最新の観てきた!クチコミ一覧

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Pride -プライド [傲慢] -

Pride -プライド [傲慢] -

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

もっと早く知りたかった
舞台を観るのが今回が初。
脚本家のはなださんの小説にハマったことがきっかけで劇団を知り、脚本を読み漁り、LustのDVDを拝見し、こりっちの予告動画を観・・・と、私にとっては、画面の中の存在であったキャラクターが、目の前に居る、ということが、まず感動でした。
迫力が凄かった。
シンプルな舞台を様々な場面に見せてしまう。
展開がスピーディーで、息つく間もない2時間。
目の当たりに出来てよかった!
もっと早くファンになっていたかったです。

ネタバレBOX

コロンビアメンバーでタッグを組むシーンが特に好きでした。
方法は違えども、目指す先は一緒で・・・。
それぞれの正義があるんだなぁ・・・と。
共感出来る部分が多いだけにすごく切ない。

魅力的なキャラクターを生み出した脚本家さん、息を吹き込んでくれた役者さん、七つの大罪の世界を作り出したスタッフの方々に「ありがとうございました」とお伝えしたい気持ちでいっぱいです。
文字通りとても楽しめました。
二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱い
最初に女優さんが登場するタイトルコールあたりが泣きそうなほど秀逸でした。見方間違えてますか、でもそんなです。

言葉の中で世界は踊り、踊る世界にウタが溢れる

言葉の中で世界は踊り、踊る世界にウタが溢れる

ナズ・ラヴィ・エ

d-倉庫(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

まぁ、
訳が分からなかったわけですがw、パフォーマンスとしてとても面白かったです! 見ていて退屈することはありませんでした。 言葉遊び?とイメージの連続みたいな。 特に、音楽と現代舞踊?は素晴らしかったです! 演じている方々は総じてスキルが高いと思いました。


二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

シスター今日子のキャラが
本作は小説、映画は何度も観たが、お芝居で観るのは以前高野愛さんの演じたもの以来、二度目である。
今回は期待の新人、稲垣の本公演デビュー作となるが、個人的にはシスター今日子のキャラが軽すぎるのが気になった。仮にもシスターであるからには、もっと堅いイメージが必要だったのではないか。その点、映画の志穂美悦子はシスターを演じ切っていた。
堅い真面目でウブなお嬢様だからこそ、悔い改めたい奴はさっさと十字を切りやがれの台詞が活きてくるのだ。
その点を除けば、公演としては申し分のないものであった。特に大石の演技が眼を引いた。

音楽劇『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』

音楽劇『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』

Studio Life(劇団スタジオライフ)

シアターサンモール(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ストレートプレイとミュージカルの融合♪
脚本・演出の倉田淳さんが「ストレートプレイ」と「ミュージカル」を合わせた「ストジカル」(造語)を目指し、「脚本、音楽、衣装も全部オリジナルでやりたい!」と倉田さんが熱望されたとか。
ミュージカルのようでミュージカルでなく、ストレートプレイでもない、変わった風味の舞台でした。
第一幕は聞きなれない地名、人物名とその関係性に集中して観ていたこともあり、少々単調な感は否めず。第二幕から物語がぐ~っと動き、登場人物の心情も大きく変化し、乱闘のシーンもありメリハリがきいていました。
テーマは「愛」と「憎しみ」。「愛してるんだ!」「愛しているのよ!」の応酬が続くのを観ながら、でもそれってエゴだよね、と。もともと、「愛」の発端は「自分ありきのエゴ」なのだし。。
Moiチームの初日ということもあり、全体に緊張感が感じられました。これから、もっと変化して進化していくのではないかと思います^^

客演のtekkanさんのソロは圧巻! 歌われると一瞬で空気が変わります。客席に訴えかけてくるパワーのある声量と表現力に圧倒されました。
ラウール・ダンドレジー役の岩崎大さん、素敵ですね~♪ 
ジョゼフィーヌ・バルサモ役の青木隆敏さん、どんどん心情が変化していくさまがよく出ていて、年齢不詳で稀代の悪女を好演されておりました。
この役は難しいですよね。ジョゼフィーヌが悪女として成り立っていないと、作品にならないと思われますし。

ネタバレBOX

ラウール・ダンドレジー役の岩崎大さん、女性役の成人男性を軽々とお姫さま抱っこされておりましたけど、本当は重かったんでしょうね。。? 
初日だからでしょうかね?1~2回噛んでおられましたけど。
あと、乱闘シーンでの必殺技の後で、「日本古来の技なんだ♪」と微笑まれておられましたけど、どう観ても某DBZの「カメハメハ~!」ですよね(笑 

