最新の観てきた!クチコミ一覧

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治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

大きく正しい
2時間10分、全然長くありませんでした。

ネタバレBOX

みどりの日(昭和の日)、建国記念日。
大正天皇の日がないことにいままでなにも気づかず過ごして来ました。
大正について、もっと、知りたくなりました。

この題材を取り上げて、創ってくださった、チョコレートケーキのみなさんに大きく感謝したいです。
有難うございました!
『サムライ・ナイト・フィーバー 再燃』

『サムライ・ナイト・フィーバー 再燃』

WBB

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/12/14 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

ぜひ、当日券で討ち入りを!
本当に、隙のない綺麗な脚本だと思います。役者陣の巧さも素晴らしい。
あれだけ笑って、笑って、それなのに後半は大号泣。でも後味は悪くない。
お馴染みの「忠臣蔵」の裏話的なストーリーですが、本当に面白い。
絶対に当日券を出します!とのことなので、まだ体験していない人は
思い切って討ち入りすることを強くおススメします。(笑)
岡幸四郎さんが演じる吉良上野介の「悪役」っぷりが最高です。

狐影 日本の伝統芸能×ストリートダンス

狐影 日本の伝統芸能×ストリートダンス

東京発・伝統WA感動実行委員会

日暮里サニーホール(東京都)

2013/12/14 (土) ~ 2013/12/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

上質な時間。
第一部は高校生たちのダンス×歌舞伎という試み。
VTRでの紹介では若手の歌舞伎役者さんが実際に指導にいかれていて、
高校生たちも楽しそうに歌舞伎独特の姿勢や動きを習っていました。
それを踏まえての、創作ダンスは各高校の個性が出ていて面白かったです。
こうして若い方にも、もっと伝統を知って貰える機会が増えれば素敵ですね。

第二部は三味線奏者の上妻宏光さんとダンスカンパニーDAZZLEとのコラボ
作品「狐影」の上演。50分という時間が、瞬く間に過ぎてしまいました。
森の中で狐の嫁入りを見てしまった「私」を中心に、幻想的で美しい物語が
DAZZLEならではの緻密に構成されたダンスと、上妻さんの芯の通った
素晴らしい三味線の演奏によって展開され、ライブの高揚を感じながらも
作品にどっぷりと引き込まれてしまいました。
客席には年配の方々も多くいらっしゃいましたが、終演後の表情が一様に
満足そうで、DAZZLEのファンとしても、とても嬉しく感じました。
こうしてストリートダンスと伝統芸能という、全く異なるジャンルであっても
これほどまでに融合出来るのか、としみじみ。
上質で濃密な、素敵な時間を過ごすことが出来ました!

ア・ラ・カルト2 ~役者と音楽家のいるレストラン Final

ア・ラ・カルト2 ~役者と音楽家のいるレストラン Final

こどもの城劇場事業本部

青山円形劇場(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

四半世紀が過ぎた実感
この企画も今年で25年、青山円形劇場の閉鎖に伴い、今回が最後と言うので、久し振りに出かけた。

私は第一回から数回観ている。

90年代初頭に小劇場劇団の活動を紹介する仕事をしていた時期に、遊⦿機械/全自動シアターの芝居を観て、私の現代演劇アレルギーが払しょくされたともいえる。

ご贔屓劇団の劇団員から偶然「遊⦿機械/全自動シアターが好きだった」と聞くと、そういう好みをいまも引きずっているのかもしれない。

白井晃・高泉淳子のコンビが私は大好きだった。

高泉との方向性の違いからか、白井晃、陰山泰も年一回は出演していたア・ラ・カルトからは外れてしまって久しい。

白井晃はもう売れっ子演出家・俳優で、昔のように女装しておバカなコントなんかやれないのかもしれないが、私は小さな劇場で公演して終演後も出口でペコペコお辞儀していた二人の無名時代を懐かしく思い出しながら今回も観ていた。

