ショーシャンクの空に
フジテレビジョン
サンシャイン劇場(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい役者さん達
原作を観たこともあり、
どんな物価感じにつくられているのか期待して行きました(^-^)
見事に再現されていた前半場面。
飽きることなく引き込まれました。成河さんのパワフルさは二階席にらまで届きました、本当にすごい!!
ダダ後半に連れてキャラメルボックスよ雰囲気が少しあったかな??
僕の偉大なるアイザック・ニュートン
feblaboプロデュース
駅前劇場(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
変化していく、ヒトと人との距離感。
いろんな人と人との距離感の変化を描いている作品でした。
タイトルの見せ方がとても良かったです。
アフターイベントの、38mmなぐりーずは、とても素敵でした。
幻燈辻馬車
劇団俳小
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
ファンタジーなのかな!?
エンタメ作品として観るにはクスクス笑い程度なのでちょっと寂しいし、立居振舞が一々仰々しいので、その古めかしさに最後まで馴染めなかった。
ろくでなしコーラス
気晴らしBOYZ
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/11/12 (火) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
松野太紀サンが良いv( ̄∇ ̄)
オカマちゃんは苦手なんですが、総じて楽しめる舞台。
・・・「GHETTO/ゲットー」観劇以来の加藤梨里香サンの歌唱が無かったのは残念。
ろくでなしコーラス
気晴らしBOYZ
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/11/12 (火) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
ギャグ重視のコメディ
全体的なクオリティは高い。
脚本の組み立てもしっかりしているが、やや下ネタが多すぎたかもしれない。コメディであるし「オカマバー」という設定でもあるので多少の下ネタは構わないと思うが、使い過ぎは「安易」とも感じる。この劇団であれば下ネタに頼らずともクオリティは維持出来ると思う。ならばこそ正攻法で勝負して欲しかった。
演技は皆さん上手い。特に店のママさんは「もしかして本物か?」と思った。ボーカルの先生の演技も印象に残る。
みんな、天気の話をする。
篭庭ベルベット
中野スタジオあくとれ(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
全体的に未熟さを感じる
登場人物にもう少し前向きさが欲しい。台詞で時々良いことも言っているのだが、行動が伴っていないので口先だけの人間に見える。
人生で直面する悩みを描きたいのは分かるが、必死さを感じない人間が悩んでいるのを見ても「自業自得だなー」としか思わない。
少なくとも主人公などは魅力ある人物として設定する方が良いと思う。
シダの群れ 第三弾 港の女歌手編
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/30 (土)公演終了
満足度★★★
豪華キャスト
前2作を見てはいるが旧作に登場した人物を話の流れに入れると初見の客は展開についていけないのでは、と疑問。
拳銃ぶっ放すシーンは有るものの、殺陣等の激しい動きはあまりなく、静かに見せる男女の愛憎劇のような感じも。
一匹狼ジョーカーな存在になりつつある森本にも早く安住の地を与えてほしい。
今回コクーンシート下手側から観劇、その下手側に演奏ステージある為、舞台進行上見えない場面多い。休憩込みで約3時間。
『タガタリススムの、的、な。』
舞台芸術集団 地下空港
ギャラリーSite(東京都)
2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
逃げ切れ。Facebookから、「カタリ」から供に
客席は360度取り囲む形で、中央の舞台も四方に黒い格子が覆う。(開け閉め可)こうした舞台構造は珍しいものではない。だが、スタイリッシュな雰囲気と緊張感のある場は、開場時間中さえ観客を呑み込む。
※バレてないネタバレへ
ネタバレBOX
。
「空白」を描く行為は「落語」でる。ハリウッド映画というか、洒落た小説家の思い浮かべるような「パーティ会場」「海岸建設予定地」などのシチュエーションは、噺家が 扇子と自らの手で「蕎麦」を用意できるかのごとく、私たちの「空白」を埋めてくれる。
今、この時代に生きる者にとってみれば、「帝国資本主義」は間違った政治用語だろう。ただ、大英帝国がインドを支配する際、貿易会社「東インド株式会社」へ委任統治させたように、過去の歴史上、存在したシステムなのだ。21世紀の「帝国資本主義」というテーマ性、スタイリッシュな身体表象や、現代的映像技法を交えた構成は、それ自体が「ゼネラル」である。スタイリッシュなそれも、見方を変えれば童謡を唱えるシーンかもしれない。
