最新の観てきた!クチコミ一覧

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マクベス

マクベス

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/04 (月)公演終了

満足度★★★★

初演も見ました
『藪原検校』も観たが本作でも、野村萬斎さん秋山菜津子さんとの競演。

舞台のつくりは、和風にアレンジしていた。証明や効果音とあいまって、狂気に陥るマクベスとその夫人、魔女との絡み方は芝居にひきつけられる。

萬斎さんは昨年、『のぼうの城』では、ぼんやりとしているが領民に慕われる役をコミカルに演じていたが、シリアスな役柄も見ごたえがある。

やはりすごい人である。

トリオ

トリオ

LEMON LIVE

OFF OFFシアター(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★★

腹筋崩壊
ここ何作か“?”な作品がつづいたレモンライブでしたが、
久々にホームランきました!
女優3人のキャラと実力がぶつかり合って、面白さ倍増。
日替わりゲストの映像を特典につけて、
是非DVDを発売して欲しいです。

ネタバレBOX

わたしは岡田達也さんがゲストの回を観劇。
3人とも競演経験があるということで、終始リラックスした雰囲気で進行。
岡田さんのキャラも相俟って(?)
3人が一人の男性を取り合うという設定に説得力がありました。

ゲストが違うと全く違う雰囲気になると思われるので、
他の人の回も是非観たかったです。

そして、この芝居には3つのトリオが。
まずはトリオ漫才のトリオ。
次に3人が思いを寄せる男性鳥居一男。通称「トリオさん」
そして3人の名前、寿美(としみ)・利津子(りつこ)・織理恵(おりえ)の
最初の文字をとると「トリオ」。
さすが、徹底してらっしゃる(笑)
幻戯【改訂版】

幻戯【改訂版】

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★

初「鵺的」観劇
前から独特なタイトルが気になっていたのですが、
今回は今里さんがご出演されるので観に行く事にしました。

悪くはないけれど、全体的に中途半端な感じ。
遊郭の設えは時代掛かっているのに衣装はやけに現代風だったり、
着物の所作がぎこちなかったり、
そんなところが目に付いてしまいました。

ネタバレBOX

二重人格で、ふたりの女優さんを使う着想は面白いと思いましたが、
結末が分かり辛かったです。
あの女

あの女

猫のホテル

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

晴れない
お芝居以前の問題、何か重苦しい…。

ネタバレBOX

四、五十代の女性客の多い舞台でした。役者とお客、みんな一緒に年取るんやねと思い、それだけで気分が滅入ってしまいました。普段コリッチなどを通して、如何に若い人たちのお芝居を若い人たちに混じって観る機会が多いことかと再認識しました。

舞台装置も重苦しい雰囲気の要因の一つでした。背景のスクリーンに影絵を映すためには奥行きが必要なのでしょうが、そのために背景が随分手前に設置されていました。ものすごい圧迫感を感じるとともに、新橋演舞場とか明治座で場面転換のときに大道具さんたちの作業時間の間を繋ぐカーテン前での小芝居が終始行われているように思えて全く楽しくありませんでした。

スクリーンの後ろの二本の樹木が移動することで、単に湖畔を表現するための樹木とその枝だと思われていた影絵がぽっちゃり系の女の裸体姿に変化したのはグッドアイデアでしたが、やはり客への圧迫感を無くし、役者の演技スペースを確保することの方が重要で本末転倒だと思いました。

さてようやくですが、ストーリーは結婚詐欺師で薬を飲ませて男を多数殺した女に関わった三人の男の話。金が無くて殺されずに済んだ男の許に当時の検事が死刑が執行されたことを伝えに来、そこに借金まみれで事件のことを出版して何とかしようと考えた弁護士も来て、当時の心境、今の心境を語り合いますが、実は死刑は一審判決で確定してから程無く16年前に執行されていて、検事は若年性アルツハイマー病に罹っていたというオチであるとともに、騙された男ももてないながらも16年前は男盛り、検事も16年前は超エリート、弁護士も当時は有名で、役者としても16年前の頃が懐かしいなと三人と昔からの女性ファンがみんなでしみじみする話といった印象を受けました。
キャッチャーインザ闇

