最新の観てきた!クチコミ一覧

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Passive Silence 受け身の沈黙

Passive Silence 受け身の沈黙

Ensemble Sonne(アンサンブル・ゾネ)

シアターX(東京都)

2013/03/02 (土) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

無題625(13-050)
19:30の回(晴、豪風)。18:30受付、19:00ロビー開場。開場時間までエントランス手前で待つ、外で吹き荒れる風、物凄い音。

座席を途中で外し仕切ってしまい、舞台側にL字の座席を設置、舞台は真っ白、ノートPCを開けたような床と壁。後方、左右の3面には天井までの暗幕。上手にギター奏者席、YAMAHAのアンプ、エフェクター類。座席後方にはカメラ。こちらは初めて、「カイ」は2011/9以来。

19:25ダンサーが一人現れ、タオルを放り投げ、床に倒れ込み、戻る。これを時間をおいて3回。その間、前説(70分)、客入れ。19:32ギターがチューニング、照明が明るくなり、上手よりダンサー~20:48終演。

男女混成10名、衣装は白、細かいデザインは異なる。ギターはアーム付のフルアコでボディーの孔はガムテープのようなもので塞がれている。どうみたらよいのか少し混乱する。あまりダンス的な振付ではなく(ようにみえる)、舞踏のイメージに近いか。ギターはほぼノイズ発信機となっていて、スタート時こそは単調なハーモニクス。アルペジオを経て、ヴァイオリンの弓、小瓶(?)、鉄片のようなモノを3フレット付近のネックの弦に挟んだり。擦る、たたく、鎖を使う。

「開座」もコントラバスや三味線でノイズを出す。白い世界と黒い世界との違いはあれど似ているような気がしました。

ソロを挟んでいろんなパターンがありましたが、ほぼ同じトーン。激しい動きはなくシンプルな型をみているような感じでした。

もっと照明をおとして影の部分とギターのノイズをうまく組み合わせたらずいぶん印象が違っただろうと思います。

ネタバレBOX

1/3ほどギターに関心が行ってしまいました。距離が近く、弦を弾く生音と電子音とが微妙にずれて聴こえるので、あまり効果的には聴こえない。ヴォリュームペダルを使っているんだと思いますが、アタック音や出だしの音が聴こえたら....ね。もっと爆音だったら好み。

ダンサーと床面が擦れる音がよく聴こえてきて少し気になる...素材はなんだったのでしょう。

複数で演じるとき、あまり揃っていないのはそういうものなのかと思いながらみていました。タイミング、角度、手の広げ方...いろいろ。

ト音【終演。たくさんのご来場ありがとうございました!】

ト音【終演。たくさんのご来場ありがとうございました!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

最後の春休み
風にはなんとなく花の香りがするのに、薄手のコートじゃ寒いこの季節は、卒業式の終わった3年生の気分をふと思い出して切ない。春が来ても、もうあの校舎には行かないんだな、あの駅で降りないんだな、あの人にももう会えないんだな・・・。切なさを全部足したら、恋をひとつなくしたくらいに、涙がでる。

主役の板橋と工藤のセリフの量と、その場の動き。よくもまぁ脳と身体に入れたものだ。そして、心にも。プロデュース時代から培った、主宰・春謡との絆がしっかりと見える。脇を固める関・高野・村尾もまた、想い出の中に住む、懐かしい教師そのものである。

佐瀬と森島はキャラが安定してきた。すっごい美人とか、すっごい色気とか、見かけの完成度が高くない分だけ、役の人格に寄り添って観ることができる。

今回の脚本の凄さは、観劇したイキウメ主宰・前川知大氏の「面白かった。春謡作品における最高傑作」という感想でもう充分だろう(初日から、こんなに安定している舞台も珍しい)。