これは、「帝国資本主義」を現す固有名詞としてのコンピュータ企業•クルイドダイナミクス株式会社を、「ゼネラル」な舞台構成によって 「複雑化」した形態そのもの を彼らなりに提示した結果ではないか。「Facebook」がビジネスレベルまでSNSの公共化を進め、あらゆる層の人々が「語り」のツールを得た功は大きいと思う。では、人々の本音は「主婦の井戸端会議」か。「Facebook」か。本作は前者の立場だったはず。
指紋認証など、個人識別社会は目の前に訪れつつある。ラスト10分間の展開はその危険性を警告してくれた。もちろん、劇的な「種明かし」は 伝わりにくい「複雑さ」でもあった。主人公の彼女(外国人出稼ぎ労働者)が裏を知るキー•ガールだろう空気は読み解けたが、いずれにせよ「品」のある演劇だ。無印良品すら顔負けの。
僕の偉大なるアイザック・ニュートン
feblaboプロデュース
駅前劇場(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
物語の根底にある哲学
が見えるようで見えない。私がアホなせいもありますが、「距離」の哲学はミリナと秀和の物語には鮮明でしたが、他のはちょっと凡庸だったかな。お兄ちゃん、「去る者は日々に疎し」を地で行ってましたね。オープニングと美術が洒落ていて、このテイストで貫くのかなと思ったけれど、5組の物語を捌くのに忙しく、だんだん洒落感が無くなってきたのが残念。4組でもよかったのでは。後から考えると紛争、核の問題、宇宙開発など様々な要素がうまくリンクしているのだけれど、観劇中は小劇場独特のチープ感の方を強く感じた。
ネタバレBOX
ケンジはあれですかね、滅び行く人類の種として選ばれた人間だから死なないのか、核の影響で死なないのか、キッドマンは殺人兵器の象徴なのかな?
こうした暗示が劇中であまり感じられないのがチープに感じた原因かもしてない。なんか惜しい!
ジオラマサイズの断末魔
Fling Fish Sausage Club
ウイングフィールド(大阪府)
2013/11/12 (火) ~ 2013/11/13 (水)公演終了
満足度★★★★
ジオラマサイズの断末魔
年一回の大阪のりうち公演。今回は、短編オムニバスということで、わかりやすく、観ている者を待っていてくれる、そんな感じで、いつものようにポツンと置いて行かれることはありませんでした(実は置いて行かれて途方に暮れるのが好きであったりしますが)。その分、役者さんをくっきり見ることができました。役者さんが素晴らしいです。特に大休さんが、言葉ではない言葉を発することができる女優さんだなと思います。表情だけで芝居ができるのではないでしょうか。もう虜です。
ザ・スーツ THE SUIT
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
お嬢さん
浮世企画
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/11/12 (火) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
守り神
面白い。100分。
ネタバレBOX
土地の名士・喜瀬谷家の女三代話。
雅子(甘粕阿紗子)…喜瀬谷家に嫁ぎ、一時期不倫してた。老いて倒れ、不倫相手に想いを寄せる。色々大変な人生だったけど「解放」の後、逝く。
悦子(広正裕子)…負けん気の強そうな女。雅子の面倒や夫や兄らとのフラトスレーションから原と不倫に走る。
仁美(柴田薫)…悦子と信広の子。友達いない。喜瀬谷家の元座敷童子の姿が見える。自分も含め愛情に鈍感。
信広(鈴木歩巳)…悦子の夫。真面目でつまらないと貴雄に言われる。色々考えてはいる。
貴雄(島田雅之)…悦子の兄。地元で耳鼻科医師を勤める。独身。家のことに非協力的であった。
おっさん(森下雄貴)…喜瀬谷家の座敷童子をやってた。おっさんになるに連れ、そのチカラもなくなり、たて壊しになっても家に住んでた。
原佑(根津茂尚)…雅子の不倫相手の子。喜瀬谷家に混乱をもたらそうとからんできて、悦子と不倫した。
坂口学(森田ガンツ)…喜瀬谷家の隣に住む。じいさんや父も自分も喜瀬谷の人間からいやがらせを受けたとして、喜瀬谷家を恨み続ける。雅子のことは理解している。
女三人に焦点を当てた物語。田舎な感じと古風な感じと寂しさとニガニガしさが混合した作風が気に入った。座敷童子という不思議な存在を置きつつも、地に足ついたストーリーに惹かれた。
病(ボケ?)になって夫でなく不倫相手を想う雅子、家族を捨てる覚悟までして不倫した悦子、自分がいなくてもいいと言い切った仁美、皆魅力的だった。雅子の解放演出とか、悦子の追い込まれて不倫にたどり着く様とか、見ごたえあった。
(元座敷童子のチカラか)カレンダーで当時をみせる演出をラストにも持ってきたは良かった。喜瀬谷家を代々守ってきた座敷童子も老いていき、家自体も終焉を迎える。別れをつげにきた仁美にも見えなくなった(何も語らない)座敷童子と、奥からかかる声、暗転という絵とリズムがいい。
