最新の観てきた!クチコミ一覧

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小型

小型

3.14ch

d-倉庫(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめました
カフカ的シュールな大人のファンタジー。セットと映像が印象的でした。妄想(?)の内容はちょっと陳腐な気もするけど。

小型

小型

3.14ch

d-倉庫(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

紐パン
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

ネタバレBOX

デザイナーの本山田健一郎(内田龍)は、妻(前彩子)と喧嘩した翌朝、なぜか小型(全長17cm)になっていた。それを機に蟹崎(樋田洋平)と堂々と不倫しだす妻。そして離婚させられ、蟹崎と妻のペットとして生きていくことに傷つく健一郎。その健一郎の前に何人もの小型の妖精が現れる…。

舞台は健一郎の部屋の片隅でPCとかが大きく作られたセット。妻の姿は映像で足音で振動が伝わる臨場感。いい感じ。
妖精は、人間と違って完全なもので健一郎が望んだものを与えてあげると言う。健一郎は不完全を望むと妖精らは人間のように愛したり妬んだり傷ついたりして、最後はドンパチまで繰り広げる。そして、健一郎の元には結局蟹崎と別れた妻が残る…。

妖精の存在とはなんなのか。「人間的」って連呼してたように、健一郎(王様)を中心に、人間的な蠢きを演じてみせたショーだったのか。妻(人間)に傷つけられた健一郎を慰める優しさだったのか。よくわからんが、ニガいファンタジーさが気に入った。

富岡英里子の表情がいい。ドンパチシーンが単純に面白い。
1929年のルバート

1929年のルバート

創造旅団カルミア

座・高円寺2(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/21 (木)公演終了

満足度★★★★

わかりにくいところもあったが・・・
他の媒体で露出したものを見たり聞いたりせずに観たが、これはこれでちゃんと一つの作品として成立していた。生きるということは他の人と同じ時間を共有することという、メッセージもちゃんとあったし、よくできていたと思う。音楽はエレクトーンだろうか?壮大な感じでとてもよかった。私はこの作品をアニメで見たいなあ。

ネタバレBOX

3・11を体験した人なら感じるはず、なにげない日常がどんなに大切なものか。最後の場面は、涙だぅた。
御殿場☆ミラクル

御殿場☆ミラクル

劇団ロンドン坊や

APOCシアター(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか
ちょくちょく入る細かいギャグが好きでした。役者さん達のキャラもそれぞれ立っていてよかった。

教授

教授

アトリエ・ダンカン

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

ほどほど。
久しぶりの鈴勝さん演出の観劇。
こんなに毒のない方でしたっけ?
今回の原作は読んだことないですが、
五木寛之作品は基本的に好きなので毒なくて良かったです。

役者も演出も「大きなハズレ」はないのでほどほどに楽しんで帰ってこられました。

ネタバレBOX

ただ、岡田浩暉さんはあれだけではもったいない!
高橋一生さんのやられていた上原を岡田さんがやったらピッタリきたのでは」ないかと…。

高橋一生さんはあの役にあってなかった気がしました…。
彼は、佐々木さんがやられていた息子役をやっていただきたかったなぁ。
五木寛之作品に出てくるああいう役が得意だと思うし、
かなりいろんな感情を揺り動かしてくれたのではと思ってしまいました。

田中麗奈さんは、後半の落ち着いた芝居が良かったです。
範宙遊泳展

範宙遊泳展

範宙遊泳

新宿眼科画廊(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/27 (水)公演終了

満足度★★★★

楽しい体験
二部構成で舞台も面白く、楽しい体験でした。
前半、楽しい時間はひとり芝居でしたが、レジュメもあり、よく伝わりました。狭い空間で役者さんの熱が伝わる距離で演じられるので、透明人間気分が味わえました。

ネタバレBOX

雨の設定が良かったと思います。原発事故を暗示しているようで、着眼点が良いと思いました。ただ、ランニングマシンの下りは独り言が多い印象でした。ランニングマシンが分かりにくかった印象もあります。止まる時に両側にピョンと着地したり、始める時、止まる時にゆっくりになる様子が分かると良かった気がします。

彼はコラムニストかと思いましたが、最初の模造紙の内容はピンと来ませんでした。アンケートが辞書になっていたのは意外で、ちょっと恥ずかしかったけど面白かったです。通信のシーンが一番楽しめました。彼女がバービーだったのも驚きましたが、おばあちゃんが怪獣だったのが面白かったです。叔父さんは戦争話を自慢する所がウルトラマンぽくて良かったです。ヒモが見えてなかったので、意外性がありましたし、話す様子も楽しかったです。小さな可愛い怪獣が気になりました。

