満足度★★★★★
光と闇と音と。
他のお芝居を観た時に頂いたフライヤーがとってもカッコ良くて気になってました。
タイトルが難しそうだったし、遠いのでほとんど諦めていましたが
急遽他の舞台を観る為に遠征になったのでこちらもスケジュールに組み込みました。
結果、これを観ることが出来て良かったです。
出来るならもう一回、ニ回と観たかったくらいです。
美術、光、闇、音、すべて好きでした。
闇はパニックの気がある私はちょっとやばかったけど。
満足度★★★★★
哲学を理解できたわけではないけれど
こりっち無学なものでこの哲学者に関する知識もなく、古典の前座噺を彷彿とさせるようなタイトルの長さにも気おされて、相当に身構えて観にいきましたが、開演すると、たちまちのうちに、そんなことはどうでもよくなり、ひたすら舞台に惹き込まれました。
観終わっても、舞台から受け取ったものが哲学と呼ばれるものなのかは、わかっていない。でも、それ以前に、演劇として舞台からやってきた感覚に強くとらえられました
満足度★★★★
じわじわときた
臨場感がたまらなく伝わってきた。アゴラという劇場とぴったりフィットしていて、これは現実であり、現実じゃないないんだ、そんな感想を持った。
満足度★★★★
最終日マチネ観劇
午前中11時開演を観劇。
オーストリア軍兵舎の一室が舞台。
陽とか明のイメージはあまり湧かない論理考察、言葉から創造、考える葦に徹する理数系哲学エロスなお話か?と思いきや、隅々まで計算された友情と命について気づかせてくれる芝居。
闇の空間に恐怖心が拡がり、あの戦闘場面に衝撃も覚える。
大荒れの低気圧風が吹き荒れた日、外の強風の音さえ効果音の様に聞こえた。男優さん達の演技の凄さに感服させられた約105分間。
面白かった。
満足度★★★★★
面白かった
チラシで興味をもちましたので、行ってきました。戦争についても考える演劇です。また、光の使い方が大変効果的で引き込まれました。千秋楽まで頑張ってください。
満足度★★★★★
あっという間でした。
哲学と戦争の話?何か難しそうだなぁと思っていましたが、全くそんな事はなく、観ている内にどんどん引き込まれていく作品でした。
観終わった後、余韻と共に自分なりの答えを考えさせられました。役者さんの演技が素晴らしく、全員カッコイイです!2回観ましたが、3回目も観たいです。
満足度★★★★★
興奮しまくり
知的好奇心と演劇の面白さを最大限に刺激する、極上の劇空間。観劇するまでウィトゲンシュタインの名前も知らなかった僕でも楽しめたので、予備知識なくても安心して観れると思います。個々の正しさを主張しあう事がそのまま物語につながっていく無駄のなさ。でも観客に考えさせる余白をしっかり残す。役者さんの演技も迫真で、舞台上の演出もキレッキレで、息飲む劇空間!!文句なしに大満足っっ!!
満足度★★★★★
神から始まって
愛、戦争、光、闇、宇宙、勝ち、負け・・・これらの意味ってなんだろうなどと考えながらの観劇。 音や光の演出で引きずり込まれ、傍観者ではいられない。
満足度★★★★★
こなっちゃん♪
谷賢一作演出作品は谷の優れた才能に出会える。
井上裕朗が素晴らしかった。
西村壮悟も良かった。
山崎彬も終盤素晴らしいシーンがあった。
この芝居、おすすめです。
満足度★★★★
深い…
何とも深いお話でした。
(それに対する私の感想が浅くて恐縮ですが…)
役者さんの演技力、また役者さんが持つパワーに圧倒されました。
あと、照明の使い方が効果的で且つ素敵でした。
満足度★★★★★
哲学だけど、笑も有り
哲学、戦争、男優だけ…。
難しくない。悲惨は無い。
音と闇の効果が凄い。
聴覚が研ぎ澄まされ、想像力が増し、感情が高まる。
男の契り、愛情、思いやり、笑い有り。
私は、もう一度観たい。
谷さんのアフタートークで、より一層、理解が深まった。
満足度★★★★
むずかしくはない
哲学者はちょっと小難しいことを話すが、だからといって演劇そのものがが哲学になってるわけではないので十分楽しめる。第一次世界大戦、キリスト教、神(信仰心)、1910年代のウィーンの芸術、この辺をちょっとおさえていくと入りやすいかもしれない。
静かな轟音、眩しい闇
もっともっと戦争や命のことを掘り下げていくのかと思っていました。
確かに前半はそうでしたが、
後半は言葉と命についてでした。
長いタイトルが、最初に出演者によって語られます。
助詞と助動詞にアクセントを付けて、丁寧に。
そこから、この作品が言葉を語るものだということが
表現されていたのかもしれません。
真っ暗な中で響く金属音、銃声、足音…。
真っ暗な中を照らすランプ、吊されたランプ、ゆれるランプ、閃光、懐中電灯…。
恐怖心が煽られる演出が見事でした。
満足度★★★★
言葉
彼はいる。けれど彼はいない。
彼はいない。けれど彼はいる。
同じ言葉を使っているのに、順番を変えると意味が全然違ってきて、そこに境界線が生まれ、舞台上と客席、虚構と現実が成り立つ。
そういった言葉について考えてみたり、笑ったり、やるせなくなったりすると同時に、演劇としての面白さを充分に味わわせてもらいました。
台詞が台詞のままだと感じるところもあったので、回を重ねて後半になればきっともっと面白いのだろうなという期待が残りました。