なまず
metro
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★
なまず
面白い。
ネタバレBOX
東北の伝説的口上がOP。神経質な田端(月船さらら)のニヤニヤできる芝居が続き、大津波発生。その数十年後の東北が舞台。放射能汚染などで人の住めなくなった(政府が立ち入りを禁止した)東北のジャングルで、王国を築く男(斎藤歩)とその妃(月船)、部下っぽい男(鴇巣直樹)と頭の悪そうな男(舘形比呂一)、そこへ偵察隊のパイロットだという男(若松力)が迷い込む…。
反政府組織な「なまず」が実は王国の彼らだったとして、首相にのし上がった田端に銃殺される面々。その時巨大な地震(なまず)が起こる。その後、富士山噴火でめちゃめちゃになった日本、そこでも人々は生きていた…。
近未来SFで、原発や大震災後の東北の暗い空気の中生きる人間と、政府から自由を得ようとした人間を描く。
歌とかギャグな要素がちょこちょこあって、エンタメな色彩もあるが、下地は重い。田端がコックリサンをして地震発生するシーンは、その前のコミカルな空気から一転、空気が引き締まる感じがした。
中盤、舘形が演じた、南米のなまずの王子の独白のとおり、弱いクセに傲慢な人間(政府)ってテーマと、精神病院から抜け出たようなバカ達(王国)の両面性が面白い。
若松の締めの、なるようになる的なセリフも、極限状態でのリアリティさがあった。
エンタメなトコがもう少し素直に笑えると良かった。演技は皆良かった。月船の妃衣装が美しい。キチガイだけど。
なまず
metro
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★
再演作、前作未見
震災を連想させるブラックユーモアな内容。未来の日本、東北王国が中心の舞台。
幕開けの講談芸による講釈で漠然と筋を把握、女流講談師の田端さん、聞きやすかった。
震災後の放射能関連の無自覚意見とか、知らず知らずに見たくもない意見に惑わされたりで、それらをあえて遮断していた時期があり、その時の事を思い出し途中ついて行けない場面もあった。
それらとは別にして、東北の歴史や生活の下地が馴染んでいる人には理解しやすい話なのかも。
さらら嬢の当たり役?とも言える蝉時雨蝶子のまんまレビューは劇場が一時アングラ劇場にいるかのようだった。美人なのに狂人へ変貌、と振り幅の拡さは相変わらず凄まじく、見ていて面白い。
館形さんのなまず乱舞は美しく見惚れた。
歩さんの自由さに笑い、田端さんもさららさんに引けを取らない堂々の怪演。
約130分。
ネタバレBOX
知能を持った神的な存在、この話では「なまず」にあたるが、地震という鉄槌が下され、その土地や人々も滅びつつある。
このような風刺場面は今後も色んな舞台で目にするんだろうな。
今回の「なまず」は館形比呂一さん。
水が入っていない水槽なのに、鍛え上げられた美しい身体つきと動き、不思議で神秘的な回遊魚のようにもに思え、その動きをずっと見ていたい位見事だった。でも、ルックスがジャングルの王者ターちゃんにも見えてしまったの。すみませんすみません!
