最新の観てきた!クチコミ一覧

117021-117040件 / 190023件中
僕たちの町は1ヶ月後ダムに沈む *TypeB*

僕たちの町は1ヶ月後ダムに沈む *TypeB*

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

純粋な思い出だが、今は・・・
鈴をみました。思い出は純粋だが、それぞれ、今の道をもがいて生きている。そんな感じを受けました。中にはダム建設会社に就職した者や・・・。思い出と現実のはざまにいる青年達の姿を描いている作品だったと思います。個人的には直人役とはるか役が、この劇の私に強く印象を持たせた点のキーになった役者さんだったと思います。私も田舎を離れ上京してきた人間なので、いろいろ思い出しながら見ました。
音はやや大きかったかな・・・

お父さんの背中

お父さんの背中

劇団かさぶた

劇場MOMO(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/04/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

リズムが面白い
29日昼に拝見しました。
とても面白かったです。
ユニークな発想とリズム感がとても素晴らしいと思いました。
いろいろ冴えてました。
以下ネタばれのほうにて。

ネタバレBOX


繰り返されるリズムが面白い。
ホームレスコンビがとても気に入りました。
「乞食だから!浮浪者だから!ホームレスだから!」は
個人的にツボにはまりました。元気の出るスローガンとしてここ数日
心の中で叫ばせてもらってます。
「奪われたものを取り返せ!」の渾身の叫びも。


心理的なエレメントをバラバラにしたキャラクターの設定は面白い。
ただ、エロスとサービス、子供はわかりましたが「気障」は耳で聞いた時には
なんと呼ばれているのかわからず観劇後配役表を見て理解した次第。

砂川教授はなかなかユニークなキャラクターで、素晴らしいです。
この人の話だけで
スピンアウトした一本別の話ができるのではないかと思いました。

話は変わりますが
ロマンのエピソードと、砂川教授の話と、天照大御神の話が
どうつながっているのか、すみません、わかりませんでした。

でもこれはその関係をつなぐ重要なセリフを私が聞きのがしたためだと
思うので不満というわけではありません。また、わかりやすければいい、
というものでもないので、このわかりにくさは魅力のひとつでもあります。

それから
言葉に絡む発想が多いのも面白かったです。
「ヤクザ」と「ヤクシャ」とか面白いなあ。
ただ、言葉の遊びがポンと提示されるだけにとどまって、それ以上発展しなかったのが
ちょっと残念でした。古事記と乞食のイントネーションのこととか
誰でもやったことのある遊びで終わっていたので、もっと見たことも聞いたこともない
意外なところへ発展すればいいのにと思ったりしました。

でもこれは、そういうことに私がワクワク期待をする人間だという
だけであって、この作品では必要なかったことなのかもしれませんので
あまり重要なことではないです。

なんというか、アナーキーなようでいて、どこか抑制された真面目な品のある世界で

総じて、サービス精神にあふれた好印象の舞台でした。
飛龍伝

飛龍伝

ひげプロ企画

同志社大学寒梅館(同志社大学今出川キャンパス)(京都府)

2013/03/30 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

【おすすめ】飛龍伝
ただただ素晴らしかったです。この週末京都のナンバーワンでした。

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★

退屈でした。
所見。通し券で「熱狂」「あの記憶の記録」立て続けに見ました。corichアワード1位ということでかなりハードルを高くして見てしまったせいもあるのでしょうか??どちらの作品もドキュメンタリーチックなお話が延々と再現されるだけで演劇的な大胆な発想とか意外な展開とかまったくなく・・途中からもの凄く退屈してしまいました。「アウシュビッツの真実!」と題した演技仕立ての公開
講座を見てるよう・・もしくは学校の社会科教材を鑑賞させられてるよう!見ていて感情がピクリとも動きませんでした。役者さんの演技もオレ上手いだろ・・みたいな型にはまった押しつけがましさあって好きではないし。でもこれアワード1位なんですよね。不思議、不思議~!!

