最新の観てきた!クチコミ一覧

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品川浮き世絵巻

品川浮き世絵巻

S.A.I.(NPO法人 Scenographic Art Institute )

北品川フリースペース楽間(東京都)

2013/09/29 (日) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★

遊郭の10分間
しながわ宿場まつりの関連イベントで、花魁2人の特に大きな出来事も起こらない10分間を台詞無しで淡々と見せる、緩やかで艶っぽい作品でした。

鳥居清長の浮世絵『美南見十二候』を再現する趣向で、満月の夜に悪戯っぽく振る舞う2人の遊女の様子が描かれていました。歌舞伎の日本舞踊の女形の動きに比べると、滑らかさが欠けていると思いましたが、当時の実際はこの様な感じだったのかもしれません。

遊郭の一間を再現したセットが細部まで凝っていて、たった1日の公演だけの為とは思えないクオリティーでした。会場の真ん中にあって邪魔な円柱も上手く取り込んでいて、パフォーマンスでも違和感なく用いられていました。

ちなみに写真撮影可の公演だったのですが、観ることより撮ることに熱心な観客が多く、情緒の無いシャッター音や電子音が鳴り続けていて残念でした。ちゃんとパフォーマンス後に撮影タイムを設けていたので、上演中は撮影禁止にするべきだったと思います。

君の名は 【復路ツアー】

君の名は 【復路ツアー】

劇団どくんご

城山八幡宮(名古屋市千種区)(愛知県)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/27 (金)公演終了

満足度★★★★

劇団どくんご「君の名は」観ました
 怪しい見世物小屋のようなテント芝居が、今年も、名古屋・城山八幡宮の境内にやってきた!(私は今年で三回目)



 暗がりの中、虫の音を聞きつつ石段を何十段も登って行くと…その先の境内に、縁日のような灯。
 どくんごおなじみの、すだれの壁、スナックの軒先のような光る看板。
 テントに入ると、満席の客席も役者が準備・物販をしている舞台上も、まるでごった煮状態。


 カーテンに描いた絵を人力で引っ張るローテクで次から次へと変わる、安っぽくも(笑)濃厚な世界のオンパレード。
 しまいには、背景を取っ払ってテント外の夜闇へも飛び出す!

 個々の役者のキレキレの身体と迫力ある声、役者全員のあちらの方向へふっきれてはじけた演技が練り上げる、泥臭い異界も独特(えっ、いま昭和何年!?)

 寝る前に変な本でも読んだように(笑)怪しい夢を見ているような、あちらこちらへ時空・物語を超越する舞台は、ふだん劇場で観る演劇と全く違う概念。


 演技舞台の後ろや脇、同じ空間で出場でない役者が淡々と進めるスタッフワークも印象的。

 ゲスト出演の名古屋のクラウンカンパニー・プレジャーBによるジャグリングも、雰囲気が合いつつ違いがあってよかった。(まさかの知り合い出演w)



 仮設テントならではの、風通しよくも温もる空気。
 野外劇団楽市楽座、札幌ハムプロジェクトと共に、これからも応援したい旅公演一座の魅力を味わいました。


空気ノ機械ノ尾ッポvol.20

空気ノ機械ノ尾ッポvol.20

空気ノ機械ノ尾ッポ

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★

訴えてくるものを感じなかった
 どうやら倒れない為に突っ走っていることが、この劇団の存在理由のようだ。従って、通常考えるようなドラマツルギーも無ければ、ドラマティックな演劇性も、鋭い批評性も無い。
 

ネタバレBOX

 一応、ストーリーのようなものはあるのだが、それも、都市伝説に近いようなふやけて白々しい代物である。
 町の雑踏の只中に段ボール箱に身を潜めた若い男が一人。この段ボール箱を荷物用の台車に載せその中に隠れる形だ。丁度、顔の辺りに開閉可能な窓が設えられているが、開けなければそれとは気付かない。通りがかりの女がこの台車を道の真ん中に蹴飛ばした。
 偶々、そこで靴紐を直す為にしゃがんでいた男と窓を開けた段ボールの男は、目を合わせてしまう。靴紐の男が、魂消て、段ボールの男を河童と勘違い。河童が出た、と友人に話したことから、河童を捕獲して賞金を稼ごうという友人と河童の追いつ追われつが始まる。騒ぎを起こした男と女友達は、彼が吹聴するか否かの賭けを始めた。段ボ―ル箱の男と親しくなり、色々な人が居るよ、という市井の男のとり持ちで、段ボール男は追手の手を逃れ、吹聴しないように話すことを止めて喋れなくなっていて男も音声を取り戻し、街にはカラフルな日常が戻る。殆ど、意味の無い舞台であった。
二代目はクリスチャン