いのちだいじに【全6ステージ終了しました!】
駄目なダーウィン舎
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
学生くさくなく面白かったです。松尾くんペコちゃんよかった。
ネタバレBOX
細かいとこですけど、女性歌手があくびをした時に、少年が(恥じらいで?)目をそらす仕草がいいね。
今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了
満足度★★★★
心情吐露の独白大会
題名どおり、本当に真摯に芝居と向き合っているなあと感動させられましたし、その題名を見事に体現した話は、凄く面白かったです。
ただ、後半は2時間見ていたら多分この人たちはこう言う事を思ってるんだろうなあと言う心情を次々と事細かに説明していく様には少々辟易しましたかな。それは、あの渾身の一言を言わせる演出のためにはしょうがないにしても、そのセリフを全員が同じテンションで言うのは如何なものかと思いました。
心情吐露の独白するなら根本宗子さん演じるあの方だけで良かったのかなあと感じました。あの人は正直何考えてるか分からかったですから。
ネタバレBOX
非モテの自分からすると、あのクズ男を何で好きになるのかを事細かに説明して欲しかったかなあなんて思いました。
TOKUGAWA15
タンバリンステージ
ザ・ポケット(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★
雑多な面白キャラ達
日本のこれからを決める為に選ばれた面々。演じるのは元有名アイドルから人気劇団の役者さん、原作者の先生まで実に幅広く、個性豊かで豪華な役者陣で臨んだ本作品。各キャラクター達の魅力は面白くて、ストーリーの作りそのものはとても良かったです。逆にキャラが強過ぎて収集が難しいのかなと思うところも多かったです。以下
ネタバレBOX
徳川15代に渡る将軍家の皆様に所縁のある人達が一同に集まるという設定から既に面白い。自分も一族のご先祖様皆様が集まったらどうなんだろうとワクワクします。原作も普通に読んでみたくなります。
印象て残るキャラは沢山いたけど、空気薄い歌舞伎さん、サダコさん。面白かったです。小川さんは知名度や空気から受ける良さはあるものの、僕が観た回は若干トチリが目立ちました。もう少し仕上げて欲しいでしょうか。京本さんは声が思ったよりずっと通っていて驚きました。壁画?も2時間で大方完成し、調整も良そく出来てるように見えた。毎回違いのある出来なのか気になるところでセットの美術さんが大変だと思いました。良かった役者さんは秘書の宮﨑良太さんでしょうか。非常に合っていて、ラストも家康首相との関係は少しだけでも良い味を出していて素敵でした。そういったキャスティングも良いと思いましたが、確かオーディションで結構人が集まったのを以前聞いたので、このメンバーを見ると実際の採用人数の比率あたりは別の意味で気になりました。
面白いけど、ストーリーと因果関係が弱くて印象に残らない事でしょうか。深みを持たせるにはキャラが各々強烈過ぎて演出も相当苦しそうに感じたけど、時間も長く取ったのだから、折角の設定や原作からの飛躍を持たせて欲しかったです。
そして1番は、時間が2時間と聞いて次の予約があったのに、ダラダラ長引いて15分以上は押したはずです。ゲストの余計な尺と物語の薄さを考えると、改良の余地は大分あるはず。あの後本当にえらい目にあったので、時間は目安でももう少し正確な情報を教えて頂きたいです。良いと思いましたが、反面問題もよく見えた作品でした。ありがとうございました。
匿名家族
劇団フルタ丸
サンモールスタジオ(東京都)
2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
印象に残る舞台
開演直後の演出、オープニングに開始数分でいきなり心を鷲掴みにされました。
最初のインパクトは凄かったのですが、
その後はある一家とその周囲の人々に起こった出来事がじっくりと丁寧に描かれていたと思います。
ネタバレBOX
養豚場を営む両親と、小説家を目指して東京に出てきた息子。
田舎と東京のセットが回転舞台の半面ずつに作られていて、
まずはそのクオリティの高さに驚きました。
小物に至るまで家族の生活感が感じられて、リアリティがありました。
タイトルの通り主人公家族だけ全員匿名。
匿名どころか舞台上には一切登場せず、名前にはピーが入りセリフも一切なし。
周囲の人間とのやりとりだけで、その家族像を浮き彫りにしていくという演出は面白かったです。
匿名家族の人々がどういった事をしゃべっているのかは想像するしかなく、
自分にはラストのオチがまだよく消化できていません。
物語はシリアス一辺倒では無く、笑える場面も多く、
特に松山千春のくだりや、ジャンピング土下座には爆笑でした。
focus#3 円
箱庭円舞曲
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/02/28 (木) ~ 2013/03/11 (月)公演終了
満足度★★★
「円」と言う割には、ちと歪だったかな
本公演のスピンオフやアナザーストリーと言う事で、やっぱり観てない作品は少し置き去り感はあったかなあと思いました。また、短編集なので、しょうがないですか、ややブツ切り感がありましたかねえ。暗転しないでスムーズに何とはなしに次の話に流れていくようにすれば良かったかなあとも思いました。
円と言うタイトルだったので、せめて最後の話と最初の話は何かしらの繋がりは欲しかったかなあと、これ見よがしに今までの登場人物を次々と登場させれば繋がってるでしょうとは、ちょっとどうかなあと思いましたね。
ネタバレBOX
私が箱庭円舞曲さんを観に来て常に感じていた「皆、知ってるし分かっている隠し事」(本音)を剥き出しに露出させる不快感とその誠実さをあまり感じなかったことが無かったのが残念でしたね。
01のジェネラルと10のお父さんには、それを感じたのすがね。
世界は僕を切り撮って
削除
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/13 (月)公演終了
満足度★★★
勇気
フライヤーから受ける印象とは違って、重い内容だったのですが、重さを重く感じさせないコミカルさや潔さを感じられたのは役者の方々の個性が大きかったかと思います。
前に進もうとする勇気が観劇後に爽やかさを残してくれました。
ネタバレBOX
中学時代に助けた同級生が、選考委員として名前がでるのは伏線回収だと思うのですが、これがとても綺麗にまとまりすぎている印象を受けました。
最後の未来に向かっていく姿が、過去を内包したままの立ち姿より、全くの見知らぬ他人に手を伸ばす方が、少しでも繋がりたいという希望を見せてくれるので好きです。
好みの問題ですみません。
あと、行為にしろ対象にしろ未遂にしろ小学生の性を肯定することはできませんでした。
谷根千キャッツ!!
