励する。若干の劣等感や敗北感、羨望感を含みながらも、客観的な第三者としての編集者を好演していた。

昨今のナイロン100℃の役者さんの中で、かなり好きになりつつある白石廿日さん。相変わらずのすっとぼけ感が良かったです。もう一人の気になるナイロン女優、菊池明明さんと共に、積極的に客演をしているところが好きだ。

ルルドの奇跡

ルルドの奇跡

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

歌声の迫力がスゴい!
知念さんの透き通ったキレイな歌声に癒されました。アンサンブルの皆さんの歌声も素晴らしく圧巻でした。これぞミュージカルという舞台でした!

ルルドの奇跡

ルルドの奇跡

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

ベルナデットの生涯がよく判った
当時の時代背景などが理解しやすかった
ミュージカル仕立てであり台詞も全て歌うようでしたが、
合っていましたねー作品世界観に。
ベルちゃんとDr&神父さまの歌声が素敵でありました(^^)

<20分休憩+2時間30分>

かみさまのおかお

かみさまのおかお

クロジ

俳優座劇場(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

SEXッ!!
チラシデザインは表も裏も100点。
そして、チラシの印象とは違って粘っこい舞台が魅力。

ネタバレBOX

とある田舎町の久須乃家。6歳で母から「神様」になるよう言われた星子(能登麻美子)は、家から一歩も出ず地域の「神様」として存在していた。そこに、長い間音信不通だった妹・弓香(松崎亜希子)とその彼氏で売れてないアーティストの藤田(鈴木達央)がやってくる…。
藤田と星子がSEXして、住民にバレて問題になり、今度は母の弟・桐彦(三原一太)の娘・あまね(福圓美里)が神のチカラ(予知とか読心とか?)を持っていることが判り、「かみさま」となる。しかし、「かみさま」から「にんげん」になった星子は、結局自ら「かみさま」に戻る…。

女性っぽさ全開の作品(偏見だけど)。
星子と弓香の関係とか、桐彦の妻・奈江子(木村はるか)、あまねらの、ドロっとしたとこがいかんなく発揮されてる。そもそも、「かみさま」を作り上げ集金するってとこが、田舎の閉鎖性も相まって気味悪さを膨らませる。星子と姦通し、「かみさま」にこだわり、シスコンな桐彦の存在もまた、異様な舞台を作り出す。

桐彦に抱かれることで自己の存在を認識していた星子が、藤田の登場で自己を認識するようになるも、一般社会に入り込めず「かみさま」に戻る。しかし以前と違い、自己を持った女性として「かみさま」となる。善悪でなく、特殊な環境にある人間(特に女性)を面白く描いていた。面白い脚本と思った。

主演の能登麻美子の、穏やかでニコニコしてるが、どこか呆けたような表情が素敵だった。
弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

象徴表現
 かなり象徴的な表現を用いた演出であった。だが、この作品は、やはりリアリスティックに作る方がインパクトは強いのではあるまいか。スクルージを改心させる為に現れる霊的存在もそれでこそ、活きてくるのではないだろうか?

健康のため、一時間おきに一五分程度の休憩を取りながら遊びましょう。

健康のため、一時間おきに一五分程度の休憩を取りながら遊びましょう。

613

OFF OFFシアター(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

これはゲームではあっても遊びではないー
というほどの、切羽詰ったストーリー展開ではなかった。
オンラインゲームのGM(ゲームマスター)というより、
企画プロデュースのサイトと、ゲーム内での話しでありました。
.hackやSAOみたいな切迫感は無いものの、
結構シビアな人間の力関係などを巧く描いていましたが、
ゲーム内の話しとの繋がりが不明瞭で残念な感を受けました。
結構あたま使わされる展開でしたが、
その分の判断材料などの情報提供が少なくも感じた2時間でした。

ネタバレBOX

今回のオンラインゲームは未帰還者ではなく、
失踪者がでるという話しでした。

平たくしてしまうと、
ネトゲ廃人の弟を死に追いやったと思っている姉が、
オンラインゲームの企画を弟の遺品からヒントを得て展開しヒットさせたが。
ゲームは人の人生さえ狂わす力を持っているので
(タイトルにかけてますね)、
ゲームによる失踪者が出るという話を出所不明にして流布し
(サクラ雇ってやらせたかもしれない気もしたです)、
いつもゲームに危機感を持ち続けるようにと仕向けた物語でした。

