
モスキート
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
ミステリーの骨格に会話の面白さ
ソワレを観劇。
ミステリーの骨格とともに物語を追いつつ、その仕組みだけに舞台を留め置かないロールたちの会話の秀逸にも心惹かれました。
戯曲の工夫やしたたかさと演出のセンスがよく噛み合った、とてもテイスティな舞台でありました。

森のかみさまの話
PMAP
SoapOperaClassics(大阪府)
2013/10/26 (土) ~ 2013/10/27 (日)公演終了
満足度★★★
神は傷だらけ
ダンスでの表現が多いお芝居ながら、とても見やすい。
普通に生きて 嫌な出来事が続く日常に少し疲れる でも普通に生きる。 大げさな所はなく、普通に描かれていました。面白かった。
ピアノ ドラム 歌 ダンス 神が踊る 神は傷だらけ 神は金魚鉢に餌をやる やっと来たね 吉田くんの話を聞こう 8人の女性 イナリ 神 なんでこの森にきた? 何がしたいかわからない。
神様 山が燃えている 神は居るだけ 何もでけへん 再生される 神は傷だらけ 人の傷を背負っている様で 金魚鉢は、神が作った今の世の中に観えた。

イタコ探偵工藤よしこの事件簿
渡辺源四郎商店
アトリエ・グリーンパーク(青森県)
2013/11/03 (日) ~ 2013/11/07 (木)公演終了
満足度★★★★★
快調
ラジオが楽しかったので、舞台も楽しみに待っていた。期待を裏切らない面白さだった。現実と非現実が…、とにかくテンポがよくてあっという間の1時間半。さらに、照明、音響、舞台美術のスタッフと役者の意気がぴったし!で、演劇の醍醐味が圧縮されていた。ロビーで神戸からのお客様と言葉を交わした。「文句なしにおもしろかった」との感想が地元ファンとしてもうれしかった。

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★
うれしい悲鳴
とても面白かったですが、「フリル」や「月の剥がれる」を観たときに感じた、脳内を撹拌される感覚というか、これまで自分が見たり感じたりしてきたことをかき立てられる感じが弱いと思いました。単純にすこし長かったのか、私のコンディションに問題があったのか分かりませんが…。

破滅志向
小西耕一 ひとり芝居
RAFT(東京都)
2013/09/18 (水) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★★
どう見るかにより
ひとり芝居となってるが今回はふたり芝居。殴り合いと言うよりかは、シャドウボクシング、たまに殴り合いのガチスパーリングと言ったところか。物語自体はどちらに感情移入するかにより物語の見え方が違ってくるかな。
小西さんのアッブダウンの感情変化は素晴らしかったし、それに飲み込まれなく演じてた菊地未来さんもよかった。
一点だけあれは何だったんだはありましたが、なかなかには面白かった。

I.W.G.P
TANGRAM
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/24 (火)公演終了
満足度★★★
見えづらい
中盤まで何故これなのが見えづらいかな。また、見えてもアレと結びつけなくてもよかった気もするが。
劇中のネタが、どれだけわかるかによって面白さは変わってくるかもだが、オイラはいろいろツボで、笑わせてもらいました。その部分は面白かったです。

QOL(キューオーエル)
THE TRICKTOPS
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かった
重い題材であるが、重くならず、またごまかして希望を持たせたり、嘘の病名でごまかしたりと、癌をうやむやにせず描き(取材もきっちりしてる感じ)、それでありながら前向きに、そして未来を感じられる作品になってました。
うたい文句の【人が死んで感動する話なんか、もうたくさんだ。】は、どう見せるのかでしたが、なる程、そう言うそしてそういう見せ方ですかでした。予想以上に面白かったです。

ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
ジャンプ臭
面白かったです。
少年ジャンプ、私も読んでました。ジャンプ好きです。
そしてハインライン、ル=ヴィン、田中芳樹を読んで、スターウォーズ、ヤマト、ガンダムで育った私には、世界観もツボど真ん中でした。
おバカスペースオペラ、最高。
バブルムラマツさんの、歴代の作品へのオマージュを痛いほど(←横隔膜が)感じました。
たくさん笑わせていただいて、しかも、しばしば感動しました。
素敵な時間をありがとうございます。
最終日に観たのを後悔しました。半額割でもう一度観たかった。
(17時の回も、前もって知っていればとほぞをかみました)
劇場でいっぱい吸い込んだジャンプ臭については、ネタバレで。
次回の予告見ました。d-倉庫ですか。日暮里ですね。
阿佐ヶ谷で出会った鋼鉄村松さんも、ずいぶん遠くに行ってしまいました。(距離的に)
恥を忍んで告白すると、今まで多くの「観たい」を書き連ねてきましたが、結局d-倉庫での芝居は一つも見ていません。はい、遠いので。すみません。
私の中の宇宙でも、めんどくさい銀河帝国とおもしろい星団連邦が戦っています。

国際共同制作ワークショップ上演会
アジア舞台芸術祭制作オフィス
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
見応えありました
ひとつのテーマでコラボすると、表層的には通訳の活躍が必要ですが、本質的なそれぞれの歴史や風土の違いがハッキリと浮き彫りになります。この上演会を通じて感じたのは、その違いに関心を持って、活かすことが必要なんだということ。毎回、楽天の田中投手の出番のような上演会で見応えありました。

Mr. Fujino
世田谷シルク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題881(13-320)
18:00の回(曇、なんとか雨はあがる)。17:11会場着、受付(整理番号付)、17:32開場(10番ずつ)、中の階段から会場へ、桟敷と3-4列目はベンチシート、2列目(段差あり)はパイプ椅子。天井から「竹」が数本ぶら下がっている。舞台には木製の簡素なテープル(3)と椅子(6)、左右には大きな(薄手の)布、劇中、役者さんはここに控えている。18:06前説、18:09開演~19:28終演。上が白で、下は赤の衣装、履物は黒。女性は真赤な唇。こちらは3作目、やないさん(白米少女)がでていらっしゃるのでみに来ました。昨日、型破りな英語劇をみているので、本作、興味深くみることができました。

三人姉妹
第七劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/02 (土)公演終了
満足度★★★★★
美しい、とにかく美しい
日本人とフランス人の役者により、日本語とフランス語が飛び交う作品。
どの一瞬も「絵」になる。
「美」が舞台にあり、それが絶えず変化していく、万華鏡のような空間。
新国立劇場で1日だけの公演。

つかまえてごらんなさい、箸で
GORE GORE GIRLS
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
キャッチボールが長い!
良い話のながれであったが、後半の”お気持ち”のキャッチボールのシーンがちょっと長すぎた。肝心の人が溶けてなくなり、そうでない人が残ったことにも何かしらの説明がほしい。後半部分にもうひと工夫してほしかった。

「ラストシャフル」
劇団 浪漫狂
シアターサンモール(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
余計なお笑いネタ必要なし!
8月にオリジナルを観劇しているのだが、この作品コメディではありません。
ラストのアレンジ部分は良いと思いますが、お笑い芸人を呼んでわざわざコントやる必要はないと思う。正攻法の芝居で勝負してほしい。

ニッポンヲトリモロス
劇団チャリT企画
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/10/25 (金) ~ 2013/10/30 (水)公演終了
満足度★★★★
笑い
言葉遊びというか、ダジャレ的な台詞に、古き良き時代の昭和を取り戻そう!というようなコトが感じられたストーリー、笑わせてもらいました!ただ、思ったより上演時間が短かかったため少し物足りなさを感じてしまいました

「ラストシャフル」
劇団 浪漫狂
シアターサンモール(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
ラストで怒涛の複線回収
劇団もこのストーリーも初見でした。
波田陽区さんがお元気そうでなによりです。ただしょっぱなからあのネタはきっついなあ。
ストーリーは凄く良かったです。唐突に色んな人々が出てくるので?がたくさんだったのですが、その複線をきちんと回収し最後すっきりとまとまっていて、人と人との結びつきとか色々と心に響きました。

