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兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】

兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり素敵でした!
バジリコ見てきました。
10周年ってことでいつからみてるのかな~って調べたら
2005年の「鉄猫日和」から。
それからはほぼ全部見てると思います。
ずっと見ているのにいつも新鮮で、新しくて、
でも懐かしくて、せつくて・・・
大好きな劇団です。

佐々木さんの台本素敵だし、
木下さんのお人形完成度高いし、
毎回、三枝さんか武田さんに泣かされるし。

おすすめできる劇団です!

ネタバレBOX

ストーリーは演劇をしていた私にはとても理解できるっていうか、
思い出される内容でした。

演劇やめて就職して、
でも、演劇に関わっていて・・・

うらやましく思うことも、
懐かしく思うこともあったりして、
自分にある道を想像したりして・・・

あとは職業柄15年間の引きこもりが気になって。
自分にとっては15年前は明日ってことが
そうなのかな~って思いました。

私は砂城のように過去を忘れるタイプなんだと思う。
大事に・・・大事にしたいな~って思いました。
見えない船に乗って~きょうだい狂騒曲~

見えない船に乗って~きょうだい狂騒曲~

現代劇センター真夏座

文京シビックホール(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん まぁ普通?
そこそこ笑いも取れてるし、役者さんも上手なんですが。
話の起伏がいまひとつかなぁと感じてしまった。

(全2幕で2時間+10分休み入り)

ネタバレBOX

1幕ラストでお兄さん亡くなるのですが、
2幕で白装束にて姉妹の前に登場して笑いを誘います。
ですがー、もっと弾けさせた展開を期待したかったなぁ。

観客は高齢な方々が多かったから、この位で良いのかしら?

今回の作品は、当劇団で初の志村智雄氏による新作書き下ろしだそうです。地方の寂れた町で暮らす人々の生活を中心に、4人の兄弟の生き様を描き。終幕、兄と三人の姉妹は、それぞれの苦悩を抱えながらも、町を見下ろせる高台から晴れ渡った空へ向かって見えない船を漕ぎ出します。幾ばくかの希望を携え・・・。船出の時に町から「喜びの歌」は聞こえてきて終演です。

これは、客席に座る方々へのエールであるとともに、志村智雄氏から長く劇団を支えてきた中心メンバーへ送るエールだそうです。劇団創立41年目の船出としても重ねた演出だそうです。
がんばれ美香子「なにそのタイトルやめてよ」

がんばれ美香子「なにそのタイトルやめてよ」

製作委員会

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

原作小説を読んでみたいなぁ
と思いましたー

なかなか楽しめました。
②は今ひとつでしたが・・・・
(タイトル冠する話が一番だめっぽかったなぁ)
③の話を見せたいがタメのカップル観劇誘ってたんだなぁ・・・・
<結構勇気あるなっ>

(90分)

ネタバレBOX

開演前にバイオリンの生演奏がありましたが、
14時開演するわけでなく遅れて開演。だったら暗転すぐするまで演奏した方が良かった気がする。(向かって左側の女性(女性二人の演奏でした)は背筋チト弱いかなぁ等と感じたです。腹筋と共に鍛えると良いのではトカ)

さて①(14:06~14:26)はケント君(ほんとに外人さんだぁ(^^)=インパクトあって1話目にもってくるのに十分ですねー)のいる部屋に出た女性の幽霊にからむ話。物怖じしないで幽霊に突っ込みいれて冷静に情報分析して動画まで撮るケント君に爆笑してしまいました。オチはコント風でしたがねー

②(14:26~14:44)は割とありきたりな女子大生の自己同一性のお話でした(ざっくりです)
(いやぁタイトルコール以外記憶に残りにくかった話でしたしー)

