あの女 公演情報 猫のホテル「あの女」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    晴れない
    お芝居以前の問題、何か重苦しい…。

    ネタバレBOX

    四、五十代の女性客の多い舞台でした。役者とお客、みんな一緒に年取るんやねと思い、それだけで気分が滅入ってしまいました。普段コリッチなどを通して、如何に若い人たちのお芝居を若い人たちに混じって観る機会が多いことかと再認識しました。

    舞台装置も重苦しい雰囲気の要因の一つでした。背景のスクリーンに影絵を映すためには奥行きが必要なのでしょうが、そのために背景が随分手前に設置されていました。ものすごい圧迫感を感じるとともに、新橋演舞場とか明治座で場面転換のときに大道具さんたちの作業時間の間を繋ぐカーテン前での小芝居が終始行われているように思えて全く楽しくありませんでした。

    スクリーンの後ろの二本の樹木が移動することで、単に湖畔を表現するための樹木とその枝だと思われていた影絵がぽっちゃり系の女の裸体姿に変化したのはグッドアイデアでしたが、やはり客への圧迫感を無くし、役者の演技スペースを確保することの方が重要で本末転倒だと思いました。

    さてようやくですが、ストーリーは結婚詐欺師で薬を飲ませて男を多数殺した女に関わった三人の男の話。金が無くて殺されずに済んだ男の許に当時の検事が死刑が執行されたことを伝えに来、そこに借金まみれで事件のことを出版して何とかしようと考えた弁護士も来て、当時の心境、今の心境を語り合いますが、実は死刑は一審判決で確定してから程無く16年前に執行されていて、検事は若年性アルツハイマー病に罹っていたというオチであるとともに、騙された男ももてないながらも16年前は男盛り、検事も16年前は超エリート、弁護士も当時は有名で、役者としても16年前の頃が懐かしいなと三人と昔からの女性ファンがみんなでしみじみする話といった印象を受けました。

    0

    2013/02/27 09:17

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大