安全で楽しめるのがゲームなのにと言う後輩の正論も出るし、
主人公の選択と行動は自分でも一つの道だからと残すという。
観客に考えさせる展開(でいいんですよね)のようでした。

差し込まれるゲームの主人公の名前は幽遊白書のゲームで死んだ”天沼”からとってるけど、知らん人は知らんぞ。(まぁ死ななかった事にしたのに言及してるが、わかるけど。マニアックな話しですじゃ。)またそのゲームやってるのは主人公の死んだ弟のようですが、詳しくは判らなかった・・。
ここのゲーム内の話しは、もっとスッキリみせる必要があると思ったデス。
ルルドの奇跡

ルルドの奇跡

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

透明
初のミュージカル座、とても素敵な舞台でした。(☆をもう一つ付けたいくらいです)大人数のアンサンブルは迫力あり。純真無垢なベルナデットと、知念里奈さんの澄んだ透明な歌声が心に響き、自然と涙が出ました。この冬見た中で、一番印象深い作品となりました。

鳥とホームレスと女と先生

鳥とホームレスと女と先生

タイタニックゴジラ

プロト・シアター(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

I'm Like A Bird
高木氏はろりえの中では一番の野蛮人のように見えたケド、
自分の作品では、ろりえよりもロマンチック探偵みたいだった(笑

パワフルな芝居を予想して
なんとなくディーゼルのパンツをはいていった自分は
やっぱりなんとなく当てが外れた(なんとなく予感はしていたけど(笑
感じだけど、観終わったら「これも良いかも」という気になっていた。

ちなみに高木氏は
自分の作品のロマンチック?が恥ずかしかったのか、
アフターの一人芝居では何故か大工の格好をしていたのもちょっとウケた(スミマセン(汗

サンリオピューロランドにいそうなキャラクターも・・心の眼で見れば、いたような気が・・鳥とか(褌は無かったけど

ネタバレBOX

チラシのオッサンが現実世界の主人公の姿なのカナ・・?
舞台上の主人公は、オッサンの頭の中にある自分の若いときの姿なんだろうか。

宝玉が出てきたけど、
あれはチラシに出ている公園にある遊具を
オッサンが頭の中でデフォルメしてるんだろうか?

そうだとすると、モンハンなんかのゲームによく出てくる
『宝玉』をネタにしているってことは、
オッサンを自分たちの将来の姿に例えているんだろうか?

少年って、主人公の子供のころの姿なのかな?
無邪気で、なんでもやりたいようにやるのに、上手く言葉にあらわせない。

女の子の家から逃げてきた飛べない鳥は、今の主人公の姿なんだろうか?
だとすると、女の子は出てきた家の奥さんの若いときの姿なのかな。

そんななかで、『先生』だけが他者なのかな?
主人公は時に苦痛を与えたいと願い、また逆に苦痛を受けもする。

彼は、先生であると同時に、友達であり・・・そしてたぶん昔の恋敵(と想像(青春だねい
本気になってケンカしたり、一緒にドラム缶風呂に入ったり、鳥や少年や主人公といっしょに川の字になって寝たり。
(そういえば自分もこどもの頃、子どもだけで河原でたき火をしてあったまったりした(今は危険

夢の野原は風が気持ちよさそうで、夜空も綺麗みたいだ(帰りの冬の夜空がキレイなのを見て、空がきれいな冬に似合った舞台だな、と思った。そう言えばきょうは夕日が綺麗で、富士山がそのなかにクッキリ見えた

マンガなんかを見てても分かるけど
主人公のそばに鳥が一羽いるだけで、
世界がぐっと広がって軽くなる気がする
(やまむらはじめのマンガなんかが良い例だと思う

飛べなくても、いつか飛べるんじゃないかって気がする。
人間じゃない生きものに見つめられて、世界が深くなる。


自分も長者ヶ崎の海辺の草むらに寝転ぶのが好きだけど、
あのあたりは見上げるといつも空高くに鳥が舞っている(伊丹の空も凄かったなぁ・・

見上げた空の鳥を眺めるみたく
観れる舞台も悪くない・・ていうか、
みんなもとこういう舞台を作ったらいいよ、と思った(笑
Sunnyday【満員御礼!】

Sunnyday【満員御礼!】

劇団ゴールデンタイム!