二人が別々の活動をしていても、この作品だけはライフワーク的に二人一緒に25年が迎えられたら、もっとよかったのにと思わずにはいられない。

「ア・ラ・カルトはマンネリ」という声も含め、ネットでの高泉への批判を私も読んでいたが、才能ある人だけに、白井晃と組まなくなってから、普通の演劇活動からは遠のいてしまったのは残念。

出てくるキャラクターや構成は変わらないのに、初期の頃の若い観客ばかりで会場が揺れるような爆笑は消え、みなおとなしく観ているのが歳月を感じさせた。

中西俊博のヴァイオリンだけはずっと高泉に寄り添ってきたのが忘れられない。

ネタバレBOX

私は高泉演じるところの「見栄っ張りで、背伸びしてもワインの知識がスカスカ、でも、愛すべき人物のおじさん」タカハシさんが好きだ。

彼女の繰り出すエスプリのきいた皮肉っぽいギャグが私にはツボである。

それは宇野千代のパロディと言われた老女役にもいえる。

「年をとること」に笑いをちりばめ、力を与えてくれる。


インテリ女史風の中年女性は、どこか有吉佐和子風の才女である。

相手役を務めた中山祐一朗が若き日の白井晃の面影を感じさせた。

ゲストの春風亭昇太へのさりげなく鋭いつっこみも笑いを誘う。

彼がトランペットがうまいのには驚いた。

高泉の歌唱力を「素人の自己満足」と酷評する人も少なくないが、たしかに彼女は女優であり、歌手ではない。

「歌舞伎俳優の踊りと日本舞踊家の踊りは違って当然で、歌舞伎俳優は技巧的にうまく踊るだけでは意味がない」と言われるが、「ア・ラ・カルト」にも同じことが言えると思う。

歌っている高泉が魅力的ならそれでよいのである。


~のあり方

~のあり方

劇団ダダン

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

期待
若くてもしっかりした演技をされる方もいましたし、発想力・想像力がとにかく豊かで伸びしろを感じました。長く続けてほしいなぁと思います。

Liu-Mang Town

Liu-Mang Town

K-FRONT+

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★

映画を思わせる
そんな雰囲気を持った舞台でした! 寺田有希さんの存在感も良かったです! 劇中で流れていたテーマ曲ですが、BGMとして使うのはラストだけのほうが良かったように感じました。

キミノカナタ

キミノカナタ

放課後ランナー

千本桜ホール(東京都)

2013/12/17 (火) ~ 2013/12/17 (火)公演終了

青春
劇団マッチポンプさんの一日限定公演行ってきました!
再演だったらしいのですが、前回のを観ていないので今回が初観劇でした。
前回の風ノート2に続き、今回も泣いてしまいました。
もちろん笑える要素もたくさんありましたが、どこか切なくて感動しました。
再々演してほしい作品でした!

月に呼ぶ声、月が喚ぶ声 -つきによぶこえ、つきがよぶこえ-

月に呼ぶ声、月が喚ぶ声 -つきによぶこえ、つきがよぶこえ-

夢歩行虚構団

KARAKURIスタジオ(大阪府)

2013/11/30 (土) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

人間の心を映します 最高の作品でした。
とても面白い お芝居と歌と真っ赤なバーのセット 女2人キスをするシーーンはお互いを汚れていないと思っているからの証しの様に見えた 葉子が、私汚い 匂う?と聞く、兄から言われてた “だからおれしかいない” とても悲しい  役者皆さんの演技、作り出された雰囲気が人間の心を映します 最高の作品でした。