ハルメリ2013

ハルメリ2013

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

座・高円寺1(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

みな同じ方向に流れる危うさ
「ハルメリ」という言葉がしばらく頭にこびりついて、思い出してはふきだしています。それぐらい、「ハルメリ」という言葉が劇中で多用されていたわけですが、雰囲気やムード、ノリで安易に流されやすい現代人の危うさを突いた劇だったと思います。
劇中でも見ていて滑稽に感じてはいたのですが、これが今の日本の姿を映し出し、問題意識を喚起させた点が私の中では5つ星でした。

父と暮せば・準ドラマリーディング

父と暮せば・準ドラマリーディング

ユニット TOGETHER AGAIN

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/03/15 (金) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★

普通の芝居以上に劇的かもね
遅ればせながら書きます。やっぱり板垣桃子さんは素敵な女優さんである。娘の美津江さんは20代なのかな。私が今まで観た板垣さんの役は中年女性だったり老婦人だったりしたので、今回の役はどんな感じになるのかなと密かに期待していたのだがとても可愛らしく益々ファンになってしまった。若林さん、初めて拝見しましたが、娘を包み込むような優しさを感じました。ショパンのピアノ曲もとても合っていました。ラストの美津江がささがきごぼうを作るシーン、ジーンときます。井上ひさしさんは本当に素晴らしい作品を残してくれました。

ご飯の時間

ご飯の時間

玉田企画

アトリエ春風舎(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

うまいっ!
やはり玉田氏の作品は面白い。今回はどうしようもない兄の帰還劇。寅さんのようにはいかなくて、えらくシニカルですな。全編にわたってなんとも乾いた笑いが漂っているのですが、オチはちょっと・・・笑えない。自分も経験あるのですが、勝手に保証人にされても無効ですよ。

ぶっ壊したい世界

ぶっ壊したい世界

劇団TEAM-ODAC

青山円形劇場(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★

円形なくなるのかな・・・
遅ればせながら書きます。青山円形は何年ぶりだろう。本当に久々だ。やっぱこの劇場は存続するべきだ。そう思った。古くは劇場って円形から始まったんじゃないかな。(って芝居のことじゃないのかい。)でもそう感じさせる舞台だったということだ。少しストリーがうろ覚えになってしまったので感じたことを。主演の永沢さん、初舞台ですか。そうは思えなかった。痛々しさが伝わってきた。個人的には母と娘、父と息子の親子の情愛をもう少し描いて欲しかったという気がする。モロさんの出番、少なかったしね。

今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了

満足度★★★

根本宗子の底知れぬ熱さ
ダメ男サイドに属する僕には、何とも耳の痛い挿話が並び、「面倒くさい」やり取りが重層的に並びます。
まだまだ、男には想像の及ばない、女の情念やら、摂理やらに圧倒されつつ、それを違和感なく、リアリティを伴って伝えてくる、根本さんの本と演出に脱帽です。

ただ、人として越えてはならない一線を越えてしまったエピソードには、ちょっとついていけず、後味の苦さは拭えなかったかな。

根本さんの次作も、是非観たいと思います。

ミトリ屋

ミトリ屋

劇団ドドドドドド

遊空間がざびぃ(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
この劇団2回目の観劇。予想していたような話とは違っていましたが、ラブコメとシリアスとちょっとSF(?)がいい塩梅にブレンドされていましたね。シンプルで丁寧な芝居で、自分はこういうのに弱い。楽しませてもらいました。