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

岩本さんかぁ。
いい本でした。好きですね。
若い劇団って、とかく品がなくなること多いのですが、バランスが良くて暖かいお芝居で、特に終盤の追い込みは見事でした。
特にみさとさんは注目です。表情が良かった。お勧めです。

Sunnyday【満員御礼!】

Sunnyday【満員御礼!】

劇団ゴールデンタイム!

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

良い意味で裏切られました
タイトル通り想像していたものとは全く違いました。
そして、とっても面白かったです。笑いあり、涙ありです。
クリスマス前に観たい・観てほしい作品です。

ネタバレBOX

観る前はこの時期特融のクリスマス物だと思っていました。
しかし、違っていました。クリスマスにたどり着くためのお話なんです。

伏線も複雑ではないですが、ところどころにあり、「あっ、ここででてくるのね」ととても楽しく見ることができました。
最後にたどり着くシーンでは泣いてしまいました。

今回はチケットプレゼントに当選したので、観に行ったのですが、お金を払う価値は十分にあると思います。
2500円は安すぎるかも(笑)

出演者様、関係者様、お疲れ様でした。
かみさまのおかお

かみさまのおかお

クロジ

俳優座劇場(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

洗練されていました
脚本・舞台・照明・音楽・役者。全てがすべて洗練されていて2時間と言う時間でしたがずっと舞台に集中することが出来ました。
役者個人個人のレベルが高かったのでどのシーンで誰を観ていても面白かったです。更に、プロの高い技術力に加えエネルギー量がものすごかったです。このエネルギーはプロの劇団でもなかなか観ることは出来ないだろうなと思いました。
盛り上げるところは盛り上げ、落とすところは落とす。とにかく引き込まれっぱなしの2時間でした。

このまちのかたち(再演)【多数様のご来場誠にありがとうございました!】

このまちのかたち(再演)【多数様のご来場誠にありがとうございました!】

机上風景

タイニイアリス(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題556(12-299)
19:30の回(晴、それほど寒くない)。初日。18:50会場着、受付、19:00開場。本作、前回もみていまして、前作と合わせて3作目です。椅子と「LOVE ME」…ぬいぐるみにうっすらと照明が当てられた(黒面の)舞台。椅子、クッション、ビデオ機材、自転車、正面の壁に映像…、前回は夏、今は冬、季節は違いますが目に映る「このまち」はさらに迫ってきました。BGMはなく、チラシをめくる音、スタッフの歩く音、空調の唸り。19:27前説(65分)、19:38開演〜20:42終演。開演間際、最前列(通路右側)の前に桟敷席が用意されました。

歴史/過去に対して「if」と「なぜ」という感情があるんだと思っています。悲しみにはこの2つが重なっていることが多い...

12/22追記:たとえば、お客さんのマナーについて→「ペットボトル飲む」「ガサゴソ音を立てて飴を取り出す」「バッグからティッシュを出すのに音をたて、また元に戻すのに音をたてる」「携帯が唸る」..などを経験しました。

件のお客さんは、明るくなっても携帯を少し開き気味に持っていて、また覗こうと様子をうかがっていた...

ネタバレBOX

気になったこと。開演が8分遅れでしたが、特に説明はありませんでした。お客さん待ちというくらいはあっていいのでは?

