静かな轟音、眩しい闇もっともっと戦争や命のことを掘り下げていくのかと思っていました。確かに前半はそうでしたが、後半は言葉と命についてでした。長いタイトルが、最初に出演者によって語られます。助詞と助動詞にアクセントを付けて、丁寧に。そこから、この作品が言葉を語るものだということが表現されていたのかもしれません。真っ暗な中で響く金属音、銃声、足音…。真っ暗な中を照らすランプ、吊されたランプ、ゆれるランプ、閃光、懐中電灯…。恐怖心が煽られる演出が見事でした。
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2013/04/01 00:29
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