最新の観てきた!クチコミ一覧

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レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/11/04 (月) ~ 2013/11/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

ジンと来た
新演出になってからの初観。ジャン・バルジャン/吉原光夫、ジャベール/川口竜也。

ネタバレBOX

新演出のせいなのか、それとも筋を追っかけることもなくなり、ツボを心得てきたせいなのか理由は分かりませんが、燭台を受け取るシーンでいきなりジンと来ました。

ラストもね。

以前のものについてもそんなに観たわけではありませんから、演出面でどう変わったのか詳しくは分かりませんが、地下の下水道シーンや、ジャベールが川に飛び込むシーンなどで映像が効果的に使われていたと思います。

記憶違いかもしれませんが、これまではバリケードの向こう側の悲惨な状況を見せつけられたという印象がありましたが、今回はありませんでした。また、「さあ、お行き。」など、曲に乗せずに普通にしゃべったり、一言発したりするシーンが今回は散見されました。私の中ではレミゼの台詞は全て曲に乗って歌うものという固定観念がありましたので、その点では残念でした。

それにしても、ジャン・バルジャンを二人で切り盛りする状態になっていたとは全く知りませんでした。キム・ジュンヒョンさんも4月や5月頃に日本と韓国でミュージカルを掛け持ちしていたんじゃそりゃ疲れますよね。その後、いつどうなって消えたのかは知りませんが、福井晶一さんと吉原光夫さんは本当にご苦労様でした。

マリウスの原田優一さんは大正時代のやさ男風、コゼットの青山郁代さんには可憐さが無く、二人は岸田國士作品に出てくる夫婦という感じで華がありませんでした。エポニーヌの綿引さやかさんは良かったです。エポニーヌは死んでも帽子をかぶっているんですね。

全体を通して感動しました。
French Toast的、失踪

French Toast的、失踪

劇団appleApple

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

完成度
千野さんが出演されているので見てきました。

台詞がさらさら流れる様に進み、
聞きやすく見やすいのですが、役者の素っぽい演技ももっと見たいかなと僕は思ってしまう…。
しかし演出が密にされているので、最後まで楽しく見れました。

吉例顔見世大歌舞伎

吉例顔見世大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

満足度★★★★

夜の部
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
    同   二つ玉の場 
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
七段目 祇園一力茶屋の場
十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場

ネタバレBOX

十一段目以外は、ご存じの通り「おかる、勘平」関係(笑)が中心のストーリー。
わかっていても泣けるし、六段目などでは「それは定九郎の仕業だよ」と言いたくなってしまう。
……観客にはお歳を召した方も大勢いらして、つい「ダメだよそれは」なんて、独り言を発してしまう方もいたりする。その気持ちわかる(笑)。

勘平役の菊五郎さんがとても良かった。
「六段目 与市兵衛内勘平腹切の場」で、自分がやってしまったことへの悔やみが、痛いほど滲み出ていた。
おかるとの件でしくじって、今度は資金の捻出でしくしってしまったのだ。
武士としての面目を忘れてしまった自分が許せない、という無念さ。
切腹の潔さ。
とにかく、ぐっときた。
もう、この段だけでも大満足。

今回の演目は、どの場でも脇役がいい味を出していた。
自分の良さをすっと全面に出して、くきりと見せるうまさを感じた。
声の通りの悪い役者さんもいたのだが……。


大星由良之助役の吉右衛門さんは、「七段目 祇園一力茶屋の場」での、ラストでくぐっと締める場面はさすがだと思ったが、お疲れだったのか、迫力にはやや欠けたところもあった。

「七段目 祇園一力茶屋の場」では、「あまちゃん」も「倍返し」も飛び出してきて、それがいかにも歌舞伎っぽくて大笑い(笑)。

そして、何度も忠臣蔵を観てきたけど、実は「十一段目」つまり討ち入りは初めて観たような気がする(忘れてるのでなければ・笑)。

十一段目は、20分弱ととても短いのにもかかわらず、セットや衣装が大変だから、なかなか上演されないのでは、と思っている。
しかし、今回は理由があっての上演だと思う。

