満足度★★★★★
ありがとう。そして次を楽しみに
いろいろな意味で素敵な出来事だった。単なる「芝居」とは言えない、なにか大きなものが動いているような、そんなうねりの中に一緒にいた感じがする。もちろん、おぼんろの5人の語り部たちの芝居の力量は素晴らしい。だけど、その5人を支えてくれるたくさんの人たちがいるのだろう。照明、衣装、舞台美術、撮影、受付やその他もろもろの多くのたちが、熱意をもってあの舞台を創り上げているのを感じる。私を含めて参加者は、そうした5人の語り部を支える裏方の人たちの熱意も、芝居を観ながら感じ、そして自分もなぜか同じ立場になりたいと思うのだ。これから先、「おぼんろ」が大きくなって行く上で、多分たくさんの問題が起こってくるだろう。そんな時、自分たちが何をしたいのか、という原点を思い出してほしい。次々にハードルは高くなるようだけど、結果は後についてくるもの。焦らずひとつひとつの物語の世界を存分に創り上げ、多くの人を楽しませてもらいたい。