③(14:44~15:30)は先が読めなくて結構楽しいSFでした
オチは愛した女性は実は男性でしたーとか思っていたら・・・。
彼氏の好みを分析して作り上げた、
架空の存在でしたというのは新鮮でしたが。
その架空存在を作り上げたプロジェクトの存在意義が弱かったなぁ。
基本はAIということなら、
将来のセクサロイドの基本データ構築の一環!
とかした方が納得しやすかったなぁと思った。
まっ話の本質は架空存在への恋愛感情を表現する話だったから、
その辺の煮詰め方は弱かったのかね?
(女性主人公だと「お気に召すまま」とか「絶対彼氏」とかになるかな)
でも現実では人間見た目が9割と思うので、
ちょっと話的にはホント表面上の事やネェと感じました。

ケント君のキャラが楽しかったので、星ひとつオマケしちゃいます(^^)。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

簡単に期待の上を通り越していく
前回公演 「ゴベリンドンの沼」は 廃工場を使っての公演で、工場の雰囲気に誰もがその場にいるだけで、満足してしまえるほどの凄味を持っていました。「ビョードロ」では既存の劇場を使ういうことで、前回ほどの衝撃はないだろうと思っていました。しかし、簡単に期待の上を行ってくれました!d-倉庫には何度か観劇しに行ったことがありますが、まさか、d-倉庫をこのような使い方をするとは… 搬入口からの入場から始まり、劇場の中全てを使うアクティング、本来は舞台になる場所につくられている客席。ゴミで彩られた空間に驚きを隠せませんでした。

入場してから、すでにドキドキの胸の内は、物語りが始まってさらに加速度をましていきます。
おぼんろを一番楽しむことのできる、体感できる席は、桟敷席だと思います。

テンポのよい笑いあふれる会話から始まり
お決まりのオープニングコールに、目の前に広がる大幕に背筋がぞくりとし、
その後も、もう目を離せませんでした。
四方八方を行きかう語り部達に振り回されて、最後には涙で前が見えないほどでした。

おぼんろの舞台は何度見ても楽しむことができるので、次は違う席で参加します!

さよならの唄

さよならの唄

企画演劇集団ボクラ団義

六行会ホール(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団として好き
こちらのスタッフワークは他の団体と比べると頭一つは抜け出していると思う。
「芝居だけ面白くても仕方ない」
の自論で観ている自分にとって実に好みであるのだ。
芝居も好きだけど、先ず制作のかたがたのファンです、と言ったらひね過ぎだろうか(笑)

ネタバレBOX

超大作。
他の方もちらほら触れている通り、かなりの情報量、複雑過ぎるくらいの内容でした。
3時間弱と言う時間にむしろよく詰め込んだなと。

一人の人物を複数人で演じるのお手の物ですねぇ。
まだ何本かしか観ていませんが(DVD含む)物語の作り方の根幹が確立されている様に感じています。

ちなみに一回観ただけだと全てを把握しきれない、と言う感想もやはりちらほらありますが、
自分は把握する必要はない、と考える性質です。
細かいところが分からなくても面白いと思わせたら勝ちなんだと。
例えば推理モノで活字媒体ならば矛盾が少しでもあったらダメですが、芝居媒体であればその劇場の空間内で騙せ切れればOKみたいな。
活字ならば疑問に思った時点で思考する為に止まる事が出来ますが、芝居は流れていきます故。

なのであまりにパズルのピースが合いすぎて、「いや、ここまで綺麗に収まらないだろ」と思いそうではあるのですが、芝居としてやっぱりこれは有りなんじゃないかなぁ。

ところでツアー参加者が全員(一人まぁ、なんですが)事前に死んでいる事になりますが、
関係者の殆どが同時期に死んだという事になりますよね?
これは何か同時に死ぬ要因があったという解釈でいいんのでしょうか。。?
これって何か回答めいたモノ提示されてましたっけ。

。。。という具合にやはり拾いきれていなかったりはします。


バスの手作り感に笑った。
バスの周りにいる時、よく傘が突き抜けていたりとか、折り畳み傘ばかりなのは進行させやすい様になんだろうなぁとか、気になったのは多分割りとどうでもいい部分ばかり(笑)

沖野さんの病的な雰囲気はメイクだよね?だよね?
役の上でも元気なところ、観たいです。
fashions!

fashions!

