
不道徳教室
森崎事務所M&Oplays
シアタートラム(東京都)
2013/06/08 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
当日券で観劇
チケット予約したにも拘らず、入金締め切り日を間違えてしまい当日券で仕切り直して見に行った。
川端康成の「みずうみ」が発想ということだが、昔「みんなのうた」で聴いた大貫妙子の「みずうみ」みたいな世界観かな、と勝手に予想していたら、当たり前だがそれは関係なかった。
が、岩松作品にしては比較的分りやすく、都会的な現代文芸作品を見たような印象。面白かった。
いかにも山の手にいそうなリセエンヌ風の女子高生3人組、制服姿も似合ってて可愛かった。
舞台にいる二階堂ふみさんは、白目を剥いて滝修行してても違和感ない貴重な女優さんだ。毎回思うが、おそろしい子‥w!

おぼろ
STAR☆JACKS
江坂スペース・シアター(大阪府)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
素敵でした☆
STAR ☆JACKSさんの「おぼろ」観て来ました♪
柿ノ木さんの作品はやっぱりおもしろいですね~♪最初から最後まで目が離せなくてワクワクドキドキが止まりませんでした!!
ダンスの時も楽しくて役者の皆さんがめっちゃめちゃ輝いてました☆
お話も面白く殺陣は迫力があって手に汗を握っちゃいました(笑)
素敵な舞台ありがとうございました☆きらきら
次回作品も楽しみにしてます♪

観客人狼×村人役者
UDATSU
小劇場 楽園(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

さよならは言わない〜病室より愛をこめて2〜
劇団裏長屋マンションズ
シアター代官山(東京都)
2013/06/18 (火) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
見どころは後半!
皆さん書かれているように、正直中盤まで、非常に重くやや退屈気味であった。
笑いもほとんどなかったと思う。
中後半よりテレビの青春ドラマに出演されてた青木さん(とても…には見えない美貌 飛び出せ青春のイメージ大 )や
水沢さん(変わらずチャーミング 俺たちの旅の食堂の娘役イメージ大)が出だしてからは赤塚味滲み出はじめ、そこからはしんみり・じーんと観させてもらいました。
終了後の赤塚さんの挨拶も人柄が出てて印象的です。

奥村さんのお茄子
こねじ
大吉カフェ(東京都)
2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
2バージョン観劇
佐々木×菅野と両角×浜野の2バージョン観劇。
大吉カフェという一軒家が物語の世界観とマッチングして、物語の持つ面白さ不思議さが二乗、三乗となっていました。面白かったです。

お茶の間戦争
かーんず企画
シアターブラッツ(東京都)
2013/05/02 (木) ~ 2013/05/06 (月)公演終了
満足度★★★
敵とのドタバタがもう少し合っても
キャラの作り込みや関係性もわりとよかったし、非日常となった日常を取り戻そうとするドタバタも悪くなかった(イマイチ客席受けは悪かったがww)。
敵側のキャラも出てるので、敵とのドタバタがもう少し欲しかった気もするが、なかなかには面白かったです。

マリオン
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/06/15 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
感性
初めての青☆組観劇でしたが、瑞々しくて細やかで暖かい感性がとても心地良かったです。
少女から老婆まで、女性が持つ可愛らしさが溢れてました。
常につきまとう孤独感が、より深みを増し、未来なのにノスタルジーを感じたり、春の中に秋の侘しさを感じたりもしました。
演技力の高さにも目を見張りましたが、特に場面転換での演出がとても良かったです。

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!
おぼんろ
d-倉庫(東京都)
2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
ありがとう。そして次を楽しみに
いろいろな意味で素敵な出来事だった。単なる「芝居」とは言えない、なにか大きなものが動いているような、そんなうねりの中に一緒にいた感じがする。もちろん、おぼんろの5人の語り部たちの芝居の力量は素晴らしい。だけど、その5人を支えてくれるたくさんの人たちがいるのだろう。照明、衣装、舞台美術、撮影、受付やその他もろもろの多くのたちが、熱意をもってあの舞台を創り上げているのを感じる。私を含めて参加者は、そうした5人の語り部を支える裏方の人たちの熱意も、芝居を観ながら感じ、そして自分もなぜか同じ立場になりたいと思うのだ。これから先、「おぼんろ」が大きくなって行く上で、多分たくさんの問題が起こってくるだろう。そんな時、自分たちが何をしたいのか、という原点を思い出してほしい。次々にハードルは高くなるようだけど、結果は後についてくるもの。焦らずひとつひとつの物語の世界を存分に創り上げ、多くの人を楽しませてもらいたい。