そして、これを最後に引退する飯島の千葉。ほんとにいい。こんなにいい役者だったのか、と、最後にして思っていることが申し訳ない。

春になったら飯島はいない。時間の許す限り、何度でも観ようと思う。私には甘く切ない、最後の春休みだ。

オペラ研修所公演  『カルディヤック』

オペラ研修所公演 『カルディヤック』

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

歪んだ職人魂
パリを舞台にした連続殺人事件にまつわるサスペンス的な物語が、はっきりとしたリズムの音楽に乗せて展開する作品でした。何をテーマに打ち出しているのかが分かり難く、演技も硬さが感じられて、演劇としては少し物足りなさを感じましたが、音楽的には楽しめました。

天才金細工師が自分の作品に執着するあまり、客に売った作品を取り戻す為に殺人を繰り返す物語を中心にして、その娘が父と恋人との間で揺れ動く様子が描かれていましたが、登場人物達の感情が伝わって来ず、ドラマとしてはあまり魅力を感じられませんでした。

冒頭で紗幕にタイトルが作曲当時の映画みたいな雰囲気で映し出されたは洒落ていて良かったのですが、そのアルファベットの並びがM字型に変化して、今回の演出のインスピレーションとなったフリッツ・ラング監督の『M』を示唆するのはあざとくて無粋に思えました。
回り舞台を用いてダイナミックに場面転換を行うのが印象的でしたが、
チカチカと派手に明滅する照明は落ち着きがなく軽い感じに見えました。

音楽は無調に近い音の使い方でしたが抽象的ではなく、感情や雰囲気が伝わって来る、聴き易い曲調でした。早いテンポの中でいくつもの旋律が複雑に絡む、いかにもヒンデミットらしい曲が多く、聴き応えがありました。

栗原課長の秘密基地

栗原課長の秘密基地

ULPS

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2013/02/26 (火) ~ 2013/03/04 (月)公演終了

満足度★★★★

終盤でほろり・・。
「きつつき児童文学賞」の授賞式を担当することになった栗原課長。しかし・・

ネタバレBOX

穏やかに粛々と行われるはずだった授賞式に問題が次々と表れる。それは大賞受賞作品の盗作疑惑。そしてAV女優の佳作など、児童文学賞に相応しくない事柄が次々と発覚してしまう。

これらを軸に栗原課長の怒涛の「きつつき児童文学賞」のリハーサルが始まる。終盤でこれらのどたばたを丸くまとめた特別功労賞受賞者の言葉に感動しました。直球な心温まるドラマ。
ソーサーの上に桜の花片(はなびら)

ソーサーの上に桜の花片(はなびら)

B.LET’S

6次元 (カフェ) http://www.6jigen.com/index.html(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

木の椅子はきつかったっす
公演時間約1時間半。

赤崎貴子さん扱いで観劇しました。

カフェだけあって雰囲気が違いました。

木の椅子対策だけ自己努力?すれば満足度は満点だったと思います。

ネタバレBOX

「偽りのティータイム」
安西役の赤崎貴子さんには騙されてもいいかも(笑)

「ラブ・ストーリー」
大蔵さんな役柄は他の作品等々でも観たいですね。
秘を以て成立とす

秘を以て成立とす

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

優しいしらんぷり♫
なんだろ、特に目新しさはないのですが、じんわりと胸に伝わってきます。
日本人なら皆好きな舞台。

ブルーアップル【終演しました!】

ブルーアップル【終演しました!】

X-QUEST

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

物凄い身体能力!
ダンスが特に素晴らしい。機械仕立ての人形のようでした。

ネタバレBOX

全体的に観客を楽しませよう、楽しませようとするサービス精神に溢れた舞台でした。これこそがハイパーエンターテイメント!

