
へたくそな字たち※無事公演終了致しました!ありがとうございました!
TOKYOハンバーグ
ワーサルシアター(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/25 (月)公演終了
満足度★★★★
この国の真実と官僚というヒトデナシ
舞台正面の黒板に、ハングル、漢字、日本語などで文字が書かれている。1988~9年頃、大田区糀谷の夜間中学が舞台である。息子に連れられて50過ぎの女性が、夜間中学の先生に面会にくるシーンから始まるが、彼女は挨拶時、腰を酷く深く折り曲げる。実際、自分がほぼ同時代東京の夜間中学の生徒さんとお会いした時の体験にも重なる。異様なほど腰が低いのだ。その様は、まるで自分が生きていること自体を恥じ入ってでもいるような、消えてしまいたいと願ってでもいるような幽けき姿であった。

八月のラブソング
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2013/03/08 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
戸田さんの魅力が、余すところなく発揮される舞台
何もかもが、譬えようもないくらい素敵な素敵な珠玉舞台。
お二人の共演は、「ランフォーユアワイフ」以来の観劇ですが、あの爆笑コメディとは、全く雰囲気の異なる、大人のファンタジーといった趣の、極上の二人芝居でした。
鵜山さんの演出だけあって、舞台装置も、照明も、舞台内容と見事にマッチングして、大人の絵本を見ているような夢の世界のようなラブストーリーでした。
戸田さんの魅力が、最大限生かされている芝居で、同性の私でさえ、うっとりしてしまう素敵さに満ち溢れていました。
私も、死ぬまでに、もう一度、こんな風に心を通わせられる異性に巡り合いたいと痛切に思いました。

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】
劇団鹿殺し
西鉄ホール(福岡県)
2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★
がががーーーー!!!
って意味のない叫び声をあげたいくらい面白かった!!
鹿殺しを初めて観たときの衝撃からはや??年??色あせてないなぁ~
まだ前進してるんだな~ 無償に感動して涙すら。 周りげらげら笑ってるのに(^_^;)

さくらの花束
劇団ゲキハロ
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
ゲキハロ史上…
本編80分、(ぐだぐだな)トークSHOW25分。
坪田文脚本とは思えない出来のドラマツルギー。
℃-uteファン以外には全く観るべきものがない。

かっぽれ!〜春〜
green flowers
テアトルBONBON(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかったです
とにかく最近観劇した中で一番質が高く素晴らしい舞台でした!
どんな方にもお勧めできます。
ほんの数日の公演なのがもったいないです。

音楽家のベートーベン
ダックスープ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

俺を笑うな
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2013/03/21 (木) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
新鮮
『俺を笑うな』、タイトルはいまいちだけど、面白かったな。70分ぐらい? 最後まで退屈せずに観ることができた。
こんなふうにストーリーがちゃんとあって、そのストーリーに沿って、しっかりと場面を観せていく芝居ってのは、すごく新鮮だった。
いや、芝居には大抵ストーリーがあって、それに沿って物語が進行していくわけだけれども。それにしても、新鮮さを感じたのは、どういうわけなんだろう。必要最低限なシーンをつないで、しっかりとした物語として構成しているというか。無駄なものが感じられなかった。だから退屈もせず。
いいもの観せてもらったな。ありがとう。

ラフ・オア・ダイ
崖っぷちウォリアーズ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
殺人ジョーク
帰って思わずググりました。
めっちゃ面白かったです!
気になる箇所も気にならなくなるくらい笑わせて泣かせてもらいました(*´д`*)

俺を笑うな
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2013/03/21 (木) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
学生演劇のレヴェルを超越!!
じつに「秀逸」な舞台。
話の展開も無駄が無く、役者の掛け合いもテンポ良く、観客の集中力をラストまで持続させる。これって凄いこと。
登場人物たちの会話もじつにウィットに富んでいて笑える。
家庭内の人物描写(主人公との関係性)が、もっと丁寧に描けていれば申し分なかった。
演劇って、キャリアじゃなくて「センス」なんだなぁ~ってつくづく思った。
いつも、観劇料4000円ちかくぼったくられた・・・と思うことが多いあたしにとって、久々に満足した舞台だった。
見尾田・伊藤彩奈の演技は、もう「異常」レベルに巧い!