この日は舞台挨拶がありまして、キャストさん全員のご挨拶。作曲の村井邦彦さんも、客席からご挨拶されておりました。
覚えているところを幾つか♪ うろ覚えなので、間違いはご容赦のほどを(笑
「身内だからですが、ジョゼフィーヌ役の青木が整形かっ!ってぐらい綺麗になってまして。メイクさんのお陰です」
「時間が経つと背が小さくなります」(ラウール・ダンドレジー)
「村井先生には、今回だけと言わず、これからも我々と共に茨の道を!」
この後、カーテンコール1回。
きれいなお空を眺めていたのに

きれいなお空を眺めていたのに

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/19 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストシーンが良かった
家族のストーリーを中心に幾つかのサイドストーリーが並行して進んで行く。終末なるものに向けてストーリーが収斂していって、上手くまとまっていってのラストシーンが良かった。ただ、結構チャカチャカ場面転換が続くので、そこがちょっと観づらい。

ネタバレBOX

佐藤みゆきの雰囲気や表情は、多くの人が支持するだけあって魅力的。静かな感情の動き、微妙な表情の変化がきちんと伝わってくる。終盤特に良かった。ラス前の幸せそうな笑顔が。

サイドストーリーだが、全体で一番印象的なのは島口綾。富山恵理子との掛け合いが、コミカルな感じで入ってくるが、終盤には切ない感じになってくる。続けていても終わりは来るんだよ(だったと思う)って叫ぶくだりは刺さった。
ことほぎ

ことほぎ

文月堂

「劇」小劇場(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

芝居の王道
舞台は、古いアパート。舞台美術は、私の好きな田中敏恵さん。今回は、凝り過ぎず築50年のアパートを表現してました。
序章は、なんだこんな無茶苦茶な住人設定はという騒動の連続。
中盤から後半にかけて、感情移入してしまうほど引き込まれ、とてもハートフルな芝居でした。

Pride -プライド [傲慢] -

Pride -プライド [傲慢] -

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しめました。
シリーズを見てない私でも舞台を楽しむことが出来ました。
出演者している役者の「台詞量」がめちゃくちゃ多いです。
それに映像と音を駆使した舞台の臨場感は、観劇した人にしか味わえないと思います。

夜想

夜想

劇団ロオル

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

「女の子だけの世界」だからこそ、より感じさせられる「男」という存在
劇団ロオルさんの『夜想』を観てきました!

ネタバレBOX

まだ公演中の為、詳しい内容は書けませんが、

女性キャストのみによる、

「女の子の、女の子による、女の子だけでつくられる世界観」は、

男の私が観てもいろいろと考えさせられたり、また自分と心情や心境が重なる部分もあったりして、途中から涙が止まりませんでした。

女性キャストのみの出演にも関わらず、作品からは終始
「男」という存在が『思い知らされる』くらい伝わってきて、

「ねえ、わたくしに、あなたはなにをしてくださるの?」というサブタイトルは、
演出の本山由乃さんが世の全ての男性に問いかけているのと同時に、
女性たちにも「愛する人に、自分はなにをされたいのか?」というメッセージを作品を通じて問いかけ、また訴えかけておられるように感じました。

谷崎潤一郎さんの『夜想』という作品を通じて、7人の女性キャストの
方々から「男の愛」と「女の愛」というものの悲しさと素晴らしさ、そして
喜びと痛みのようなものを教わった気がします。

また演じられていた出演者の方々の瞳が、公演が進むごとにきらきらと
輝きを増していったのは、単に照明のせいではなく、
それだけあふれるくらいに感情がこみ上げ、また瞳にまで「熱情」
みたいなものが込められていた証なのではないかと思いました。

劇団ロオルさんの『夜想』、その公演初日を観られて本当に良かったです!
アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ

アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/06/29 (土) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★

アガリスクコーヒーの味わい!
なかなか面白い。小劇場公演らしい雰囲気を感じた。上演時間100分。

ネタバレBOX

以前、アガリスクエンターテイメントは「みんなの部屋/無縁バター」、「大空襲イブ」を、コーヒーカップオーケストラは「青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう」を観劇。
どれも非常に面白かった!