後半の幼女Xは、展開が意外で、演技力が凄いと思いました。リョータ君の寝癖製造機や家族を赤血球や血小板に例える発想が面白く、表現も良かったです。姉が傷口というのも上手いと思いました。細菌君も、社会から徐々に乖離していく様子が見事でした。

社会的に下流でもがく若者の心情が、成功者である姉家族との触れ合いで徐々に明らかになる様が素晴らしく、時間を忘れて見入りました。ただ、リョータ君が細菌君を見送るシーンで二回顔を上げましたが、同じ方向を見たので、細菌君がその場に留まっているような印象がありました。視線を動かして欲しかったです。あとは、素晴らしかったです。

外科医は一番好きなキャラです。「座ろう、座ろう、スワローテール」は、いつか使ってみたいです。ラストも、細菌君の純粋な思いが子供時代に戻っていくようで、印象的でした。珍しい見方で、楽しかったです。

スタッフさんの案内も必要最小限で良かったと思います。ただ、席を移った際に荷物から離れたのが途中で気になりました。貴重品は持つようにアナウンスして貰えたら良かったと思います。机をくぐれなかったのは残念ですが、とても楽しめました。

トリオ

トリオ

LEMON LIVE

OFF・OFFシアター(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★★

圧倒的におもしろかった!
第2回公演から欠かさず観てます!
毎回たのしませてもらってますが、時には「期待しすぎちゃったかな」ということもありました(^^;
でも、この第10回公演『トリオ』は大満足♪
女優三人のパワフルさには、いっそ清々しさを感じます。
野口かおる嬢はもう、いつもの彼女で言うに及ばず(笑)
西牟田さんの蓮っ葉な物言いもカッコいいし、むっちゃんの可愛らしさの中に隠れたオンナの恐さがまた…。

この日のゲストは多田くん。
ゲストのイケメン枠は終わり、味わい枠(くすっ)になったと言う話だったので(アレ多田くんはイケメンじゃないのか〜)とおもってたら…「多田くんはただ1人の“ツンデレ枠”だったそうです。(笑)

ネタバレは後ほどブログに書く予定☆

ホロヴィッツとの対話

ホロヴィッツとの対話

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

個性が溢れる
役者の皆さんががどう演じるかを期待して見に行ったが、成功されていたと思う。

モア(渡辺さんは最近演劇はご無沙汰等ということであるが)か、周りに気を使いすぎる役柄を、そつなくこなしていた。

エリザベス(和久井さん)はよい奥さんだけど、ワンダ(高宮さん)の姑のような仕打ちに少し切れ気味なところがかわいかった。

ホロヴィッツ(段田さん)は威厳があるというより、芸術家にありがちな(私の偏見か?)子どものまま大人になったそんな雰囲気が漂っていた。

ワンダ(高泉さんは始めて拝見するが)は、驕慢(とまで言わないが)な感じで、なんでも自分中心に考える人であり、よいスパイス(マスタードのような味わい)になっていたように思う。

三谷さんの作品とPARCO劇場とは、長年連れ添った夫婦の相性の良さのようなものを感じさせられた。

獣のための倫理学

獣のための倫理学

十七戦地(2026年1月31日に解散)

LIFT(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

贅沢な空間。
狭小なスペースで展開される1時間40分の密室ドラマ。見応えがありました。

ネタバレBOX

非常に緻密で計算されたストーリーではあるのだけど、冒頭から冤罪が前提として展開されていくので、そういう意味では予定調和な感は否めなかったかなと思いました。
発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場≪公開GP≫(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

公開GP
冒頭で少しセリフが聞き取りにくいなと感じ、円形という特殊な空間からか…とも思ったのですが、だんだん全体にテンポよく流れてくると、セリフも聞き取れるようになり全く気にならなくなりました。むしろ円形であるのが面白かった!!です。
公演に向かってどんなふうに修正されていくのでしょう、楽しみです。
もう一度、見たくなりました!