STUDIO D2
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/05/11 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★
谷根千キャッツ!!
谷根千に暮らすキャッツ(猫)をどんな風にアレンジしているか楽しみでお伺いしましたが、本家の曲が流れて来てその後は、まともに見れなかったです。
演出が中途半端で出演者のスキルのバランスが悪いです。
ネタバレBOX
劇中、本家「CAT'S」の1幕と2幕に盛り上がるナンバーがかかりました。
劇団四季の「CAT'S」は何回も観劇しているので、そのシーンが目に蘇ってしまいました。
他の曲で踊ってくれればいいのに。
文京区民ミュージカルも企画中ということなので、本家のCAT'Sを中途半端に引用しないで制作努力をしていただきたいと思います。
トラブルマスターズ
劇団 浪漫狂
シアターサンモール(東京都)
2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★
ベタ過ぎたかな・・
真面目にエンタメに徹したハートフルコメディでしたね(*゚▽゚*)
雨の街
青年団リンク 二騎の会
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
気のせいかもしれないけど
佐山さんが以前より明るくなったような気がした。
匿名家族
劇団フルタ丸
サンモールスタジオ(東京都)
2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
家族の距離感・・
まさかの演出に面食らいましたが、センスの良さと笑いのツボはしっかりと押さえてるので楽しかった(*゚▽゚*)
ハッピークイーンとイバラの姫
カラスカ
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
脚本が面白い!
相変わらず脚本が面白い!
分かり易い物語で楽しめたし、笑えた!
会場からも笑い声がかなり聞えた。
上演時間約1時間40分。
ネタバレBOX
<脚本>
細かいネタばれはしない。
簡単に言うと、双子の姉妹の話。
性格の悪い茜が葵を虐めているのかと思いきや、
結局は、ド変態の物語だった(笑)。
シリアスな展開の中にも笑いが溢れていた!
最後の方は、笑いが多い展開に。
楽しい気分になれる作品だった。
<役者陣>
残念だったのは、役者の皆さん、噛んでる人が多かった。
テンポよく進むはずのところが、ちょっとスローに感じた。
個人的に良かったのは、花村晃子さん、大仲マリさんかな。
2人とも細かいところまで演技していた。
特に表情はgoodだった!
群青シーカー
À La Claire
pit北/区域(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題703(13-128)
19:30の回(雨)。19:01受付、開場。受付横を下って床に敷かれたビニールシート(使って実感。魔法の透明シートと書いてある)を通り客席へ、そのまま正面に座ります(いつもの階段からくると左)。撮影用カメラが設置され、2階手すりには暗幕、2階にも数席用意されています。岩崎さんを初めてみたのは2011/12、ttu「海は、いま~@ROCKET CAFE」、それから3作みています。ということでずっと役者さんだと思っていました。先月の「女生徒」の当パンに今回の公演が載っていたのでみにきました。当然、ダンサーの動きになりますが、ttuでの雰囲気をまといながらもコトバのないまた違った表現をみせてくれました。榑松さん...調べるとマドモアゼル・シネマに出ていらして、そして私は午後セッションハウスに行くのでした。岩崎さん~ttu~木村愛子さん(ttu@福岡)とつながっていました。作品ごとにBGM、衣装(靴まで)がかわり、(たぶん)お揃いのペディキュア。榑松さんの腕と指先の柔らかさが印象的でした。最後、床に残されていたのは群青だったのかな...。
谷根千キャッツ!!
