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言葉の中で世界は踊り、踊る世界にウタが溢れる

言葉の中で世界は踊り、踊る世界にウタが溢れる

ナズ・ラヴィ・エ

d-倉庫(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★

なんだかわからなくなりました
予備知識無しで、なんとなく舞踏っぽい公演なのかなと思って観ました。
確かに最初は舞踏っぽかったです。が、段々と前衛劇になっていき、微妙なコント(?)が入り、意味を排除した会話や照明効果があり・・・と、なんだかわからなくなってきました。わかってもらうことを目的としているわけではない、ということはわかりましたが・・・
この内容なら上演時間はもっと短くすることもできるはずで、さすがに2時間10分は長過ぎました。

ジャングル・ジャンクション

ジャングル・ジャンクション

演劇集団キャラメルボックス

THEATRE1010(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

男組に続いて同日、女組観劇!林さん,バリバリ?スーパーヒロイン樹里さん,鹿殺しチョビさん,特に悪ボス坂口さん必見!
ラブストーリー、刑事サスペンス、SFヒーローアクション。
3つの小説の登場人物たちが出会い、彼ら自身が物語を
結末に向けて進めだした。
果たしてそれぞれの物語は、無事ハッピーエンドを迎えられるのか?

キャラメルらしいよく練られたコメディ+ファンタジー。
ダンスシーンもあって実に楽しかった。
このちょっと前の小劇場、小劇団っぽい雰囲気がイイ。

今回男組と女組の両方を同じ日のマチネ、ソワレで連続鑑賞。
女組は、女優8人+男優1人の構成。
この中で、女刑事役の菜月チョビさんのみが「劇団鹿殺し」所属のゲスト。
「キャラメル」と「鹿殺し」という毛色の違う劇団同士のコラボが面白い。

また、主演の林さんや、バリバリ?スーパーヒロインぶりの原田樹里さん
など、これまでは、脇だったり、おとなしかったりした女優さんたちが
従来と違うキャラクターを演じているのが
キャラメルファンとしてはとっても楽しく観ました!

特に前述のお二人に加えて、ボケ役・悪ボスをガハハ笑いで
見事に演じた坂口理恵さん!さすがです。

さらに、紅一点ならぬ黒一点の畑中くんが、他の女性キャスト達
から軽くボコボコに責められるシーンに爆笑!
他では見れません。

ジャングル・ジャンクション

ジャングル・ジャンクション

演劇集団キャラメルボックス

THEATRE1010(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

まず男組観劇。鹿殺し2人との化学反応楽し。紅一点、実川さん頑張る。
ラブストーリー、刑事サスペンス、SFヒーローアクション。
3つの小説の登場人物たちが出会い、彼ら自身が物語を
結末に向けて進めだした。
果たしてそれぞれの物語は、無事ハッピーエンドを迎えられるのか?

キャラメルらしい、よく練られたコメディ+ファンタジー。
ダンスシーンもあって実に楽しかった。

今回男組と女組の両方を同じ日のマチネ、ソワレで連続鑑賞。
男組は、男優8人+女優1人の構成で、うち2人は
劇団鹿殺し所属のゲスト俳優さんで、実にパワフルでアク強し。
キャラメルの俳優さんたちの中で、いいアクセントになって
影響も与えていたと思います。
紅一点の実川さんも、とってもかわいらしかった。

部屋、あります。

部屋、あります。

fabricant fin

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

本が面白かった
豆で炊いた粥のような本で、匙でもうひと掬いしたくなる味わいでした。ひょっとしたらなのですが、作演分けられても別のお料理になるのではないでしょうか?

ネタバレBOX

座り芝居が続くことも相まって、最初の45分くらいまでが10分くらいに縮まっていればなと思いました。

主人公の幼馴染役の男性があれでは嫌がってないかと。むしろただの嘘が上手な男に感じました。

せっかくわずか6人という贅沢なお揃いなので、もっと心情的に絡まる演技が観たかったです。
遠くに行くことは許されない

遠くに行くことは許されない

セロリの会 

「劇」小劇場(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディー?
ひとつの出来事によって変わってしまった日常。それから月日を重ねて、変わってしまった生活が日常になっている今。そこから、抜けたい人、抜けたいけれども抜けきれない人、そんな姿が描かれていました。ベースの設定が設定だけに、無理にコメディーにしなくてもよかったのではないでしょうか!? あまりコメディーにも感じられませんでしたが... 