二代目はクリスチャン

★☆北区AKT STAGE

シアターサンモール(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★

けっこう好き嫌いが分かれる芝居かな
”つかこうへい”という人物に惹かれるかどうか、ではないかなぁとか思った。
映画版を先に見ている印象からすると、ハジケテるなぁ舞台は・・・・。
と感じました。
リアリティがどうとか関係ない感じでの進行はかえって清清しさもあったかな

(約2時間)

ネタバレBOX

まさかシスターが最後にたった一人で500人のやくざ相手に殴りこみかけるとはおもわなんだ。

途中でのシスターの性格も破綻してるなぁと感じた
(なんか一貫性なくてね・・・)

シスターズのダンスは楽しめました
スリットの入ったシスター服は色っぽかったですし
ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

自信を持ってお薦めできる傑作コメディ
本作は厳密には今回で、三演目になるそうだが、私は昨年の再演に続いて二度目の観劇となった。

大幅に変わってはいないが、去年とは熱量が違う!

おおげさでなく、会場が揺れるような笑いのうねりが起こるほど、とにかく素晴らしい、傑作コメディ。

脚本がよく練られていることに加え、キャスティングの良さ、役者の好演を引き出す優れた演出。

シンプルな舞台装置だけに役者の演技力が試される真っ向勝負のシチュコメだ。

昨年と同じ配役を実現できたのも幸い。

もはや役柄と役者が一体化しており、「ナイゲン一座」と呼びたいほど完成されている。

今回、体感できた観客は本当に幸せである。

冨阪友氏の代表作といえよう。将来が本当に楽しみな作家。

演劇好きで、コメディを愛するかたにはぜひ観ていただきたい、自信を持ってお薦めするが、演劇をふだん観ないかたにも観ていただきたい。

できればリピートしたいと思っています。

ネタバレは後日、追記します。

東京に氷河期が来るって本当ですか?

東京に氷河期が来るって本当ですか?

ツリメラ

morph-tokyo(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

タクシーP(ナース付き添い)小ネタあり
ツリメラ様、素敵なライブをありがとうございます。

12月の下北沢でのライブも楽しみにしております。

OVER SMILE

OVER SMILE

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

作品の出来ばえのよさ
劇中で手話を使うお芝居っていうのだけは事前に認識してましたが、戦闘シーンがあんなにあるなんて思ってなかったし、ファンタジーだったとは・・・

そういうことでなんか最初からグイグイ引き込まれてしまいました。

脚本がしっかりしてるのと個性的なキャラクター作りでとてもおもしろかった。

ネタバレBOX

ヨーヨーのシーンのぶっこみがズルイ!!
『銀ちゃんが逝く』『熱海殺人事件』-売春捜査官-

『銀ちゃんが逝く』『熱海殺人事件』-売春捜査官-

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2013/09/29 (日) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

必見
 つか こうへい作品を演ずる人は勿論のこと、演劇とは何かに迷い、考えあぐねることがある人は、必見である。もとより、つか演劇には、台本が無い、というのが基本。では、どんな風に劇を作り上げていったかと言うと、所謂、口立てである。つかは生前、演劇は、最も贅沢な表現形式だと語っていた。何故なら、それは一回きりのものだからだと。どういうことかと言うと、昨日の自分と今日の自分は違う。今日の自分と明日の自分も異なる。だから、例え台本を書いても演じる本人が変わっている以上同じものは表現できない。そんなものを台本にしても仕様がない。これが彼の意見であった。だから、稽古は闘争であった。つかが役者の本質をつかみ取り、演じている本人にも気付かないようなもの、部分を発見して口立てで科白を言う。つかの見立てに狂いは無かった。だから、役者は己の本質を見出しすんなり科白が入ったのだと思われる。
 今回、自分は、他の演劇を他の場所で観てからシアターXへ出向いたので「銀ちゃんが逝く」は見ることが出来なかった。17時からのスピーチと19時からの「熱海殺人事件」-売春捜査官‐を見ただけであるが、フィルムで見てさえ、改めてつか演劇の凄さ、面白さを知った。不定期であるが、今後もシアターXでは、この催しを継続してゆく。時間を無理にでも都合して行くべし!!