トランス

トランス

演劇ユニット 虹色cafe

JOY JOY THEATRE(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

とっくに送稿したはず
 Je est un autre. Rimbaudの一行であるが、余りにも有名なフレーズなのでご存じの方も多かろう。“私とは他者だ”と訳せる。但し、通常の仏文法では、be動詞に当たるêtreの一人称単数形の形はsuisであってestでは無い。後者は三人称単数形の形だからである。然し乍ら、この表現にこそ、Rimbaudの天才が見て取れる、と見るのが正しかろう。  

ネタバレBOX

 何でこんなことを書くのか? 疑問に思われるかもしれないので理由を説明しておこう。所謂、統合失調症に至る過程の離人症の話がメインになっているからである。この作品の書かれた当時の精神病理学では、何処からが異常で何処までが正常なのか線引き出来るような段階に達していなかった。現在でも、脳の働きには未解明な部分が大変に多く、明確な線引きが出来るようになったとは聞いていない。何れにせよ、別の見方で正常、異常の判断を下しているのが実情である。例えば、社会参加できるなら正常と看做すなどである。M.フーコーの定義に従えば、“狂気とは純粋な錯誤である”とは言えるが。
 グダグダと以上のようなことを述べたのは、原作にはない問い掛けが、最後の最後に仕掛けられているからである。終盤、3人のうち誰が医者で誰が患者なのかを巡ってくどい程に主客が入れ換わるのだが、3人を残して鉄の扉が閉まるような音がするのである。ということは、3人とも患者ということになるだろう。最後の最後にこのようなどんでん返しが仕組まれていることの意味は何か? それこそ、観客である我々が、狂っているのではないか? との問い掛けではなかったか?
ハイエナ

ハイエナ

沢井正棋プロデュース

タイニイアリス(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

継承
 原作者の悩みや苦しみを通して紡がれたシナリオは、生きることに新たな可能性を見出して爽やかささえ漂う。

ネタバレBOX

 敬一は、おじいちゃん子である。おじいちゃんは、父兄会でも、遊びでもいつも敬一の為に出掛けてくれた。然し、父、母は二人とも一度も敬一の為に出掛けてくれたことは無い。警察の厄介になった時もである。両親の愛を得ていないと考えた彼は、自分の朝鮮人としての血に迷い、その血を嫌って、朝鮮高校の生徒を見付けては喧嘩を売り、叩きのめしていたが、終に、何故、父母が、自分の為に外へ出ないか、その理由を知ることになった。彼の母は、密入国者であった。
 母は恐らく4.3事件の被害者である。足が不自由なのは、親族を総て殺され、自身も足を銃で撃たれて負傷して以来である。だが、何とか命だけは助かり、済州島から大阪への直行便があった船で密航して来たのであった。言葉も分からず知人も無い国へ脱出したのは、故郷では生きることができなかったからである。然し、やっと辿りついた土地でも密入国という負い目があり、中々人前に出ることはできない。如何に他所の国とは言え、彼女の流れ着いた土地は、今では北、南と分断され敵対する同一民族が、複雑な情況を各々背負いつつ生きる場所であった。まして、4.3事件は、島民が北に組みしていると疑われたことが原因である。15世紀迄は独立した王国であった済州島出身ということが分かれば、今、流浪の果に、どちらからもスパイと看做されかねない。まして、この地で子供が出来た。母にとって唯一人の血を分けた家族が、その為に犠牲にでもなったら。そのような不安が母を必要以上に内向きにしていたのかも知れない。然し、それは、恐れねばならない歴史を背負ってのことであった。この国のマジョリティーからは、マイノリティーであるが故に自らの誤ちの故でなく差別され、同胞には、政治的情況、イデオロギーの違いによっていつ何時攻撃されてもおかしくない位置に立たされた母の苦しみ、母を愛し幇助した父の苦しみ、二人の傷の深さ、そして耐えている世界の重さを息子は理解する。そして、おじいさんが亡くなった時、父に諭された言葉が、敬一の魂を撃つ。父は言う。「ハイエナになれ、ハイエナは、他の者が食べられないような物も噛み砕いて生きてゆく。お前も人の噛み砕けないような物を噛み砕いて生きてゆけ」と。何と美しく、強く、尊い言葉だろう。
更に、半分は朝鮮族の血、半分は日本族の血を引いた場合、どちらにも属せないのではなく、どちらをも継承しているのだという発展的な回答を、敬一の友が、自分自身の苦悩の中から築きあげてゆく力強さ、肯定してゆこうとする勇気が、魂を撃つ。
 4.3事件は、分かる者には分かるという形でしか描かれていない。つまり、個々の事件というより、虐殺という情況の普遍化が為されているのである。例えば、母、ウネが故郷を離れる船旅でも、窓が一つも無いことで船倉を表し、1週間の船旅の最初はぎゅうぎゅうだった船倉にゆとりが出来ることを書くことで、亡くなった人々が魚の餌になった事を表すといった次第だ。ここにも、表現者としての苦労の跡が見える。作者のこのような労苦の過程が、作品にも反映している。アイデンティティーと血の問題で悩み続けて来た個人史が、作品をしっかり地に足のついたものにしている。
 現在描かれる日本の若者の作品には、このように世代を繋ぐ経験が無い。共通の分母はとっくの昔に崩壊してしまったのである。この作品は、そういった我々、日本人の足元をも照らしてくれた。
範宙遊泳展

