
魔女の猫探し ご来場誠にありがとうございました!
劇団東京乾電池
アトリエ乾電池(東京都)
2013/10/28 (月) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
演出不足?
いちおう魔女のお話なのだから、スモーク、おどろおどろしい効果音、凝った照明などによってもっと妖気を醸し出して欲しかった。お陰でいまいち劇世界に入り込めず。
でも、二人のベテラン役者の達者な演技により、別役実の原戯曲が持つ笑劇の部分はしっかり堪能できました。
と同時に、別役戯曲の舞台化がいかに困難かを感じたのも事実。
演じる際の力の入れ加減、間の取り方などに試行錯誤の跡がうかがえて、稽古はさぞや大変だったのだろうと思ってしまった。

最後
ロスリスバーガー
新宿眼科画廊(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★
歌がすごい
脚本については、どういうストーリーなのか正直わからなかった。演技もちょっとわざとらしさやキャラクター感を感じました。初見なのでそういう劇団なのかもですが。
作中の歌がすごい良くてcCD売ったらいいのにと思いました。彼女、あの衣装であの体格でAKBばりに踊ってくれたらなおよかったのにな。

オールナイトイッポン
HYP39
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

音楽劇「赤毛のアン」
DGC/NGO 国連クラシックライブ協会
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

秋のソナタ
ぴあ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/10/25 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
感情化されたモダン・アート
光と闇、そして音、レンブラントの絵画の中に迷い込んでしまったような感覚に襲われる。佐藤オリエさんが素晴らしいのは言うまでもないが満島ひかりの芝居は元来彼女が保有する激烈な感情表現に繊細さが加味され円熟の域に達する。テキストが難しく内容をすべて追えるわけではないが、光と闇と音の演出、佐藤オリエ、満島ひかりの演技、存在が、直接観る者の潜在意識を揺さぶり、共鳴した感情の波に翻弄される。美しく苦しい闇。

ショーシャンクの空に
フジテレビジョン
サンシャイン劇場(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
嘘だから信じられるというパラドックス
休憩2回込みで3時間。映画の爽快感が苦手だったので、「彼(主人公)は本当は存在しなかったかもしれない」とした喜安浩平さんの脚色のおかげで入り込めた。作品のテーマである希望を目に見えない、形もない不確かなものと徹底して描くのもいい。初日はいろんな側面から本調子でなかったようなので、★は辛目。でも初日以降の伸び代に期待大。東京公演を経た各地域公演はおのずと完成度高くなると思います。

ハムレット異聞
DANCETERIA-ANNEX
あかいくつ劇場(神奈川県)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/02 (土)公演終了
満足度★★
練習不足
オープニングの歌唱は霊が歌うということで態と声を出さずにいたのか? 音楽劇と銘打っているのだったら、もっと悲しいトーンで表現するなどという方法があったのではないだろうか? ピアノも凡庸な演奏でプロとしては聴くに堪えない。おまけに役者が矢鱈に噛む。蜷川演出ほど厳しいことは要求しないにせよ、本番でこれはない。役者が観客に背を向けるだけで科白が聞こえないなどということもあった。主役以外は、基礎からやり直した法が良いのではないか? シナリオは原作をかなりアレンジして、それなりに面白いものになっていたが、舞台美術のセンスも無い。我楽多をそのまま置いただけのような杜撰なものなのに、照明で調整しない場面もあった。照明で調節できないなら、せめて布で表面を覆う程度のデリカシーがあって良い。

女王蜂
立教大学演劇研究会
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2013/10/29 (火) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
見応えのある力作。。。
力のこもった力作でした。舞台の使い方もなかなかユニークだし、役者陣も実力のあるキャストが揃っていて非常に見応えがありました。
またエキサイティング席という発想も面白い(自分はさすがに一般席で観劇したけど…)。
確かに学生演劇というカテゴリーで観ると非常にレベルが高いなぁと感じるけど、贔屓目なしで観てしまうと、全体的に広く浅く(薄く?)な印象は受けました。〈上演時間2時間10分〉

ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
意外にも哲学!!
如何にも少年ジャンプファンの村松氏の作品らいしい、と言ってしまえばそれまでなのだが、デカルト以来、西欧の中心的思考法であるdualismの問題として捉えると頗る面白い。一方の極にニヒリズムをもう一方の極に何かaffirmativeなrealismかromanticismを置いて、双方が在る主題に就いて論じ合うシュミレーションのような楽しさがある。今作の場合は、それが、未来に於ける編年体の歴史として紡がれてゆく。片や“めんどくさい”を標榜する“めんどくさい銀河帝国”片やここから独立した“おもしろい星団連邦”。標榜するのは無論、“おもしろい”。互いに異なる原理でも戦争や支配・被支配は成立するのか? 戦えるとして勝敗の行方は? 等々、一見、馬鹿らしく見える中に仕組まれた、深遠な二元論的世界観。楽しめる。

ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
おとなこども
「おもしろい」と「めんどくさい」の二元論というのは、キーワードとして大変よくできていると思いました。物事を多面的に評価するのに、ここまでわかりやすく、そして真理を突いこの二つのキーワードを思いついた時点で、脚本として9割がた成功だと思いました。
たいへんよかったです。

止むに止まれず!
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
ドリフ魂、復活!ー観客の心を揺らす
往年の「ドリフターズ」を彷彿させる…。
この劇団は シチュエーション•コメディを最大限に活かす、「誤解」請負人ではないか。