爆発しそうな私の・・・

爆発しそうな私の・・・

劇団舞台処女

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度

猫男爵の怪演
ひっぱり具合が良かったです。

仮面の起源の逆転という要素が想像を刺激して惹かれました。

あの小さな小屋にこれでもかと演出をブチ込んでいた熱量は感じました。

ネタバレBOX

さすがにあれでは稽古不足を感じてしまいました。

仮面要素の落とし込み方や異様な要素の散りばめられ具合が良かっただけに、非常にもったいなく感じました。

衣装換えなども見せる見せないをくっきり分けられる方が宜しいかと。

声が出てない役者が座り芝居やってしまうと、もう何とも言えないです。

助走が長かったです。
R18

R18

PU-PU-JUICE

SPACE107(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

再演てことで
6月から9月にかけて5作品の公演が行われるが、その第一弾。

ドタバタ高校学園コメディ、出演者多めで最初めまぐるしさがあったが落ち着くと楽しんで観劇することができました。

YOU DACT for IT!

YOU DACT for IT!

DACTparty

コベントガーデン(大阪府)

2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

お酒とダンスに酔いしれる。
ダンス最高!本当にコレに尽きます!あんな風に踊りたいなーって思う表現がいっぱいあって、最後のPerfumeの曲は混じりたくなってしまいました。それにしても笑った笑った。こんなに笑ったのは久しぶりでした。ダンス観て笑うとか、なかなか無い経験でした。楽しい時間をありがとうございました!!

『ギア-GEAR-』Ver.3.00

『ギア-GEAR-』Ver.3.00

ギア公演事務局

ギア専用劇場(京都府)

2013/05/03 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な世界が目の前に
様々なエンターテイメントを駆使して魅せてくれました。京都に小さなテーマパーク。舞台で観るファンタジーよりも洗練されていて感動しました。

シンポジウム SYMPOSIUM

シンポジウム SYMPOSIUM

東京デスロック

富士見市民文化会館キラリふじみ 展示・会議室(埼玉県)

2013/07/27 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ポストドラマ
「こんなの演劇じゃない」などと言うつもりは毛頭ない。
テキスト(脚本)ありきではない演劇の可能性を、私は観たいと思っている。

役者が役を演じるのではなく、生身の人間の存在と、その人間が紡ぎ出す言葉、そこに生起する空間こそが演劇であるという考え方に異論はない。

ただ、この作品は、ただの「シンポジウム」でしかない。
演劇的な仕掛けは多少あることはあるが、劇的な効果は生んでいない。

語られた内容は、正直、導入に過ぎず、深まることはない。
それでも、テーマとなっていることは、今の時代に自分(たち)はどう向き合うのかということなので、興味深くはあった。特に「当事者性」の問題など。

また、埼玉県の富士見市で行われているという場所性を踏まえて公演が行われているという点はとても良かった。

(満足度をはじめ★3にしましたが、作品の可能性を考えて、★4にしました。)

ネタバレBOX

それでも、良かった点はある。
一般的にシンポジウムというと、偉い評論家が並んで発言するものが多い。
この作品では、評論家も参加しているが、役者が自分の言葉をしゃべっている。
役者は人前に立つことには慣れていても、自分の言語で話をすることには必ずしも慣れてはいない。簡単に言えば、素人なのだ。その点が面白かった。

評論家は言語化を表現(職業)とする。その為、その言葉はもっともらしく聞こえはするが、できあいの言葉や論理が語られているだけということも少なくない。

この作品でも、評論家の言葉よりも、役者の言葉の方がはるかに魅力的だった。
わかった気になっていない、結論づけられていない、宙づりの生生しさがそこにあった。

もう一点面白かったのは、
シンポジウムが「演劇」とフレーミングされていることとで、
観客は、一般的なシンポジウムだったら、話者の発言だけにしか集中しないものが、
話者の表情や所作にも意識がいき、また話者だけではなく、他のパネラーが聞いている時の表情や所作などにも意識がいくということ。

この点は実に面白かった。(と言っても、そういう観方をしている観客が何人いたかはわからない。おそらく多くはないと思う。)
言葉として交わされているもの以上の豊かさがあった。

ただ、議論として交わされている意味内容は、それほど面白いものではなかった。話が深まりそうになると、「時間です」ということで、そのテーマは区切られてしまう。「フィードバック」というテーマを振り返る時間もあるが、それほどその仕掛けが活きているとは思えない。

