最新の観てきた!クチコミ一覧

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宝塚ジャポニズム~序破急~

宝塚ジャポニズム~序破急~

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2013/01/02 (水) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

^ ^
東京の宝塚劇場初めてでした。
3部構成のためかお芝居部分のお話スピードが早かったですが、
華やかな宝塚の舞台が楽しめました。

教授

教授

アトリエ・ダンカン

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

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中村中さん、ゲストの石井さんのトークがとてもお話しおしろかったです。

ホテル マジェスティック ~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~

ホテル マジェスティック ~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~

フジテレビジョン

新国立劇場 中劇場(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★

^ ^
初めての新国立劇場。まずは、劇場の舞台セットがすごいことびっくり。
ベトナム戦争中のお話しですが、所々に笑える場面もあって、楽しかったです。
そして、素敵なご夫婦のお話しでした。

CASE

CASE

劇団伍季風 ~monsoon~

小劇場 楽園(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★


思議なSFチックな設定で始まるサスペンス。 面白かったです! 段々と真実が明らかになる過程に引き込まれました。 若干抽象的?な形でのストーリーの流れもありましたが、視覚的にもシンプルな演出と共に統一感があり素晴らしかったです!


LAND→SCAPE/海を眺望→街を展望

LAND→SCAPE/海を眺望→街を展望

北九州芸術劇場

あうるすぽっと(東京都)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ
ネタばれを読んでも、あまり影響はないと思うのだが・・・?

ネタバレBOX

マームとジブシーの新作 【LAND→SCAPE/海を眺望→街を展望】を観劇。

今作は劇団の集大成と思わせるほど内容の濃い、マームとジプシーの世界観に浸れる作品だ。九州・小倉を舞台に、街を出て行った人達、そこで待っている人達の話で、その人達の孤独と悲しみの一瞬を、時間軸、反復、視点を変えて、必要なまでに何十回となく表現していくので、観客がまるでその当事者になったような気分にさせてくれる。特に今作は20人の俳優が入り乱れて、圧倒的な躍動感、臨場感を感じさせてくれて、映像、音楽も今まで以上に大胆に使いこなし、その場所で小躍りしたくなるようだ。たが描かれている世界は、暗く、重く、切なく、気分が憂欝になってくるので、そのバランスの悪さが何と言えない。
前作【あ、ストレンジャー】でもそうであったが、今作もラストで観客は死の深い闇の世界へと連れて行くのである。
マームとジプシーの表現は果てして演劇なのか?と疑問に思う事があるのだが、そんな事も観劇後には毎回吹っ飛んでしまうほど、作・演出の藤田貴大の世界観は独創的であり、誰にも真似の出来ない表現である。
そう彼は天才なのである。
主演・野島慎太朗の運動量は、今までで一番ではないか?もしかしたら演劇史上最高ではないか?と思わせるくらいに半端ない。そして成田亜佑美は何度見ても素晴らしい俳優だ。

今作は必見。
若手演出家コンクー2012 最終審査  

若手演出家コンクー2012 最終審査  

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

「箱」
6人の脚本家によって作られた物語のようですが、自分には難しくて・・。

ネタバレBOX

全体的な構図が解り難い物語でした。方舟の中の出来事なのか、あるいは、ただ単に人間社会の営みなのかピンときませんでした。
若手演出家コンクー2012 最終審査  

若手演出家コンクー2012 最終審査  

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

青鬼
面白い!

ネタバレBOX

夫婦の部屋の中で巨大な水槽が置いてあり、その仲で飼っていた食料としての北極姫イルカ。一見、そのイルカが主役のようにみえるが、主軸はあくまでも夫婦の食の物語でした。

このコンクールは演出家の評価を問われるものですが、やはり、観客に解りやすく伝達する目的としては秀逸だと思いました。
月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

座・高円寺1(東京都)

2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

2時間20分!
2時間20分は長いです……
これがもう少し短かったら、小学生の娘にも見せたかった。
素晴らしいセットを縦横無尽に動く役者たちに感動したし、毎度の広田クオリティの「詩の朗読のようなセリフ」も、唯一無二だと感じます。
座・高円寺という舞台、初めてでしたが天井が高く、素晴らしい舞台でした。
この舞台にはアマヤドリのクオリティが非常に合っていました。
個人的には赤羽を演じた小沢道成さんに非常に惹かれました。大好きなコロさんは、ソラというあの役に、もう少し何か仕掛けがあればよかったのにと思いました。田中美甫さんは「おーい」しか言ってなかったけど(笑)しっかり存在感がありました。さすが!素晴らしい!

