最新の観てきた!クチコミ一覧

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~メタモルリバース~

~メタモルリバース~

おぼんろ

新宿眼科画廊(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★

完成している世界
まさかの開場30分押し
19時開演で18時開場?
会場に到着したのは18時
受付の子に「済みません、開場15分押しです」と言われ待つ。
途中出演者がお菓子を持ってきてくれたり
制作であろう女性が深々と頭を下げ、押していることに詫びを入れに来たり
でも・・・外で30分も待ったよ!?
これ、雪降ってたり、寒かったら・・・
開演は予定どおりで始まった。

「済みません、おっちょこちょいな出演者がいて・・・」とか「まったく女優はねぇ」なんて言ってて、出演者4人で2人が女性だったからどっちが開場遅らせたんだ?といらん感覚で最初観てしまった。

話はね、とても面白かった。
だから、開場押しで待たされたの引いてこんな点数です。
(以下ネタバレにて)

ネタバレBOX

写真とのコラボレーションとのこと。

スライドで流す写真に沿って、朗読やコンテンポラリーや芝居でつなげてくパフォーマンスのような作品だった。
全体的な世界観、音響、小さな空間で一つの完成された作品が出来上がっていたように思う。
伝えたいことより、やりたいことが明確にわかる作品だった。

観客に想像させる時間を与えてくれる。
途中で、自分の日常にリンクさせて、話を観ていた。

本公演ではないとのことで、本公演も観てみたくなりました。

ギプス不動産

ギプス不動産

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

安心して観られる。
いつもながらのあひるワールド。
ここにしかない楽しい世界がある。


消失・ from メガロポリ子

消失・ from メガロポリ子

mimimal

新宿眼科画廊(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度

う、
うん、、ゴメンナサイ、、よく分かりませんでした。。ハハ。。 誰か分かったら教えて下さい。笑。 何かをこじらせてしまってるような気がするのは気のせいでしょうか。。スイマセン。。







ト音【終演。たくさんのご来場ありがとうございました!】

ト音【終演。たくさんのご来場ありがとうございました!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

天晴れ!!
謎解きにも似た緊張感が舞台にありました。

喜怒哀楽のすべてに嘘は微妙に関わって、それは悪意だったり、保身、欺瞞、嫉妬。悪い言葉が並びます。
でも「情」と表される嘘だけは許されるのかもしれない。と思いました。
人が持つ多面性は相手がいて現れるものだと、そしてそれは自分の中にもあって自分自身がゆえにそれは・・・
「天晴れ」という台詞が印象的な、もう1度観にいきたいと思わせる1時間40分の物語、明るくなった舞台は「天晴れ」でした。

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

人体演出!?
“オリジナル”のある劇団さんだと思います。今日は中弛みか、凡ミスが目立ちましたが、ストーリー・演出ともに楽しい!!人海戦術ならぬ人体演出には拍手です!見えないはずの風景やキャラがどんどん見えてくる、そういう錯覚を起こすくらい妙な説得力のある舞台でした。

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

派手さはないけれど
個性豊かな登場人物たちが、それぞれの仕事への熱い思いをぶつけ合う、リアルで面白い大人の会話劇でした。専門用語でわからない言葉も多少ありましたが、それでも1時間40分飽きることなく楽しめました。「好きな公演ファイル」に入れたいと思います。

発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場(東京都)

2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

スーッと入る作品
普通に面白かった。女優さんもお綺麗であった。上手い役者さんも当然ながら、円形の特殊な形を意識してくれた見やすい演出だったと思います。物足りなさもありましたが、割と良い席でもありました。以下

ネタバレBOX

テンポ、セリフの掛け合い、音響のタイミング。自然で観やすかったです。ブルータスの深谷さん芝居の力強さに滑らかな発声もだが、ボンバーヘッドがナイスでした。七味さんのてやんでぇ口調や岡田さんの妙なネタなど面白いところも多かったです。逆に渡辺さんはキャラメルで観たものよりも何かしっくり来ずでした。シーザーの川上さんはお綺麗ですが、カツカツ歩いてばかりに見え、思ったより出番もなくて勿体無く思いました。和装を混ぜたりは不満はなかったですが、国の規模や発情のタイトルに絡むものが足りないように見えました。情が発生するというものだとしても、苦悩や葛藤はより取り入れて欲しかった。観客さんを上手い感じで絡ませるのがとても上手かったです。話がそこまで解らなくても、胸の内に抵抗もなく入ってくる、流れのようなものがありました。
ブルーアップル【終演しました!】