それでも、「当事者性」についての話など、とても興味深いテーマではあった。

話も、表情なども、北九州からきた沖田みやこさんが素晴らしかったが、
所謂演技ではないので、彼女の人間性に惹かれたということか、、、
これを「役者として魅力的だった」と言っていいのか、、、、
でも、人はどんな場でも演技しているということから言えば、素晴らしい演技だったと言えるだろう。

それに、韓国のソウルからきたマ・ドゥヨンさんの言葉・存在はとても印象的だった。
今の日本社会を語る際に、韓国人の視点というのは、日本人の考え方や在り方を、言葉としても、存在としても、一気に相対化させる力を持っている。原発のことや参議院選のことなど、とても興味深かった。だが、マさんの言葉を他のパネラーはきちんと受け止めて議論を発展させているようには見えなかった。その点は特に残念だった。
松田岳×田渕法明トークライブvol.1「がくぶち」

松田岳×田渕法明トークライブvol.1「がくぶち」

ライトアイ

スペース29(東京都)

2013/07/28 (日) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても
楽しい時間を過ごすことができました。ほんとに裏話ばかりで、書くのが憚れるくらい^_^;スペシャルゲストの登場には会場内の温度は一気にあがってますます楽しく過ごすことができた。今度は地元の関西で
、大阪でやって欲しい!ほんとにほんとに楽しいひと時をありがとうございました(^O^☆♪いってよかった☆☆

夏葉亭一門会vol.8

夏葉亭一門会vol.8

夏葉亭一門

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/07/29 (月) ~ 2013/07/29 (月)公演終了

満足度★★★

アッハッハ!
あー、面白かった。笑。 なんて感じで、何も考えず、素直に笑って楽しめる公演でした。 枕やアレンジ?も工夫されていてとても面白く。 大御所の方はさすがだなぁ、とか思ったり。笑。 あとは、当たり前なのかもしれませんが、多少、人によって巧拙があるかな、と。 その巧拙というのはすごく微妙なところだったりもするのですが。。スイマセン。。


嘘をついた下北沢

嘘をついた下北沢

ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース

シアター711(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

楽しめました
アニメ的あるいはゲーム的と言っていいんでしょうか、ライトタッチのSFコメディーでしたね。それなりに楽しめましたが、ちょっと物足りない。ラストもとーとつであっさりしてました。

極東の地、西の果て

極東の地、西の果て

TRASHMASTERS

本多劇場(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

時代の流れと対峙する意志!
今の時代の流れに真正面から向き合い、格闘している芝居。
時代の流れに対する憤りは、脚本・演出・演技など、舞台を形作るあらゆる部分に強烈な熱量となって転化されている。とにかく強い。

ただ、ひっかる点も少しあった。

(箇条書きなので、後で整えます。)

ネタバレBOX

基本的な設定は、ジョージ・オーウェルやハクスリーのような、起こり得るかもしれない近未来SF。

芸術の思想を元に、「学校」という組織を作り、貧困者なども少しの入学金・学費を払うだけで誰でも最低限の生活が保障されるというシステムを作った<学長>。「学校」は芸術家を育成することが基本だが、農業にも従事させるなど、資本主義社会で、経済的に破綻しないような巧妙なシステムも作っている。そして、その「学校」から巣立った芸術家の世界的成功などによっても、その「学校」の経済力は莫大なものになる。

九州に拠点を移した「学校」は、九州の県知事の誘いにより、共に独立国家「芸由宇州」を樹立することを宣言。ただ、多数の国の承認や支持を受けるものの、日本はそれを認めず自治区のような扱いになる。

そのような設定のSF。中心テーマは、「芸術」とは何か、それは今日の支配的な価値観とどう違うか、それに基づいて何ができるかということ。
今日の支配的な価値観や権力者の暴力の具体的な例として、TPPならびに、遺伝子組み換え食品の問題が大きく語られる。

芸術とは、金銭などに還元できないものであり、「どう生きるか」ということと同義だということになる。それは岡本太郎の思想だ。実際に、この作品中で、岡本太郎の名前が語られる。

TPPの問題は、アメリカが日本を今までもその属国としてきたし、これからもそれをよりあからさまな形で行うということを示す具体例としてあらわれる。

まさに今日本が置かれている社会状況に、どう別の価値観、つまり「芸術」をもって対峙できるか、、、、という作品なのだ。

時は流れて、「学校」は次第に力を失い、その関係者の子供たちは、隠れて、この時代の流れに抗おうとして生活している。
それが外からは過激派だと思われている。
もはや過激闘争をするような過激派など存在しないのに、そのようなレッテルを貼れば、権力者は、平和を望む一般市民を味方につけ、容易に反権力者を疎外し、時に管理する口実となる。これは、現在の政治運動の直喩である。反原発デモなどで、過激な行為などしていないのに逮捕者が出るなどの事態は、これとまったく同じ構図だ。