ネタバレBOX

 ♪夢は夜開く♪夢など有るじゃなし♪ 夢は夜開く~ 酔っ払い 経ちションベン (カスタネット)カン コン カン なお お父さんおんぶして お前も たらんなかったらここらで・・・・・// 町 集落この辺は違法建築の長屋 女郎屋の全てがバーと呼ばれている 歌 世界を指でなぞって私を・・・なぞって確かめる バー 赤いカウンター 赤い壁 赤い椅子 葉子がバーに、和樹 元気がない ただいま満月 帰って来た。 動揺している 私緊張している 結婚した 逃げてきた 戻る モリマン・・・ おはよう和樹 酒飲んできた ニコニコ ルナ可愛いよホント 和樹のバーカ!! 満月 帰って来た 客増えるね ルナは笑っている方がましバーカ ごめん遅刻 おかみさんは? 寝てる ちょっと休む 旦那はやめろと言う 誕生日忘れてた おかみさん起きてきた 酒 過ぎるとよくないですよ 二日酔い まだ酔っている おかみさん 忘れたの 出てきたの (和樹の耳をひねる)いててててー 捜索願が出ている人が、ガキ運んで あら雨 誰から聞いた 大人に成って 別れて 後悔しながら 生きる 5月の月よ 柴さん 満月は伝説の名器 やった、 やってねーよ 三日月ちょっとやせた(ルナ)私ビール飲む アル中 耳引っ張る 和樹5年 10年前小学生 まだむけてない ムケてる おめでと 満月 お兄ちゃん (客) 刑事 殺しが有った 刺された ミウラ良太 協力して 出来ません しばらく休み ここら全部営業中止 黒マムシ 金バラ一家 たち悪い ルナと満月が話す 何人と寝た・・・何で戻って来た? したかった。 気持いいSEXが好き 汚れたって 言う? ルナ私やめるかも好きなん出来た 辛くなるのよね まっ頑張んな、三浦が死んでか、先越された 私が殺してもよかった 怖い人。 葉子ちゃん 三日月さんもうやめなさい キスマーク うそ つらそう  和樹 酒飲みたくない? 飲みたい  飲もうよ 三日月(みかげ)さん旦那の所へ帰らなくていいの? いいの ときどき思う 何で上にのってる 何で動いている 殺したいと。 三日月さんが殺したいの? 誰でも殺したい しようよ だめ 子供だからよ キス 手で押さえる さみしいんだ さみしい時はさみしいって言いな バカ バーカ!! ずるいよ 和樹くん風邪ひくよ 朝? 夕方 葉子も好き オレ童貞 葉子は違うだろ へたくそ 友情 告白 好きで 好きだと言って触ってほしかった 花を見つけた 押し花にしよう お兄ちゃん見てた 和樹と何で 葉子行かないでくれ 好きなんだ 初めて聞いたよ そんなの(抱き合う) 和樹とルナ 飲め飲め 考えるな 考えろ セックスしよう しない 和樹はかわいいね ルナと居ると楽しい 付き合おう SEXがしたいんでしょう 今から しようか 飲み過ぎか ないしょ 出来ちゃった 参っちゃった 晴れても晴れたって言えないよ 可愛いね いとしいって事 何で出来た 客が その人嫁がいる 毎晩好きとか 可愛いとか 錯覚 私うっとおしい女になっちゃった 歌 //クビ キスマーク 誰 兄 柴さん ないしょ びっくりした 軽蔑した 10年 捨てていけ変態は、 俺と逃げよう 私お兄ちゃんを愛している 誘ってくれてありがとう おかみさん モリマン 男には分らない 体で稼ぐってこと 娼婦は男が好き 和樹に抱かれたい?どのテンションですればいいの 同じ年だったら 同じ事 葉子 新聞ミウラを差した犯人捕まった。 ルナが消えた 柴さんと行った 女将さんの男だった柴 葉子の兄 妹と関係をもった 柴が出ていった。女将さんは、初めて知った 女将さんはショック もう辞めようか /・・・・・・/  葉子いつもの様に周りの事お願い 和樹も じゃ開けるよ “大マラ 小マラ 冷やかしまらの来ません様に”
その人に聞いてもらう そのひとの匂いがする。

とても面白い お芝居と歌と真っ赤なバーのセット 女2人キスをするシーーンはお互いを汚れていないと思っているからの証しの様に見えた 葉子が、私汚い 匂う?と聞く、兄から言われてた “だからおれしかいない” とても悲しい  役者皆さんの演技、作り出された雰囲気が人間の心を映します 最高の作品でした。
夜が来るまえに

夜が来るまえに

劇団ほどよし

TORII HALL(大阪府)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★

しっかりとしたお芝居に驚き!
舞台のセットもちゃんと創り込まれているので設定がイメージしやすい
皆さん若いのにしっかりとしたお芝居を創るなぁ~と驚き!