キャッチャーインザ闇

悪い芝居

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★

想像力によって観え方が変わる⁈
観劇後のTwitterを見てるとどう見ればいいのか分からないとか?
難しいとか?面白かったとか?
色々な観劇のコメントが飛び交っていました♪

作者である山崎さんはこれが狙いだったのか⁈
ギリギリのところを攻めてきますね(^^;;

舞台のセットを移動させながらシチュエーションが次々と変わる!

ジャパンとか告白先生とか走灯舞とか役名や
衣装など遊び心が散りばめられています♪
若い役者さんたちの熱量が高いのですが
最後まで話に乗れなかったので惹きこまれることはなかった…

観る人の想像力によっては色々と感じ方が大きく変わる作品!
これが悪い芝居のSTYLEなのかも知れませんね♪

想像力の弱い私はモヤモヤした気持ちが残るお芝居でした…(^^;;
しかし、この劇団の作品はいつも気になってしまうんですよね~♪

Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会

Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会

日本劇作家協会東海支部

長久手市文化の家 風のホール(愛知県)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」Dプログラム観ました
 劇王Ⅹからすでに二週間以上…やっとDプログラムの感想です。。。
 (並びは上演順です)


〈 櫻井智也(東京地区代表A)  『鬼籍の人』 〉
 残念な人たちのホラーラブコメディか(しかもヒロインがいちばん残念w)
 演技・演出ともテンポよく笑える、完成度の高い作品だけど、それ以上ではないような…
 以前の上演を観ている審査員評にも違和感。そこまで深読みして観る作品とは思えなかった…総じて関東圏からの参加作品は、純粋にエンタメとして気軽に観る作品が多かったようで、劇王の傾向ではどうしても苦戦しそうな感じでした。

〈 佐藤茂紀(東北地区代表B) 『奥羽行進曲!-song of bagabonds-』 〉
 福島のドキュメンタリーが、某・犬漫画の世界とオーバーラップw
 バカバカしさと切実さのせめぎ合う作風が、割と好き(福島びいきかw)
 整理されてない感はあったけど、訴えたいものとの距離感を考えた姿勢に好感。

〈 鹿目由紀(劇帝) 『上中下』 〉
 美術、照明、演技…寺山修司・天井桟敷かw
 構成的な演出で強調される、ループする構造は、鹿目さん特有の作風ではあるけれど、講評では内省的に過ぎるとの弱点を突かれてしまった…しかし、多くの(ダメ人間系)観客が共感できる作品である事は疑いなし。

〈 武田宜裕(中国地区代表) 『住めば都の宿、カリ、カリ』 〉
 二人芝居なのに、嵐の如き地口の羅列…天野天街・少年王者舘かw
 分かりにくかった感は否めない…しかし意欲作。


 私は佐藤さんに投票、結果、鹿目さんが勝ち抜き決勝へコマを進めました!

次はいよいよ決勝プログラム!平塚・柴・福田・鹿目、栄冠【劇天】は果して、いったい誰の手に!!乞うご期待!!!(もうみんな知ってる)

国語の時間

国語の時間

風琴工房

座・高円寺1(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

創り手の志を感じる
大日本帝国が、かつて朝鮮の人々に日本語を「国語」として強いたという事実、
それがどういうことなのかを、想像力の欠如した私たちにがつんと見せてくれる。
美しい舞台美術が忘れられない。
市井の人々の人生に寄り添うような、作家の共感と切なさが溢れる舞台だった。

ネタバレBOX

劇場に入ると舞台に浮かぶ円形のスペースに目を奪われる。
切り取られたように丸い教室はもちろん木の床、
小学生用の小さな机と椅子が20個ほど整然と並べられている。
舞台奥、正面には天井まで届くガラス窓があり
教師が舞台手前の教壇でエア黒板に板書すると、
その文字がガラス窓に映し出される。