若手演出家コンクー2012 最終審査  

若手演出家コンクー2012 最終審査  

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

「青鬼」
物語としては凄く面白い。

地方の2作より面白いのではないかなぁ。

ただ、このコンクールは(他の時にも大いに言えるのだけれど
どの作品を先に観るかによって印象がだいぶ変わってしまう。

前日に「箱」を観て、脚本の色をコラージュする演出的な面白さに触れてしまうと、
舞台上に水槽を配置するだけの「青鬼」の演出では物足りなくなってしまう気もする。

脚本が面白く、特徴的な女優・男優にも恵まれたため
シンプルに魅せて、食材の良さを最大限に堪能させたい気持ちは非常に良く分かるだけに、辛いところだなぁ・・(苦笑

これからまた下北行ってきます。入れるかな・・。

ネタバレBOX

折角スクリーン的な水槽が目の前にあるのだから、
いっそ水中の光景を唐突にうつしだして、
「海豚になったら人間のときより楽しいかも」
位やっても(物語の面白さは損なわれるかもしれないが(苦笑
演出的には面白いかもしれないな、と、ちょっと思った。

物語的にはとても面白かったです。
ショコレ04

ショコレ04

演劇ユニット『MOSH(モッシュ)』

しもきた空間リバティ(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

もうワンステップ!
作品によって、すごく面白いものとそうでもないものとの差が激しかったように思いました。途中の即興劇も、ハマればよいのですが、お題→即、即興、だと1〜2人でならできそうですが、頑張ってはいたのですが、4人となると多少の打合せの後に!でないと、難しいのではないでしょうか?終演後の役を引き継ぐのは面白かったです。女性陣はキュートで可愛かったのと劇団としてのポテンシャルはあると思うので、巧く構成してもらえたらもっと面白いものが出来ると感じました。

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

座・高円寺1(東京都)

2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

3回拝見。
相変わらず広田さんの物語世界は難しく、いまだに30%も理解できている気はしませんが、それでもこの美しい物語を理解したいという気持ちと、清涼感・躍動感に溢れる乱舞を何度でも観たいという気持ちがおさまりません。壮大な人類愛に満ちたこの作品ですが、果たして答えはあるのでしょうか。物語の中で人間たちが選択した道は正しいのでしょうか。「世界は初めから完璧にできているから、僕らが残せるのは傷跡だけ」。きっとこの答えの出なさ、不完全さ、それが人間の、世界の、地球の、そして宇宙の「完全な姿」なのでしょう。精神的に美しい「演劇」でした。愛してます。

ネタバレBOX

まず舞台上のオブジェにびっくり。「月の剥がれる」様が木材で作られているのですが、そこに神が宿っているかのような生命感。

そして役者さん達。皆さん透明感に溢れていて、きっとこの人達は人間を一旦捨て去って妖精になったに違いない、臓物なんてないのかもしれないと思わされます。物語の中で人間たちは「怒り」の感情を捨てることを決議しましたが、現実ではそのようなことが平和に繋がるとは思えないものの、舞台の上では皆それが実現できそうなほど「きれい」。

散華は新興宗教のようで、そこにいることで自分の存在の意味を見出すような部分は、リアルなのに毒を感じない。この「美しさ」は危険だなぁと思いつつ、どす黒く描かないのが「アマヤドリ」なのでしょうね。

そのアマヤドリを象徴する「乱舞」の美しさ・・・特に小沢道成くんの神々しいほどの身体使い、ハマカワさんの愛らしさに目を引かれて、乱舞の為にだけでも毎日通いたいくらいでした。

ちなみに初日は休憩無しの2時間40分が、目の前の美しさに気を取られる&理解することに頭を巡らせていたせいであっと言う間(笑) 2回目(3/6)は削られている部分が多数あった上に休憩があって集中力が途切れてしまってちょっと残念だったのですが、その翌日はシーンが増えた(!)上に休憩が無くなって、物語世界により深みが出ていてとても観やすくなってました。
広田さん曰く、赤羽兄妹のシーンは「朝小沢くんに電話してシーンが増えたことを伝えた」とのことですが、それで夜あのシーンを上演してしまうとは・・・役者さん達のキャパシティに脱帽です。

