最新の観てきた!クチコミ一覧

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ゴリラと最終バス

ゴリラと最終バス

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

怒濤のごとくかつ颯爽と◎
年始から良いもの観ました! 

ガチャガチャ広げつつも、勢いよくリズミカルにコミカルに繋げていって、最後収まっていく感覚は鳥肌モノ◎ 

普段『観た方が良いよ』とか言わなのですが、今回は是非ご観劇を☆

ネタバレBOX

オープニングですが、暗転してから急に舞台上にキャストが現れるので「どうやってあの短い時間で登場したの???」と驚かされました!
パブリック・リレーションズ

パブリック・リレーションズ

JACROW

OFF OFFシアター(東京都)

2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

今年初観劇!
観劇しつつも出社して一日仕事した感じがした。
無理強いをするのも受けるのも毎日の事だし、頭を下げるのも下げられるのも毎日のこと。
決して重くならずニヤつきながら面白く観劇。

ネタバレBOX

寺十吾さんが「立川談志」に見えた。(笑)
垣本朋絵アラカルト 『 不在のD 』

垣本朋絵アラカルト 『 不在のD 』

激情コミュニティ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2013/01/12 (土) ~ 2013/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

無題585(13-010)
13:00の回(晴、あまり寒くない)。12:26受付(整理券あり)。12:30開場。L字型の座席配置で、バビロンのときと同じですが、最前列はベンチシート、クッションがあってもお尻が痛くなったのでした。入口側は6列くらい、横(Lの縦棒)は2列…ここの後列、パイプ椅子は段差がありお勧め。13:09開演〜14:58終演。maimuimaは3作目、先月、バビロンの時もみていますが、その時は右から、今日は左からで距離は相当近い。

気になったこと。開演の40分前受付と(貼り紙も)あったけど時間になっても案内がない、入ってからは開演時間を過ぎても説明はない、13:03前説の時にも何もない。けど、終演時には開演遅れについてコメントがあった。 ということは遅延について認識があったということで、ならば事前に説明すべき。遅れたお客さんを待つのは構わないし、準備が遅れたのであれば仕方がない、でも、並んで待っているお客さん、着席して待っているお客さんに対する説明責任はあると思うのです。

内容:やはり好きです。スナイパーは隠れてしまったのか登場しないけど、揺れ、流れる身体を間近でみることができました。終演後「不在のD」台本を購入。

ネタバレBOX

「D」というのはイニシャルに違いないと思い込んでいたので最後まで何のことかよくわからずみていました。台本をパラパラ…AとかFとか…確かに。3部屋ずつの2階建てらしく「D号室が不在」。共用の談話室(食堂?)がありそこが舞台。なぜいないのか、部屋は解約されているようだが飲みかけのカップは置かれたまま、最後にあった時に渡された紙片に書かれいたのは電話番号、かけてもでない…鍵はかかっていたことに答えは与えられず終わる。同居人たちの何ともない会話、デジタルノイズのようなリピート、表情と無表情。

ダンスは時々みますが、ソロ前半…暗い(内容ではないです、照明)。赤い…朝焼けや夕焼けではない赤外線のような印象。

後半、音響のトラブルかと思いましたが、3歩進んで2歩下がるということでした。
東京ノート

東京ノート

東京デスロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/01/10 (木) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

TOKYOが際立つ演出
私が「東京ノート」の舞台を観るのはこれが3回目だが
これほど「東京」を意識して観たのは、このデスロック版が初めてだと思う。
そして更地(?)になったアゴラ劇場を見たのも初めてであった。
デスロック4年ぶりの東京公演は、「ここ東京で」演じ、観ることを強く意識させる舞台だった。

ネタバレBOX

貴重品以外の荷物を預け、靴を脱いで劇場への階段を上がる。
なんで靴脱ぐの?と思いながら劇場へ入った途端「へー!」と声を上げてしまった。
真っ白なふわふわ毛足の長いじゅうたんが敷き詰められ
ベンチにはもう座る余地がなくて、大勢の人が絨毯の上に思い思いの格好で座っている。
どこで芝居するのかなと思うほど、特に空いているスペースもない。
やがて役者さんが観客の中に混じっているのに気づく。
ミラーボールが下がり、大きなスクリーンや鏡が私たちを見下ろすように設置されている。