この物語において、過激派は世間から「サムライオオカミ」と呼ばれている。
実はこの名前は、本人も知らずに育てられた、「学校」の学長の息子:トラの名前からきている。トラの本名は侍狼(じろう)だからだ。ちなみに、侍狼(じろう)は岡本太郎に対して、その志を受け継ぐ者として「じろう」という意味があるようだ。

「サムライオオカミ」は、権力者やその一般的なメディアが流布した情報を信じた者が勝手に思い描いている像であり、実際には、遺伝子組み換えではない植物を育て、家畜も自分達で育てるという、ただそれだけを全うしている人々でしかなかった。「過激派が家畜の肉に毒を入れてテロ行為をしている」と噂さているものの実態は、実は遺伝子組み換え飼料を食べた家畜が原因不明の毒に冒されているということに過ぎなかった。それなのに、権力者はそのイメージ付けを利用し、過激派の抹消をしてくる。

ここには、日本のメディアのいびつさと、メディアリテラシーに対する強い批評性がある。

そして、最後、そのグループは壊滅させられるのだが、学長の息子トラ(侍狼)と彼が恋した女:伊武沢凪(グル―プの滝内龍ノ介の異母兄妹であり、仇村晃吉の異父兄妹であり、さらに権力のスパイでもあった女)だけは、唯一あった筏で逃亡して未来に希望を繋げる。

トラと伊武沢凪が去った後、残った者たちは、最後に自分達の血で死を書こうと言って、暗転。機関銃の音が響く。再び灯りがつくと、そこには「我らの芸術 これで終わる 明日の芸術 お前が始める」と壁に書かれている。


この時代への批評性も、そして、芝居としての熱量の強さも申し分のない傑作だと思うが、3点気になる部分があった。

1つは、後半はメッセージに寄り過ぎているのではないかと言う点。具体的には、特に、遺伝子組み換え食品について。確かに、遺伝子組み換え食品は危ないのではないかという意見は理解できる。だが、それはどう具体的に危ないかということまでは、現状でははっきりしていない。とんでもない事態を招くかもしれないし、実はたいした害は起こらないかもしれない。勿論、安全側で考えるべきだという考えに私も賛成だが、遺伝子組み換え植物を作ることによって、生産量が増え、今日の食糧危機を乗り越えるきっかけになったり、農薬を減らして栽培できるようになるなどの利点もあるという意見もある。勿論、それも権力側に情報操作された見解だという可能性もある。だが、逆に、遺伝子組み換えは絶対悪だと言い切ることも、反体制側のメディア・バイアスがかかったものの可能性もある。メディア・リテラシーの問題は難しく、権力側のバイアスだけではなく、反権力側のバイアスも正しいとは限らないという視点も必要なのではないか。

ただし、この作品は近未来SFなので、ある部分を拡大解釈してフィクション化したという考えが成り立つので、演劇的には、この意見は批判ではない。フィクションとはそういうものであり、それはフィクションの強みでもあるので。

もう一点は、女性の描かれ方。未来の話なのに、女性の扱われ方が、どうも古い。トラと一緒に旅立つ女に「トラの子供を産め」と言ってしまったり、雅姫は娼婦だったり。古いというのは、新しい古いの問題ではなく、男性中心的な見方によって、世界が構築されているのではないかということだ。

更にもう一点。最後、トラは旅立つ決めゼリフとして「日本人は農耕民族だから、農業をやるよ」というような台詞が出てくる。それまで「血」の問題などを扱っていて、そこでは明示されてはいないが、部落の問題や在日の問題も意識して書かれているのではないかという深読みもあったが、最後に作品の決めゼリフとして「日本人」という主語が出てきたのには少し興が冷めてしまった。

と、3点ほど厳しいことも書いたが、基本的には素晴らしい作品だった。

役者さん達の演技も素晴らしかった。
全員素晴らしい演技だったが、特に龍坐さんの存在感は圧倒的だし、
カゴシマジローさんと、川崎初夏さんの演技は印象的だった。
また、林田麻里さんは、前半と後半で別の人を演じているのだが、同じ役者が演じているようには全く見えなかった。素晴らしい。