京城(現ソウル)の小学校で、
日本語を国語として教えなければならなくなった朝鮮人教師たち、
朝鮮語を禁止され日本語で話すことを強要される人々、
日本語を巧みに操る者が生き残れる世の中になってしまった混乱と反発が描かれる。
創氏改名により全員日本名を持っているが、登場人物はみな朝鮮人である。

総督府の役人甲斐壮一郎(加藤虎ノ介)は朝鮮人の同化政策に非常に熱心だが
実は彼はパクガンヒという朝鮮人だった。
ハングルが読めないコンプレックス、子どもの頃の母親との確執と別離を抱えて
出自をひた隠しにしている。
死んだと思っていた母(峯岸のり子)がこの小学校で国語を学んでおり、
それは探している息子に手紙を書くためだと知る。

柳京子(中村ゆり)はこの小学校の朝鮮人教師。
同化政策に戸惑いながらも厳しい現実に直面するにつれて変わって行く。
母親の治療費を得るために校長の妾となり、過激なまでに国語教育に熱心になる。

丸尾仁(松田洋治)は“おわいや”をしながら必死に息子を育てている。
日本語を学ぶがあまり上達しない。
息子の哲(大政凛)の方は非常に優秀な小学生だが、
禁止されているハングルの落書きをして回るという密かな反日行動をしている。

加藤虎ノ介さん、抱えた秘密の大きさに比例するように
同化政策を推し進める役人が見事だった。
出自が明らかになってからは、それまでの態度が
恐怖を振り払うため、自己を肯定したいがためだったと解る。

中村ゆりさん、はかなげな美しい容姿が強靭な精神力を合わせ持つギャップを見せた。
日本人になろうとして、その日本が負けたことで
すべてをあきらめたようなラストシーンが辛いほど強烈。

松田洋治さん、オーバーアクト気味ながら実にリアルな日本語。
私は日本語学校で外国人(韓国の方も含む)に日本語を教えていたが
第二外国語が拙ければ拙いほど母国語のアクセントが強く出るものだ。
熱くなると追いつかない表現がもどかしくて、ボディーランゲージが大きくなる。
松田さん始め、皆朝鮮語のアクセントそのままの日本語がとても上手くて関心した。
作者の小里清さんも一時演劇から離れて日本語教師を志した。
そこで学ぶうち、ある教師の言葉が印象に残ったという。
「語学教育は他者を同化する危険性をはらんでいるから慎重にならなければならない」
という意味の言葉で、これが作品のひとつのきっかけともなったそうである。

ラスト、日本の敗戦が決まった後民衆が小学校を襲う場面の
怖ろしくも美しい演出が秀逸。
死を覚悟した柳京子が身じろぎもせずに座っている。
投げつけられた石でガラス窓の割れる音が、まだ聴こえるような気がする。
30代でこの作品を書いた作家に心から敬意を表したい。



BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

音楽!
セリフの掛け合い劇を見たあとで、こういう風に歌舞音曲で攻められるのも、またいいなあと思いました。高揚感があります。

冬物語

冬物語

劇団AUN

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしいの一言に尽きる。
素晴らしかった。

『冬物語』がこんなにも泣ける話だとは思わなかった。

好き勝手なプロットだが、
役者が皆、細かな心情の積み重ねをしっかりと演じているから、
物語の面白さがちゃんも伝わってくる。

硬派で、しかもちゃんと笑えるシェイクスピアを観られるなんて、素敵過ぎる。

吉田鋼太郎さんの名演は、嫉妬深すぎる感のあるリオンティーズを、
愛嬌のある、矛盾のない人物として作り上げていた。

前半の暗さ、後半の明るさは、
まさに破壊から再生の光を見せてくれる
「冬」の物語だった。

遠い夏のゴッホ

遠い夏のゴッホ

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2013/02/03 (日) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

