
ヒーローズ
少年社中
劇場MOMO(東京都)
2013/08/08 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

ベッキーの憂鬱
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2013/08/07 (水) ~ 2013/08/14 (水)公演終了

クイニーアマン~言いたいだけ~
INUTOKUSHI
シアター風姿花伝(東京都)
2013/08/15 (木) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

頭痛肩こり樋口一葉
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2013/07/11 (木) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
満足度★★★★
女優6人、完成度の高いプロフェッショナルの仕事!
樋口一葉とその家族の、毎年お盆の時季の生活を幽霊も交えて
数年間にわたって描く。
女優のみ6人の座組みで当時の女性がたくましく生きる姿を
ユーモラスに描く様は、とても完成度が高くキャスト、スタッフ
揃って当然のようにプロの仕事をしていると感じさせます。
その中で、若村さんの幽霊が軽やかで可笑しくて少し切なくて
とっても良かった、楽しかったですね。

ミュージカル『テニスの王子様』全国大会 青学vs氷帝
テニミュ製作委員会
Kanadevia Hall(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★
う~ん
新青学になって3公演目、もうちょっと期待してたんですが、自分的には青学がダメでした。でも全国氷帝公演自体、私の周りでは不評な公演なので、そのせいも多分にあるんでしょう。でも、ホントにイライラするくらい青学がダメでした…
でも、2幕のリョーマと跡部の試合はかっこよかった。初めて跡部がかっこいいと思いましたし、小越くんはさすがの一言です

オレンジの迷信行動
ナイスコンプレックス
サンモールスタジオ(東京都)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
うーん・・・
面白くなかったとは言わないけど、
正直そんなに褒めちぎるほどの内容ではなかったとおもう。
テーマはよかったと思うけど・・・。
今回はじめて登録して褒めてる人が多いみたいだけど、
演劇見慣れてない人が多いのかな?

TANPENG30 Bグループ
TangPeng30 Bグループ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/08/19 (火) ~ 2008/08/26 (火)公演終了
満足度★★★
個性的な3団体
【総論】
それぞれ個性が出ており、3団体とも30分の枠にきっちり収めていたが、必ずしもまとめきれてはいない感が無きにしも非ず。
【各論】
レティクル座「空想G」、おバカでややお下劣なのが楽しいし、時事ネタ的モチーフもワカるが、欲を言えばもう少し毒が欲しい気もする。
劇団ヒキ「マジ者」、正攻法の胸キュン青春ストーリー。一通り見せた後に隠された部分を見せる構造はワカるが、必ずしもそれが成功していないのが残念。また、ブッ跳び系のレティクル座の後だけに割をくった感もアリ。
in企画「不思議の国のロックスター」、写真で始まる思い出というテーマを前面に押し出したことと、リリカルな感覚は素敵だが、30分でまとめきれず、描ききれなかった(あるいは表現しきれなかった)部分があるのが惜しい。

CHITENの近現代語
地点
カフェ・モンタージュ(京都府)
2013/08/11 (日) ~ 2013/08/15 (木)公演終了
満足度★★★★★
CHITENの近現代語
終戦記念日と言うことで、玉音放送から始まり、犬養毅やら大日本帝国憲法やらのコラージュがミュージカル風に。
何を言っているのかさっぱりわからないのだけれど、たとえば「今日は終戦記念日。反省しましょう」と言われて、自分がやっていないことは反省できないし、そもそも知らないのだから何を言っているのかわからない、戦争反対、そんなの当たり前だけれど、敗戦国だからそうしなきゃいけないのか?そうじゃないだろ、もっと根本的なことを考えなきゃダメだろ、などという状況を体感。意味のわからない言葉に骨髄反射的に反応するのは怖いなと。
そんなことよりも、とても美しかった。なぜか、浜辺でポーズをとるフォトジェニックが見えた。しっかりと衣装着込んでいるのに。
自分の目で見えるものを大事にしたいと思いました。面白かったです。

千枚皮姫
コマツ企画
小劇場 楽園(東京都)
2013/08/20 (火) ~ 2013/08/21 (水)公演終了
満足度★★★
母親とは?
娘は母親にとっては愛おしい存在。しかし、いつしか大人の女になっていく。
その時母親は娘に対して、母性に加え女として意識しだす。
そしてまだ自分がまだ女でいられてるかを確認しだす。
妖艶な一人芝居でした。

銀河鉄道の夜 〜青〜
からふる
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2013/08/19 (月) ~ 2013/08/22 (木)公演終了
満足度★★★★
雰囲気に浸れる
賢治の「銀河鉄道の夜」を読んで、様々な疑問を持つ読者は多かろう。それも当然である。何故なら、未完成だからだ。今回の脚本家は、このように考えたのだろう。実際、最初っからカムパネルラの死は濃厚に漂っているし、隋所にハッキリ死を匂わせている。この辺り、中々、実験的で面白い。また、シンプルだが、効果的な舞台美術も雰囲気を盛り上げており、生演奏が、場を盛り上げている。