ブルーアップル【終演しました!】

X-QUEST

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一回観たかった~!!
期待以上の運動量と熱量は素晴らしいの一言に尽きます。 ガンガン動いてる中の連続ターンとかかなりキツそうに思えますね~(^_^;) ストーリーを噛みしめるためにもう一回見たかったんですけど自分が行けるのはこの一回だったのでDVDで見直したいです( ̄∇ ̄#)

今宵見上げし梅鴬の雪積もり願ふる喜多方の春

今宵見上げし梅鴬の雪積もり願ふる喜多方の春

劇団SHOW&GO FESTIVAL

ブディストホール(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっとオマケで5点[花丸]満点
とても面白い舞台でした。笑いがありながら、ホロリとさせる良質な作品だと思います。

ネタバレBOX

脚本は、いささか優等生的な部分があり自治体後援ぽかったです。難点は、謎の乗客とニンジン坊やの話を核に喜多方の地域振興を考えていくものでしたが、それぞれの繋がりに少しチグハグな印象がありました。特に、序盤の喜多方駅が出来るまでの場面は授業みたいでした。分かりやすかったのですが、いきなり学級会の発表みたいになって先行き不安になりました。後の流れが良かったので安心しましたが、違う見せ方の方が良かった気がします。

ニンジン坊やの謎は中途半端に終わった感じがします。終盤にやっつけで解決したような印象でした。全体的には、喜多方のアピール感が出ていて良かったです。行ってみたい気持ちになりました。また、謎の乗客の話は素晴らしかったです。この話だけでも作品になる気がします。

演出では、冒頭の最終電車到着の場面で、駅員室の壁に車窓の明かりが反射するのが秀逸でした。一気に深夜の喜多方駅の空気が伝わって来ました。その後も音響、照明の効果がタイミングも良く、高い技術力を感じました。細かい部分ですが、下手の通路壁に暗幕の影があり、効果としては良いのですが、役者さんの出入りで動いてしまうのが気になりました。イメージでは壁の影でしたが、カーテンがある設定だったらすみません。

舞台装置、小道具など、真実味があって素晴らしかったです。役者さんの動きも無駄がなく、とても見やすい舞台でした。阿部役は同じジャケットを使い分けていたように思いましたが、細やかな演出で好感が持てました。
役者さんは演技力があり、スゴかったです。阿部役は、泣きの演技が素晴らしく、もらい泣きしました。従業員からの電話は、内容が込み入っているので、もう少し長くても良いと思います。

源来役は調子悪そうでした。甘噛みが目立ちましたが、声が良いので勿体無かったです。生江、丸美ペアは凄く面白かったです。二人が揃うとワクワクしました。角、生江ペアも笑えました。ゆき江、ウメ子ペアも良かったです。訛りが流暢で楽しかったです。他の皆さんもそれぞれの役に合った演技が素晴らしかったです。学生さんのレディガガ太極拳は、よく分からなくて残念でした。派手な格好の人という印象しかないので、動きが特徴的な人の方が良かった気がします。

駅員さんの早着替えは驚きました。面白い役は目を引きますが、他の皆さんのしっかりした演技が支えていると感じました。ただ、最後の挨拶で皆さんの表情が揃って固かったのが残念です。ハッピーエンドだし、役者さんのくつろいだ表情を見るのも楽しいので、にこやかにして貰えたら嬉しかったです。

スタッフワークも良く、気持ち良く観劇出来ました。パンフレットが可愛らしくお洒落で良かったです。2列目中央付近に高めのハットを被ったままの男性がいて、後ろの方が気の毒でしたが、開場間際に来ましたし仕方ないと思います。可能であれば注意してもらえると助かります。終演後の動線確保など心遣いが細やかで、とても楽しめました。

ブルーアップル【終演しました!】

ブルーアップル【終演しました!】

X-QUEST

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

若さが爆発!
相変わらず身体のキレは素晴らしかったです。BIG TREE THEATERが狭く感じられました。

ネタバレBOX

生物が進化すると人間になって最終的には滅んでしまう。しかし、生命のスープ、つまりある種の有機物があれば熱水噴出孔などで生命が再び誕生し、また進化して人間になって滅ぶ。地球ではこんなことがこれまで何回繰り返されたことでしょうといった感じのファンタジー。

