従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン.... 公演情報 Théâtre des Annales「従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    取っつきにくい予感は、杞憂に
    タイトルやテーマから想定していた取っつきにくさは、まるで感じられず、人間臭い男5人の熱く、苦く、濃密な時間を、時に激しく会話をぶつけ合いながら紡ぐ物語、あっという間の100分でした。
    ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが哲学に求めたもの。その哲学的思考の果てにある苦悩、葛藤、そして愛。
    戦時中という極限下にあって、いかに「生」と向き合うか、これって現代を生きる僕たちにも、鋭利に突きつけられている命題だったりして…。
    今後の人生の捉え方に、いろいろと触発されるものがありました、うん。

    谷さんの深く難度の高い台本と演出に、苦悩し、もがいたであろう5人の名優たちの爪痕、しっかりと確認してまいりました。

    それにつけても、暗闇って、やはり怖いものですね。

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    2013/03/31 20:43

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