松山ケンイチ初舞台、美波の愁いに満ちた恍惚の美しさ、愛の執念で生きたセミたちの物語
まず、松山ケンイチの初舞台が、「赤坂ACTシアター」というのが凄い…。

ある森の夏の日。1年間違えて羽化してしまったセミ・ゴッホは、
幼虫時代の恋人、愛するベアトリーチェとの約束を果たすため、
冬を越え次の夏まで生きるとこを決意する。
ゴッホは、さまざまな昆虫やカエル、トカゲ達と交流する。

美波の愁いに満ちた恍惚の美しさ、
松山ケンイチの記憶もおぼろげに執念で生き延びるセミ、
登場する昆虫ら、小さな生き物たちの営みを描いたミクロの世界は、
我々にも、宇宙にも通じるマクロの世界。

舞台の上で、"虫"となった出演者たちは、虫の真似をするのではなく、
実に生き生きと「その生き物たちにとして」舞台の上で生きていた!

カマキリ役の細貝圭は、「海賊戦隊ゴーカイジャー」宿敵バスコ役だった人。
バスコもどこか、カマキリっぽかったね。

壺を割った男

壺を割った男

舞台芸術集団 地下空港

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★

嘘と真心?
 前説が入れ替わり立ち替わりのドタバタで幕開けという趣向は面白い。これが、最後のシーンの悪戯と響き合って、間に入る物語をサンドイッチしている。当然のことながら、前説のドタバタは、本編の予告も為している。

 嘘が嘘を呼び、その嘘が新たな嘘を呼ぶ連鎖構造を丁度マトリョーシカのように入れ込んでいるのだが、その外壁は、嘘で固めた原発推進派の説明のように危うい。無論、この作品がそんなにシリアスな事を演じているわけではない。単なる比喩である。
 

ネタバレBOX

 唯、作家は、敢えてシリアスな世界をシリアスに描くことは避けたのだろう。漸く年間自殺者が3万人を割ったと報じられた我が国の自殺率が高いことは言う迄もないが、中でもポスドクの自殺率は際立っている。3万人を越え続けた高い自殺率のアベレージの確か20数倍以上であったと記憶している。この問題をきちんと扱えば、大変大きな問題を提起する作品になることは誰にも分かるだろうが、喜劇に仕立てるのは相当の才能と困難が伴おう。それもあってか、主人公はマスター出で元カノを追い掛ける嘘つきだ。彼の嘘でない所は二つだけ。いや、一つが二つに分かれたとも取れる。彼女を本当に好きなことだけだ。彼女をゲットする為なら、どんな努力も厭わない。それで彼女が進む大学へ、更に院へと進んだのだ。勉強は決して好きでもないのにこんな努力をしたことをもう一つの真と考えるか否かで意見が別れる所だ。この位の軽いノリで見ると楽しめる。

IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

違った女性を
物語は初演から余り変えてないが、初演に出演していた女優陣の増えた人生経験にプラスして二十歳役の女優が変わることにより、初演とは違った女性の二十代を感じた。面白かったです。

Late Chocolate

Late Chocolate

7contents

上野ストアハウス(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/13 (水)公演終了

満足度★★★

ちょっと長いかな
場面にもよるが、初演に比べてシーンの繋がりがゴチャゴチャしてる感じがしたなあ。
また、約2時間10分(アドリブあるので役者のノリなど公演毎に若干の違いは出ると思われる)の上演時間は長いとは感じなかったものの、10~15分短い方がメインの話がもっと際立ってたかも。
とは言えなかなかには面白かったです。

悪いのはだあれ?

悪いのはだあれ?