物語りの筋は 地球の創世期も描かれ、海の中で息づく生命を基に記憶を題材にした命の物語。

キャストでは相変わらずこうせいさんの動きが人間離れした神業でした。
見た後に幸せになれる部隊でした。演出、キャスト、照明、音響・・・、どれも素晴らしいと感じました。
美しい国

美しい国

実験劇場企画公演

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/03/02 (土) ~ 2013/03/04 (月)公演終了

美しい畳へ。
男B「タイトルが『美しい国』だから古きよき日本の心を描くのか、と思ってた」
男A「場面設定は兄妹が一緒に住んでる家の茶の間でしたが、『美しい国』とは無関係の金髪ハーフ(豊)の幽霊が登場したり、驚かせられました」
男B「左手の複雑骨折は、いつ治るのかな…」
男A「幽霊なのに怪我を負ったままって、だいぶ可哀想ですよね」
男B「まあね。全身の複雑骨折だったら大変だぜ。出逢った幽霊も仰天でよ」
男A「ははは」
男B「しまいに そいつもコンクリートの床に打ち付けて、複雑骨折」
男A「それにしても一体、どこで出逢ったんでしょうね?」
男B「成田空港とかでしょう。レディ・ガガの来日時には、すげえ活発になるって霊媒師が言ってた」


男A「お互いゾッコンの兄妹のなかに、付きまとう男子大学生や、彼女、旧友などが入り混じり、次第に その関係にも変化が生じてゆくストーリーです」
男B「主人公といえるかな?触りで、妹の真子が 天然だと気付く芝居だった。比べてみると、その時点では 付きまとう男子大学生(笛笛)は、普通の人間だったね」
男A「後にセー○ー服を着る(色々と事情があり)というサプライズもありましたけど…」
男B「意外に足、キレイだったね。すね毛剃ったのかな。そのまま『東京ガールズコレクション』出ちゃえばいいのに…」
男A「香里奈の隣に あの人いたらマズいでしょう!」
男B「どうかな。話は変わるけど、劇場中に張り詰めた気かあったね」
男A「前と後ろに客席があって、演者の一言ひとことに固唾を呑む形でした」
男B「あと、バック音楽を さほど流さなかったことで、会話に集中できたな。だってさ、お兄さんと元カノに イザコザがある場面で、急に“レディー・ガガ”の曲が 掛かってきたら台無しだろ」
男A「レディー・ガガ、もう いいですから!」
男B「音響ついでに舞台美術の話もすると、家のドアは見やすいようアクリルだけど、その他は忠実な再現じゃん。『巨人の星』のちゃぶ台しかり、タンスしかり…」
男A「えぇ、たしかに」
男B「ただ一点、畳だけは木台の端によ、レディー・ガガの髪の毛のようなグリーン・テープ貼ったのを組み合わせただけなんだぜ」
男A「レディー・ガガは、もう帰国させて下さい…!あえて畳を敷かず、そこだけ正確には再現しなかったのは何か理由があるのでしょうか?」

ネタバレBOX


男B「俺が思うに、結構、立ったままの芝居が多いのと、貧乏臭さを演出したかったからじゃないの」
男A「別に貧乏じゃなくても、ストーリーには繋がりありませんよ」
男B「同じ兄妹が同じ家で生活し、同じ釜の飯を食う。そんで、親の影はない。早くに両親を失って、しかし兄を父親代りに二人で懸命に生きていたと、考えられるだろ、普通。」
男A「その分、ラスト、観客にとっての急展開があるわけですね!」
男B「それか、単に畳を入手できなかっか。いずれにしても、忠実な再現&簡素なセットが会話に集中させてくれたね」

focus#3 円

focus#3 円

箱庭円舞曲

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

こんな舞台初めてヽ(´ー`)ノ
ヘロヘロQカムパニーの長沢美樹さんが客演されるとツイッターで言ってたのでつい予約。
劇団や公演内容については前提知識なしで当日現地着、パンフを見たら「難しい話ではなく、みんなが単純に楽しめるような話」という事となんとか星人とかだれだれを倒すとかあったので「SF系ファンタジーものかな?」しかしセット類ほとんど前準備なし(かつ笹塚ファクトリーさんは小屋狭めなのでセット入れ替えもできなそう)でどう宇宙船とかいろいろな場面を演じるんだ?と半信半疑的な状態で開幕を待ちました。

しかし、始まってみて驚かされました、SFについてこんな表現方法があったのか!