ベニクラゲやプラナリアに人間の染色体を組み込んだ無限の命を持つベニクラゲマンやプラナリアマンの存在は興味深く、特に七つに分裂したプラナリアマンの一糸乱れぬダンスは秀逸でした。

ミュージカルではありませんでしたが、時折歌う歌は声がよく通っていました。ダンスができて、茶目っ気もあって、歌まで歌えるとは、役者さんたちの能力の高さに驚かされます。
夜光星ディスコルーム

夜光星ディスコルーム

エムキチビート

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

楽しい舞台
単純にストーリーを楽しめました。
なかなか舞台を観なくなってしまった私ですが、とてもよい時間を過ごせました。

地方から出てきた友人も楽しんでくれてみたいで、満足です。


ネタバレBOX

劇場のサイズが合っていない感じ?はしました。
もっと大きな劇場でみたいと思いました。


新撰組が素敵です。
今宵見上げし梅鴬の雪積もり願ふる喜多方の春

今宵見上げし梅鴬の雪積もり願ふる喜多方の春

劇団SHOW&GO FESTIVAL

ブディストホール(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いの部分も楽しく
これまで観たこの劇団の作品の中で一番スッキリしていたように思いました。

ネタバレBOX

震災で工場が壊れ、従業員を解雇して家出同然に癒しの旅に出た男が、喜多方駅に集う人たちとの交流を通して元気になっていく話。

喜多方は会津の北にあるから喜多方ですと。東北支援を謳っているだけあって、会津との力関係で鉄道を持ってくるのに苦労した当時のエピソードなどを、まあ随分ご丁寧にパネルまで使って説明してくれました。

発達障害ではあったもののみんなから慕われていたニンジン坊やと呼ばれた今は亡き人を座敷わらしのように見立てたところなどは、如何にもこの劇団の得意分野といった感じでした。ニンジン坊やは気に入った人の災いや幸運を一つだけ交換してくれるということで、男は工場再開の目処が付いて去っていきました。

ところで、女性が嫉妬してペン先で男性をつつくシーンが何度もありましたが、洒落になっていませんでした。完全なDVです。結婚したらこんなことが頻繁に行われるでしょう。結婚しないことをお勧めします。
第6回本公演 サロメ

第6回本公演 サロメ

劇団新和座

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

カラー
原作というか、翻訳にそった芝居だったのでしょうか!? もう少し劇団の色が出ていたら、と感じました!? サロメがヨカナーンを誘惑するシーンはもっと観たかったです。そうすることでラストシーンも際立ってくるのではないでしょうか!? あと、それぞれのココロの動きをもっと感じられたら良かったです

ホロヴィッツとの対話

ホロヴィッツとの対話

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

芸術家と調律師のプライドと生き様の厄介さ
演者とチラシから受ける印象が硬質で、海外戯曲のようなイメージを想像していた。
変人にして天才ピアニストのホロヴィッツ、その妻のワンダの老夫婦が素晴らしい。ワンダの、夫を手のひらの上で上手く転がす術が秀逸。
それにブレない姿勢で対応する調律師のフランツ、その妻のエリザベス。
初っ端から和久井さんの声が上ずったような口調が気になったが、後半の展開にこういう演出もアリかと納得。
水と油のような二組の世代の違う夫婦、それぞれの暮らしてきた経過が心に沁み込んでような舞台。
誰にでもお勧め出来る素敵な舞台だった。

これから舞台を見る方は、なるべく小腹は満たして見た方が良いと思います^^

ネタバレBOX

冒頭、役者名がでーんと舞台上に表記される。ここだけ既に映像化出来てるw。
タイトルから芸術家と職人の会話メインかなと予想していたら、それについては、らしい会話はあるけど対話という程ではなく、そこは物足りなさもあった。でもそこをクローズアップすると2人芝居の様になってしまうか。
個人的にケン・ワタナベが立派に見え過ぎて、和久井さんと長年連れ添った夫婦には見え辛かったのと、職人さん気質は伝わるが、裏方よりも表立った職人さんに見えた。でも自然にそう見える不思議。
頑固じじい段田ホロヴィッツが、意地悪ばあさんみたいなやり取りで面白かった。芸術家ゆえの、偏屈さと厳しさを併せ持ったホロヴィッツ氏の演奏も聴いて見たかった気がする。