Rising Tiptoe

小劇場 楽園(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/02/25 (月)公演終了

満足度★★★★

ねこねこでんわ
みたいは僕だけでしたね。暗転からすみれちゃんが現れたときはモネの絵かと思いましたよ、と褒めておきます。
主宰さんと思われる方の金の衣装と同じで、ちょっとおしゃれすぎる展開でちょっとだけ取り残され感はあり。

すべての夜は朝へと向かう

すべての夜は朝へと向かう

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

キャスティングの魔術師
適材適所の役者陣が好演。あと引く面白さでした。

幻戯【改訂版】

幻戯【改訂版】

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

名は体を表す
劇団名、作品名から醸し出される世界が舞台上にしっかりありました。堪能。

デキルカギリ

デキルカギリ

G2プロデュース

本多劇場(東京都)

2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

水の女神
面白い。

ネタバレBOX

笑えてさっぱりな作品。情報の出し方がうまくて、ツボの押し方がうまい。

長男…18年前と2年前の原発関連事件に関与。原発をなんとかしようとしたが、捕まり獄中死する。
次男(片桐仁)…科学者。長男への想いをぶつける。
長女(大和田美帆)…警官を通して長男を家に呼ぶが。
父(久保酎吉)…表向き原発肯定派だが、裏で原発反対弁護士らとつながっていた。ボケつつある。
議員(久ヶ沢徹)…警官らの作戦にのる。次男らのいとこ。原発推進派。
弁護士(岩井秀人)…父と裏で繋がってる原発反対派。プルトニウムとリモコンを池からすくい上げ、話を収束に向かわせた。笑い方が変。
警官(菅原永二)…長女に好意を寄せる。
刑事(中川智明)…長男を追い、プルトニウムの在処を探る。
長男に似てる男(山内圭哉)…長男になりすますが、父と酒を交わし白状する。
お隣さん(吉本奈穂子)…葬儀屋。実は原発事故の遺族で、プルトニウムによる復讐を狙う。どっかの国のスパイらしい。

良くできた話で、キャラもたってて、起伏があって、笑えるところをビシビシ突っ込んでくる良舞台。「核廃棄物」問題とか「原発」問題を小難しくすることなく、自然に提示する手腕がいい。
自分の故郷が水に沈み、そこに核廃棄物を沈ませなくてはならない。原発の必要性を肯定してはいても、ボケる前の父がそこまで考えていたろうと思うと、ラストのつぶやきにやりきれなさがこみ上げる。
ヤバイ!帽子忘れた!何か代わりのモノない?

ヤバイ!帽子忘れた!何か代わりのモノない?

ポップンマッシュルームチキン野郎

千本桜ホール(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

フッキーさんのポケット
サイコサスペンスやライトホラー、一人芝居など普段とは趣を異にする短編たちを普段に近いノリの1本で繋ぎ、さらに序章と終章を附けた短編集。
フッキーさんってば本当にポケットを沢山お持ちだこと。
が、考えようによってはいつもの長編に練り込まれた各要素を個別に抽出して見せたと言えるのではあるまいか?などと思ったりもして。

Butterflies in my stomach

Butterflies in my stomach

On7

サラヴァ東京(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

「準リーディング」で描く女性の一代記
7人の女優の「準リーディング」で描く女性の一代記。
ある年から10年刻みで語る構成や優しさあふれる内容はもちろん、役の割り振り、効果音や音楽(の大半)を「声」で表現する技法、T字状の演技エリアの使い方などアイデアも良くて満足。

発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場(東京都)

2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ガールズナイト
渋谷に居ました。

青山円形劇場で公演していると、
思い出しまして、行きまして、
当日券ありますか?
と 聞くと、
たしか 8100円?でしたっけ(違っていたらすいませんごめんなさい)
えーん
おもいだせません 位に
私は くらくら しましたが、
新良さんの すさまじい 歌を聞けましたので よかったのです。

ネタバレBOX

ローマ帝国の前 で でも、
日本の戦国時代 で でも、
男どもは 人や信念とかに 命を懸けたり してて
変わらないなー と、
思って 観ていましたが、
そんな うち に なんだか 感動してしまったのは、
なぜだろうと 思っています。

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