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルは説明文そのものです(-。-)
長いです。

さてお話は主人公である哲学者の、
最前線での軍隊生活の中での哲学的思考の背景を描く舞台でありました。
なかなか見応えあったであります。

<1時間45分+アフタートーク30分>

ネタバレBOX

舞台は兵舎内です(2段ベットを工事現場の足場で上手に再現してました)
丸椅子4脚にテーブル1つ。
初めは主人公が手紙をやり取りしている親友ビンセントと2人での会話=手紙のやりとりで始まりますが(手巻きのオルゴールがなかなか意味深なBGMでオイルランプも効果増します)、なんかBLっぽい関係と匂わせてましたな。
どうも脳内恋人っぽい関係で終始してましたが。現実へ戻ると・・・。
いつも友人に手紙を書いている主人公をホモと蔑むミヒャエル(=ビンセントと同じ顔=2役です)とカミルがカードゲームに興じて勝利し、巻き上げた300クローネで女を買いに外に出ます。しばらくしてスタイナー隊長が補給部から巻き上げた差し入れ(黒パンとソーセージ)をもち命令書を伝えに来ます。今夜敵の襲撃がある可能性がるので仮眠を取れと言い残し隊長とカミルは機関砲の整備に兵舎をでます。
その後残されたルードヴィヒと元画家のベルナルドはテーブルに隊長が説明で残したカルパチア山脈に見立てたパンとウルム川に見立てたソーセージで暫くは敵の攻め込む地点の解明に躍起になりますが、主人公はそのうち哲学的に山=パンなどとの相関性で論理哲学を展開してゆきます。
その後作戦開始時刻になり、今夜の哨戒塔任務を決める為に隊長が兵舎に戻ってきます。カミルが志願するのですが、隊長はあくまでくじ引きに拘り。寝ているミヒャエルに決まります。その後暗転し、真っ暗闇の中での戦闘が表現されます。(兵舎近くかなぁと思っていたら、後のトークで塹壕の中の表現だったそうです。)
なんとか全員無事(事前の戦闘で班のうちの2名は戦死している)で戦闘は終結し撤退命令が下ります。その後主人公に渡された友からの手紙はスイス経由の1ヶ月前のモノで(検閲済)友人の死を知らせるものでした・・・。10時間にわたるであろう徒歩での撤退に向かおうとするなか主人公は、言葉が重要であり。言葉になるものなっているものは実在するが、言葉になっていないものは存在が無いと哲学命題を理解するのでした・・・。

真っ暗な戦闘表現は見所でした
読書が趣味な隊長のキャラクターと役どころは好みでしたな
(出だしでタイトル全て言い切ったとことか)
WWⅠの世界とオーストリア×ロシアの東部戦線の悲惨さは伝わったな
オルゴールとランプの使い方はうまかった
最後の手紙の読みあげで劇場中が敵になるのが辛いなぁとの山崎さんの言が可哀相でしたが、頑張って欲しいですじゃ。
ベルナルド君のつっこみと、さりげなく食料をしまい込むトコが好きです(^^)。

ラッコサイズラッコ【公演特設ページ公開中】

ラッコサイズラッコ【公演特設ページ公開中】

トリコロールケーキ

シアター711(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★

統一したほうがいいですよ
遅ればせながら書きます。当日パンフの「代表あいさつ」を読むと“過去2回の公演を振り返ると、ストーリーの筋を通したい欲望のある私(鳥原弓里江)と、ストーリーの筋をぐちゃぐちゃに破綻させたい欲望のある今田さんとのせめぎあいが続く稽古場を経て云々”とある。観終わった後、どうもフワフワした印象を持った理由がわかった気がした。これではいけないだろう。どちらかに統一しなければ。(ただストーリーを破綻させるとそれだけで終わってしまう危険があると思うが。)最後、「ヴィレッジ・ヴァンガード」に行き着くというのも突飛である。ナンセンスといえばナンセンスなのかな。

ドブ、ギワギワの女たち

ドブ、ギワギワの女たち

ネルケプランニング

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/01 (月)公演終了

満足度★★★★

面白かったですよ!
初「毛皮族」だったのですが、これが「毛皮族」って言っていいのですか?
それだけ先輩さんに聞きたいです。

AiiA Theater Tokyo、初めて行きました。
事前の調べでは渋谷駅から徒歩10分だったのに、加齢のためか15分ちょっとかけてようやく辿り着き、喉乾いたからシアター内のホットドック屋でビール飲もうって一杯ひっかけたのが、良かった。ほろ酔いでみるとすっごい楽しかったです。
ちなみに、そのホットドック屋は玉ねぎとピクルスが「ご自由におかけください」で、シャア少佐盛り(通常の3倍)むちゃ美味しく頂きました。

お芝居は、きれいな女性たちの身体をはった演技、堪能させてただきました。
矢吹さん、柿丸さん、高山さん、個人的にすごく好き。
できたら本多劇場あたりで観たかった気もするけど。
また観たいです。毛皮族。

それにしても、みんなパンツ見せすぎ!!
必然性のある人からない人までみんな見せていますパンツ。無理やり脱いでる脱がされてる(笑)
最後にゃ、経理部の彼女、舞台でパンツ脱いでたたきつけて、「ノーパンだっ! 」って(爆)

その潔さには、大笑いしたのですが、帰りの電車ではしみじみと、白木屋火事で腰巻の中を見せられなくて飛び降りられず逃げ遅れた女たちの無念に思いを馳せました。
って最後の一文は嘘です。ごめんなさい。