また、その遅れたお客さん(6分遅れ)、席に座って携帯を取り出し何やら…暗転しても平然とディスプレイを眺めています。手元から顔まで明るくなっても平気…舞台上ではもう始まっているのに…。
ブラックルーム

ブラックルーム

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがのメガバ
五→七→五の順に観劇。
私は五の方が好き。
七は七で面白かったけど2回目の五が凄く楽しかった。
いろいろと分かった上で観る五はゾクゾクした。

ネタバレBOX

メガバの叫びが好きだから叫びが多い五はたまらなかった。
あと五は登場人物がみんな好き。
キャラクターとしては藤崎さんが特に好き。
全体的に五は派手だから観てて楽しかった。
正義関連の話とか好きだし。
マリカじゃないけどあれは楽しい。

七は考えながら観てたからなかなか大変だった。
生き残ってる人とボードの数字を見比べながら…。
面白いけどいちいち数字確認して考えるのがちょっと大変。
「子供だしゆきは生き残るんだろうな」と思ったら案の定生き残ったからなんとも。
頭脳戦が好きな母と友人は七の方が好きだったらしい。
海の眼鏡

海の眼鏡

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2012/12/08 (土) ~ 2012/12/22 (土)公演終了

満足度★★★★

等身大だから
「ずるい」と一言でいえば終わりなんだけど、東さんが描いた年齢をそれにほぼ近い方々が演じることによって迫真の舞台になって伝わってきた。

ネタバレBOX

途中長く感じた部分がありましたが、ラストでそれを忘れさせてくれました。
ブラックルーム

ブラックルーム

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

【初観劇】七鬼神編・五邪鬼編
七鬼神編、五邪鬼編ともに観劇致しました。
初めてのメガバックスさんだったのですが、前評判に違わずキャストの方一人一人の力量を感じました。
筋の通った脚本と、それを息づかせるキャストの皆さまの表現力、過去にさかのぼって何作も拝見したいと思う舞台でした。
細かい感想はネタバレにて。

ネタバレBOX

【七鬼神編】
先にこちらを拝見しました。
閉ざされた空間の中で始まるゲーム(と言っては田所さんに怒られてしまいますが)という、不謹慎ながらわくわくする設定を楽しませていただきました。
ルールを理解した後は、舞台前のボードの数字を計算して登場人物たちの心理を予想したりと、普通の芝居ではなかなかない楽しみ方をすることが出来ました。

初めの方で奥様が場を流すため、誰か(自分?だったでしょうか)に複数票を投票する際、旦那様が誰に入れたかを聞いて同じ人に投票すれば自分の票を無駄にせずに済むのにと思っていたのですが……
あれが、後々田所さんに入れたと思わせないように、「そういうことに頭が回らない人なのだ」と思わせるための伏線であれば見事でした。

ゆきさんの演技が、子供っぽさが鼻につくことのない自然な振る舞いで、素晴らしかったです。
お母様の台詞、「中学生になったら給食がなくなるんです」は、私がこれまで聞いた中で屈指の名台詞でした。

最後のどんでん返しでゆきさんを持ってきたところも、非常に心地よかったです。
ただその伏線がレイトン教授というのはあまりにも露骨すぎるようには思いました。
もうひとつ何か伏線があると、より唸らされたのではと思います。

そしてとても素敵な話であったのですが、新婚のご夫婦が、夫婦に見えなかったのが残念でした。
お互いに愛情があるように思えず、特に旦那様が本当に奥様を愛していらしたようには見えなかったため、ラストも今一つ迫るものがなかったように思います。
親子に関しても、ゆきさんのけなげさ(と、ある種の恐ろしさ)には胸を打たれましたが、やはり親子には見えませんでした。
特にお母様が、「いわゆる母親を真似ている」ように感じました。
他人同士が集まる空間だからこそ、元からの関係性が希薄になってしまったのは惜しいように思われます。

ただ、それを差し引いても、最後まで楽しむことが出来ました。
私はどちらかというと、七鬼神編が好きでした。



【五邪鬼編】
救いのない地獄絵図と伺っていたので、かなり身構えて見ていたのですが、そこまで悲惨でもなくほっとしました。

SONY社員の藤崎さんが銃を振り回すところでは、まるで自分がその場にいるかのような臨場感を覚え、次に銃口を向けられるのは自分なのではという恐怖すら覚えました。

一方、まりかさんの狂気はやや使い古された表現のように思いました。
一時期よくいたバトル・ロワイヤルの世界に憧れる女の子という印象で、もうひとつ進んだ狂気の表現を受け取りたいと感じました。
まりかさん周辺のどんでん返しはそれほど意外に思えなかったので、登場したばかりの頃などはもう少し分かりにくくしてもよかったように思います。