オープニング、ひとりの役者さんが立ち上がって出身地について語り始める。
次々と役者が立ち上がり、出身地とそこでの思い出などを語る。
同時多発的に発信される出身地情報は、「場所」だけははっきり聴きとれるように
あとは尻つぼみに声が小さくなり、やがて途切れ、また続きが始まったりする。
客の間を、敢えて狭いところを選ぶように縫って移動しながら…。
やがてスクリーンに映し出された2013年の文字が近未来に変わる。

演出の多田淳之介さんが登場して
「どうぞ好きな所へ自由に移動しながら観てください」と言った。
そして、ヨーロッパで戦争が起こり貴重な絵画が東京に避難して来ているという
その美術館で、日本人の日常が語られ始めた・・・。

地球のどこかで大きな戦争が起こっている時に
東京の美術館では、めったに見られない絵画を鑑賞しつつ兄弟が再会しようという
平和でのどかな集まりが計画されたりしている。
絵画好きな長女(松田弘子)を中心に久しぶりの再会を喜び合いながら
実は親の介護、夫の浮気など様々な問題を抱えた人々が集う。

東京デスロック主宰の多田淳之介さんは、この4年間東京公演を休み、
埼玉県富士見市の市民文化会館「キラリ☆ふじみ」の芸術監督として活動し
同時に東京以外の場所とネットワークを育んできた。
この間彼がやってきた“さして芝居に関心のない人々を劇場に呼ぶ”ということ
そのための様々な試みが集約されているような東京復帰公演だった。
興味を惹かれ、驚き、参加することで、演じる側と観る側が一体となる空間。
「なんだろうねぇ?」「これ、どうなるんでしょう?」という暗黙の
客同士のゆるいコミュニケーションから始まって
途中見えにくいからと移動したり、足が疲れて投げ出したり自由な感じが新鮮。

ただね、ちょっと疲れました・・・。
居酒屋だって掘りごたつ形式が主流でしょ。
床に座った位置から役者さんの表情を見上げる、高い所のスクリーンの文字を見る、
その動作に首が疲れて途中下向きたくなるし、
やっぱり椅子に慣れた生活していると、アフタートークも含めて2時間強
床に座る姿勢がちと辛いかな。
背もたれのないちっちゃいスツールでもいいからあったら嬉しいと思った。
でもあの自由度の高さと白いじゅうたんの触り心地は最高で、横になりたかったくらい。

青年団の松田弘子さんは、前回上野の美術館での公演に引き続き長女役で
安定感と同時に“市井の暮らし”を感じさせてとても好き。
この人の日常感が、戦争している世界とのギャップを際立たせる。

多田さんはこの4年間“大きくなりすぎた地方都市”としての東京を見て来たのだろう。
デスロックの東京での活動は、劇場を一度更地にするところから始まった。
名作と言われる作品でも、余白では気負いなくこれをやっちゃうところが素敵。
多田さん、ふじみもいいけどこれからまた東京も楽しみが増えました。
イキナリスタ☆

イキナリスタ☆

劇団ダブルデック

東京アポロシアター(東京都)

2013/01/13 (日) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
ダブルデックめちゃくちゃ面白かったです!楽しみに待ってましたが期待以上でした!いつも通り役者とスタッフの一体感素晴らしかったです(^o^)

ゼロ

ゼロ

Blue Shuttle

ABCホール (大阪府)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

熱い!
零戦だし、戦争だし、躊躇したけど
観に行って良かった。

ネタバレBOX

セットがないステージで
男性ばかりの演者がさまざまなモノになりながら
表現しています。

飛び乗るとき。
離陸するとき。
加速するとき。

雲になったり、鳥になったり。
時にはキャバレーのオネエになったり(笑)

情景が思い浮かびます。

時間軸が行ったり来たりするのですが
それがエピソードを際立たせてるように思いました。

一人…一人…散りゆくさまは誇らしく気高い。
この時代に生まれてしまった故の儚さ。
主役であるトキコウヘイは運命なのか生き延び
皆を見送る。

一人一人に敬礼をして。

客席から自分も彼らに敬礼を贈りたかった。

役者の身体能力と表現力!
若さ溢れるステージでした!