ちなみに大好きな小沢道成くんですが、このままアマヤドリの劇団員になってほしいほど魅力が発揮されていて素敵でした*
ピアフ

ピアフ

東宝

シアタークリエ(東京都)

2013/01/16 (水) ~ 2013/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

ピアフを演じる大竹しのぶのすべてを 毎公演出し切っている凄みある舞台。
「自分すべてを見せる」というコピーのとおり
ピアフを演じる大竹しのぶさんのすべてを、
毎公演、出し切っている凄みのある舞台です。
初演も観ました。

他にもピアフのすべてを受け入れるような唯一の古い友人役
で共演の梅沢昌代さん、
ピアフのスター性を見出す劇場オーナー役の辻萬長さん、
個人的には、「ゴーオンジャー」ゴーオングリーンだった
碓井将大さんの大舞台!など注目です。

発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場(東京都)

2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

初・柿喰う客名義。
中屋敷さん作品は「来週は桶狭間の合戦」「パラリンピック・レコード」を拝見し、Ustreamで「悩殺ハムレット」「絶頂マクベス」「無差別」を拝見してまして、それらは非常に面白く、特に悩殺ハムレットは演出がカッコ良くて好きでしたので、私にとって初の柿喰う客名義で生で観る作品として今回はとても期待していたのですが。(以下、ネタバレ欄にて)

ネタバレBOX

・・・あれあれ?中屋敷さんどうしちゃったの、って正直思いました。たいたいさん始め魅力的な女優さんがいらっしゃるのに、演出が細部まで行き渡っていない印象。アイドル的な女の子達を起用するにしても、彼女たちの魅力を発揮させてくれるような演出がなされていなくてはただのお飾りになってしまいます。折込チラシには中屋敷さん演出作品が多数ありましたが、それらの忙しさでひとつの作品に掛ける時間が足りないのかなぁ、なんて悲しくなってしまいました。

たいたいさん七味さんあんりさんあがささんの熱演をしてもどうにも高まらないこの心臓。それに反するかのような、終演後のアフタートークでの絶賛の声や割れんばかりの拍手。「悩殺ハムレット」だったら私もこういう反応が出来ただろうななんて思いました。女体シリーズはアイドル女優の登竜門になるのでしょうか。それにしてももう少し中屋敷さん的チャラ目なスタイリッシュ感が欲しかった・・・。エンタメは大好きなのですけどね。
Paints, Prawns, Piri Piri Party ペンキとえびのピリピリ・パーティ

Paints, Prawns, Piri Piri Party ペンキとえびのピリピリ・パーティ

劇団PPP

ギャラリーがらん西荻(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題627(13-052)
13:00の回(快晴、春、暑い)。気持ちの良い日差し、住宅街、人はほとんど通らず、時々、車の音、静かな場所、陽が注ぐ音が聞こえてきそうな気候。入口手前、鉢植えに白、黄、紫色などの花(パンジー?)、12:30、半地下の会場へ向かう。この場所、劇団も初めて。床面は黒、壁は打ちっ放し。丸い電球(透明2。白濁1)。黒いミニ椅子が1〜2列、3列目は白い丸椅子。会場は狭いけど、エントランス(受付)、照明(影)を使っていい雰囲気。構造上、男性の太い声が場内に響く。良質な海外の短編を読み終えたような印象。開場、終演時に「Piano Man(BJ)」。12:58前説(会場が寒くなるのでブランケットの貸出しあり)、13:02にも。13:06開演〜14:32終演。預けた荷物を受け取る時にお聞きすると…いろんな大学の学生さん、4年生で本公演をもって活動終了、横浜が拠点のようだったので、先日「祭氏」をSTにみに行ったとお話しすると「後輩です」…ホントだ、当パンに劇団名が載っていました(おそるべし横浜つながり)。

誕生会の場面で「Birthday」がかかる…もちろん、ホワイトアルバム。どうやってこの曲に辿り着いたのだろう。ということは、他の曲にも「理由」があるのでしょう。

ネタバレBOX

ポールとパットの間には「ポピー」という名の娘が「いた」、それでその子へ想いがあるはずのない手紙に…という設定でいいんですよね(違っていたらどうしよう…)?