押忍! 龍馬【池袋演劇祭CM大会優秀賞受賞!】

押忍! 龍馬【池袋演劇祭CM大会優秀賞受賞!】

劇団バッコスの祭

萬劇場(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

解説もらい忘れた・・・
史実をちょこっと脚色する劇団のスタイル、そしておなじみの殺陣、今回は舞台美術がシンプルそうにみえるが、影絵を用いたり、役者の登場をテンポよくみせたりする演出に一役買っていて、なおかつ非常に観やすい舞台となっていた。

坂本龍馬にまつわる話はもはや非常にポピュラーなものですが、バッコスらしいおもしろさで楽しむことができました。

ロックンロール・ダイアリーズ#1

ロックンロール・ダイアリーズ#1

JMC

シアターブラッツ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/01 (火)公演終了

満足度★★★★

一度ならず二度までも・・・!!!
一回のつもりが27日28日両マチネ観劇!!!自己男チェスターズ結成時から知っている者としてはまさか芝居にまで手を出すとは思いもしませんでしたが、もともと舞台関係のメンバーがいるのだから当然といえば当然!!!10月1日はライヴ有り。もちろん参戦です!!!

さくら

さくら

劇団演者

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度

よくわからない
頑張って観劇したが、何が見所なのか分からないまま終演してしまった。

ネタバレBOX

出演人数も結構多かったのだが、特に役割の無い登場人物も多く、しかも同じような衣裳の人間が多いため、区別がつかない。

誰が主人公かも良く分からないストーリーは、お世辞にも上手いとは言えない。
演出も、主体となる人物がずっとこちらに背を向けてしゃべっていたり、暗転がやたら多かったり、こちらの目を惹きつけてくれない。
感情の大きさを声の大きさでしか表せないのも稚拙に思えた。

総じて、なかなか観ているのが辛い観劇となった。
二代目はクリスチャン

二代目はクリスチャン

★☆北区AKT STAGE

シアターサンモール(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

相変わらず熱い舞台!
つかの男女の恋愛関係は歪んだものが多く、この作品も赤ん坊の時教会の前に捨てられたシスターと彼女の父親を殺したヤクザとが恋愛関係という設定である。シスターかつ女親分役の稲垣里紗が好演。、そして猪熊役の逸見輝羊の味のある芝居が印象的、殺陣のシーンでの照明、効果音など息があっていて迫力ありました。笑いを入れるタイミングもよい。千穐楽のため、人によっては大きい声を出してはいるが、かすれて聞き取りにくいところもありました。相変わらずエネルギッシュな舞台でした。

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

彩の国さいたま芸術劇場

上野学園ホール(広島県)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★

素敵でしたが・・・
舞台美術の丁寧さや使い方がうまい!!「さすが!!」とえらそうに思ってしまいました。衣装も凝ってて意外にもちゃんとヴェニスしてました。
お話自体はもともと苦手な作品でそれを再認識。
登場人物の誰も友達にはなりたくないです。まあ、そうゆう時代の話なんですが。
オールメンは違和感なくて美しい女形にうっとりでした。

ネタバレBOX

役者さんたちは素敵で皆さん基礎ができておられるから観ごたえ十分でしたが・・・。
シャイロックだけが歌舞伎みたいで、拍手も歌舞伎的なタイミングだし。違和感がありました。そうゆうのが演出で狙いなんでしょうが・・・。あざとい感じがしてしまって。私はこの話ではシャイロックが一番理解できます。一番悪くないと思うし。でもあれでは、怒りや憤懣恨みばかり、醜くて馬鹿にされるユダヤ人。哀しみや切なさ、ちょこっと見える優しさや愛情がわかりにくくて。
私の理解力が足りないのかもしれませんが・・・
「シェイクスピア」を観に行ったのに「歌舞伎」ではなくて。

私は歌舞伎も観に行きます。好きだし取り込まれていく感覚も好きです。
ま・ん・だ・ら

ま・ん・だ・ら

劇団肋骨蜜柑同好会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

ちょいと縁ありて
ここに感想を書くのは、というより、言葉にすることがもったいないように思う。
えがきかた、捉え方、並べ方。
上手だなぁ...と素直に思ってしまった。
というよりも、自分と感覚が近いせいだろうか...途中から自分が客席以外の場所にいるような感覚だった。
狭いようで広くて、独特な密度の舞台空間に、なにかどこかむず痒い気持ちになった。
好きな舞台であるが、以下割愛する
言葉を使いすぎたくない。

よわくてニューゲーム

よわくてニューゲーム

学習院大学演劇部 少年イサム堂

学習院大学富士見会館401 アトリエ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

人生はHard mode!!
予定がなかなか合わずに、久しぶりにアトリエに観に行かせていただきましたけど、同じ脚本家のうった去年の9月公演をなんとなくおもいだしながら、観てしまいました。