それは12月の演目を見てわかった。
なんと! 12月の演目は11月の演目とまったく同じなのだ!
昼の部も夜の部も。

ただし、役者が違うのだ。
これは面白い!
11月の忠臣蔵と12月の忠臣蔵を比べる楽しさがある。
ちなみに、国立劇場のほうの歌舞伎も12月は忠臣蔵が一幕ある。

よし、「絶対に12月歌舞伎は見るぞ」と思ったのだが、結局のチケットは取れずじまい。残念無念。

余談だが、先に書いたように、ずっと独り言のように何かを言っていたおばあちゃんがいた。
手傷を負った高師直(吉良上野介のこと)が、炭小屋中に追い詰められて、「えいっ」という声の後、すぐにさらしに包まれた首となって出てきたときに、そのおばあちゃんが、
「仕事が早いわねー」
と言ったのには、笑いそうになってしまった。

歌舞伎座でのこういう感じはイヤではない。お菓子出すのに、多少ガサガサされても構わないと思っている。「菊五郎素敵ね−」と隣の人に小声で話してもいい。もちろん大声は困るけれど、多少のことは歌舞伎だから許せる(偉そうな言い方だけど・笑)。
あの町から遠く離れて

あの町から遠く離れて

A級MissingLink

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

A級Missing Link「あの町から遠く離れて」観ました
 東京公演時に宣伝美術を担当した、京都の清水さんのオススメで観に行きました。
 地下鉄で二駅離れた劇場で、愛知・SOM企画「サ××ド・オブ・ミュージック」(こちらも清水さんゆかりの人だらけ)大阪公演を観る予定があり、そのすぐ後に。



 細部の小物にまで気の行き届く、落ち着いたカフェのイベントスペース。
 専門的な照明はほとんどない状態の舞台での試演会。


 個性的な道具立てで、至極真っ当に、男女の揺れる関係の中の心の機微を描写する、静かな演劇。

 シリアスな本道と、ナンセンスな脇道のバランス感覚が独特。深刻になりがちな物語に、緩衝材の役割?
 個人的には、本道と全く関係ないあるキャラが、突然難解な事をつらつらと話し出すのが、ゴドーのラッキーを彷彿とさせたw


 船内を動きで表現する美術も効果的。
 舞台らしくない周囲の空間も見えるのが、何だか記憶の透明感を連想。(覚えている物は見え、覚えてない物は見えない)

 物語の見せ方とも併せて、夢の中のようでもある。
 何かが欠けた感覚。まさにミッシング・リンク。


 試演とはいえ、劇場(カフェ)の雰囲気ともマッチした、こじゃれた作品でした。これが舞台で完成すると、どんな作品になるのだろう…

『クリプトグラム』(cryptogram)

『クリプトグラム』(cryptogram)

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

子役が絶賛されてますが…
プレビュー初日、シアタートラムのリニューアル柿落としに伺いました。
不明確な事実、噛み合わない会話、後半は特に居たたまれなさ満載です。常に台詞の中から答えを探そうと、心理に思いを馳せなければなりません。非常~に考えさせられるので楽には観れず、こちらの観劇力を試され てるなぁーと感じました。谷原章介さん、確かに声も見た目も素敵でしたが演義は単調だったような…。安田成美さんは緩急が効いていてとても魅力的でした。どうも Wキャストの子役の演技が話題のようですが…あの役は大人が子役を演じた方が良かったんじゃないかと。一生懸命膨大な台詞や間、動きを練習なさった、その一生懸命さが見えるとこちらの集中が切れてしまうんです。あんなピリピリした作品、お稽古も大変だったろうな…などと余計なことが頭に浮かぶ私がいけないんですが、それでもやっぱりなんか可哀想だったな、て思ってしまいました。

結局何が言いたかったの? 全然意味がわかんなかった

退場では観客が口々に言いながら劇場をあとにしていましたが、それを考えるのが演劇を観ることだと思うので、プレビュー初日は作品を楽しめていない方が少なくなかったようですね。楽しい気分の正反対でしたが、その意味では作品を楽しめたと思ってます。

うめたい〜ダメ、時々アイシテル 2013ver.〜

うめたい〜ダメ、時々アイシテル 2013ver.〜

はぶ談戯

劇場MOMO(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

私も歌いたい~♪
面白かった!
3回観たけど(笑)全く飽きさせない!
役者さんたちも個性豊かで魅力的でそれぞれが役にはまっていて良かった!
あれだけヘビーな内容を面白おかしく、そして女性の心理をああもえぐってみせられる、作演出の穂科さんはスゴい!!!