だとすると、なぜそのことをパットと共有しないのでしょう…、父親だからかな、個人的にはわかるような気もする。

フェリシティが出す手紙、封筒のデザインは衣装と同じ。ポールが手にしている事務封筒の裏、紐でくくっているのは描いたもの(にみえる)。

felicity…至福。
そうあってほしい。
2013年・蒼白の少年少女たちによる「オイディプス王」

2013年・蒼白の少年少女たちによる「オイディプス王」

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

両ver.観劇。
川口覚くんと小久保寿人くんがオイディプスとクレオンを演じたそれぞれの回を観ました。川口くんのファンとしてはいつ役が変わるかと開幕前までヒヤヒヤしていましたが、いざ開演してしまうと何でそんな心配をしてたのだろうと思うほど圧倒的な演技。しなやかな体躯から繰り出す重厚かつ繊細なセリフ回しは、同世代の役者さんの追随を全く許しません。オイディプスとクレオンの演技の振り幅も尋常じゃなく、逆に脇役で実力を確認できたのも良かったかなぁなんて思ったり。でもご本人はやはり主演が良いのですよね。さいたまネクスト・シアターという若手ながらも実力派揃いのこの劇団、一枚看板では良くないのかもしれないと思いつつ、やっぱり川口くんの主演が観たい。そして周本さん白川さんもとっても良かった、コロスひとりひとりも全員魂がこもってました。ちなみに演出は蜷川入院のため、途中から演出助手の方にバトンタッチ。だからから、綺麗すぎて綺麗すぎて、蜷川さん独特のフェティッシュ感は薄れてました。しかし黒装束の川口くんのセクシー度は半端じゃないです。

ネタバレBOX

1回目は小久保くんのオイディプスでしたので、川口くんのオイディプスでは間近で観るために早めに席を確保。結果、すぐ隣(手を出せばすぐ繋げるくらい隣(笑))で立ち止まって演技をしている率の高さが異常。そして川口くんが駆け抜けるとフローラルの良い香りがふわぁーーーっと。幸せでした 笑

それにしても去年のハムレットは素晴らしかった・・・。蜷川さんの読売演劇大賞受賞も納得です。
【無事に終演しました】タイトル、拒絶【ご来場本当にありがとうございます】

【無事に終演しました】タイトル、拒絶【ご来場本当にありがとうございます】

ロ字ック

サンモールスタジオ(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ロック。
脚本の山田さんの言いたいことがロックの音楽と共に語られてました。風俗の話ながら下着姿になる等全部山田さんが背負っていて、いかにこの作品が彼女の全てをこめたたが伺えました。主演の堤千穂さんはいつもニココニしていて、その笑顔が真意なのかそうでないのか、そして素の彼女のものなのか演技によるものなのか・・・そんな気持ちでずっと引かれながら観てました。そして長井短ちゃん、美しすぎてスタイル良すぎてハーフの人はいいなぁと思ってたらなんと純粋な日本人とのこと!素敵でした。

ネタバレBOX

以下、観た直後のツイートです。

***

デリヘルの話なのに、全女性だけでなく全人類の縮図のよう。演劇的手法を多用してるのに目の前の光景が実にリアルでフィクションに思えず、共感を通り越して日常の延長のようにしかし熱く目を凝らして観た。山田さんと飲みながら男と女とSEXの話をしたいと思った。

で、帰りに観劇おじさんと話しながら帰ったのだけど、男と女で同じ芝居を観てこれだけ感じ方が違う芝居は初めてだなぁ、と。男性は感覚的に分からない部分が多いらしい。私はすんなりと受け入れて観てたけど。クズを自分の中に溜め込んでバカの振りして生きるなんて男女とも同じだよね。違うの??

山田さんの演出好きだわー。みんなクズなのに生命力に溢れてる。死んでると言われても滾りまくってる。ロックだし、カッコいい。特にボブ美さんが凄くよかった。ブスって言われてる人何人もいたけどみんなそれぞれ魅力的だったよ。

千穂さんの役は、絶対自分とは被らない・・・と思いつつ、クズの部分が自分と違うだけで実は紙一重なんだよね。あの表情の裏に何があるのか探ってしまった。芯の部分に確りとしたものがあることは容易に想像がつく。でもなかなかつかみどころがなくて。そういうところが男性にはたまんないのだろうな。

竜史さんの相手役のキャラ、あれヤバい。一歩間違うとああなりかねないのを必死で留まっている女性にはたまらないw 多分そういう女性多いから共感されまくりだと思う(笑) 痛かったなぁ。ちょっと優しくして欲しかっただけ・・そうなんだよね。私も身に覚えある。今でこそ笑って観れるけどね。