今までも若い劇団を見てきましたが勢いだけとか元気だけとかが多く
そのテンションに戸惑う事もしばしば…

しかし、この劇団は最初からすんなりと入り込めました♪
話はファンタジー的な設定ですがそこに人間の温かさが伝わってきます

役者さんも10人以上も登場するのですが
キャラを立たせた演技が良くて分かりやすく観れました♪

最後はベテラン客演の日永貴子さんの子守り唄にうるっと来ました…T^T

面白い設定のストーリーに役者さんの熱い演技が上手くマッチしたお芝居

他の違ったジャンルのお芝居を観てみたくなる
これから愉しみな劇団!


☆印象に残った役者さん
表情豊かな演技の塩尻綾香さん

☆印象的なシーン
日永さんの我が子へのメッセージ&歌
オープンニングのパラパラ漫画に努力が伺えます

ザ・ランド・オブ・レインボウズ

ザ・ランド・オブ・レインボウズ

天才劇団バカバッカ

六行会ホール(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★

色々詰めすぎてる
普通の演劇だと思って見に行きましたが、
パフォーマンスも歌もすごいミュージカルでした!!

限られた時間内で色々話を詰めすぎて、ごちゃごちゃ感がすごくて
話についていくのがやっとでした。何となく話したいことは分かりましたが
終わった後の感動とは違う気がします。時々笑いポイントはあったのですが
頭の中がぼかーんとしたというか。。。

役者の情熱が感じられる演技力でしたが、
気持ちが先走る感があってちょっと残念でした。

ただ、何も考えず笑いたいという方にはおすすめできるかと思います。

マクベス Macbeth

マクベス Macbeth

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/12/08 (日) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

六角形
コクーンをこのような使い方をしたお芝居を初めてだったので新鮮でした。
全体的に長塚さんの力技が目を惹いた部分が多々で、シェイクスピアとか苦手な方にも入りやすい作り方だと感じました。

第12回AAF戯曲賞受賞作 『豆』

第12回AAF戯曲賞受賞作 『豆』

公益財団法人愛知県文化振興事業団

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

AAF「豆」観ました
 演出・ごまのはえさんによるオーディションを受けて落ちました(涙)
 平塚直隆さん作「豆」、初演でシビれた私に語らせたら、ちょっとうるさいよ(←ただ語りたいだけ)



 初演「ことばによる時間操作」から、「ことばに基づく空間による時間操作」で、視覚的にもかなり分かりやすく。
 書き言葉の地層を掘り進むようだった初演から、書き言葉を置くポイント・話し言葉を伴う身体の移動・音楽を奏でるコロスが蠢く空間のパノラマへ。
 部屋の外まで世界が広がる。


 空間と一体のコロス達(全員女性。生演奏も)が、役者の流れを操るように空気を動かす。
 全体的に、動きや抑揚が多いためか、「部屋」より「街」に見えた(高さもあるし)。

 それにしても、本役のあの配役(年齢も性別も設定と違ってたり)は、いまだになんなんだかよく分からない。。。


 中盤から、じわじわとホラーテイストが。
 迫り来る過去、そして現在と重なり。
 衝撃のラストは、部屋がカナコの子宮になったかのよう。部屋に関わった全員が取り込まれてしまう…?