小野寺の弟・小野寺の姉

小野寺の弟・小野寺の姉

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

芝居の属性
※無星

ベタですねぇ~。ベタベタですねぇ~凡てが。
「見たい!」で書いたとおり予想の範疇を出ませんでした。

でも、キャスト目当てで観劇した方なら、星5つでも足りないでしょう。
って言うか、キャスト目当てじゃないと元取れない芝居です。
片桐はいり、ユースケ・サンタマリア、向井理・・・スケジュール抑えるのも一苦労な売れっ子でしょうから、9000円くらいするでしょう。
けど、アタマじゃ解かってるんですけど「高けぇーよ!」って思わされる芝居って・・・・・・5800円前後なら許せるかな。これがキャストのファンじゃない観客の感想です。

この種のお芝居を評価するって、ある意味「邪道」だなってつくづく思いました。だから、キャストの演技がどーのとか、筋がどーのとかは書きません。

ウィンカーを、美ヶ原へ

ウィンカーを、美ヶ原へ

kitt

駅前劇場(東京都)

2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

普通の会話がおもしろい
最初から普通の会話がおかしくて笑えるってそんなにあることではない。これはすごいことだと思う。滑舌の悪い神谷君、かわいい!(役者ね)

ネタバレBOX

葬儀屋が警察にトラックの中身を言わないのはちょっと不自然。むしろ警察には言ったけど他の人には「それは、ちょっと・・・」とか「捜査中なので・・・」と言った方があやしいかも。姉妹を殺人犯にするなら彼女たちの告白せりふだけじゃなくてもう少し途中で殺人者っぽいところがあってもよかったかな。
龍馬が翔ぶ

龍馬が翔ぶ

神田時来組

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

楽しんでもらおうという気持ちが伝わる芝居
ユーモア溢れる舞台だったと思います。

ネタバレBOX

 ストーリーは坂本竜馬の友人中岡さんが坂本さんポジションに立っていたら歴史はこうなったかもなぁ、という、もしも話。
 こまやかなアドリブ?だったり、遅れて入場された人をステージに上げたり、とその場にいるお客さんがニコっとするような場面がたくさんあり、役者さんの人柄が出ているお笑い要素が詰まった舞台だと思います。
 そしてお竜さんの演技がとても好きでした。ありがとうございました!
猫とカフェオレと依頼

猫とカフェオレと依頼

Yellow House企画

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/07/23 (火) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★

うーむ…
なんかまとまりを感じないです。
役者それぞれが別の方向を向いて頑張っているようで一体感に欠けると言うか…旗揚げなら仕方ないのかな。
個性がぶつかり合ってそっぽ向いちゃってる感じが寂しい。笑いのテンポを上げて欲しい。スピーディに歯切れよく。
話は適度に複雑でいいと思うんですけど、伏線や説得力が弱いからばらけた印象に。
でも観客側の応援してます!オーラがあったように感じるから、これからに期待したいと思います。

極東の地、西の果て

極東の地、西の果て

TRASHMASTERS

本多劇場(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

戦っている劇団
今回は再演らしいのだが、現在のTPP問題を盛り込みつつ見応えがあった。一場の芸術と経済の話をずっと観ていられる役者のレベルの高さ、客を緊張させる演出も良い。客の媚を売らない、硬派な劇団という印象。相変わらず場転は圧巻なのだが、小さな劇場で観ていた頃の方が迫力を感じた。ラスト、軍が来ているのになかなか行かないのがちょっと残念だったかなと。そこだけ。

青春ガチャン

青春ガチャン

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

最後のセリフへの収束が見事
舞台装置と衣装がカラフルでいながら全体の統一感があって良かったです。

ネタバレBOX

いまだかつてこんなにかっこいいシェーは見たことがないです!!!!

みなさんとっても役に合っていて観ていて違和感がありませんでした。
猫ちゃんは衣装も演技もとてもキュートで写真集があったら買っちゃうかもです。
すみません、役名を失念したのですが、バンドのボーカルさんは…面白い!!!
会社にこんな先輩がいたら就職したくなるくらい、人間味に溢れた魅力と面白さでした。
一番心を持って行かれた役者さんはヒッキーになった青年役の方。
前回もトラウマでコミュ障になった青年やっていませんでしたっけ?役の掘り下げ方が深い、そして演じ方が
ただリアルなだけじゃなくてエンターテイメントしてると思うんです。

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