STUDIO D2
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/05/11 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
ばーちゃん連れて初日観劇♪
元気の良い猫の踊りを見れて、ばーちゃんは「楽しかったー」との事でした。
ほんと、判り易い話作りに楽しいダンス♪と週末に相応しい。
来週からの仕事の為のエネルギーをくれるような舞台でありました。
<約90分>
ネタバレBOX
開演時間は守るか、前説とかで開演までつないで欲しく思った。
でもそれ以外は出来が良く楽しめました。
お子様と共にの観劇も勧められますねー♪
見に行けなかったCATS舞台風のダンスは、
自分もばーちゃんも楽しめたと同意見であります。
全シーンを11個に分けての短編エピソードで綴る下町猫舞踊ってトコかな
タイクツな爆弾[本日当日券あります!!!]
劇団冒険倶楽部
駅前劇場(東京都)
2013/05/06 (月) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★
なかなか面白いよ!
今回もうちやまさんの創り出す世界に、自ら飛び込み浸っていた(笑)。
ラーメンで言ったら、「昔懐かしい醤油ラーメン」のテイストのイメージかな。
好きな人は美味しく頂けます(笑)。
今風のラーメンテイストを味わいたい人はイマイチに感じるのかも。(ラーメン好きなもんで、こんな表現に(笑))
キリン急便の歌が耳に残る(笑)。
上演時間2時間。
ネタバレBOX
目指したのは、1980年代の芝居とのこと。
私はその頃の芝居は分からないが、好きなテイストだ(笑)。
元気をもらえた!
あらすじは皆さん記載しているので割愛。
個人的に、舞台上で役者さんが、楽しんでいるような芝居は好きだ!
観ていて楽しくなるし、元気になれる。
前回作品を女友達と観劇したときは、「演じてる人は楽しそうだけど、私はイマイチ」と言っていた。
この辺りは、好き嫌いの話なのかな。
私はこの舞台の世界の中に飛び込めたが、置いてきぼりになると、確かに辛いかも。。
(すぐに舞台の世界に自ら飛び込んでしまったので、惹き込まれる内容なのかは分からない。。)
誰でも知っている曲(懐メロ)で気分を盛り上げる構成は楽しめた。
最後の「また会う日まで」も良かったな。
青山円形劇場よりも駅前劇場の方が持ち味が発揮されていた感じ!
この位のスペースの方が、舞台の熱気が凝縮されて伝わってきた。
<役者陣>
私が良かったと思ったのは、テロリスト役の赤浦優耶さん、署長の娘役の小幡記子さん、本署に帰りたい刑事役の保坂藍さん。
<改善した方が良いと思えた点>
私が観た回は5分以上開演が遅れたが、その時点では案内はなかった。
遅れるときは理由と何分程度かは案内した方が観客の心証は良いと思う。
3軒茶屋婦人会5 ブライダル
G2プロデュース
杜のホールはしもと(神奈川県)
2013/05/11 (土) ~ 2013/05/11 (土)公演終了
満足度★★★
まずまず。。
可もなく不可もなく。。でしょうか。。
うかうか三十、ちょろちょろ四十
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2013/05/08 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★
ちょっとォー!