 不条理というより、伝奇的。
 生々しく神話的なごまワールド。ちょっと諸星大二郎を連想。
 これは、平塚さんにはできないっす。。。



 好みとしては、全てがむりやり一室に押し込められたオイスターズ版の方が性には合ってますが(笑)、今回のAAF版の方が、ふだん芝居を見慣れていない観客にも分かりやすかったと思います(あの独特さで 汗)。

 こうして、魅力的な戯曲を一年おきくらいで全くテイストの違う演出家で観る、というのもなかなか乙な体験。
 さあ、来年も「豆」を!←誰が

池田屋

池田屋

劇団ロストキッズ

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★

失礼ながら・・・
初日、状態としては“ゲネ”ですか?と言いたくなるくらい、役・せりふが入っていない。急遽参加のメンバーもいたそうだが、それにしても・・・。“全て本物 
本格的な時代劇”が売りの劇団らしいが、その拘りが返って役者を縛り付けているような気がしないでもない。

リーディング・フェスタ2013 戯曲に乾杯!

リーディング・フェスタ2013 戯曲に乾杯!

日本劇作家協会

座・高円寺2(東京都)

2013/12/14 (土) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

『クラッシュ・ワルツ』が受賞!
 日本劇作家協会新人戯曲賞の公開審査会を観覧。
 一冊の本にまとめられた5編の最終候補作を前日に一日で読みきるという一人SMに耐えた甲斐あって、7人の劇作家が受賞作を決めるまでの侃侃諤諤の議論を存分に楽しむことができました。
 いや~、ホント、選考会を見るのは不出来な演劇作品を観るよりずっとずっと面白い!
 戯曲を読むというのはじつに骨の折れる作業で、作中でいま何が起きているのかをト書きとセリフのみから読み取るのはなかなかにしんどかったが、あらかじめ読んでおいたお陰で審査員の皆さんがどの作品のどんな点を論じているのかがその都度よく分かり、時に大きくうなずいたり、時に首を捻ったりしながらずっと前のめりで観覧。若手の未来がかかっているだけに皆さん熱い議論を闘わせておられ、最初っから最後まで片時も退屈することがありませんでした。
 あえて挑発的に振る舞って議論を白熱させていく川村毅さん、テレビなどでもおなじみの話術で実質的な進行役を務め司会の小松幹生さんの顔色をなからしめていた鴻上尚史さん、作風同様に静かなのに言うべきことはしっかり述べる鈴江俊郎さん、みんなの話を聞いた上で新たな視点を提示して議論を活性化させる佃典彦さん、その包容力で場に安定感を与えていたマキノノゾミさん、熱弁を避けいろんな角度から冷静に劇を読み解いていく坂手洋二さん、そしてテレビのまんまの渡辺えりさん。
 個性的な面々の主張は言うまでもないことながらたびたびぶつかり合い、最後まで活発な議論が続いたが、そのことから再認識させられたのは“劇は見立て次第でいかようにも読める”ということ。
 たとえば、バルブがいちばん面白く読んだ『血の家』という作品。受賞作は満場一致でこれに決まるものと勝手に思っていた本作については意外や否定論も多く、「展開がご都合主義的」といった声がたくさん上がったが、川村さんは「すべては主人公の脳内の出来事だと思って読めばその辺は気にならない」と反論。それまで本作に否定的だった何人かの選者がこれを聞いてうなずいたのは、川村さんの見立てを聞いて劇の読み方が変わったからに他ならない。
 それから、受賞作となった『クラッシュ・ワルツ』という作品。内容がじめじめしていて個人的にはあまり好きになれなかったのだが、選者それぞれの見立てを聞いていくうち、これがいかに良く出来た劇であるかを確信。苦手意識を抱きながらも事前に読んだ段階で巧さは感じていたのだが、最後まで本作に否定的だった渡辺さんを除く6人の見立てはそれぞれに異なりながらもそれぞれに一理あり、結果バルブは本作が重層的な巧さを持つ傑作であることに開眼。それでも苦手意識は消えなかったが、“劇は多角的に読める”ということをイヤというほど思い知らされたのは大きな収穫でした。
 審査員の中で最も印象的だったのは渡辺えりさん。同じ話を何度も繰り返す、話の流れが変わるのも気にせず好きな時に言いたいことを言うなど、おばさんノリ全開だったが、後者により議論が一方向に流れるのを食い止めるという大きな役割を果たしていたのは無視できない功績でした。また、言うことが可笑しく、ツッコミ役の鴻上さんとのやり取りは爆笑モノでした。