裏庭巣箱

Studio Do Deux Do(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題723(13-148)
14:00の回(曇)。13:25(6F)会場着、受付は始まっていたようで開場まで待ちますが、狭い場所なのですぐにいっぱいに、少しおして13:40開場、靴を履いたまま中へ、縦長の設定で左右に2列ずつ椅子席(前列はミニ椅子)。舞台にはたくさんの衣服が長方形に(土手のように)並べてあります。正面にカーテン、
スライド映像が映っています。客席後ろの壁にもTシャツなどがかけられ埋もれているような感覚。そのため当パンに「マスク」が添えてあり、上演中着用するようにということでした。糸くずやほこりに敏感な方に親切(もちろん役者さんはしてません)。不思議なのは、入口と奥、対角線上にEギター(ストラトとテレキャスタイプ)が置いてあり、アンプがみえること、演奏するのか?此処もこちらも初めてです。ふとみると、カーテン前におひとり立っています。カタマッてます...開演までずっと。14:09開演~15:44終演。お話(自分(=にあった服で表現)を探し続けるということだろうか)...はよくわかりませんでしたが、みていて面白い舞台でした。

ネタバレBOX

最初のひとはどういう役回りだったのだろう、左頬の白は仮面?

見えない男、針金のようなもので見えるのは?

埋めるのも「服」ということは?

「ちがう」「こんなんじゃない」という意味は?

「勝負服」「いつも同じ服」...

【全日程終了!ありがとうございました。】天王寺:10王子

【全日程終了!ありがとうございました。】天王寺:10王子

劇団東京ペンギン

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2013/05/28 (火) ~ 2013/05/29 (水)公演終了

満足度★★★

ラストの思いもよらぬ怒涛の展開!
シンブルな舞台にキャスト5人だけの少人数で熱演!
中でも野澤太郎さんは10人の王子を役者さん一人で演じる!
何か柿喰う客のような動きとリズムを感じたりして刺激的な作品!
ラストの思いもよらぬ怒涛の展開は見応え充分!

しかし、何か全体的に雑に見えてあまり話に入り込めなかった…(^^;;
たまたま私だけが気になっただけかも知れませんが⁈
現に見終わった人の口コミ評価も高かったので!

まだまだ若い劇団なので色々な表現の可能性を感じてこれからも愉しみ♪
出身が皆さん関西なので⁈ また関西での公演を期待してます!

三浦直之初監督作品『ダンスナンバー 時をかける少女』

三浦直之初監督作品『ダンスナンバー 時をかける少女』

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/05/27 (月) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅力凝縮っっ
ロロのマテリアルが詰まった楽しくてハッピーな60分でした。映像でもポップではちゃめちゃで「好き」がいっぱいで。倉内太さんの曲との親和性も抜群に良くて、身を委ねるだけで心地良かったです。アフターイベントのライブも聞けて感激!!

ミーツ

ミーツ

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり良い
ポップで愛しくて力強い。人間の想いの無限の可能性を信じさせてくれる、胸をギュッとつかんで離さないシーンがいくつもあって、それに出会うために毎回ロロの公演を観に行くんだなと思います。コミカルなシーンだった場面が次第に意味を変えてジーンと感動させる所が多くてグッときます。

これでおわりではない

これでおわりではない

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

堪能しました
迂闊にも最後は涙が溢れる、という感じをホントに久々に味わいました。演出の妙もあるでしょうが、それよりも10年の積み重ねの重みも感じられました。

汚れた手

汚れた手

劇団昴

俳優座劇場(東京都)

2013/06/01 (土) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

驚きの長さなのに、厭きなかった
サルトルの芝居を観るのは、初めてだし、外国の革命や内戦事情などに、疎いので、理解できるだろうかと不安でしたが、人間の本質を深く抉った内容で、私にも共感できる普遍性があり、飽きずに観劇することができました。

だけど、終わって時計を見たら、3時間40分近くの長い上演時間に改めて驚愕!