10年前の公演内容の再演との事なのですが、この劇団さんを見たことない人はぜひ観に行った方がいいと思います。
コメディ系という意味で笑劇ですが、初めての体験に衝撃を受ける事間違いなしです。

劇団ごとに表現方法/脚本構成/殺陣/演技その他どこかに特徴があるものですが、カプセル兵団さんのこの舞台での表現方法はまさに驚きの一言です。
この話以外で同じ方法が使えるのかが気になります(舞台からくりサーカスのDVD流してたけどアレもカプセル兵団さんだったのかな?)

とにかく自分はこの劇団の今後を「要チェックや!」と思いました。
初体験って意味では100点あげたい

ネタバレBOX

セット類、小道具がほとんどありません。

いざ舞台開演し、宇宙船内の場面を演じていたと思ったらいきなり役者さんが集まってきて「宇宙船」を組体操のように体現したり、広い宇宙でのドッグファイトを手のひらで表現しだしたり、宇宙船の扉が開いたりする場面を人が演じていたり、踊りでその場の空気を表現したり、とにかくセット、小道具その他モロモロすべてを人と集団が表現する、というとても斬新な試みだと思いました(お笑いのコントが短時間で演じてるものをそのまま長編大作化したような)。

漫画系の小ネタとかも挟んでてこの辺はあざとさ(一部層へのウケ狙い)も感じましたが、とにかく集団が入れ替わり立ち代わりして場面場面を表現していく、しかも会場の笹塚ファクトリーは舞台の左後ろ右、あとは客席真ん中に出入り口があるのですが、その集団の入れ替わりに客席真ん中の出入り口まで使うので、真正面で見てた自分からすると「うわっ!こっちに来るぞ!」とか「うわっ、ここから現れたぞ!」とかシーンごとにドキドキさせられてしまいました(多分笹塚ファクトリーを一番うまく使った演出ではないでしょうか?)。

お話の方も単純に始まり単純に終わるのか、と思っていたら大どんでん返しが待っていたりと最後まで集中を途切らすことなく楽しめました。

先日ミュージカルを観て、歌による表現方法にも驚かされましたが、多分驚きという意味ではカプセル兵団の本劇の表現の方が更に驚きです。
『算段兄弟』・『楽屋』

『算段兄弟』・『楽屋』

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

今回は「準劇団員による公演」
とのことでしたが、そんなマイナー感の全く無い舞台で、すごく楽しめました。「算段兄弟」のほうは130分という公演時間の長さを全然感じさせず、また「楽屋」のほうは正攻法の演出で、女優さんたちの拮抗した力量が小気味良かったです。
こちらはイントロ、エンディングともに音楽が良かったですね~。今までに見た「楽屋」の中で一番ふさわしいような気がしました。素人から見ると、準劇団員って本当の劇団員とどこが違うんだろう、と不思議に感じるほどでした。がんばって欲しいです!

黄昏

黄昏

劇団フェルマータ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

無題624(13-049)
14:00の回(快晴、強風)。13:30受付、開場。舞台、下手に木製のドア、すぐ近くに椅子(白×2)とテーブル(白黒のクロス)。客席は、誘導順に「メイン(左)」「サブ(右)」。どちらにもチラシがおいてあるが、見ていると、まず「メイン」にお客さんを誘導しています。開演後のお客さん用かと思ったものの、それにしては席数が多い。で、誘導がないので、何人も「サブ」に座ろうとして誘導員から指摘を受ける。それなら、お客さんが入ってきたらはっきりそう言わないとダメだと思います。それと「サブ」に座らせるとき、後列端から座らせていたけど、自由席なんだからどこに座ってもいいんじゃない(すみません、このように指定されるのが嫌いなので)。数席、予備に残して好きにさせれば…?

