満足度★★★★★
自信を持ってお薦めできる傑作コメディ
本作は厳密には今回で、三演目になるそうだが、私は昨年の再演に続いて二度目の観劇となった。
大幅に変わってはいないが、去年とは熱量が違う!
おおげさでなく、会場が揺れるような笑いのうねりが起こるほど、とにかく素晴らしい、傑作コメディ。
脚本がよく練られていることに加え、キャスティングの良さ、役者の好演を引き出す優れた演出。
シンプルな舞台装置だけに役者の演技力が試される真っ向勝負のシチュコメだ。
昨年と同じ配役を実現できたのも幸い。
もはや役柄と役者が一体化しており、「ナイゲン一座」と呼びたいほど完成されている。
今回、体感できた観客は本当に幸せである。
冨阪友氏の代表作といえよう。将来が本当に楽しみな作家。
演劇好きで、コメディを愛するかたにはぜひ観ていただきたい、自信を持ってお薦めするが、演劇をふだん観ないかたにも観ていただきたい。
できればリピートしたいと思っています。
ネタバレは後日、追記します。