正直、途中でウトウトしてしまった部分もありましたが、観て良かったと思える公演でした。

主役のユゴー役の中西さんの台詞が、所々、明瞭に聞こえず、しばらくは、心が舞台に吸い寄せられずにいたのですが、エドレルが登場してからは、私も彼の言葉に感化され、説得力のある彼の台詞を通して、ユゴーやジェシカの気持ちが痛い程理解できて、心が痛くなったりもしました。

サルトルって、相当凄い人なんだと、実感した舞台でした。

ネタバレBOX

宝塚のレビューでお目に掛るような、大階段だけのセット。

でも、この空間を違和感なく、作品の世界に導く動きが随所に見えて、驚きました。

具体的な革命の内容には精通していない私でも、普遍的な、革命の矛盾や、人間の思想のあやふやさが、きめ細かく描かれた芝居で、至る所で、共感できる瞬間がありました。

人間は、思想や理念とは関わりなく、信頼に足る人物には、心惹かれてしまうという、心の襞が精密に描写されていて、ジェシカが、エドレルに惹かれて行く心情も痛い程わかるし、彼の暗殺を命じられたユゴーの苦悩と葛藤も、自分のことのように、胸に刺さりました。

ユゴーが、エドレルを殺した理由を、時代の変化の中で、自ら許容できずに、殺されることを選ぶラストシーンは、大変納得できる場面でしたが、最後に、ユゴーが、階段を転げ落ちて来る部分は、蛇足だったような気もします。
映画ではないので、どうしても、役者さんが、怪我しないように、自らを庇うような動きが見え、ラストの衝撃を持続させないようで、とても残念に思いました。
さよならの唄

さよならの唄

企画演劇集団ボクラ団義

六行会ホール(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

悔いのない「さよなら」を
僕は、これまでに、たくさんの「さよなら」をしました。
きちんと別れを伝えられたことも、何も伝えられずにフェードアウトしたことも…、40年を超える人生には、色々あったわけで。
そこに「後悔」はないか?
いえ、数え切れないほど、あります。

すっかり忘れていた、そんな切ない胸のチクチクを、緻密に組み立てられた物語に移入することで、次から次へと思い出しました。

複数の時間軸を、シンプルな舞台の上で違和感なく並行させてしまう、巧みな演出。映像とダンスでの魅せ方(表現)も、相変わらず素晴らしかったです♪
さらには、ゲストの魅力を存分に引き出すキャスティング。
どれも、見事!

2時間55分の長い作品なので、中だるみを心配をしましたが、それも杞憂に終わり、前のめりに、一気に引き込まれました。
この作品に出会えたこと、僕は、絶対に後悔しません。

これからも、笑って「さよなら」できるように、日々の感謝を忘れずに…。

ネタバレBOX

厚生労働省(公務員)を、そこまで悪者にしなくても(笑)。
ソウルドリームズ

ソウルドリームズ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

いろいろもったいない
若い俳優が頑張っていることは伝わって来たけれど
“サスペンスミュージカル”なんて名前つけなければよかったのに
妙な期待をさせた分損してるのがもったいない。
いしだ壱成の使い方ももったいない。

ネタバレBOX

冒頭大音声のナレーターによる出演者紹介が少々古臭くてびっくりした。
声も割れてしまっているし、劇中劇の演出だとしても何だかなあ…。
全体的にBGMの音量が大きくて会話部分との落差があり過ぎ
ストーリーが途切れがちな気がしたが、劇場が大きいと必然的に音も大きくなるのかしら。