千枚皮姫
コマツ企画
小劇場 楽園(東京都)
2013/08/20 (火) ~ 2013/08/21 (水)公演終了

ニールサイモン・作 「カルフォルニア スィート」
有機事務所 / 劇団有機座
萬劇場(東京都)
2013/08/20 (火) ~ 2013/08/23 (金)公演終了
満足度★★★
シナリオの冴え
ニール・サイモンの1976年作品。2幕5場のオムニバス作品だ。場面は、ハリウッドの豪華ホテル、スイートルーム203.この部屋の宿泊客の演じる寸劇とルームメイクをするメイド達の雑談とから成る。

蝶を夢む
風雷紡
シアター711(東京都)
2013/08/11 (日) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
まるで白昼夢・・・
連日の猛暑で頭がぼんやりしているせいか,盆の入りのせいか,そんな不思議な感覚のお芝居でした。
劇場は設定の古い洋館にぴったり!(廊下,お手洗いに到るまで)
舞台セット,照明,音響,衣装・・・それぞれが丁寧な仕事をして,ひとつの舞台を作り上げていました。
面白かったです!
探偵さんと駒子さんの登場はふっと緊張を和らげてくれました。

ショコメ!
演劇畑ハッピーナッツ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★
人それぞれのツボ
コメディのショート作品集と言った感じで約2時間!! 正直 少しダレてしまいました^_^; コメディやコントの場合 人それぞれに笑いのツボって言う物が有ると思うんです。センター席に座っていた女性などは それこそ箸が転げても可笑しい年頃なのか、余程 自身の笑いと合致したのか ずっと大きな声で笑い続けていました。私の場合、残念ながら今回はツボに来る物がほとんど無く、最後の最も古典的な 何処ででも見掛ける様なWブッキングだけでした。また違った形の公演も観る機会が有れば・・・と思います。

僕と殺し屋とレインポップ
BANANAディストピア
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
最後まで繋がらなかった…
不況のあおりを受けた元・殺し屋?
不登校の中学生?ホームレス?など
現代社会の色々な複雑な事情が入り交じった話ですが
最後まで繋がらずにモヤモヤした印象
前半はコメディタッチな展開から後半はシリアスな展開へ?も
何か唐突な流れに感じました
審査員特別賞だけあって舞台のセットの魅せ方や展開などは面白く
個々の役者さんもしっかりとキャラを演じていて
最後まで集中して観れましたが
私には何かしっくりとこなかった…
整理すればもっと面白い作品になると思います♪

千枚皮姫
コマツ企画
小劇場 楽園(東京都)
2013/08/20 (火) ~ 2013/08/21 (水)公演終了
満足度★★★★
不思議なフォーカス
一人芝居の制約の中で
物語は編みあがっていたし、
伝わってくる世界がありました。
ただ、その世界は通常の世界とはちがった
フォーカスで組みあがってくるような感じがあって。
少々戸惑いを感じた部分もあり
不思議な感触に捉われ続けた舞台でもありました。

二都物語
東宝
帝国劇場(東京都)
2013/07/18 (木) ~ 2013/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★
不幸の連鎖
どこかでやめなければならない!!だから戦争がなくならない。あのお針子さんは幸せを味わえたのだろうか…。パネル使いが素晴らしかった。いや、もちろん歌も良かったですけどね。

助六恋愛相談所
コント作家ユニット 6L工場
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

オレンジの迷信行動
ナイスコンプレックス
サンモールスタジオ(東京都)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満漢全席。
最後までぎっしり詰まった、舞台でした。
いわゆる法廷モノ、コートドラマ、というのとは全く違う、
現実に起こった事件をもとに、法律って、法廷って、裁判って、本当のことって何かを考える舞台。
正直、一度「見た」だけでは消化しきれません。
2度、3度繰り返し「観て」もきっと、消化不良だったと思います。
リピート観劇の分のチケット代でノーカット版の台本を買わせていただいて、
活字で読んでみて初めて、観劇中に引っ掛かっていた、
「音」だけじゃわからなかったたくさんの「掛詞」に気付きました。
これ、体裁整えて、本として出版してください。
余計なものをそぎ落とした、シンプルな舞台装置に、
出演されている役者のみなさんの、隅々までいきわたった演技。
もし再演があるのなら、私の大事な人たちには、
万難を排してでも観に行っていただきたい演目です。

謎の球体X
水素74%
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/08/10 (土) ~ 2013/08/19 (月)公演終了
満足度★★★★
水素74%「謎の球体X」観ました
水素74%は、昨年「不機嫌な子猫ちゃん」を、サンプル「女王の器」と併せて観に行きました。初観劇は…ああ…きつかった。。。絶望しながらアトリエ春風舎を後にしたなあ…
今回私の行った回(平田オリザさんがトークゲスト)は大入り、通路に補助席がバンバン。
相手によって複雑に入り組む共依存、ビリヤードかドミノ倒しのように状況によって次々変わるパワーバランス、敵か味方かの閉じた思考での他人との接し方。
登場人物がことごとく幼稚で病気、劇中キチガイと呼ばれる人がだんだん人間らしく見える…(わりと、人間として感情の変化を追いやすい)。
そのキチガイ役であるサンプル・古屋さんの、終始いらいらしたような抑えた演技が、繊細でよかった。どうみても本当にアブない人にしか見えない…
そして、「謎の球体X」とは何なのか…
アフタートークで質問しましたが、その答えに納得。作者のものの見え方、世界観が示されるタイトルでした。生きるのに難儀してそうだなあ。。。