熱海殺人事件3部作

熱海殺人事件3部作

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

熱いねぇ
「友よ、いま君は風に吹かれて」を観ました。AKT STAGEの代表である逸見さんの部長はすごくかっこ良かった!!せりふの駆け引き、演者・客席と目と目が、視線がみえる小屋での公演だからさらに迫力満点でした。さすが本家ですからね。

それはさておき恋はくせもの

それはさておき恋はくせもの

劇団レクラム舎

スタジオAR(東京都)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/18 (金)公演終了

満足度★★★

それはさておき
初めて観たこともあり色々新鮮でした。

ネタバレBOX

内政干渉とか、信託統治とか、PKOとか、何か国家間の紛争を皮肉ろうとする意図があるのかとも思いましたが特にそうでもなく、どうしようもなくなってラスト腹を切って終わらせたって感じでした。

死にたがっている老人に暴力を加えることが自殺幇助的な行為なのか、上手側の家の夫婦にももっと問題があっても良いのではないか、今一華のないちょいイケメンだなとか、医師は冷たい感じの美人だなとか思いました。

テレビや戸棚の輪郭をマジックで書いたような背景も新鮮でした。

それはさておき、ベテランと思しき年配の役者さんの多いこと多いこと、若手の劇団に客演されれば化学反応が起きて素晴らしいことになるのではないかと思いました。
捨て犬の報酬

捨て犬の報酬

おぼんろ

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2013/01/12 (土) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

私を忘れないで、という思い
凄い芝居を観た後は、いつもその場でアンケートに感想を書くなどということが出来ない。おまけに昨日の『捨て犬の報酬』は、続いた次の団体の芝居を観ることも出来なかった。暫くの間、何も目に映らないくらいの衝撃でした。
忘れ去られた者の深い深い深い悲しみと声に出来ないままの慟哭。それを、絶対に安い自己憐憫に丸めてしまわないで描く脚本の力。その脚本を(これは演者の解釈も含めて)表現する語り部の凄み。
なんで30分でこれが出来る?!この劇団の持つ力って、どこまで底知れないのかと思いました。
ほんと、芝居観て泣くとか、そういうの安くて嫌だとか言ってごめんなさい。終演後トイレに駆け込んでわーわー泣いた。
もしかしたら、この作品と『ゆめみるふぃーゆ』をセットにして『まめ芝。』イベントに参加したのが意図的だったとしたら、すごい策士だし、たまたまだったとしたら「なんかそういう人」の加護をこの劇団は受けてるよ。
二つの作品には共通したテーマがある。そのテーマが多角的に語られます。ぜひとも『ゆめみるふぃーゆ』と『捨て犬の報酬』両方参加してください。極上です。

"STRAYDOG"新年会LIVE

"STRAYDOG"新年会LIVE

“STRAYDOG”

池袋GEKIBA(東京都)

2013/01/09 (水) ~ 2013/01/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題584(13-009)
19:00の回(晴)。STRAYDOGは「女の子ものがたり」、「問題のない私たち」を2回、「淑女のお作法」を1回、と少々偏っています。イベント物は気後れするので苦手なのですが、MC重松さん&住吉さんということでしたので、これが面白くないわけない..と思い、みにきました。18:35会場着、受付は1階にありました。ドリンク、焼きそば、おにぎり、会場は賑やか。19:08開演~21:46(途中休憩あり)終演。次から次へと各チームの「発表」...芝居、ダンス、歌、マジック、映像、じゃんけん大会。会場は狭いけどどれも楽しい演目。これに輪をかけてMCお二人のやりとり。ホントにアルコールが入っていたのか重松さんの暴走っぷり。これが笑いを外すことなくブチ切れ寸前までヒートアップするので笑う笑う...。最前列のこれまたアルコールを聞し召された方へのツッコミも巧い。それに対して住吉さんが騒動を鎮静化しようとするがなかなか止まらない。吞んだオヤジは強かった。機材が不調で映像がすぐに映らず、客席に向かって「ここにお医者さんはいませんか」と言った時には、この人ってどんだけ引き出しを持っているんだろうとさらに感心。

罪を喰らう

罪を喰らう

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

みた
美術が好み。
離島、という設定などから、月の岬を思い出した。

ネタバレBOX

怪我をしてる巫女ってなんだかエロい。綾波レイを思い出す。
更にそれが、下着1枚の男と何日も部屋にこもるっていうインモラルな感触。
口伝という言葉まで淫靡に見えてくる。

ずっと他人の罪を喰い続けてきた人間が吊られているというむごさ。

そこらへんを含めて、想像力で広げられたら楽しいかも。

罪を喰らう

罪を喰らう

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

無題583(13-008)
19:30の回(晴)。18:46受付(整理券あり)、19:00開場。BGMなし、舞台が高めで最前列はミニ椅子、2列目からパイプ椅子。19:27前説(90分)、19:34にも前説(場内アナウンス)~BGM入って暗転~21:04終演、アフタートーク(ゲスト:あひるなんちゃらの関村さん)21:09~21:34終了。奇しい..という表現がいいのか、この世のものとは思えない因習...ここから世の中の忌まわしい出来事が生まれる...ということらしいので想像力を働かせていたいのだけれど、当パンには役名しか書かれてなく、関係(兄弟なのか、ご近所さんなのかとか)を整理するのに時間がかかる...ぜひ相関図などをお願いしたいのでした。