森の別の場所
時間堂
シアター風姿花伝(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
森
だんだんと、ひきこまれました。
おもしろかったです。
物販が、色とりどりできれいです。
演技や演出や いろいろ が すごいと思いました。
詳しくないのですいません

音楽劇「赤毛のアン」
DGC/NGO 国連クラシックライブ協会
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
うん,これは楽しめた
これは楽しめる舞台だ。アンだからって,それにこだわる必要はない。聴き慣れた楽曲が流れ,技術的に文句はない。楽しめるんだもの。子供達も頑張っていて悪くはないが,特に後半は大人の舞台,音楽的にも,舞台的にも質はいい。近くにマナーの悪い(マナーを知らない?)観客がいたが,気にならなくなるくらい集中して観劇できた。ただ,やはり長いのが難点か。ヴァイオリンのオリジナル曲はいらなかったかな。

国際共同制作ワークショップ上演会
アジア舞台芸術祭制作オフィス
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
米/稲にまつわる6作品
アジアの5ヶ国、6人の演出家が「米/稲〜食生活の共通性と差異について」をテーマに短期間のワークショップで作り上げた15分程度の作品の発表でした。
チェン・ウェイニン(台北)『イリュージョン』
遅刻したため観ることが出来ませんでした。
グエン・ホアン・トゥアン(ハノイ)『案山子』
真面目に農作業を行う妻と昼間から飲んだくれている夫、そしてその様子を見ている案山子を描いた物語で、童話的な雰囲気がある作品でした。
演出手法に伝統的な様式性あるいは革新性も見られず、また演技力で魅せる感じでもなく、凡庸に感じられました。
(評価:☆)
イ・ソング(ソウル)『My Mom』
母の一周忌の日の家族の様子を描いた作品で、韓国の法事が見られて興味深かったものの、ストーリーがありきたりに感じられました。
般若心経が書かれた屏風を用いて舞台の手前と奥を隔てた空間演出が魅力的でした。カヤグム(箏に似た楽器)の生演奏が効果音的にも使われていたのが効果的でした。
(評価:☆☆)
森新太郎『ハノイの幽霊』
エチュードで拾った出演者達の実生活でのエピソードを能の『井筒』の物語構造に落とし込んだ作品で、シンプルで洗練された空間の見せ方が美しく、印象に残りました。
スティーヴ・ライヒ作曲の『ドラミング』のパート1&4を雨音の表現として使い、次第にBGMとしての役割に移行するのが洒落ていました。
(評価:☆☆☆)
チョン・ツェシェン(シンガポール)『うえる』
家族と食にまつわる断片的なエピソードが矢継ぎ早に展開する内に、放射能のモチーフが浮かび上がってくる物語でしたが、その扱いが表層的に感じられました。
全身黒の衣装の5人の役者が緑と赤の紐を水平方向に何本も張り、小道具的に用いる演出がユニークでした。
(評価:☆☆☆)
佐々木透『アマルガム手帖』
テーマに対して米米クラブやアメリカ(=米国)と太洒落レベルの表層的なモチーフを敢えて持ち出す、確信犯的な作品で、馬鹿馬鹿しさの中に批評性が見え隠れするのが魅力的でした。
3人の役者がほとんど絡まずに並走し続けるスタイルが斬新でした。タカハシカナコさんの出オチ感が強烈でした。
(評価:☆☆☆)

エリマキトカゲ心中
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しい時間でした
アシナシトカゲが出てくるとは 思わず 笑ってしまった。
確かに アシナシさんからみたら 脚光を浴びたエリマキさん
現実は ペットショップに地味にいて 頑張ってますよ。
あの時代を知っているものとして 大笑いしておりました。
超人予備校さんの舞台葉2度目ですが 楽しいですね。
なんといっても かぶりもの(笑

止むに止まれず!
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了