満足度★★★★★
興奮しまくり
知的好奇心と演劇の面白さを最大限に刺激する、極上の劇空間。観劇するまでウィトゲンシュタインの名前も知らなかった僕でも楽しめたので、予備知識なくても安心して観れると思います。個々の正しさを主張しあう事がそのまま物語につながっていく無駄のなさ。でも観客に考えさせる余白をしっかり残す。役者さんの演技も迫真で、舞台上の演出もキレッキレで、息飲む劇空間!!文句なしに大満足っっ!!
満足度★★★★★
こなっちゃん♪
谷賢一作演出作品は谷の優れた才能に出会える。
井上裕朗が素晴らしかった。
西村壮悟も良かった。
山崎彬も終盤素晴らしいシーンがあった。
この芝居、おすすめです。
満足度★★★★★
えーと、
最初にタイトル見たときに「え・・・?谷賢一なに考えてるの・・・?(半笑い)」とか思ってしまって、ほんと、すみませんでした!
ひとりひとりの人間から、人間が語りうる限りの世界の果てまで、こまばアゴラ劇場の小さな空間に、余すことなく詰め込まれていました。
「光」や「音」にこんなに感覚が鋭くなる観劇体験も、そうはない。
濃厚な「闇」に「灯り」がともる、「ことば」が紡がれる、その様。完全に持ってかれました、してやられました、ありがとうございました。
あとはもう、なにを言っても無粋かもだな。
満足度★★★★★
いつ観るか? 今でしょう!笑
ひさしぶりに谷賢一作品を観劇。男だらけの、けど男臭さ全開!なわけではない晦冥と光明、そして静寂の約105分。今日のアゴラは寒くてそれもプラスに作用したかも。本作はウィトゲンシュタインの波乱万丈な人生のダイジェストじゃないし、「論理哲学論考」をわかりやすく解説してくれたりもしない。作品のために参照したであろう膨大な資料はほとんど舞台上には持ち込まれていない、たぶん...けど、それでいい、それがいい。僕らが芸術に触れるのは勉強するためじゃないはず。舞台の上に答えはない、あるのは問いである。答えは観る人それぞれの内に。日程後半はまだ若干の空席があるらしく。それってラッキー。まだ観るチャンスありということ!
満足度★★★★★
あっという間でした。
哲学と戦争の話?何か難しそうだなぁと思っていましたが、全くそんな事はなく、観ている内にどんどん引き込まれていく作品でした。
観終わった後、余韻と共に自分なりの答えを考えさせられました。役者さんの演技が素晴らしく、全員カッコイイです!2回観ましたが、3回目も観たいです。
満足度★★★★★
これは・・
たしかにもっかい観たい(笑
当日券できょう午前の回みといてよかった
用事があってアフタートークみれなかったのが心残り(苦笑
来週の土あたり、sonar行く前に・・どかな?
満足度★★★★★
取っつきにくい予感は、杞憂に
タイトルやテーマから想定していた取っつきにくさは、まるで感じられず、人間臭い男5人の熱く、苦く、濃密な時間を、時に激しく会話をぶつけ合いながら紡ぐ物語、あっという間の100分でした。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが哲学に求めたもの。その哲学的思考の果てにある苦悩、葛藤、そして愛。
戦時中という極限下にあって、いかに「生」と向き合うか、これって現代を生きる僕たちにも、鋭利に突きつけられている命題だったりして…。
今後の人生の捉え方に、いろいろと触発されるものがありました、うん。
谷さんの深く難度の高い台本と演出に、苦悩し、もがいたであろう5人の名優たちの爪痕、しっかりと確認してまいりました。
それにつけても、暗闇って、やはり怖いものですね。
満足度★★★★★
面白かった
チラシで興味をもちましたので、行ってきました。戦争についても考える演劇です。また、光の使い方が大変効果的で引き込まれました。千秋楽まで頑張ってください。
満足度★★★★★
哲学だけど、笑も有り
哲学、戦争、男優だけ…。
難しくない。悲惨は無い。
音と闇の効果が凄い。
聴覚が研ぎ澄まされ、想像力が増し、感情が高まる。
男の契り、愛情、思いやり、笑い有り。
私は、もう一度観たい。
谷さんのアフタートークで、より一層、理解が深まった。
満足度★★★★★
光と闇と音と。
他のお芝居を観た時に頂いたフライヤーがとってもカッコ良くて気になってました。
タイトルが難しそうだったし、遠いのでほとんど諦めていましたが
急遽他の舞台を観る為に遠征になったのでこちらもスケジュールに組み込みました。
結果、これを観ることが出来て良かったです。
出来るならもう一回、ニ回と観たかったくらいです。
美術、光、闇、音、すべて好きでした。
闇はパニックの気がある私はちょっとやばかったけど。
満足度★★★★★
哲学を理解できたわけではないけれど
こりっち無学なものでこの哲学者に関する知識もなく、古典の前座噺を彷彿とさせるようなタイトルの長さにも気おされて、相当に身構えて観にいきましたが、開演すると、たちまちのうちに、そんなことはどうでもよくなり、ひたすら舞台に惹き込まれました。
観終わっても、舞台から受け取ったものが哲学と呼ばれるものなのかは、わかっていない。でも、それ以前に、演劇として舞台からやってきた感覚に強くとらえられました
満足度★★★★★
神から始まって
愛、戦争、光、闇、宇宙、勝ち、負け・・・これらの意味ってなんだろうなどと考えながらの観劇。 音や光の演出で引きずり込まれ、傍観者ではいられない。
満足度★★★★
じわじわときた
臨場感がたまらなく伝わってきた。アゴラという劇場とぴったりフィットしていて、これは現実であり、現実じゃないないんだ、そんな感想を持った。
満足度★★★★
深い…
何とも深いお話でした。
(それに対する私の感想が浅くて恐縮ですが…)
役者さんの演技力、また役者さんが持つパワーに圧倒されました。
あと、照明の使い方が効果的で且つ素敵でした。
満足度★★★★
最終日マチネ観劇
午前中11時開演を観劇。
オーストリア軍兵舎の一室が舞台。
陽とか明のイメージはあまり湧かない論理考察、言葉から創造、考える葦に徹する理数系哲学エロスなお話か?と思いきや、隅々まで計算された友情と命について気づかせてくれる芝居。
闇の空間に恐怖心が拡がり、あの戦闘場面に衝撃も覚える。
大荒れの低気圧風が吹き荒れた日、外の強風の音さえ効果音の様に聞こえた。男優さん達の演技の凄さに感服させられた約105分間。
面白かった。