たとえ、ありきたりな設定だとしても、それをどう演出して、何を伝えようとするかは、その団体次第だし、それをどう解釈するかも観客次第。

ところどころ、もっとよくできる部分があるように思えた。
もっと良い意味で「自己満足に」、客に「魅せつける」芝居をやれる団体だと思いました。

ネタバレBOX

ネタバレというよりは、細かい話になってしまうのだが。
舞台上での動きは、演出もイメージをもってつけるが、場転やシーンのつなぎ目は通しの時にしか意識がいかないし、実際の舞台の見切れ幕やパネルへの配慮は案外おろそかになりがち。
懐中電灯やプロジェクターのような照明は、演技しやすいような(またこうあるべきという)機能ばかりに目がいって、空間的にそれがどう見えているかということが頭から抜けていることが多い。
↑思わぬ反射光や、必要以上に強い光になっていることもある。

このことは、ゲネなどで、身内が観たときのイメージを参考に公演までに調整しておく必要がある。

さらに、外部から初めてこの団体を観に来てくれた人のことをもう少し意識して欲しい。
稽古を重ねていくうちに、アドリブや普段のくせ、脚本or演出家または役者本人の思いつきで、演技が増えていくかもしれないが......
その面白さがどこから来るのかを時々冷静になって考えてみるのも大事ですよ。そのキャラに笑っているのか、それとも、その役者さんに笑っているのか...。

上から目線に、稚拙な物言いとご無礼を...
ただそれだけ期待させていただいております。
ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しく観させていただきました
何度も再演を繰り返しているだけあって、ストーリーといい、台詞のはぎれのよさといい、二時間の劇で、少しも「睡魔」に襲われることなく観劇することができました。
役者さんたちは、再演ごとに代わるのでしょうが、今回の役者陣も、それぞれが個性豊かな役を演じていましたし、みなさんのしっかりとした役作りのために、好演を、さらに光り輝かせていたように感じました。
話し合いの劇を二時間続けるだけでも冗長さが出てしまうものなのだと思いますが、そんなことも微塵も感じさせませんでした。「12人の怒れる~」に匹敵するかなと。
少し褒めすぎたかもしれませんが、正直な感想です。

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

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ニコルソンズ

駅前劇場(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

まさにエンタメ!
サスペンスコメディですが、笑いをとるのが上手い。台詞間違いも笑いに変えてしまう。ショー的要素もあり、ダンス、照明、音楽が調和して見てて楽しい。
サスペンスの中にお色気もあり、飽きさせないし、最後は人間愛で上手くまとめている。あれだけ笑いの出る舞台は久しぶりでした。

人間になりたがった猫

人間になりたがった猫

劇団四季

京都劇場(京都府)

2013/09/18 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しめた❗️
一つのテーマがあって、それに沿って物語が進んで行った。

ひとつひとつの動きや歌に無駄がなくて、とても楽しむことができた❗️

戦湯物語

戦湯物語

KENプロデュース

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白い作品でした
家族の絆、友情、思いやり、高齢化社会、都会と地方、震災と復興、などまさに現在の日本人が直面しているさまざまな問題を凝縮して銭湯という場を舞台とするひとつの物語に仕上げた見事な作品だと思います。正直、観る前はそれほど期待はしてなかったのですが、笑って泣ける要素がぎっしり詰まった面白い作品でした。

ネタバレBOX

過去と現在が頻繁に行き来するのですが時間関係もわかりやすかったですし、ともするとホームドラマ風になってしまいがちなところも主人公が苦悩する様を戦闘に見立てた表現を入れたことで引き締まった内容になっていました。
役者陣はいずれも好演でしたが、特にZIKKOと新森大地は他の役どころも見てみたいと思わせる演技でした。藤堂瞬は6番シードの前作で露出が極端に少なかった分、今回は逆に思いっきり(肌を)露出しちゃってましたね。
L’Arc-en-Ciel(ラルクアンシェル)~虹色のパリ~

L’Arc-en-Ciel(ラルクアンシェル)~虹色のパリ~

OSK日本歌劇団

三越劇場(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

来年もゼヒ!!
当初は初日のみでしたが、あまりに楽しく心踊り
楽を追加しました。
本当は、楽は午前午後の両方を観たかったの
ですが台風の影響が心配で大楽のみ。
客席の不思議な空席は、そんな台風の影響に
観劇が叶わなかった方もいらしたのではと想像
しました。
楽しいし、元気が出るし、笑顔になれる。
来年の秋もゼヒまた三越公演を切望します!!

ネタバレBOX

私は2部のショーがとても好きでした。
特に後半に向けて加速するパワーは圧倒的!
フワッとしているようで緩くないダンス、
パワー全開のロケット、
美しくけれどしっかり踊ってくれるデュエット、
シャープで迫力と気迫に圧倒されるジプシーな
スパニッシュの群舞!
私が魅了されたOSKを堪能させてくれる場面が
満載♪
そんな作品になって嬉しく幸せでした。

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