13:50、13:58前説(80分)…なぜか固いですね…、最初の前説が終わると、照明がかなり暗くなったのはミスでしょうか、これだとパンフ読めない、暫くしたら戻りました。14:02開演〜15:28終演。

こちら初めて。こりっちに(みたくなるような)お話の概要はなく、劇団のサイトに書かれたものも実際とは随分違う印象、集客はもっともっと工夫したほうがいいと思います。

で、肝心のお話、複雑すぎる、という印象(扱っている「現象」は好き)です。

ネタバレBOX

SFでタイムトラベル物は結構好き。(どこでも)ドアや歴史改変の可否/是非、過去への感情移入などオーソドックスな材料は揃っていると思いますが、どうも、いろんな要素を盛り込みすぎ、あるいは、整理不足と感じました。通常は「あとだしジャンケン」になり、「ソウイウコトダッタノカ」と驚愕するものですが、そこまで至らず、中途半端な感じで終わってしまいました。もしかしたら、ちゃんと伏線がはられていたのかもしれませんが、気がつきませんでした。

1891年、12歳、ギムナジウム、エルザ、アメリカ…は史実から?

「今」がいつなのか、相当な未来だろうけど、そのような雰囲気はない、(2大勢力が)戦争をしているのはなぜだろう、アンドロイドの役割…自身が思考しているんだろうか、それとも高次の指示経路があるんだろうか、トラベラーと記憶の保持はどうやって世代を引き継いでいるんだろうか。

M.I.B.的な記憶の消去、ターミネーター的な過去への干渉、もう少しひねりを加えた方がいいと思うし、バタフライエフェクトが考慮されない説明が欲しかった。時間物ではパラドックスをどう料理するかが見所だと思うので。

お芝居全体では、もっと起伏が欲しいです。意図的に抑えた演技(演出)なのか、歴史に翻弄され、取り残された感情があまり伝わってこない。
ONE MAN ~ワンマン~

ONE MAN ~ワンマン~

林大樹卒業研究

桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

高密度の45分間
高密度のマインドトリップ。
卒業後の活躍にも期待します。
いろんな劇場で元気な姿を観たいぞ。

ネタバレBOX

パントマイムや映像とのコラボ、背の高い本棚の倒壊など、見所満載。
タイトルとは裏腹に、開演前の準備と終演後の片付けを見せることで、ステージを作り上げてるのは決してワンマンではないことを示していたように思います。私は「観る」専門で、そういう場面に居合わせることが皆無なので、皆さんにとっては当たり前でも、私にはとても新鮮な光景でした。
あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★

デ・ロッシ
まずまず。

ネタバレBOX

明(笹木皓太)…ちいの彼氏。ちいにふれられ、ちいの義理の父を殺す
ちい(大森茉利子)…明の気にいるように振舞う「都合のいい女」。結局、世良と付き合う。
まなみ(椎谷万里江)…ちいの妹。性的暴行?のせいか、ゲロしてからでないとSEXできない。チャッキーズのファン。
みやこ(酒井桃子)…ちいの妹。夫のいいなり。明と寝る。
ひろし(堀口武弘)…みやこのDV夫。呼び出しくらってボコられた。
世良(本折最強さとし)…芸人めざす。まなみとSEXする。
大槻(一橋純平)…芸人めざして成功したっぽい。
社長(熊野利哉)…マゾマゾ㈱の社長。ドSでちいたちを監禁した。
つんつん(小針点々)…マゾマゾの社員でM。死んだと思ったら生きてた。

弱った人間らの歪んだ関係を描く。が、ひっかかりが弱い気がする。内容自体は、暴行や監禁、性交などもあり、突飛な人間らの狂騒って感じだけども、どうも平坦に見える。
中盤のトトロのBGMがかかるシーンは印象的だった。つまらないわけではない。

社長役の熊野は一番良かった。つんつんが暴行する際の、イタリアサッカー選手名を吐くのが地味に面白い。
【無事に終演しました】タイトル、拒絶【ご来場本当にありがとうございます】