どう考えましょう。
ネタバレBOX
九年蝉が九年毎に大発生するような、村の一軒家に九年毎に訪れ騒動を引き起こすお殿様とその家の娘との寓話のようなお話。因みに、生き残り戦略としてセミの周期は素数のようなので九年周期は無いと思います。
脳天気で惚れっぽくて足の悪い「とのさま」という印象を植え付けられました。そのため、30代で二度目に訪れたときに、寝込んでいる「ちか」の夫「権ず」に健康だと診立てたことを後で「ご家来」によって否定されても、まだとのさまの診立ての方が正しいのではないかと思ったりしていました。
しかし、40代で訪れたときに、ちかの娘「れい」から権ずが急に過激に働き出して血を吐いて死に、ちかも後を追うように死んだと聞かされると、脳天気による善意の行為だったとしても人を精神的に弄び、残酷な結果を引き起こした事の重大性を知りました。
ところで、とのさまはこの日の朝、スッキリと目覚め正気に戻ったとのことでした。実は20代で訪れた日の雷雨の影響か、あるいはそれ以前からなのか、とのさまは発狂していたのでした。それを考えると、医者でありながらとのさまの狂った上でのイタズラに乗っかっていたお世話係の「お侍医」の責任も重大です。
お侍医はもうよぼよぼのおじいさん、とのさまも40代、平均寿命を仮に50年として、二人は罪の重さを背負ったまま余生を生きようとしますが、そこでまた雷雨。
暗転後、家は倒壊していました。
直前の40代で訪れたときにも既に家の横壁は半分崩れていました。責任を感じたとのさまがれいを引き取って、家は時の経過とともに自然に崩れたと思いたいところですが、れいは村で生きることを考えていましたし、責任の重圧と雷雨です。再び発狂してその場の人を切り捨てでもしたのでしょうか。
若かった井上ひさしさんが賞を獲りにいったであろうことなども含めて冷静に考えるとやはりハッピーエンドではないのでしょうね。それでも、娘の健気さや可愛らしさ、とのさまの悪気の無さを考えると、ハッピーエンドで終わったと思いたい揺れる想いがあります。
マイ・セブン VOLTAGE WORLD
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
とりはだとりはだ
これは凄い舞台です。少なくとも五回は鳥肌がたちました。ソラトビヨリ版も観ていたので内容はだいたい知ってはいたのですが、それでも仕掛けられた脚本と演出に鳥肌たちまくりです。出演者も今回のほうが個性豊かでエネルギーを感じました。ホームグラウンドの強みでしょうか。主役のお二人の演技合戦に釘付けで、人格達の個性に惹きこまれ、あっというまの一時間半。そしてラストには最大の鳥肌シーンが観てる人を直撃します。これって岸田戯曲賞とってもいいんじゃないでしょうか。あーーもう一回見たい。
ラジオスターの悲劇
少年社中
吉祥寺シアター(東京都)
2013/05/08 (水) ~ 2013/05/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
流石の・・15周年。
久々の観劇、十八番の“井俣さんのほとばしる汗”を含め・・、十二分に楽しませて戴きました。
今回の見どころ主役の日替わりキャスティング・・、一見無謀な気もしましたが、この設定ならではと、納得(企画の勝利)。但し、稽古が大変だったのでは・・。。[+才能豊かな“中野裕太“さんこれを機会にもっと舞台に出られては・・。。]
お芝居としては、ともすると“不安多自慰”に陥りそうなところを、旨く持ちこたえたのでは・・の印象。。然而終演直後、おもわず知人に「少年社中」観たよ!の(優越感)メールを配信。。
3か月後の中野MOMOもさる事ながら、その先の紀伊国屋ホール迄、がんばりゃ~て(なも)!
<☆明細>
[☆3.5] 基礎点(期待の大きさの裏返し)
[☆0.5] 観そこなった前作「モマ・・」DVDをゲット
[☆1.0] 終演後、お見送りに出られてた“大竹さん”のとても元気そうな御尊顔を拝する事が出来た事。舞台復帰、待ってま~す。
+α(収穫):同道した演劇初観君が演劇に興味を示し、ホットした事。
<ハナタレ君3号コメント>
おもってたより面白かったよ~。。
ネタバレBOX
<突っ込みどころ>
“井俣さん”それ「フック船長」じゃん、と思わず突っ込みを入れたくなりました。ネバーランドの不死輪廻はドラマチックでしたが・・、さすがに3度目はない事を・・切に・・。。
<印象に残った台詞>
“ラジオスター中野さん”の「あきらめなければ、夢はかなえられる、絶対に!」も良いですが、「もっと話しときゃ~良かった・・」かな・・、我身を振り返ると、これが多く、しみじみと心に響きました。。
<キャラに例えたなら>
①今の自分:ナマケモノ
②なりたいキャラ:王様or偽勇者
<共感(便乗子育て論)>
双子ちゃんには、不思議な繋がりがあり、良くも悪くもお互い離れた環境で生活する事も成長の過程で必要で・・“本音・建前”姉妹を引き離す場面に・・思わず共感。コミカルな手段は笑えました。。(因みにハナタレ君3号は、双子の片割れです。)