主役がなかなかしゃべらないし、フード被って思わせぶりに顔隠してるし、
ミュージカルなら当然ソロがあるかと思いきやそれもなく、どうも華がない。
映画出演の夢破れたリョウが、終盤感情を爆発させるなら、
その前にそれなりの葛藤がないと唐突な印象を否めない。
いしだ壱成はテレビドラマで繊細な役をやっていた記憶がある。
もっと表現出来る人だと思うがもったいない使い方をしている感じ。

群像劇として個々のエピソードを掘り下げたらもっと面白いだろうと思う。
せっかく劇団員のキャラもバラエティに富んでいるのに
「親の反対を押し切って田舎から出て来たのに…」
「水商売のバイトで食いつないできたのに」みたいな苦労話だけでは
そういう人なら社会にごろごろいる今、説得力に欠ける。

物語としての掘り下げ方が浅いのをカバーするだけの歌やダンスがあれば
舞台としてさらに楽しめたと思うが、そこも少し物足りない。

客演の關根史明さん、「シロツメの咲くあとに」でも好演していたが
今回もいいキャラをきっちり出していた。
コトウロレナさん、ちょっと台詞を噛んだのが残念だったが
きれいだしダンスのセンスもある人だと思う。
フラメンコの場面では気迫が伝わって来た。
大塚千津子さん、さすがのフラメンコでスペイン効果絶大。

何だか注文ばかりつけてしまったが
面白そうな設定や出演者を活かしきれていないのがもどかしかった。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★

独特の世界観!
芝居好きなら一度は観劇した方が良いと思う劇団。
他には無い、独特の世界観をもった劇団のため、合う合わないは自分で判断して欲しい。
役者陣も個性的な演技で本当に上手いと思う。あれだけ走り回って、セリフを噛まないのは凄いと思うし、役柄に独自性を持たせているのはいい!
上演時間約120分。

ネタバレBOX

おぼんろの最大の魅力は、臨場感ある席でその世界観に浸るところにあると思う。達者な役者陣が物語を紡いで、その世界へ惹き込んでくれるからだ。

舞台の雰囲気もとても良い!おぼんろの世界観を醸し出すのに最高であった。

ただ、今回は雛段後方席から観劇した。
思ったとおり、惹き込まれ方が弱かった。
客観的に物語を観劇できたが、離れた席では臨場感が薄まってしまった。
多分、舞台上で座ってみる席であれば、高評価になったと思う。

非常に魅力的であるが、今の作風、世界観のまま、シアターコクーンを目指すのは難しいような気がする。
青山円形劇場のような所であれば、良いかもしれないが。
それに好きな人は嵌るが、万人向けとは言えない作風も気になる。

個人的には、このような印象を持ってしまったが、応援したいと思える劇団であることは確か!
そんなことは杞憂だと、ギャフンと言わせて欲しいと思う。

<独り言>
最後に、写真撮影OKというのは、とても良いと思う。
友人を誘うにしてもブログで口コミするにしても、絵があった方が効果的であるからだ。

例えば、リピートしてくれるお客さんやDVD等を購入してくれるお客さんのみの特典として、役者陣と一緒に写真撮影が可というのはどうかな。
こういうサービスは難しいのかもしれないが、ファンにとっては嬉しいと思う。
特に学生を中心に効果的な口コミを期待できると思えるなあ。

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しいです
ポスターから事前に受ける印象よりは、
おとなしいなあという印象を受けましたが、
脚本・演出のバランス感覚が健康的だったのか、
グダグダ感もなく、楽しかったです。

兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】

兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★

調和
初見。
理屈じゃなくて、感覚で疾走しているような印象。
だから、実をいうとそれほど笑えず、可笑しいとも思えなかったのだけど。
人形も含めて、全体のあり方の調和が、劇団のカラーなのだなあと思わせてくれて、その感じが悪くなかったので、★4つにしました。