ある苅屋くんの人生
怪傑パンダース
ザ・ポケット(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
コクが欲しい!
主張したいことは明確なのだけれど、深みに欠ける。
どうもチラシから受けるイメージ、舞台セット、話の内容に一貫性があるようには見えにくい。
出演者は、皆若くエネルギッシュなので、ドンドン経験を積んでいってほしい。
ザ・ポケットで昼間の部で満員なんて皆の大きな期待の証拠である。

バイト
カスガイ
テアトルBONBON(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
贖罪
喜安さん脚本・演出で見ることが多かったので、演出のテイストが随分違う事が新鮮でした。
結末は予想内だったけど、だからこそのラストシーンがすっきりしました。
喜安さんの脚本を、気になる玉置さんが演出・出演という事で観劇を決めたのですが、玉置さんの怪演が見られて良かったです。

SQUARE AREA
壱劇屋
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
娘と父 点と線と面
スクエアエリア 四角い壁だけの空間 娘と父 点と線と面 おまえはいない それでも生活は続く。 娘の人生 SQUARE AREA とても面白い物語でした 音光 の使い方が上手い。

第4回公演「おかしこちゃんと、おまぬけくん」&第5回公演「在るはずの女」
劇団天然ポリエステル
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
在るはずの女
登場しない主人公、周りの証言や状況説明で浮かび上がる人物像!いろんな顔を持っていて、どんどん増していく存在感、見事でした。少しの小道具などで役の入れ替わり、場面の設定表現もよかったです。

-しがない-
COoMOoNO
キッドアイラックアートホール5階(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/21 (金)公演終了
満足度★★★★★
無題738(13-164)
19:30の回(小雨)。19:00、エレベータで4Fに上がり出たところに受付、そこから階段で5階の会場へ。1Fは何回か来ましたが5Fは初めてです。そっと覗いてみると入り口近くに女性の方がひとり座っていらっしゃいます。入るとテーブルと2脚の木製の椅子があり、会場の右側に椅子席。前列はミニ椅子、後列はパイプ椅子の2列でやや円形の配置。中央に座るとテーブルの向こうは大きな窓(不透明)、外はキャンパスに通う道路。下手が入口、雨音、車の音が聞こえ、内側にコート掛。上手に掛布団。客席右横に足の長いランプとテーブル上には食器とグラス。目を女性に戻すと、黒い髪をうしろでとめ、黒い衣装に靴。じっと何かをみているようなみていないような佇まい。ときどき立ち上がり上手に、そしてまた戻ります。一言も話しません。終わって振り返ってみると、そういうこと(役柄)か...と。
こちらは初めてでなんとなく今夜の公演を探していて、6/10(月)、ここの1Fで芝居をみているので団体情報をみると、「最近の写真」が目を引き、さらに情報登録の「モコ」さんはどんな方かとみると...「渡辺美帆子事務所」の制作...とありました。
渡辺さんは「小瀧ソロ(2011/5)」「サよりよろしくバー(2011/8)」「点にまつわるあらゆる線(2012/2)」の3作をみましたが、その後別府に拠点を移していました。サイトをみると東京に戻っていて秋に公演と。これも何かの縁と思いみに来ました。
個人的には「芝居」っぽくないところが大変よかったです。二人芝居で短時間のリフレインを多用。
「説明」をちゃんと読んでいなかったので「目の見えない少女」ということは、少し経ってから気がつきました。開演前にそんな雰囲気だったわけです。
吸血鬼の特性には特に触れることなく少女との感情は控えめに、会話も朗読のように、「パンとワイン」が二人の間に置かれ、時間が回るようでした。19:32開演~20:31終演。次回もみたいと思います。

四の五の言わずに恋しろリーマン!
Island
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
おいおい!
ベタな演技で、決して上手とは云えない役者さんもチラホラでしたが、だんだんヒートアップして楽しめました。
お話もおもしろく、けっこう素敵な台詞もたくさんあったりして、ちゃんと感動できました。
女優さんたちの掛け合いが楽しかったです。