ネタバレBOX

 結果、刈馬カオスさんという方の書かれた『クラッシュ・ワルツ』が春陽漁介『ト音』と競り合ったのちに受賞。
『ト音』は、二人の男子高校生がじつは一人だった、つまり二重人格者の物語だったと判るまでの煩雑なプロセスがもっと簡略化できたように思え、高評価に疑問だったので、『クラッシュ・ワルツ』が受賞作と決まって溜飲が下がった次第。
 でも、ほんとはやっぱり『血の家』に獲って欲しかった。。
夜に埋める

夜に埋める

突劇金魚

アトリエS-pace(大阪府)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★

突撃金魚「夜に埋める」観ました
 名古屋の女優・真臼ねづみ(二月の劇王Ⅹに、東海地区代表「劇王子」として、一人芝居で出場。同ブロックで勝ち抜いた柴幸男さんが感嘆)が客演、名古屋から大勢観に行ったようです。

 主宰・サリngROCKさんは、AAF「金色カノジョ」で知り、「富豪タイフーン」名古屋公演でご挨拶しました。
 受付には、先日ピンク地底人「家電の王子さま」でお会いした芸創・若旦那さんが。
 アウェイなのにどんだけ人の縁だww



 姉妹、親子、家族の幸せ・不幸せな過去にこころ捕らわれた人々が、傷をうずかせながら這いずるように前へ進もうとする、気持ち悪さを胸に抱えた喜劇。

 近しいはずの人と、決して分かり合えないことを分かってしまう悲しさ。
 現実や自分と向き合い、見つめ合えるか否か。


 見通しの利かない夜は全てを受け止め、包み込み、そして解放してくれる。
 一番強く救いをもたらすのは、何も考えてない(ように見える)バカかw

 
 地下空間、山中、実家、川、それらを見下ろす高層ビル…大掛かりな美術と切れ味のいい照明が、大胆に時空をコラージュ。
 予想外に小さな空間に予想外に作りこまれた美術の中を、縦横無尽に動き回る役者陣が、迷路を走らされるマウスのようにも。



 エンターテイメントでありながら、心の闇をえぐるサリngさんを、今回も堪能しました。
 まうちゅーの役は、かなりサイコだったぜ。。。
 
  「サ××ド・オブ・ミュージック」大阪公演、「“ INDEPENDENT:13”」岸☆正龍さん出場…
 大阪ー名古屋の交流が、今後もさらに深まる事を期待!

グッドバイ

グッドバイ

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/28 (土)公演終了

満足度★★★★

ほんわかっ!
舞台美術に目を引かれ劇中のあらゆるしかけも可愛くて、昭和な漫画本を読んでいるような舞台でした。何に「グッドバイ」するのか、ドキドキしながらラストの影絵を見て私のハートにほんわか灯りがつきました。

ブロードウェイミュージカル「シカゴ」

ブロードウェイミュージカル「シカゴ」

TBS

日生劇場(東京都)

2007/02/08 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了

満足度★★★

シカゴ
英語版だったので日本語字幕スーパー付き
2007.2.9(金) 19:00開演

XANADU

XANADU

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2009/05/09 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