ネタバレBOX

罪を喰らう、ということがどのくらい凄いのかは、会場全体がビビってしまう最後のシーンでしか感じなかったのは想像力の問題だろうか。乾ルカさんに「蜜姫村」という作品があり思い出す。

どれほど都会とは違っているかが描かれていないし、核心に至るまで何か不思議なことがおこるわけでもなく、だからその代わりに横恋慕が描かれているのか、村全体の様子もわからず、などなどで「罪喰人」の代替わりに緊張感が伴なってこない。

小説ではなく、映画でもなく、芝居という形態で現すためにお茶を出すシーンに時間をかけるのは(退屈だとかということではなく)なぜなのかがわからなかった。

罪人は罪から免れ、罪を犯してしまった相手方はどうなるのだろう...このあたりはさらっと描かれていたけど、「そういうものだ」と己を納得させて...おしまいなのか。加害者が裁判を受け刑期を全うしたら(≒罪を喰らう)、被害者はすべてを赦し気分新たに...にはならないと思うし...ならばこの因習は、誰のためのものでしょう...永く引き継がれているのでこの村にとって欠かせないなにかがあるはず...?

このお話は面白いのだろうか。
東京ノート

東京ノート

東京デスロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/01/10 (木) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

見ておいていい作品
舞台、その有り様自体が異色の芝居でありました。
驚いたという以上に、僕は愉快でしたね。こういうやり方もあるんだなと。
評価の分かれる演出でしょうが、僕は支持したいと思います。
(ちなみに、当日券は余裕があるそうです)

ネタバレBOX

靴を脱いで入場すると、そこは奇妙な空間。
真っ白な毛足の長い絨毯、中央にベンチが三つ、壁は黒をベースに所々に白い四角の模様。
三方の壁には、三つの大きさの異なるスクリーンとモニター、二つの大きな鏡。
天井にはミラーボール。
背後には、モダンアートのオブジェ、美術関連のパンフレットが置かれた棚、屑籠。
客は好きな場所に座っていいという。ここで芝居・・?
見回していると、客に混じって役者がいるのに気がつきました。なにが始まるのか?
場内が暗くなり、スクリーンとモニターに英語で様々なメッセージが流れ始めます。Where are you from ? 音楽が止み、役者たちが立ち上がると、自分の出身地や上京した経緯を語りながら彷徨います。
これは戯曲にはないプロローグです。本編でも同様に、役者たちは客の合間をぬって移動し、ベンチに座ったりしながら演技をすることになります。
プロローグの終りに、演出家が登場して、上演中も好きな場所に移動して構わないと言う。ホントに大丈夫?
結論を言うと混乱はありませんでした。戸惑っていた僕も段々と高揚してきて何回か移動してみました。面白かった。慣れないことをしてかなり疲れましたが。

このやり方で2時間以上は無理もあった。ツキアイキレナイ客もいて当然でしょうね。
けれども、この戯曲にカットできる余地はなかったでしょう。
さすが平田オリザの代表作ですね。ただの通行人と思えた人たちが過去に繋がりがあり、たまたま束の間の再会を果たすという`偶然`を描きながら、一箇所として展開に必然性を欠いた、あやふやなこじつけは見えない。初演当時の日本と東欧、バルカン半島から中東まで、歴史的状況を取り入れた作劇が古びた印象を与えないのも大したものです。

多田淳之介の演出のテーマは、客を見られる存在にも成すということにあったと思います。この4年余り地方との関わりから生まれた観客が参加する演劇への興味の発展、地域・東京での活動のテーゼであるのでしょう。
そのスタートダッシュにこの大胆さで臨んだ度胸と志を、僕は買いたい。

多田はあえて奇を衒てらう演出を試みましたが、作品の大事な本質は表現出来ていた点も評価しておきたいと思います。
例えば、最終シーンの泣いたら負けの「逆にらめっこ」です。
役者も好演しましたが、暗転のあと、年代が進んで 9999 そして 0000 になる映像と美しいピアノの旋律が胸を衝きました。
平凡な人間の、けれども切実を極める心の痛み。それでも、ひとは生き続ける・・。
演劇理論や批評性から語られることの多い平田オリザ作品の詩情をよく描けていたと思います。