範宙遊泳展

範宙遊泳

新宿眼科画廊(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/27 (水)公演終了

満足度★★★

役者レベルの表現は2 実験性は大
 頗る実験的な作品だ。どう評価するか、或いは、この作品が演劇と呼べるのか、という意見も出てきそうだ。というのも、言葉、身体、空間、時間其々が、互いにある焦点を目指して統合されてゆくのではなく、その反対に競合してゆくからだ。

ネタバレBOX

 先ず、唯でさえ狭い新宿眼科画廊の狭い空間が、設けられた壁によって分断されている。パート1で描かれるのは、2038年3月1日午前5時6分を回ったところ。雨が降っており、外出警戒令が出されている。主人公はそのせいで飼い殺し状態だ。当然のことながら、ここには、3.12以降大量に漏れたセシウムなど放射性核種の影響を見てとることが出来よう。というのも、この日、主人公は結婚式を挙げるはずだったのであり、それが雨でおじゃんになったからである。
 劇場内で渡された説明書にはこうある。外出警戒令が出された時、どうしても外出しなければならない時には、専用スーツを着る。然し、リスキーである、と。それでも若者の中には閉塞感に耐えきれず、普段着のまま外出する者があり雨歩(あまふ)と呼ばれている。今、雨歩が主人公の窓の外を通り過ぎた。
 このような飼い殺し状態の中でもしなければならないことはたくさんあり、各人は、各々の部屋に閉じこもったまま、それらを為すのであるが、その閉塞感の中で、楽しいことを見付けだすのは至難の業になっている。
 パート1は、主人公が楽しい時間を観客から公演開始前に募ったアンケートを引用しながら模造紙に書き出し、楽しみを模索する途中でトイレに立つことにより終了する。
 パート2は、5分間の休憩の後、主人公がトイレへ抜けて行った膝まで位の穴を通って、観客が壁の向こうへ移動することから始まる。
 こちらは、奥の壁にプロジェクターで映像を投影する中に役者が時折入り込んでパフォーマンスを行うという形なのだが、役者の身体の3次元性が、プロジェクターの投影する2次元世界には入り込めないという事実を用いて空間の使用法を変更している。分かりやすい例が壁に投影されたテーブルで食事をするシーンで、役者は壁に直行する床に体の側面をつけ、横向きに身体を横たえるのである。つまり、役者は頭を観客の側に、観客の座った足に直角に横たわっているのである。パート2を演ずる役者は2名。然し、プロジェクターで投影されるのは、何も風景やシチュエイションばかりではない。言葉も投影されるのだが、未だ若い役者陣のパフォーマンスや存在感の薄弱が、映像や言葉の力に勝てない、ということもあって、表現としては、言葉や映像に軍配が上がる。と同時に、生の存在の危機が、観客に戦慄を齎す。このことが、若い表現を彼らのイメージへのめり込ませる。浅田 彰の言うスキゾに近いか。即ち、他世代と共通の分母を失う実験に走らせるのである。ラストの部分で、役者の一人は、TVの中継している場面へ入って行き奇妙な自殺を遂げるが、その血は、溢れて、比喩では無い血の海を作りだすのである。これが、スキゾでなくて何だろうか?
獣のための倫理学

獣のための倫理学

十七戦地(2026年1月31日に解散)

LIFT(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

緻密
 殆ど覆すことが不可能と見えた事件を、ワークショップという仕掛けで見事に解体再構成して観客に納得させる手際は見事だ。
 自分が、十七戦地の作品を見るのは、今回で2度目だが、会場は2回とも、ギャラリー空間としても使われる場であった。おまけに、ちょっと探す、というか都会の隠れ家的な場所で、詩人が好む空間領域である。シナリオの密度の高さと演技密度は、作家及びこの劇団のポエティックなセンスを表象しているのかも知れない。

