全事経験恋歌 (ゼンジ.ケイケン.エレジー) 公演情報 アジア舞台芸術祭制作オフィス「全事経験恋歌 (ゼンジ.ケイケン.エレジー)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    表出の仕方
     あるキャラクターが物語の中に入り込んで作品を書き替えてゆくという発想は、目新しい訳ではない(例えば、レイモン・クノーの“イカロスの飛行”など)が、大体、その替え方の妙を楽しめるのだが、今作では、アイデンティティーやジェンダーの問題を扱おうとしながら、それがセンチメンタリズムに堕した形で表出されていた点に難がある。つまり普遍化されていないのだ。もう少し、演出や編集、社会学や哲学の勉強が必要だろう。

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    2013/11/07 16:52

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