ネタバレBOX

総務部と経理部の仁義なき戦い風のやり取りが、個人的にすごく好き。
バブルの匂いがするからでしょうか。
「OLがシュレッダー怖がるな!OLの指は詰めてナンボや」とか、「数えても数えてもお金が合わない!」ってのは、フツーにOLあるあるで、笑えました。
性交を「にゃんにゃん」というあたりでは、江本さんと同年代だと察しました(笑)

終わった後、私の隣の年若いカップル(未だ性交なさげ)が、しばしの沈黙の後、
女「なんか……」
男「なんか、すごい、コメディだったね」
女「あ、うん。そうだね」
と、無理やり笑いつつ挙動不審だったのが初々しくもあり見ていて楽しかったです。

普段、下ネタは嫌いですが、これは許せる下ネタでした(笑)

SECURITY BOYZ!!!!! -俺たちスーパー警備員-

SECURITY BOYZ!!!!! -俺たちスーパー警備員-

気晴らしBOYZ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/12 (火) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★

たまにはこんなコメディも・・・
遅ればれながら書きます。肩の力を抜いて気軽に楽しめたがそれ以上でもそれ以下でもない。わかり易いというのが何も考えずに楽しめるライトコメディの良さですね。しかし日本の最近の喜劇は何でこう、すぐに「ゲイ」キャラを出すのかね。芸がないね。

ヒーローアゴーゴー!

ヒーローアゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

役者の熱についていけなかった
遅ればせながら書きます。「デパート屋上編」を観たのだが、昨年好評を博した作品の再演とのこと。ワンシチュエーションでヒーローショーの舞台裏というガチガチの設定だからか、物語に無理が出てきてしまっていた。特に宇宙人が出てきてからはどうもついていけなかった。それと役者があまりに嬉々として演っていると初見の客としては少し引いてしまう。(会場も固定ファンがついているようで熱気があったのも手伝ってか)「楽しめた」とは言い難い。

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

えっ?うそ。
上演時間が3時間越え。
まさかの休憩なし。
でもそんなことを感じずあっという間でした。

男くさく
泥くさく
男の友情が詰まってました。

芝居はハートです。
ハートがあふれるアツく、
暑苦しいほどアツい芝居でした。

観て本当に良かった。
こんな素晴らしい芝居は久し振りです。

ありがとうございます!!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

~メタモルリバース~

~メタモルリバース~

おぼんろ

新宿眼科画廊(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★

末原氏の世界を把握し切れなかった。
遅ればせながら書きます。「サラサラ」という砂の音と映像が溶け合って素敵な空間を作り上げていたことは確かだろう。フライヤー裏面にも書かれている詩的な表現も切ない。ただそれ以上のものは感じなかった。芝居以外のことを言って申し訳ないが土曜日で多少混雑していたのか、会場が窮屈で仕方なかった。広いスペースを必要とする公演とは思わないがもう少しゆったり観られる環境が欲しかった。狭い所に2箇所も役者の動く通路があるのだがあれがどれだけ効果があったのか理解できなかった。

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

取っつきにくい予感は、杞憂に
タイトルやテーマから想定していた取っつきにくさは、まるで感じられず、人間臭い男5人の熱く、苦く、濃密な時間を、時に激しく会話をぶつけ合いながら紡ぐ物語、あっという間の100分でした。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが哲学に求めたもの。その哲学的思考の果てにある苦悩、葛藤、そして愛。
戦時中という極限下にあって、いかに「生」と向き合うか、これって現代を生きる僕たちにも、鋭利に突きつけられている命題だったりして…。
今後の人生の捉え方に、いろいろと触発されるものがありました、うん。

谷さんの深く難度の高い台本と演出に、苦悩し、もがいたであろう5人の名優たちの爪痕、しっかりと確認してまいりました。

それにつけても、暗闇って、やはり怖いものですね。

俺がヤギでもその手紙だけは食えない

俺がヤギでもその手紙だけは食えない

GORE GORE GIRLS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

みました
”最高にちょうどいい軽演劇”ってなんなのかなぁ。今日は一日中眠かったのでこんな感想で勘弁してください。

このページのQRコードです。

拡大