森田ガンツの、怨念めいた執念を燃やす男演技がとても上手い。
さめザわ
張ち切れパンダ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了
満足度★★
鮫沢さん
お話としては無理があるだろうけども、バランス的には悪くなかった印象です。ただ、時間経過の表現がもう少し曖昧にするか、ハッキリさせるかとても中途半端に感じました。都合で話を考えるのは悪くないとは思いますがそーゆーところで惜しい感じでした。
ネタバレBOX
役者的には店長、鮫沢さん、店長の奥さん姉妹がとてもよかった。
他のバイトとかお巡りさんとか大手スーパーの人とかちょっと演技がいただけませんでした。もっと精進ください。
息をひそめて―シリア革命の真実―
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/11/11 (月) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
衝撃
とても衝撃的な内容で、今までどんなに自分が無知だった事を反省しました。ニュースを見ても、こんな事が遠い国で起こっているんだ、と痛ましくは思っていましたが、深く考える事をしていませんでした。この舞台を観て、当たり前に生きる事さえ許されない多くの人達がいる事を知りました。そして、世界の国々が傍観しているのではなく、それを解決しなくてはいけないと感じました。自分に考える事を与えてくれた、とても良い舞台でした。役者さん達の熱演も素晴らしかったです。
ろくでなしコーラス
気晴らしBOYZ
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/11/12 (火) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
エンターテイメント性を強く意識した作品。
やるせなす石井さんの演技がとてもよかったです。
ご来場ありがとうございました!みきかせプロジェクト 「青天井ポップコーン」
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
リピーター
知り合いが主催する企画
今回で4回目だが、毎年新鮮な驚きがある。
後はネタばれで
ネタバレBOX
MU
双子のシンクロニティをねっとりとした会話で展開
エロネタが作品の重みに拍車をかけ、最後の「めんどくさい」というセリフが全てを物語る
舞台上の美術が多いのが気になったが、楽しめた
バジリコFバジオ
初見
人形が出るとは聞いていたが、まさかあれだけの登場人物をこなすとは思わなかった
途中で完全に台本を見ていないので、これはと思ったが、
アフタートークで、ルールに台本を持っているとしか書いていないでという話を聞いて納得
なるほどね、確かにそうだ
ハチャメチャな物語展開から、せつない女子の気持ちに落とす所は上手いと思った。
僕の偉大なるアイザック・ニュートン
feblaboプロデュース
駅前劇場(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
狂気の時代
距離の問題を様々な人間関係とシンクロさせて描いている点が良い。未来を失った個々人が“我々”を取り戻す試みでもあるだろう。
ネタバレBOX
安倍のような知恵遅れ、そう言って悪ければ幼稚な精神が言う「トリモロス」では無いことに注意願いたい。奴がやっていることは取り殺すことである。誠に阿保は救いようが無い。あ、ちょっと逸れた。
だが、奴らがやっていることが、我々の未来を奪っているのだ。そして、未来を奪われた者には、絶望以外に何も残らない。それが何を意味するかは普通の知能を持つ者には明らかであるが、脳味噌の入っていない連中にはとんと合点がゆかぬらしい。ところで、今、演劇人の多くがこの思考停止状態を何とかする為、天才というキャラクターを必要としているのではないだろうか? 社会学的に統計を出しているわけではないが、時代に対して敏感な感性を持つ人々の多くが、天才という名のヒーローを待望しているのかも知れぬ。そう思うのだ。
今作にも天才と綽名される秀和が登場し、米軍のデータベースにアクセスして核爆弾の設計図を入手する。然も、それは、当初、ポルノアニメという擬態で発見されたのだ。カモフラージュである。アメリカは、ハッカーがテロリストだと決めつけ、戦争を始めたわけだ。それで、東京にもミサイルが撃ち込まれ、銃砲撃の音も絶えないのである。
彼の「恋人」、ミリナの名にもmilitaryやmilitiaの略mil.が含まれていると考えると分かり易い。核兵器の設計図なのだから、現時点で武器の頂点であり、核戦略体制とは、核によって総ての兵器が、ローテクレベルの通常兵器として安定することではなく、逆に総ての兵器が核兵器の破壊力に近づく体制であることを認識しておくのは、当然のことなのである。米ソのデタント以降、核兵器・核弾頭の数こそ、減ってはいるものの、未だ我々が、狂気の時代を生きていることに変わりない。アメリカの犬共(安倍、石破、竹中平蔵等々)が推進する原発路線はその狂気の植民地バージョンなのである。現実がこのような状態であり、秘密保護法は好い加減に可決されそうな状況で、実際、どんな未来が我々に在り得るというのか? そんなものが一切ないのは、沖縄密約が、アメリカの公式文書で発表された後でもシラを切り続けた官僚・政府を見れば明らかなことだろう。言っておくが、これは現行法でこの状態だったのである。