それと比較してしまうと、当公演の満足度は正直高くなかった。
アガリスクエンターテイメントとコーヒーカップオーケストラの持ち分は
随所にみられていたが、味わいが深くなかったような感じがした。
ただし、それは初めての試みだったため、味わいが熟成されていないように感じただけであり、今後も継続したら面白いと思える。
本公演に負けない、深い味わいになったら嬉しい(笑)。

個人的には、「シチュエーションコメディーレクイエム」が楽しかった。
役者の役名を帽子に書いてある手法は、確かアガリスクエンターテイメントの
お家芸!?

ナイトステーションは、面白いけど、ちょっと下ネタが芯に当たっていなかったような(笑)。
個人的には、小劇場らしくて下ネタは嫌いじゃないけど(笑)。

トリッパーは面白いけど、共同作品としての個性を感じなかったかな。

アンケートは選択方式で細かくなっており、劇団が何を知りたいのか、
明確に分かり、良いと思った。
お気に入りの役者も配役と役者名が書いてあり選択方式なら更に良いと思う(パンフレットに似顔絵つきで配役・役者名が記載してあるので、問題はないのだが)。

新人戯曲賞ドラマリーディング『ダム』(2006年度受賞作)

新人戯曲賞ドラマリーディング『ダム』(2006年度受賞作)

日本劇作家協会

座・高円寺1(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/05 (金)公演終了

満足度★★★★

2006年度劇作家協会新人戯曲賞受賞作
応募作というのは小屋に掛けることを気にしないで書けること、そして審査員の心をくすぐる要素を入れることが重要だと知りました。

ネタバレBOX

川辺川ダムに反対して民宿を営みながら土地を売らずに住み続けた母の跡を継いで住んでいる女性と川辺川ダムを巡る話。

第一ダムの放水によって夫(主人公の父)が死んだこともあって母親はダム建設に反対していたとのことでしたが、反対と言いながら第一ダムと第二ダムは既にある、また主人公の思い出の地は土地が掘り起こされていたなどの経緯から、ダム建設はもう既定路線のことで、工事がどんどん進んでいる過程の中での話かと思ってしまいました。

母と学者との20年近く前のドロドロした関係は分かるとして、娘と学者が妙な関係になりかかることは理解出来ませんでした。

ふすまを開けたらそこは廃墟だったという、実際の舞台で見たら強い印象が残るようなラストシーンでしたが、何も学者を幽霊にしてまでことさら寂寥感を煽るほどのことは無いと思いました。

結局、妊娠したことで国土交通省のダム担当の職員を夫にして私生活は充実、民宿や叔父さんの土地を売って数億円を手にしてしばらく傍観、最終的にはダムはできず、将来土地を買い戻して民宿を再開、事情通のこの夫婦は最強の錬金術師です。

アフタートークで、妊娠のことを安易に取り入れる傾向があるというお話が坂手洋二さんからありましたが、執筆時から受賞時にかけて嶽本あゆ美さんは実際に妊娠されていたということで、坂手さんも、『まほろば』におけるそんなバカなということも一概には否定出来ないと認識を改めたとのことでした。それでも妊娠を男女の駆け引きに都合よく使うことは嫌いのようで、平田オリザさんの作品を観てまた使ってると思ったことがあったそうです。

アフタートークを面白く拝聴して、その後『阿房列車』を観て、作者の日常過ぎるぐらいの日常に非日常を混ぜる手法に、また使ってると思いました。
作者を探す六人の登場人物

作者を探す六人の登場人物

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/06 (土) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★★

タイトルの意味が解りたくて
※実際の公演期間は1995年7月4日(火)〜9日(日)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1995年7月9日。ただ単にチラシにあるタイトルの正体(?)を突き止めるために行ったみたいなものでした。舞台からは演劇というものは果たして何なのか?みたいな問いを感じました。いや、勿論そりゃ今うちら観てるのが演劇なんだけど・・・でも、それって明確には?みたいな自問が湧き出てくる。メタって言葉も知らずに観ていました。
『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』

『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

『うそつき』が一番好きかな。
『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』 全部観ましたが。『うそつき』が一番好きかな。
いい感じでネタが明らかにされていって、その設定に無理がないのが良い。
頭にすっと入ってくる気がします。

『うそつき』だけなら、☆5つなのですが、他の演目が個人的に少し落ちたので、足して割って☆4つです。

『太平洋食堂』

『太平洋食堂』

メメントC+『太平洋食堂』を上演する会

座・高円寺1(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

言葉が溢れた舞台
自分がタイトルからイメージしたのは、もっと「食堂」部分がふくらんだものだったのかもしれない。だからちょっと期待したものと違ってました。
実際は、ずっと言葉が続いていた。
すんごく体力のいる芝居だと思いました。役者さんも演出の方もみんな。
関わる方全ての熱意はとても感じました。
役者さんはみんなよかったけど、主役の間宮さん、僧の吉村さんがとくに良かった。