序盤は三谷流の、登場人物とその周囲の行動と発言により状況が二転三転する困惑する巻き込まれ会話の流れ。いつもどおり楽しませてもらった。
後半、母親同士の諍い場面は、見る人によっては聞き苦しく思うかも。
それをまとめるのがもう一つの主役のピアノ。
二組の夫婦を繋ぐ役目を立派に果たしてた。

最後のアンコール挨拶がアメリカンな渡辺さんだったw 素敵w
あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★

評価
 良い悪いというより生理的に受け付けるかどうか分かれる作品かも知れない。話としては、グロテスクだと感じた。

ネタバレBOX

 母の死の弔いに三姉妹、長女の元彼などが集まるが、末娘をレイプした父も参列していた。姉二人は、父と母が8年も付き合っていたことも知らなければ、妹が父にレイプされたことも知らないが、父は、マゾヒズムを売りにする会社の経営者であり、母もマゾヒスト、長女もマゾ、二女もDVに耐え、楽しんでいるマゾヒストである。長女の元彼はサディストであるが、一応、長女との間のSMでは愛が主題になっている。長女の癖は首を絞められることを喜ぶことと言った内容の中で、件の会社のスタッフが、元彼に殺され、それを長女が庇いだてすると、死体処分に300万掛かるから、それをSMモデルをすることで支払え、と父に強要され、二人とも豚として生きることを余儀なくされる。が、電気ショックなどを加えられ、困憊気味の姉に代わり二女をモデルにしようと画策した父により、妹夫婦が、新たな餌食になる、といった具合だ。更に、元彼はお笑い芸人を目指していた過去を持つが、その相方は、末娘とセックスフレンド関係にあり、この関係も父にレイプされた妹のトラウマ絡みで異様なものである。近親相姦とSM、近い者同士の人倫を根こぎにする肉体関係と凶悪犯罪などを妙にベタに描いているので、自分には、グロテスクに見えた。
 音響の使い方も、もっと抑えた方が、自分には好みである。ディスコ並みの音量を出して、音を歪ませる効果を狙っているのかも知れないが、自分は、ただシラケタだけであった。
Pink Punk Pamper~ピンクパンクパンパー~

Pink Punk Pamper~ピンクパンクパンパー~

アフリカ座

劇場MOMO(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

芸能というもの
 肌理の細かいジョークで異世界に引きずり込み、妖怪が跋扈する不可思議な世界を自然に楽しむことができた。妖怪の大立者、九尾の狐・尾裂狐役の存在感も中々のもの。所謂、冒険譚の基本を忠実に守りながら、詰めを怠らず緊迫感のある科白で責めた点でも、芸能の奥深さを感じさせた。

あの女

あの女

猫のホテル

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

ノゾエさんの演出がよくわかる舞台運び
猫ホテのメイン男優3人以外の役者さんは、上演前に携帯電話マナーお願い前説有り。毎回内容が違うのかな?観劇日のお願い出演者はヨロ企の本多力さん、強者役者に巻き込まれて頑張って声張りあげる姿が可笑しい。

狭いスズナリの舞台上に、客席に接近するかのような白い背景、それに映し出された影絵。身体の動かし方や効果音の使い方がいかにもノゾエさんらしい、と思った。
千葉さん特有の女の事件簿、といった話の筋だけど、ノゾエ氏が加わった事で今までとはひと味違い、重い内容をマイルドに変化させつつ全力投球の猫ホテ、という感じだった。約100分。

まことさん、今回も男の色気を振りまいてた。素敵だ。
しんぺーさん、声大きいw。近くで観ていると、終盤、鼓膜が破れそうになるよw。
ガンツさん、このままおじさんになっても弄られまくってほしい。

ネタバレBOX

女への執着と嫉妬と歪んだ愛が絡まっていたように思うが、正直、全ては理解出来なかった。
冒頭から男三人(船田/検事、瀬戸/告訴人、山本/弁護人)が、役の入れ替わりと一人の女を演じる。役の切り替え方は見事だったけど、女の役は想像させるだけの存在でも良かったんじゃないかな。

シンプルな舞台上に映し出された樹木の影絵の一部が、女体に見える様は興味深かったです。
国語の時間

国語の時間

風琴工房

座・高円寺1(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/28 (木)公演終了

満足度★★★

観終わって複雑
風琴工房20周年記念舞台は、昨年の「記憶、或いは辺境」に続き、戦前から終戦直後を舞台にした話。
日本の統治下にあった京城(現ソウル)の朝鮮小学校で日本語教育を行っている。その時はそれが当たり前だったから。
それを観客に見せつけるかの様に、舞台の板張りの床にも朱色の円が浮かんで見える。
時代に放浪された所為、とは出来ないが、教える事と伝える事の両立の難しさ、国が主導して教育や人を作る事の複雑さは、現代にも似通っている様にも思える。