♪ご来場ありがとうございました♪ トラブルショー
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
こんなに笑えるミュージカルは初めて!
ミュージカル座、再々演の「トラブルショー」
ほんとよく出来た本。一幕の伏線が二幕で活きる活きる。
演者も演技力が高く、台詞ひとつひとつがツボに入って笑えて、観ていてとても気持ちいい舞台でした。
構えずに何度も腹から笑える舞台は思うほど多くない。
面白いと思って、また次の日も観にいきたくなる舞台はそうそうない。
この舞台はほんとその数少ないうちの一つだと思う。
ほんとにいいもの観させていただきました。
また再演があれば必ず観に行きたいです。

森の別の場所
時間堂
シアター風姿花伝(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★
父と子の関係が・・・
こういう海外翻訳劇をみせてくれることは本当に有り難い。
そうでないと、おそらく一生知らないまま終わってしまうからだ。
主宰も話していたが、新しいものでなくても、探せば世界にはいろいろと良い戯曲があるというのは同感である。文化も習慣もちがう他国の戯曲は日本のそれとは感覚的に違うので魅力的。ぜひ継続期待します。
リリアン・ヘルマンの口の悪さ、会話の中に時々意味不明な台詞があるなど興味深いアフタートーク面白かった。
さて肝心の舞台だが、父と子の関係があそこまでこじれるとは寂し過ぎます。

【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ
ロ字ック
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
いらっしゃいませを言ったら怒られた思い出
客演参加の横山将士さんにご案内いただけて良い劇団さんとの出会いができました。
感謝感謝でございます…!!
またひとつ面白い方々を知ることができて嬉しい限り!
感想を語り合う相手がおらぬのでこちらに全てを吐き散らかしいたします。
全てはネタバレBOXへ。

森の別の場所
時間堂
シアター風姿花伝(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★
初リリアン・ヘルマン
日本では知られざる世界の名作戯曲を発掘という企画は非常に面白いけど、何で今コレって気がしないでもない。

オールナイトイッポン
HYP39
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
泥水啜って命を繋ぐ
久々に芝居を見て腹から笑いました。
今現在の演劇界の真逆?を行くような、アンチシャレオツ、アンチスタイリッシュ、な舞台。

山月記の夜
劇団SOFT GEAR
岡山禁酒會舘 中庭(岡山県)
2013/10/25 (金) ~ 2013/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
参組:「これがソフトギアの面白さだよ~ん!」
“チームびっくり箱”はさしずめ大リーグボール。
キャスティング見て、「あ、空也さん、またニューハーフ演るんだ~」と思ったのですが、今回は一応“彼”。・・・もしかしたらゲイかもしれんが・・・。タッグ組むのは未知数俳優・タケナカ君の“男”。・・・あんまし嫁や子供が居る様には見えんが・・・。そして、一番の特徴は朗読役のロドさんとゴトウちゃん。他の組の朗読が白菜漬けや沢庵で、「ボクら、メインディッシュとご飯の為に頑張りま~す。」だとすると、いきなり大皿に盛られた激辛キムチを喰らったカンジ。只の添え物じゃあ終わりませんぜ。
とにかく、4人全員が自己主張。仁義なき戦いが静かに繰り広げられて、誰が何所でどうしているか、もう一瞬たりとも目が離せない! 選り取り見取りの個性派俳優を取り揃えてるソフトギアの強みですね。個人的には・・・・一番好きかも。

山月記の夜
劇団SOFT GEAR
岡山禁酒會舘 中庭(岡山県)
2013/10/25 (金) ~ 2013/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
弐組:「これがソフトギアの魅力よね!」
個性派女優織田殿による“女”と、流される不遇な演技に定評のある(?)書上氏による“男”。飴色さん(これからというのに、退団だなんて残念です。またいつか戻って来て下さい。)とポチ君の語り口はなんだか可愛目で、それがトトカマっぽい雰囲気を出してます。“チームライン”は所謂変化球かな。
ストーリーを引っ張ってゆくのは“女”なので、極端な話、“女”のキャラクターによって、話の雰囲気がガラリと変わるし、「この後どうなるのか」という予想も違って来るのです。織田さんの“女”は、最も“コワイ”女。よりにもよって、この“女”と出逢ってしまった男は本当に不運。私が観たのが、夕暮れ時でタイムリーにカラスの啼き声が響き渡った(野外劇ならでは!)りして・・・正にホラーの世界。「怖え~~~。けど、こういう“大化け”が拝めるのがソフトギアの醍醐味だ。」・・・そう思うのです。

♪ご来場ありがとうございました♪ トラブルショー
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
すべての「裏側」に贈るミュージカル
すべての「裏方」に贈るミュージカル…
その「想い」は 劇場という電導線を流れ、明日の街が造られていくはず。

Mr. Fujino
世田谷シルク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
一長一短
共催の劇団NATは、芝居の構成は骨太だったものの俳優のレベルは標準以下。全員同水準で抜きん出た者がいない。
一方で世田谷シルクは、NATに比べると俳優陣の演技レベルは総じて高いが、その分下手な俳優が紛れ込むと異常に眼につく。
ひとつの完結する作品としてみると、紛れ込んだ下手な俳優は観賞の邪魔だ。その一方で、低レベルで何の取り得もない芝居に観客として時間と金を払う必要があるのか?
何とも取り止めのないことを考えさせられた。