鳥とホームレスと女と先生 公演情報 タイタニックゴジラ「鳥とホームレスと女と先生」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    I'm Like A Bird
    高木氏はろりえの中では一番の野蛮人のように見えたケド、
    自分の作品では、ろりえよりもロマンチック探偵みたいだった(笑

    パワフルな芝居を予想して
    なんとなくディーゼルのパンツをはいていった自分は
    やっぱりなんとなく当てが外れた(なんとなく予感はしていたけど(笑
    感じだけど、観終わったら「これも良いかも」という気になっていた。

    ちなみに高木氏は
    自分の作品のロマンチック?が恥ずかしかったのか、
    アフターの一人芝居では何故か大工の格好をしていたのもちょっとウケた(スミマセン(汗

    サンリオピューロランドにいそうなキャラクターも・・心の眼で見れば、いたような気が・・鳥とか(褌は無かったけど

    ネタバレBOX

    チラシのオッサンが現実世界の主人公の姿なのカナ・・?
    舞台上の主人公は、オッサンの頭の中にある自分の若いときの姿なんだろうか。

    宝玉が出てきたけど、
    あれはチラシに出ている公園にある遊具を
    オッサンが頭の中でデフォルメしてるんだろうか?

    そうだとすると、モンハンなんかのゲームによく出てくる
    『宝玉』をネタにしているってことは、
    オッサンを自分たちの将来の姿に例えているんだろうか?

    少年って、主人公の子供のころの姿なのかな?
    無邪気で、なんでもやりたいようにやるのに、上手く言葉にあらわせない。

    女の子の家から逃げてきた飛べない鳥は、今の主人公の姿なんだろうか?
    だとすると、女の子は出てきた家の奥さんの若いときの姿なのかな。

    そんななかで、『先生』だけが他者なのかな?
    主人公は時に苦痛を与えたいと願い、また逆に苦痛を受けもする。

    彼は、先生であると同時に、友達であり・・・そしてたぶん昔の恋敵(と想像(青春だねい
    本気になってケンカしたり、一緒にドラム缶風呂に入ったり、鳥や少年や主人公といっしょに川の字になって寝たり。
    (そういえば自分もこどもの頃、子どもだけで河原でたき火をしてあったまったりした(今は危険

    夢の野原は風が気持ちよさそうで、夜空も綺麗みたいだ(帰りの冬の夜空がキレイなのを見て、空がきれいな冬に似合った舞台だな、と思った。そう言えばきょうは夕日が綺麗で、富士山がそのなかにクッキリ見えた

    マンガなんかを見てても分かるけど
    主人公のそばに鳥が一羽いるだけで、
    世界がぐっと広がって軽くなる気がする
    (やまむらはじめのマンガなんかが良い例だと思う

    飛べなくても、いつか飛べるんじゃないかって気がする。
    人間じゃない生きものに見つめられて、世界が深くなる。


    自分も長者ヶ崎の海辺の草むらに寝転ぶのが好きだけど、
    あのあたりは見上げるといつも空高くに鳥が舞っている(伊丹の空も凄かったなぁ・・

    見上げた空の鳥を眺めるみたく
    観れる舞台も悪くない・・ていうか、
    みんなもとこういう舞台を作ったらいいよ、と思った(笑

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    2012/12/20 23:50

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