久しぶりに舞台で見た加藤虎ノ介さん、貫禄ついて(太った、とかではなく)立派になっていたなー。
休憩込みの約3時間。

ネタバレBOX

日本語が得意な息子とそれに葛藤する父親の朝鮮人親子。
母を恨み日本人になろうとした甲斐と、必死に日本語を覚えようとする母。その甲斐の感情的な訴えも日本語の為、完全には理解出来ない母親。
甲斐親子と朝鮮人親子の葛藤の対比も印象に残った。

素晴らしい舞台だったけど、久しぶりに観劇後にどんよりとした気分になった。
デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝~

デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝~

ナイロン100℃

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

面白かったです。
思ったほどエロくない、怖さとか悲しい部分もあり。
間に下らないエロコントやカッコイイダンスが挿入されてる感じ
大勢の役者さんで真面目にやってます。
演出家?のようなキャラが面白くもあり邪魔でもあり微妙な存在。
思ってた以上では無かったのでもっと振り切ってやってるのかな?
その期待分、ちょっとだけ物足りなさ、半端さが残りましたけど
観て良かったと思いますよ、初演観たかったなぁ

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

見逃すな。
初日なので序盤のテンポが少し気にはなりましたが、ここは確実に明日から良くなっていくでしょう。そして見るべきはやはり監禁の過程で凄みを増していく役者さん達の演技。特に主演の笹木皓太くんはやはり逸材、徐々に深みに嵌っていく愛とも狂気とも取れない不可思議な精神状態に、透明感のあるエロスを湛えた残酷な魅力を放つ姿は新たな時代の覇者を予感させるに充分。後ほどネタバレ欄に追記したいと思ってますが、とにかく今は「あんかけフラミンゴを見逃すな、笹木皓太を見逃すな」。これから千秋楽に向かってどんどん化けていくだろうこの舞台、それを想定して☆5です。ああまた観たい。凄かったー。

ネタバレBOX

案の定みなさんの感想が阿鼻叫喚ですね(^-^;) まあそれも想定内でしょう。前回公演の感想は私も酷評でしたが、クオリティが問題なのではなく表現の問題、しかも批判の声の熱量が高いという点でこの公演が如何に観客に爪痕を残したかが伺えます。

それはさておき。

SM監禁で人を支配していく様、遂には殺人まで犯させてしまう様はやはり強烈すぎて胸が焼け爛れるような感覚に苛まれます。序盤はオープニングダンスも軽やかでPOPに描かれるものの、一橋純平くん演じる芸人が平手で何度も殴打される頃にはもう見てられなくて、思わず泣いてしまいました。そこからじわじわと繰り広げられる鬼の所業のような調教に、涙は収まっても動悸は止まらず。実にグロテスクな光景が延々と続くのですが、それでも目の前で凄まじい演技を見せる笹木皓太くんの姿に釘付けになり、自慰からのイキ顔にはすみませんちょっとありがとう(←本当にすみません、)と思ってしまう辺り罪悪感を抱いたり。女優さん達の下着姿はエロスより先に恐怖感を覚えてしまうのですが、それでもやっぱり男性の皆さまはチラッと感謝してたりするのかしらああすみませんごめんなさい。こんな邪な心を抱くときにこれは芝居なんだと実感して、それをこの地獄絵図からの逃げ道にしている気さえします。

とにかく何が言いたいかというと、面白いというには語弊があるけれど、凄い芝居を観てしまった、グロテスクなのにその光景に囚われ続けて昨日も今日もずっとこの芝居のことを考えている自分がいます、と。

あとあと。皓太くんは本当に凄い、凄いけれども同じ役を一橋くんでも観たい。凄いの観れます絶対。

また何か思ったら書きます。

(3/5追記)
見てから4日経ったら、温かい大きな愛の物語に思えてきました。ちぃは真性のMじゃなくて、愛してるから明の性癖に付き合ってた、その包容力に明も惚れ込んだようなそんな気がしたのです。演じた大森さんの魅力もとてつもなく。島田さんが「大森さんと結婚したい」とツイートしてたのも頷けます(^-^) エログロの物語でしたが、今はとても爽やかな気分。本当に素敵な公演でした*

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