ネタバレBOX

他人と自分に怒りながら葛藤しつつ生きていく僧、危なさをまき散らしながら、それでも自分なりの誠意を持って必死に突き進む成田、ふたりの存在が突き刺さりました。
自分の感じた「ちがう」ところはたぶん、前提知識のない人にどれだけ届くかというところだと思います。
知っている方に向けた舞台ということであれば、もっと腑に落ちますが。
きれいなお空を眺めていたのに

きれいなお空を眺めていたのに

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/19 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

あのキャラはずるいなぁ。
女子高生(役)のふたり、面白いなぁ。
あのキャラはずるいなぁ。

ライナスの毛布のように

ライナスの毛布のように

悪い芝居

人間座スタジオ(京都府)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろ公演
新鮮味の溢れる、おもしろ公演でした。
9本の短編(コント)です。全部、安定して面白かったですが、ラブホテルのネタが一番私は面白かったかな。
9本あるので、誰でも何かしらはまるんじゃないかと。
この値段で観れるのは、絶対お得。

どうでも良いことですが、役者さん、着替えるのがめちゃくちゃ早いのにびっくりした。

嗜好品

嗜好品

ヨネエリ

GALLELY BW (笹塚駅徒歩5分)(東京都)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

工夫を感じたステージ
白と黒の対比した衣装、シンクロした踊り、ピアノや照明、踊りだけではなかった演出、良かったです!自動掃除マシンはいまひとつだったのと、白の衣装の下のスパッツがグレーだったのが少し残念に感じました。あと、もう少し広い会場でダイナミックな踊りも観たかったです!!

月刊小玉久仁子 7月号

月刊小玉久仁子 7月号

ホチキス

こった創作空間(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

小玉久仁子ファンはゼッタイに観たほうがいい!
って、ファンならそんなこと言われなくても観るよね。

ネタバレBOX

前作『クリエイタアズハイ』での、ゆるキャラ役が記憶に新しい、ホチキスの看板俳優の一人、小玉久仁子さんの一人芝居。

以下タイトルは覚えてないので、そんな感じのものを書いた。

<ウエディングドレスの女>
照明が点くと、小玉久仁子さんがウエディングドレスで舞台にいる。
ウエディングドレスなのに、結婚式の司会だと言う。
なぜ彼女がウエディングドレスなのかは、徐々にわかってくる。
コメディタッチの作品。

幕切れは少しわかりにくかったのでは? 
最後にダイナマイトを手にしていたということを、もっと印象づけたほうがよかったのではないだろうか。
全体的には、やや想定内の展開だけど笑った。
これはいい滑り出しだ。


<似顔絵>
警察の取調室。
警察の制服姿の小玉久仁子さんが、連続放火魔の目撃者であり、放火魔が火を点けた家から女性を助けた男に、犯人の特徴を聞きながら似顔絵を描いている。
スケッチブックを使った漫談風な部分があったので、てっきりそっち方向で責めていくと思っていると、その女性警官が、思わぬコトを口走り始める。

なにしろ戯曲がうまい。途中からの展開に大笑い。
それをグイグイ押してくる小玉さんのうまさもある。
観客は、そのグイグイのストーリーに、グイグイと引きずり回される。


<長い略歴>
小玉久仁子さんが、まずは自分の名前から自己紹介を始めるのだが、観客が「???」となっている間に、気がつくと一気に江戸時代に飛んでいる。そしてあれよあれよという間に……。

これはなかなかの物語。
感動的であり、先の2本のコメディタッチのものとは異なる。

わずか数十分で、女性がつなぐ命の歴史、血のつながり、を見せてくれた。
手ぬぐいのような、ちょっとした小道具で、一瞬に登場人物を変える演出のスピーディさ、それを見事に演じ切っていた。細かいところが実に丁寧だ。

ラストが、この芝居の最初の自己紹介に、ぴたりとつながる。
その、つながる一瞬、自分の名前の漢字を読み上げる、タイミングやテンポ、すべてが完璧だったと思う。
その一瞬は鳥肌モノ。