【二作を通じて】
全体的に、女性の衣装が合っていないように思います。
もっとキャラクターや本人の体型に合うものを選べれば、もっと作品に合う形で洗練されるのではと感じました。

キャラクターの作り方、関係性が、いずれもステレオタイプに感じました。
何かひとつずつでも要素(独自性)が加わると、この作品ならではの人物像になったのではと思います。

また上記に付随して、いわゆる優しい人→暴れる、母→子供を守るために冷酷になる、冷たそう→意外といい人というそれぞれの豹変が、基本的に予想の範囲内であったのが惜しく感じられます。
「極限状態に陥って本性が出る」を表現するならこうするだろうな、というステレオタイプな変化だったので、メガバックスさんならではの豹変(意外性)がもっと描かれるとよりのめり込めたように思います。



最後に、キャストの皆さまが兼ねていらしたスタッフの見事さに、本当に感動致しました。
きびきび無駄がなく丁寧で、一流ホテルの案内を受けたようにすら感じました。
時間通りに始まる舞台も、非常に心地よかったです。
これからも足を運ばせていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
オートロックロックナット

オートロックロックナット

ソラリネ。

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと
ストーリーのつながりが分かりづらいところがあったかなと思いました。。スイマセン。。


健康のため、一時間おきに一五分程度の休憩を取りながら遊びましょう。

健康のため、一時間おきに一五分程度の休憩を取りながら遊びましょう。

613

OFF OFFシアター(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

2団体
不思議な世界でした。

ネタバレBOX

セットと照明がおしゃれ♫
両方の公演をみたことがありますが、
全くテイストの違う団体2つがうまく混ざり合って不思議な世界を醸してます。

ダンスが楽しい。
オフィスのシーンがリアルで役者さんの力を感じました。
内容がダークなんですが、後味は悪くなかったです。
泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2012/12/13 (木) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

感奮興起
ラスト、私もハジメ少年に「生きよ」とエールを送っていた。ハジメ少年をぎゅっとして背中を押してあげた。劇場を出て、私はハジメ少年のように手を力いっぱい振り上げて真っ正面を睨みつけて帰った。

ネタバレBOX

今回2回目だったが初回時ほどの感情の昂りはなかった。タイトルから最後には前回の飛行機よろしく機関車が現われるのだろうと予想したらその通りだったし、メインのセットが左右に開閉する場転、雨、照明等々の意匠が前回と同様だったのでこれらに関して2回目にしてマンネリを覚えたからだろう。と言ってもいずれも素晴らしいことに変わりはないし、紅テントの裏が開いて外界に開放されるのと同じく、この型にはまった美術意匠あってこその桟敷童子なのかもしれない。大手がその時代の8歳の少年を生ききれたのは(芝居同様)その他役者陣の奮闘・援助があればこそで、そこには劇団ならではのチーム力が見出せた。これぞ演劇!
ブラックルーム

ブラックルーム

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

とにかく・・
怖かったです。五邪気編を観ましたが、怖くて寒気がしました。これも、役者さん達の演技力のすごさならではの怖さだと思いました。すごい演技力でした。でも、ストーリーとしては、残酷な感じがして、私の好みではありませんでした。好みが分かれる舞台だと思います。七鬼神編もさぞかし怖いのだろうと思っていましたが、皆さんのコメントを見ると、頭脳ゲームとの事で、どんな舞台なのか気になりました。

ゴジラ

ゴジラ

雀組ホエールズ

千本桜ホール(東京都)

2012/12/18 (火) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ハチャメチャで
活気があって、楽しく、そして可愛いやよいでした。

ネタバレBOX

棚橋幸代さんにはオードリー・ヘップバーンみたいな可愛さがありました。

ゴジラはゴジラとして登場しましたが、大島の噴火のことかもしれないと思わせる面白さもありました。

良かったです。

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