XANADUがミュージカルに
オリビア・ニュートン・ジョンの映画XANADUを何度も観た。ミュージカルはとてもコミカルに描いていて音楽も楽しかった。

有明をわたる翼

有明をわたる翼

演劇企画フライウェイ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

12月20日、開門
1997年「潮止め」により、諫早湾は完全閉鎖、
地元の人が“ギロチン”と呼ぶ、あの映像は当時繰り返し放送された。
演劇人と生態学研究者が協力して制作した作品は、
国を相手に訴訟を起こしもう一度海を取り戻そうという“開門派”と、
今さら自治体の補助金無しで生活できるわけがないという“現実派”の
真っ二つに割れる漁協の対立に、専門家の協力や
ロミオとジュリエットばりのラブストーリーを絡めた意欲作。
渡り鳥たちの精巧な動きと本格的なダンスが美しく、
人間の愚行と対照的に、自然界における命の連鎖を的確に表現している。

ネタバレBOX

「鳥のことばが解る」百合江(村上麗奈)は、絵を学ぶため諫早を出て東京へ行く。
彼女が自分の限界を感じて故郷へ戻った時
国を相手に訴訟を起こそうという開門派と
開門してももう海は戻らないし、補助金無しでは暮らしていけないという反対派で
漁港は真っ二つに分かれ激しく対立していた。
補助金をもらって生活を安定させ、漁師でない男に娘を嫁がせたいと
誰よりも誇り高い漁師だったはずの百合江の父は、ついに陸へ上がる決意をする。
一方訴訟のために村人を説得に回る富雄(神田敦士)は
専門家のハカセ(斉藤真)の助言を得ながら訴訟に備えるうち
百合江と結婚の約束を交わす仲になる。
そんな時、船で調査に出ていた富雄とハカセは天候の急変で嵐の中沖へ流されてしまう。
誰もが救助をためらう中、百合江の父はひとり訴訟委任状を託して救助に向かう。
富雄とハカセは助かり、結婚に大反対だった父は還らなかった。
それを機に村は一気に訴訟へと団結、2010年12月、確定判決で
干拓事業と漁業被害の因果関係が認められ、開門の実施が命じられた。
そして2013年12月20日、有明は開門の日を迎える…。

証言台で語る当事者のことばが、環境と人生の激変をストレートに語って
“専門家の言うことを聞かない国”の失敗がここでも露わになる。
このまま補助金をもらって突き進むのも
一度立ち止まって後戻りするのも、どちらも苦しい選択なのだが
人間は反省してやり直す道を選んだ。

その人間どもの失態を干潟で見ている鳥の群れは
ファンタジーのようでいながら、自然界をきっちり代弁している。
羽をあしらった衣装や帽子で優雅に踊る鳥たちは
一歩間違えれば学芸会になってしまいがちだが、
鳥らしいリアルな細かい動きと本格的なダンスで、見事に人智を超えた存在になった。
渡り鳥オオソリハシシギを率いる長老、月読(羽根渕章洋)の深いまなざしと
群れに1羽だけ迷い込んでいるフラミンゴのルーノ(参川剛史)が良い。
おちゃらけたルーノの台詞に、はぐれ者の孤独と人生の方向を見失った心細さがにじむ。
ハカセ役の斉藤真さん、滑舌よく専門家としての立場から地元に協力する
熱い思いが伝わってきて良かった。

上手と下手に吊るされたステンレス(?)の巨大なシートの演出が秀逸。
富雄が説得に訪れると、裏からそれを叩いて拒否の台詞に替える場面、
嵐の中激しくそこに叩きつけられる場面では迫力ある大きな音が響いて効果抜群。

自然に逆らえば人は居場所を失う、そして失った時には
先頭に立った国など何の助けにもならないということを改めて考えさせられた。
8月31日~夏休み最後の日~

8月31日~夏休み最後の日~

東宝

帝国劇場(東京都)

2012/10/07 (日) ~ 2012/10/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

ユーミンの歌の世界へ
ユーミンの歌で何度も空想することを楽しんできた。空想しないで目で見れることが出来るのがこのエンターテインメント。お話の内容はそんな複雑ではないが、心を歌で綴っている。いつかこんなユーミンの歌が映像で表せたらと思っていたのでとても楽しめた。

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