<ウルトラ母>
『クリエイタアズハイ』を彷彿とさせるキャラもの。
怪獣退治をするスーパーマン的な母。

この前に「母」(女性)でつなぐ、個人の歴史を見せたにもかかわらず、母がラストの大破壊。
「ったく、もー」と思ってしまった(笑)。

まあ、観客笑顔のラストで短さがいい。

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芝居が始まる前(観客は、芝居が始まったと思っていた)に、小玉さんご本人からの、前説・注意事項があったのだが、芝居めいていて、なかなか楽しめた。

また、各パートの間は、壁に文字を投射し、「連続・幕間小説」なるものが行われたが、芝居とはまた違う雰囲気の内容で、これも面白かった。
内容のうまさで、芝居を壊すことなく、音楽でつなくよりもいいアイデアだと思った。こうした場合、よくあるのが音楽でつなぐ手法だが、音楽だと、その間に観客が素に戻ってしまうので(わざとそれを意図する舞台もあるだろうが)、そうならないように、うまく気持ちを維持させくれた。

作・演は、ホチキスでも作・演をしている、米山和仁さん。
彼は、小玉さんと高校時代からずっと一緒だったらしい。

ホチキスでもずっと一緒なので、彼女のことを良く知っているのだろう。
その米山さんが、小玉さんの良さを200%見せてくれたと言っていい。

ホチキスの本公演での演技とは、少し違った角度でも小玉さんの力量を見せてくれて、小玉ファンでなくても十二分に満足のいく内容であったと思う。

初日ということもあり、小玉さんは、やや緊張気味だったが、回を重ねることでどんどんよくなっていくだろう。
しかし、小玉久仁子という女優さんは、やっぱりうまい人なんだな、と改めて感じさせてくれた企画だった。

月刊と言いながらも毎月やるわけではなさそうだが(?どうなんだろうか?)、このレベルならば、次回も楽しみだ。
次は一人芝居だけでなく、二人芝居なんていうのも面白いかもしれない。

初日は、ダブルコールとなった。そんなことは小劇場ではなかなかない。しかも短編だし、一人芝居だし。
それだけ面白かったということなのだ。
Call me Call you

Call me Call you

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/04 (木)公演終了

満足度★★★★★

お見事!
とにかくお見事な舞台だった。宇田川美樹が凄い良い。もちろん,他の役者さんもいい。2時間10分の長丁場も集中が途切れることはない。ホント見事な20周年第1弾公演であったと思う。この劇団の芝居は,どんなストーリーであっても,どんなジャンルであっても,いずれもドキドキに溢れていて,ほとんど完成していると言ってよい。今後の公演も多分を外すことはないんだろうと思う。ただ,逆にこの劇団,今後どんな進化をしていくんだろうなぁといった期待には乏しいのかもしれない。いい意味で裏切られれば,それは嬉しいのだけれど。そんな思いはともかく,今後もこの劇団の芝居は,絶対面白いので,できる限り観ていきたいと思っている。

佐世保バーガーズ

佐世保バーガーズ

東京パイクリート

劇場MOMO(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑った♪笑った♪美味しかったぁ☆
楽しかったです!!

佐世保バーガーズの深夜に集う
都会の妖精たちの
なんて、愛らしいこと!!

いえいえ、ファンタジー作品ではないですよ。
でも、登場する人物たちの
何とも言えない素朴で純粋な生き様を見ていると、
どの人も、
観客の心を癒やしてくれる妖精そのもの♪
愛すべきキャラクターたちなのです!

彼らが繰り広げる会話劇のキラキラ☆
まるで、びっくり箱を次々と開けるかのように、
笑いが飛び出す、飛び出す♪
私は確か、10秒に1回は、爆笑していたと思います♪

それに、内容も、なかなかどうして!
深い☆

私は、ハンバーガーと演劇と映画が
こんなにも密接に繋がっている関係にあるとは、
この舞台を観るまで知りませんでした!

それに、映画の題名だけ聴いて、
こんなに涙が溢れてしまったことも
初めての経験です♪
だって、その羅列は本当に、「美味しい」のですもの!

脚本も次から次へと笑いと人情味の爆弾を潜ませ、
俳優の方々の、あ・うんの呼吸!

この舞台は、あらゆる場面にちりばめられた、
極上の「美味しさ」で出来ていることを知りました。

なぜなら、観劇後、
お腹も心も、
あのジューシーなミートとフレッシュな野菜を、
噛めば噛むほど甘みの出る、柔らかなバンズで挟んだ
佐世保バーガーを味わった満足感に包まれたのですから!

心から楽しませていただきました!
ありがとうございました☆



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