さて、話を本作に戻そう。超人が、もう1人登場するのだ。けんじである。彼は不死身でその進化の速度も凄まじい。それに、秀和ほどではないが、コンピューターのハードに関しては秀和以上かも知れない能力を秘めている。核戦争後に生き残った、恐らく唯一のヒトである。宇宙に滞在していた香帆は、戻って来たが、残留放射性核種の発する放射線の影響で永く持つはずはない。ということは、生存可能性のあるヒトとその遺産としては、けんじとミリナ、後は潜水艦の乗組員くらいだろう。何れにせよ、通常の人間は、浴びる放射線の為に長生きできないのは無論のことである。
従って、ガイアで生きて働くのは、けんじとミリアのちぐはぐコンビ、新生ならざるアダムとイブだ。
このようなSF仕立ての中に、サム、美幸の幼馴染という関係、お兄ちゃんと香帆兄妹の保護・被保護を巡る軋轢、佐々木 舞と中村 舞の親友関係、秀和、ミリナの絶対現実化し得ない恋などが鏤められて人間的な次元に話を纏めている。殊に、秀和、ミリナの恋語りの中でディスプレイ1枚の隔たりが無限の距離、次元の相違を意味して、2人が直接触れ合うことも叶わず、互いの手をディスプレイに当てて思いを交換するシーンなどは、頗る美しい。
『クリプトグラム』(cryptogram)
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
【山田瑛瑠さんの回】観劇
暗号解読できず。
ネタバレBOX
一幕:ある日の夕方、二幕:次の日の夜、三幕:一ヶ月後の夕方の三幕物でしたが、二幕目が二幕目か一幕目の続きか判然としませんでした。三幕目になって引っ越しの準備をしているので二幕目だったと気付き、舞台挨拶で確信できました。
次の日は子どものジョンがキャンプに行くはずでしたが、にも拘わらず次の日の夜に家にいたということはキャンプに行かなかったということでしょうか。ま、単に荷解きをしなかったということでしょうが、一日目と同じくスリッパを履いていない状態では、単に時間が経過した後としか思えません。次の日だと分かるような演出面の工夫が何か必要でした。
ジョンの父でドニーの夫であるロバートには他に女性がいること、ロバートの友人でドニーを支えているように見えた男デルはロバートが女性と逢引きできるようにするために数日間部屋を貸していたこと、その間デルとロバートは一緒にキャンプに行っていたと嘘を付いていたわけですね、デルはドニーを愛しているのかと思っていましたが、もしかしたらバイかもしれませんが、実はホモだったことなどが明かされました。
しかし、そもそもロバートとドニー夫婦が破綻した原因はドニーにあったとデルが指摘していましたが、具体的な原因はさっぱり分かりませんでした。ヒステリー気味な点がそうなのでしょうか、暗号は解読できませんでした。
ピグマリオン
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
朗読劇「ディア・ライアー」も観たい
面白かった~♪石原さとみさん可愛いすぎ。ヒギンズ教授(平岳大)のキャラが強烈!ロマンティックな舞台装置に胸躍りました。新国立の中劇場ならではの可動式美術にうっとり。3時間15分(20分の休憩含む)。
鬼切姫 第二章 「来るべき日」
ダブルフォックス
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
初日観劇。
出演陣に「初日だから」といった、妙な緊張感もなく、セリフをかんだりということもなく、落ち着いて演技をしていたように見えた。
「第一章」は、観ていないが、そんな私でもすんなり入っていける、わかりやすいお話で、観やすかったと思う。
殺陣は、あと一歩の感あり。
ネタバレBOX
最後列の前の座席ということもあってか、声量不足や滑舌が今一つで、セリフが聞き取れない役者さんもいたが、テツキ役の岩田さんは、声量十分・滑舌もよく、聞きやすかった。
岩田さんは「悪役」的な演技も良かったし、アクションも格好良かった。
アイ役・新川さん、シバ役・シンさん、この二人の抑揚ない演技が、逆に「高校生」らしくみえたのは面白かった。
殺陣は、格好よくできている役者さんと、斬っているように見えない役者さんがいたりとで、差が目についてしまった。
驚いたのは、終劇後にシンさんによる、主題歌生演奏があったこと。
今まで色んな舞台を見てきたが、これは初めてのケース。シンさんファンの人にはたまらないかも。
タイトルにもあるように、このお話は「第二章」
ラストには、次に続く前ふりがあり、下がってきた幕には「to be continued…」の文字。「みんな、次も観てね」ってことですな…