ソウルドリームズ

ソウルドリームズ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★

慟哭なんてなんだそれ
そんなん当たり前じゃん。

ネタバレBOX

劇団の演出家の脚本が映画化されるからといって、劇団の俳優が主役を取れるはずもありません。主役は旬の俳優がやるに決まっています。何を今更慟哭してるのでしょう。

大前提からしてズレていました。

妙な事故も、ライトを落とすのは洒落になっていません。殺人未遂です。

舞台装置のスイッチを入れたのも、テグスの先にパチンコ玉を結びつけたものが振り子の原理で上手くスイッチに当たるのかいささか疑問でした。

歌も、コーラス部分は良かったですが、ソロは聞けたものではありませんでした。ミュージカルにしない方が良かったと思いました。
プルーフ/証明(元田 演出ver.)

プルーフ/証明(元田 演出ver.)

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

【若林えりさんの回】観劇
今回の公演は何々バージョンだとか煽っていましたが、純粋に面白い作品ではありました。

とは言っても、本来当然のことかもしれませんが、手抜きの多い中で衣装替えの多さが際立っていて、気合が入っていることが窺えました。

ネタバレBOX

『プルーフ/証明』のスラッシュはカタカナの「ノ」かと思わせるような、数学におけるある重要な証明は、天才数学者だった父ロバートではなく、最終的に娘のキャサリンが発見したと証明される話。

父親が残した103冊のノートの中に重要な証明が書かれていたのかと思っていましたが、実際はノート自体は同じ文房具屋さんから大量購入した同じ種類のものですが、父親のノートの特徴である日付を付した日記形式ではなく、その証明だけが書かれたもので、しかもキャサリンが管理していたということで、既に前さばきは済んでいました。

ただ彼女の筆跡だとしても、確かに口頭筆記ということも考えられます。また、精神的な病気には遺伝的要素もありますから、彼女の言葉を即座に受け入れられない周囲の人たちの反応にも仕方のない面はあります。

彼女自身も感情の起伏が激しかったりして、姉の心配もあると、父親のように精神を患うかもしれないと怖れるあまり、発見に執着したり無頓着になったり不安定になりましたが、証明の過程で1980年代のナウい考え方が使われていたことが証拠になり、彼女が発見したことがあっさり証明されてしまいました。紀元前のピタゴラスの定理を使っていなくて良かったです。もちろん使っていたかもしれませんが…。

スマートな証明というのは如何にもできる人の発言ですね。ラストで若い数学者ハルが、途中をスマートにするのを手伝おうかと提案し、キャサリンもそれに応じるような気配で二人は和解することができました。

休憩を入れて2時間40分、もっと揉めるのかと思っていましたが、意外とあっさり解決してしまったなという感じはありました。
ソウルドリームズ

ソウルドリームズ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

まあまあ楽しめた
普通にまあまあ楽しめる作品かな。
ただし、エンターテイメントとして、何を主眼(脚本、演出、ミュージカル)にしたいのかは分からなかった。上演時間110分。

ネタバレBOX

脚本は分かり易いが、なんだか淡々としていてありふれた物語のような気が。
ミュージカルといわれると、素晴らしい歌声を期待していたので、ちょっと違和感を感じてしまった。
タンゴのシーンが一番盛り上がって感じだったのは、ちょっと残念な感じかな。

役者陣では、個人的には主役級の女性2人が良かったかな。


リア

リア

座・高円寺

座・高円寺2(東京都)

2013/05/17 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

刺激的かつ壮大でした
座・高円寺の地下は初めてでした。
舞台スペースは広く、客席は少なくの極上空間。
濃密時間を体感できました。
まさに、“リア”に集約した演出!
彼の目を通して語られる世界が、不思議に切実に
客席を支配していました。

役者陣の自在で自由で緻密な表現に興奮♪
物語を操る演出に感嘆しました。
再演が決定したとのこと!
熟成されるであろう再演の出来栄えにも期待。
目撃したいし楽しみです!

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