【無事に終演しました】タイトル、拒絶【ご来場本当にありがとうございます】

ロ字ック

サンモールスタジオ(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

観劇
初めて拝見しましたが、見やすいコメディな感じでした。
全体的に普通で意外性がなかったので残念。舞台の周りでぐるぐる止めどなく出てくる人々が印象的です。

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

上質な会話劇
新人編集者が旧人編集者の思いもよらない方法で創刊号の危機を救う、ハラハラドキドキのストーリー展開でした。登場人物のキャラクターがそれぞれとても魅力的でした。惜しむらくは劇中のマンガの結末が無かったこと。結局結末は描かないのだろうという予想を裏切ってほしかったな。

秘を以て成立とす

秘を以て成立とす

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

質の高い舞台
 演技、演出、脚本、舞台美術や音響、照明を含めて総てが、高いレベルだ。何を書いてもネタバレになりそうなので、あとはネタバレで。

ネタバレBOX

 多重人格者の抱える深いトラウマを、町医者一家の日常に組み込む手際、発想の妙と主人格が、困難を克服して、明日を迎える方向を示唆して迎えるラストに畳み込み方、からくりを分からせるタイミングの良さ、肌理の細かい演技、演出、効果、舞台設定・美術などの完成度も高い。主人公夫妻の終盤の掛け合いは、心理学的ケアのレベルを超えて圧巻。

逆鱗に触れるまでの細くて長い道《真昼間の章》《真夜中の章》

逆鱗に触れるまでの細くて長い道《真昼間の章》《真夜中の章》

Cui?

STスポット(神奈川県)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

情報過多とアイデンティファイ
 「真昼間の章」を観た。我々を取り巻く情報量は大変なものだ。目覚めていようがいまいが、寝る必要のある我々の生理に無関係に情報は我らに関与する。金融、デマ、政治、法、食糧、健康、医療、飲み水、仕事、生き方等々総てに亘って情報があり、多かれ少なかれ我らはそのネットワークの中で起き且つ眠るのである。情報がかように我らに影響を及ぼすにも拘わらず、我らの方では情報の全体像を掴むこともできなければ、真偽を確かめることさえできないのが、多くの人の持つ実感だろう。結果、人々は自己を守る唯一の方法として“知らんぷり”を決め込むのであるが、それは同時に、孤立をも意味する。その孤立が、社会性を失った時、孤は、孤のみを増殖する。他に方法は無い。そのように孤絶を強いられた孤のあがきを表象化して見せたことは大きい。

東京駅

東京駅

空かると

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

失う(喪う)ことの哀しさやそれに対する畏怖?
不条理気味で詩的な世界から失う(喪う)ことの哀しさやそれに対する畏怖がうっすら伝わったり伝わらなかったり。
終盤でのある台詞にデジャヴ(←この言葉も劇中に出てくる)を感じたらこれを観る少し前に観たドラマに近いものがあったのだった。
また、東京駅の設定から「もしやそれって…」と思ったものがほぼ的中。
このテの設定が好きなだけに感じ取れたのか?
あと、はっしーの「歌手ぶり」と、まりーの「小鳥ぶり」もなかなか良し。

今宵見上げし梅鴬の雪積もり願ふる喜多方の春

今宵見上げし梅鴬の雪積もり願ふる喜多方の春

劇団SHOW&GO FESTIVAL

ブディストホール(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

東北に思いを寄せて
友人の誘いで観劇。
最前列で見た事もあるが、その場にいて観てる感覚。細かな部分まで拘ったセットにまず驚いた。
他の町から来た謎の男にまつわるエピソード、そしてKIOSKのおば様二人の完璧なコンビネーション、謎のにんじん坊や、それぞれが見事に絡んだ芝居と笑いに参りました。
喜多方の歴史紹介等、町おこしに関わる人々の思いがとてもよく描かれていた作品。今年#1作品になりそうな予感。
3月に入り、また思いを東北に寄せて過ごしたいと思います。

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