Replica Velonica ※公演終演、ありがとうございました!
劇団前方公演墳
小劇場 楽園(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★
印象には残る
上演時間2時間。この回だけかもしれないが、紙一重で笑いの沸点を超えないことがあり、もっと楽しいはずで惜しい。と言いつつも楽しかった。

ピローマン
名取事務所
「劇」小劇場(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

革命日記
映画美学校
アトリエ春風舎(東京都)
2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★
役者を活かす演出が素晴らしい
前提として、私は松井周さんの演出作品を初めて拝見しました。
よって、松井周作品の中での位置づけなどは全くわかりません。
特に映画美学校の生徒と作ったという点がどのように作用したのか?
この作品でしか見られない新たな魅力や強度があったのか、
他の演出作同様に松井色になっているのか、
はたまた、やはり生徒ということで完成度が低いのか、、、
全くわかりません。
なので、ここでは、映画美学校の生徒と作ったということは考慮に入れません。
その上で、
役者の個性を活かす演出が素晴らしかった。それは、キャスティングも含めて。特に、理由はわかりませんが、女の役者さんの個性がとても活きていたと思います。

花嫁遊戯〜煉獄編〜
楼蘭
pit北/区域(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★
倒錯感◎
初めて2階席で観劇。
こういう耽美なテイストは基本的に非常に好み。
劇中歌がこの作品の世界観にとても合っていて、独特の雰囲気を生み出していたと思います。(歌もみんな上手だったし)
あと劇場の構造を上手く活かした演出や、照明、美術もセンスの良さを感じました。

かっぽれ!〜春〜
green flowers
テアトルBONBON(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
お芝居+落語
お芝居と落語、両方が楽しめる傑作。登場人物全員が笑わせてくれる。面白かった!落語を楽しむヒントも教えてもらった。

探偵~哀しきチェイサー2・雨だれの挽歌
ココロ・コーポレーション
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/26 (火)公演終了
満足度★★★★
音楽劇
ジュリーをはじめ出演者のステキな歌も楽しめる上質のエンタテインメントでした。あの名作映画を彷彿させるクライマックスのシーンはスリリング。

眼帯のQ
銀幕遊学◎レプリカント
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
水の中のナイフ
主演女優(と思われる)栃村結貴子さんあっての、そして地の果てっぽい秘密基地感満載のカナリヤ条約あっての舞台なのかな、と思ったりした。

カウラの班長会議
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2013/03/08 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
30周年おめでとう!
なにより30年の重みを感じた。しかも戦い続けての30年である。
この作品も燐光群ならではの作品、戦時中の悲劇を取り上げながら、実は現代の日本を批評しているという構造は見事。

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】
劇団鹿殺し
西鉄ホール(福岡県)
2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
全力で生きなくちゃ損だと思わせるエネルギー
スカッとするというのともまた違う、全力で生きないと損だなぁと思わせる舞台。
愛嬌まで演出で何とかなるものなのかわからないけど、役者それぞれが愛らしく、何やっても許されそう。
次福岡公演がある時は、来月小学生になるコも連れて行こう。

かっぽれ!〜春〜
green flowers
テアトルBONBON(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★
わ~、楽しい!
明るく、すごくいい舞台でした。衣装も良く、ぱっと花が咲いたような感じでしたね。落語家風の切れのいい台詞もよかったし、何より劇中で「花見の仇討ち」があれよあれよという間に始まってしまうのも素晴らしい構成だったと思います。
次はどんな落語を劇中で見られるのかすごく楽しみ!それと、劇中では流暢な江戸弁の師匠が、劇後の挨拶で噛みまくっていたのに役者魂を感じました!?

忘れろ、思いだせ
大駱駝艦
大駱駝艦・壺中天(東京都)
2013/03/15 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
記憶ついての考察か!?
村松卓矢「忘れろ、思い出せ」 一週間前の金曜日、初日を観た。
今回も非常に刺激的。公演は残すところあと三日。最終日にもう一度観に行く予定。(初日とは、大いに違う舞台になっていることだろう)
今回、出演ダンサーは男性のみ。ひとりひとりの体つき(キャラクター)がはっきりと伝わってくるミニマルな方向の衣装と美術。(「ツン」のデザインにも注目)
「縄」とのからみ、その大胆な展開は、まさにスペキュタクラー。
また、男たちの体つきの違い・・背が高いのも低いのも、筋肉質も、痩せ型も、顔の大きさ、全身バランス、ひとりひとり唯一無二の強い存在感をみせつける。
ふと気付くのが、通常、我々が、たとえば八等身美人のバランスを最上位に置き、美醜や優劣をつけていることへのアンチテーゼ。つまり、大駱駝艦のテーゼ「天賦」。あなたがわたしがこの世に生まれてきた事こそが大いなる才能なのだ、というその意を感じていること。
ついでに言えばスペキュタクラー、壮観な見世物性は「典式」だ。
この舞台にも、大駱駝艦のDNA「天賦典式」が脈々と受け継がれている。(そしてそれは観客にも伝播する)
以下、ネタバレ。