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

Bunkamura

シアターBRAVA!(大阪府)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

こんな大作を観るのは初めて
休憩2回、トータル4時間超え。こんな大作を観るのは初めて。
ただ、これほどの長時間でありながら、退屈せずに観つづけられました。見せ方がうまいんですね。たぶん。
個人的に、美術的なところが好き。映像(プロジェクションマッピングというのかな)がうまく使われていたと思います。
しかし、この大作を1日に2回やるなんて、役者さんはタフですね。

記憶のない料理店

記憶のない料理店

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アトリエ劇研・同志社大学寒梅館クローバーホール(京都府)

2013/01/08 (火) ~ 2013/01/12 (土)公演終了

満足度★★★★

隙のない丁寧な作品
隙のない丁寧な作品だなと思いました。
一人芝居で、一人三役、きれいに演じ分けられていて、一人ひとりのキャラが良く分かる。話の内容も、笑いあり、最後にドラマありでうまくできていたと思います。

ただ、良く笑っている人がいる一方、私の隣の人は寝ていたので。
好みが分かれるのかも。私は好きでした。

上演時間:70分

【DRUG STORE】

【DRUG STORE】

アヴァンセ プロデュース

吉祥寺シアター(東京都)

2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

強引かつ
蜷川さんのソレも感じるオープニング映像のあと、
演出・脚本の坂上忍のナルシズム爆発な芝居。
楽屋オチ・エロ・台詞の汚さ、全部混ぜても作品として成立させてしまっている同氏のアングラ的力技に恐れ入る。
小屋内は役者も咳き込むほどのホコリで観劇にはマスク推奨。
TMの木根さんは、こういう脇役キャスティングの方が似合う。
周防ゆきこがエロキュート。
(恐圧的)演出のおかげ?で、30名の役者の一体感は出てる。

茶番劇《終演いたしました!!!本当にありがとうございました!!》

茶番劇《終演いたしました!!!本当にありがとうございました!!》

味わい堂々

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/01/08 (火) ~ 2013/01/13 (日)公演終了

満足度★★★

くどいかなあ
戦争を想起させる効果音がB29っぽいのがちょっと。
本当に、本気で戦争反対なのかなと、疑問に思ったりした。
作っている人たちも茶番ってことでくるまれちゃうと、見に行く私たちも茶番になっちゃうので、それはちょっと困ります。
意欲作だろうとは思うし、役者さんは上手かったんですけど。

ゴリラと最終バス

ゴリラと最終バス

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

いつもと変わらないクオリティー
良くも悪くも・・・いつも同じ芝居を観ているような気分にさせられてしまいます。

神戸さん、ねこさんは最高。あとのキャストはなんだかなぁ・・・な印象。学生っぽい(実際に学生の方もいるようですが・・・)人がチラホラ、駅前劇場でやるからにはもう少し頑張っていただきたい、特に男性陣。

グルリル

グルリル

sunday

パルテノン多摩【旧情報】(東京都)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/12 (土)公演終了

満足度★★★★★

キラキラした世界
ずーーーっと見ていたい、壮大な物語空間!!ものすごく期待して見に行って、それを上回る驚きと感動をもらいました。まだ1月上旬にも関わらず、2013年のマイベスト舞台なんじゃないかと思うほど見とれて、あぁ永遠に見てたいと思いました。10の世界が少しずつずれながら並行世界として表現される物語のスケールにはただただ圧倒されます。本当に10人で演じ分けているのかと思うほどのたくさんのキャラクターが登場しているのに、瞬間、瞬間で別のキャラクターに切り替わっているのが目に見えて分かり、徐々に世界同士の連関が見えてくるのが本当に楽しいです。そして、美術や音楽や照明と合間って、その瞬間、瞬間が美しい。この世界を体現出来る役者さん達は本当にすごいし、舞台でしか見れない至福の時間でした。もう、ただただ楽しかったです。しばらくはパンフレット見ながら余韻にひたります。

真春日へ

真春日へ

Kermit Office

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2013/01/12 (土) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

よい企画
上演時間70分休憩あり。モツ40(全曲):もの悲しい。春の祭典(抜粋):緻密にしなくて正解、チャレンジに拍手。曲として成り立たせ、かつ、うるさくならない音量となるために、アンサンブルは必要で十分な構成だった。中野でも生演奏とのコラボを観たが、良い企画で今後も期待。

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