サロメ
虹創旅団
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
いいっ!ヘロディアス最高!!
すみません、ヘロディアスが台詞言う度に大笑いしてしまいました。いい味出してるな~と。帰りの電車でも笑いが止まらず・・・・。劇団の意図とは大きく違ってしまったと思いますが、私はコメディとして楽しみました。ごめんなさいです。でも、こういうのも有りだと思います。コスプレサロメとでもいうか・・・・。しかし、ヘロディアスが強烈で、サロメがかすんでしまいましたね。中途半端に本当にきれいにしようとしたのがまずかったのでは。サロメはユダヤの王女様ですから、ゴスロリでも貴金属ジャラジャラは必須だったと思います。シックにまとめるには金銀はよろしくないというので着けなかったのだと思いますが、マーカサイトなどのアクセサリーでシックゴージャスに決めて欲しかったです。それにサロメの衣装には黒のレースやシフォンを足して欲しいなぁ。アクセサリーは普段あんまり見かけないどっしりしたアンクレットや足指輪など。色の白い俳優さんだったので、きっとよく映えると思います。

さよならは言わない〜病室より愛をこめて2〜
劇団裏長屋マンションズ
シアター代官山(東京都)
2013/06/18 (火) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
思ってたのとちがう、、
話はとても感動的で良かったのですが、話が思ったより重くコメディ要素がかき消されている感じが見受けられました。
原作を書かれた座長赤塚さんの演技ビシビシつたわってくるのですが、他の出演者のストーリーが薄く感じられ少し物足りなく感じました。

四の五の言わずに恋しろリーマン!
Island
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
いやいや
いやいや、確かにリーマンの世界でしたが、さすがにラストにかけてはありえないでしょう。笑。(オーナー企業だったとしても、コンプライアンス、コーポレートガバナンス的にうんぬんかんぬん。笑。) そういうハチャメチャなところも狙ってなのかもしれませんが。 実際の会社的な世界はもっとドライで殺伐としてると思うし。笑。 とはいいつつも、後半のサスペンス的?なところの方が恋愛的な話よりも面白かったです。 ネタ的なところはちょっとベタベタな感じがしてもう少しナチュラルな感じだとよかったかなぁ。 スイマセン。。 それと、経理部の部長のキャラがとてもよかったです。笑。

relic(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場MOMO(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/24 (月)公演終了

ココロに花を
ピンク地底人
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/05/31 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
満足度★★★
擬音だけの作品も観てみたい
このフェスティバルへの応募文章とチラシの文言を読んでから拝見したら、
ストーリーが全然違っていて少し戸惑いました。
携帯電話がいつ出てくるんだろうと待っていたんですが、
最後まで出てこなかったですね(笑)。
チラシのビジュアルから受ける印象と、作品の内容もかなり違いました。
SFっぽい少し不思議なストーリーは、イキウメに似てるな~と思いました。
(後で気づいたのですが、イキウメの『散歩する侵略者』を上演されてますね!)
効果音を役者さんの声で表現するのが面白かったです。漂う雰囲気が独特で、
登場人物たちのぎこちない会話にも味わいがありました。
作・演出のピンク地底人3号さんは、戯曲で会話を書くことが初めてだったと伺いました。
今までの戯曲は擬音とト書きだけだったそうで、とても興味深いです。
擬音だけの作品も観てみたいと思いました。

黒塚
木ノ下歌舞伎
十六夜吉田町スタジオ(神奈川県)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★
歌舞伎の本質を伝えるポップな現代演劇
原作歌舞伎の世界観を壊すことなく、丁寧に余白を埋めて、現代に通じるお芝居にしていました。
たとえば花組芝居のように女形が登場したり、衣裳が豪華絢爛だったり、
歌舞伎のビジュアル要素を用いるのではなく、
歌舞伎の本質をポップな現代演劇にして伝えてくれたと思います。
役者さんは皆さん素晴らしかったです。
特に老女岩手を演じた武谷公雄さんの技術は非常に高いと思いました。
照明も音響も音楽も転換も良くて、あの小さなスペースで組み立て式のセットでも、
十分に歌舞伎作品として味わえました。
実際の歌舞伎では、メインの俳優以外の俳優はリアクションをしなかったりするので、
現代劇に親しんでいる私は、最初はその方式に馴染めませんでした。
でもこの作品では、俳優それぞれが舞台での出来事にちゃんと反応していたので、
違和感なく拝見できました。
原作の完全コピー稽古をやると聞いて、びっくりしました!
歌舞伎は所作やセリフの抑揚も独特ですから、
体得するために相当なお稽古をされたのだと思います。
完全コピーの通し稽古をUstreamで配信したそうですね、見たかった~。
終演後のトークも、90分やってもらってもいいぐらい面白かったです。
公式サイトにアップされた木ノ下裕一さんのラジオ番組風(笑)、音声ガイダンスも聴きましたよ!