ネタバレBOX

 冤罪を含め、この国の司法は好い加減、という印象を免れない。自分が、今迄出会った切れ者、鬼と言われた検察官の言動を直に聴き、また、様々な冤罪被告関係者からの話を聴いてそう思う。また、責任を負うべき者が負わずに不問に付されるケース、それを追求しても記事として配信されないケースは自分自身の体験として持っている。だから、自分は、この国の力を持った官僚や権威を余り信用していない、と言うより信用できない。選良と言われる連中が如何なる出鱈目をやって来たかも、例えば、原爆に関して証拠を挙げることができる。実際、この国の民度に関しては、近代レベルに到達していないのである。そのことを、前近代の村八分というコンセプトで、この作品は表現して見せた。無論、東電福島第一原発事故に纏わるあらゆる嘘、詭弁、隠蔽、原子力村体制等も含み込み、タブー迄射程に収めた作品と見ることもできよう。 
1929年のルバート

1929年のルバート

創造旅団カルミア

座・高円寺2(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/21 (木)公演終了

満足度★★★

演出
 もっと役者にタメを要求しなければなるまい。若い役者でも舞台で演じるならば、唯、がなったり、キンキン声をあげれば済むわけではない。劇場の性質も良く掴むべきだろう。高円寺2は、よく声が響く。サイズだけで判断してはいけない。
 更に工夫を重ねて欲しい。
 

ネタバレBOX

 研究を推進させている主体は、我々、観客ということになるのだろうが、このアイロニーは面白く受け取った。
忘れたっころにエンヤコラッ

忘れたっころにエンヤコラッ

ジソーキッズ

RAFT(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

なんか好きかも
他愛のないガキどもの意味なくはしゃいでた青春時代。

大人になっても、なんだかんだでいい思い出なのだ。

ヘンテコな連中ばかりだけど、妙にあんたら愛しいぞ。

あとがき

あとがき

Forget Me Not

ワーサルシアター(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇
内容はまあまあ、時折ですがお芝居してるな~っていうセリフの抑揚が気になることもありました。

突然の人の死に対する受け止め方はいろいろあるでしょうが、人前ですぐにはけっこう泣けない身としてはちょっと安易に泣きすぎな印象も持った。

タイトルにもなっている「あとがき」、最後あっさりしすぎな気がして、惜しい。

ネタバレBOX

思いを伝えるとこで、相手によってホンノ一言だったりするところは、ダラダラするよりスーと入ってきてよかった。
獣のための倫理学

獣のための倫理学

十七戦地(2026年1月31日に解散)

LIFT(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

サスペンス
展開が面白かった。おふざけなしのしっかりとした内容で、とにかくストーリーが引き込まれます。たくさんの人に観ていただきたいです。

笑う通訳

笑う通訳

電動夏子安置システム

上野ストアハウス(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★

M班
千秋楽だったのでV班を見れなかったのは残念ですが、笑わせて貰いました!

オチの後のリフレインが少し冗長だったかなと思いましたが、噛み合わなさ具合と、真面目不真面目の対照的な通訳のキャラが楽しかったです。

ふりつけされたえんげき『君の知らない転び方』

ふりつけされたえんげき『君の知らない転び方』

ホナガヨウコ企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/25 (月)公演終了

満足度★★★

心地良いナチュラル感
ダンサーとミュージシャンのコラボレーションによる作品で、「ふりつけされたえんげき」と題されている通り、身体表現をメインにしつつも一貫性のある物語を感じさせる内容でした。

以前に工業高校で同期だった女性2人が東京で偶然出会って同居することになりつつもお互いに手紙のやりとりをするという不思議な距離感が描かれていて、特にドラマティックな展開がある訳ではない淡々とした描写ながら、退屈さを感じさせませんでした。
各エピソードをあまり詳細には描かず、色々と想像を巡らせる余白を残していて、開放的な雰囲気があって心地良かったです。

ホナガヨウコさんの動き・台詞も、木下美紗都さんの歌もあざとさのない自然体な雰囲気で、表現が素直に伝わって来る感じがありました。
70分と少し短めの上演時間でさらっと終わるのも後味が良かったです。

音や台詞と動きの関係が特徴的で、特にオノマトペを連ねた歌詞とシンクロして動くシーンがユーモラスで印象に残りました。
前半はマイム的な動きが多く、動作の止まり方が美しかったです。終盤ではホナガさんらしいキュートなダンスもあり楽しかったです。

セットや照明も手が込んでいて良かったのですが、作品の持つ穏やかな雰囲気に対して少々主張し過ぎなところがあったのが勿体なく思いました。

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