勢いで一回寝ただけで恋人気分な女はすごく嫌いなんだけど、彼女は逆に愛らしく見えたのは、多分あれだ、本当は愛されたがりなのにデリヘルで余計に心すり減らしてるから、その反動でお金を介さずにした彼に、みっともない女になるという紙一重さも全部承知で、でも少しでも愛を感じられたらゴミのような自分から浮上できるんじゃないかって、いちるの希望だったのかなって。竜史さんがそのささやかな、でもとてつもなく愛らしい彼女に値しないクズを好演してた。

で、愛、なんだな。ロ字ック。大きな愛で女の子を、人類を包んでる。タイトルなんてつけなくても、あなたの人生を愛していいんだよ、って。素敵な感覚だった。汚いとかエロいとか全く思わなかったなぁ。誰がどんな言葉吐いても、真理だと思えるからかな。

今日(2/14)は休演日。ロ字ックの皆さまも、全人類も、幸せなバレンタインを過ごせますように。との山田さんの優しい心使いかな?そんな気がする。山田さんは女の子の味方。
デキルカギリ

デキルカギリ

G2プロデュース

本多劇場(東京都)

2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

重いモチーフと笑い、俳優陣を堪能。
学者である父親が突然ぼけたため”遺言”が公開されることになり、
それには、三兄妹が揃う必要があった。
しかし、長男はある事件から姿を消していたのだった。

G2が最後に「他がやらないことを!」と選んだテーマは「原発」!
セリフの端々に知らなかった(おそらく徹底した取材の上での)原発データが
ちりばめられていて、いちいち驚いたり、あらためて思い出して、
怖くなったりの連続。
それでも笑いは忘れず、舞台上のコメディシーンは続く。

さすがG2プロデュースは手を抜かない。
最後まで徹底挑戦の姿勢が素晴らしい。

山内圭哉さんの弱気の演技(と髪型)、
大和田美帆さんの安定感!
片桐仁さんが珍しく中心で正道の役をきっちり演技し、
あの、岩井秀人さんが役者としてがっつり演じ、
大満足でした。

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

パワフル!前向き!疾走感に満ちている!まさに舞台の中で「生きている彼女ら、彼ら」!
音楽劇、覆面レスラーの娘の波乱の半生!
自分の骨は、亡くなった周りのみんなで出来ている!

鹿殺しらしい、常にパワフルな歌と生ブラス演奏!
菜月チョビ中心に繰り広げられる主人公の、
超波乱に満ちた半生は悲劇の連続!
なのに笑える!
なのに泣ける!
客演・姜暢雄の典型的なデータ分析型秀才イケメンキャラや、
愛すべき登場人物たち!
東京×××××××ランド風ゴス・バンドなど凝りに凝ったパロディも満載!
数々の着ぐるみも、ようできとる!

疾走感に満ちている!
まさに舞台の中で「生きている彼女ら、彼ら」!
満腹です。

マクベス

マクベス

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/04 (月)公演終了

満足度★★★★

5人で演じるシンプルな「マクベス」。日本の四季や和装を自然に取り込む姿勢に共感しきり。
5人で演じるシンプルな「マクベス」。
海外公演もにらんで日本の四季や和装を、
単なる外見ではなく、
その精神的なものをあくまでも自然に取り込む、
野村萬斎さんの姿勢に共感しきり。

桜の花びらが舞い、真っ赤な紅葉の葉が舞い散る風景は
受け狙いのジャパンテイストとは、大きく一線を画す美しさがある。

善人マクベスが、魔女の予言と夫人の言葉に心を乱され、
悪に手を染め、破滅への道を辿りはじめるが、
最後は自分を取り戻し、自らの運命に強く立ち向かうその姿は、
力強く、りりしい。

共演者マクベス夫人には実力派の秋山菜津子さん。
以前から、注目作品に次々に出演されていて、目が離せない。
魔女を始め、主演の二人以外の登場人物すべてを、
天井桟敷等に出られていた三人で演じているのも象徴的で、
マクベスと夫人により焦点が当てられていて非常に効果的。
上演時間が長すぎないのもいい。

落下ガール

落下ガール

オフィス・REN

シアターサンモール(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★

学芸会
彼女らのファンなら、楽しめるのでしょうけれど、ストーリーはベタで、斬新さはまったく感じられず。早々に飽きて、公演時間が長く感じました。
客席はガラガラ。

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