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

「いい仕事してますねぇ」
・・とは、劇場を出る人波の中でおばさんが関係者らしい男性に嘆息まじりにかけていた言葉。この声に私もつい共振してしまった。
円形劇場は3度目。本谷有紀子、鹿殺し、で今作。一番良かった!(さんぶんのいちかよっ) ・・の意味は円形劇場の空間処理がうまい。
ほぼ腰の高さの四畳半大、リノを敷いたような台(下は空いている)が四つ並び、その間は十字の通路となり、台は登場人物(世帯)の家となり、シーン転換ごとに所有者が変わるのもめまぐるしい。代替可能性は、ああ多分この話が「誰にでも起こり得る事」の暗喩となってた、と思う。この装置のシンメトリー、あるいは点対称が「円形」にマッチしてるし、通路は各出口へと繋がっていて、怪しげな「侵入者」がいつ現れてもおかしくない「不安定」を醸してる。後付かもしれないが、案出した方の直感の源を手繰れば、あながちはずれでないようにも。。

ネタバレBOX

さてお話だが、伏線が的確な演技でしっかり提示され、しっかり次に引き継がれる、時間・空間ともに凝縮されたドラマを構成していた。その芯は、冒頭登場する不審者という「ナゾ」(後に「許さない」と突然叫ぶ行動に発展する)の正体への接近に他ならない。だが、このナゾ解きの周辺のドラマが見事なスピードで展開するため、実はなかなか進まず放っておかれる「ナゾ解き」のテンションは維持され、緊迫と弛緩の境界ギリギリをさまよう。そして最後の最後に、私達の日常の思考の延長に語られる事実が、幕が落ちるように現われる。。
正しく言うならナゾの本当の答えはわからない。「恐怖」は、そのわからなさにある。シンクロニシティではないがこの世界にある偶然性の説明不能な法則が、男の痛切な叫びの後ろに「あるのかも知れない」と、観客に考えさせる迫力、あの場面がこのお話のクライマックスだ。
呪いと妊娠のからくりはナゾに対する答えの例示に過ぎないんで、「なるほどオチを付けたな」と怖がりつつほくそ笑めば良いように思えた。
この作品の男の呪われた(ような)人生は「徹底した不平等」を象徴していた。その不条理を受容した男の姿は、彼の娘に惹かれた青年に呪いを全て引き渡す「非情さ」を正当化し、なおかつ彼の、青年への深い愛に等しい心情を観客に想像させもする。ここに至って人生への諦観は、逆説的だが人類の憧憬の一つの極と見えてくる。ユダヤ民族の事が今よぎった。
初投稿長すぎたか・・
息をひそめて―シリア革命の真実―

息をひそめて―シリア革命の真実―

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/11/11 (月) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

紛争映像より突き刺さった「声なき声」の声
私たちは世界の出来事を知った際、パソコン•スマホの液晶画面、テレビの液晶画面、新聞紙面、または雑誌を前にしていることが 多い。2011年「アラブの春」に端を発したシリア内戦も、以上の〈面〉が中心だったことだろう。
ワンツーワークスは日本唯一の「ドキュメンタリーシアター」を紡ぐ劇団であり、不妊治療者や医療関係者を取材した『産まれた理由』(2012年11月)は 私が「ドキュメンタリーシアター」に出逢った最初の公演でもある。前回公演のケースだと、声なき声を紡ぐ対象は「日本人」だから、音声等も参考に「コピー」すればよかった話かもしれない。(もちろん、そんな単純ではない)
しかし、今回は2年前、アサド政権危うしという情勢下の、ホテルチェーン経営者や自由シリア軍兵士などの声なき声である。宗派•階層•地域等のバックボーンが 異なる国民一人ひとりを、外国劇風ではなく、「個人」として映す。これは、言語の違いすら越えた、(初演は英語)「ドキュメンタリーシアター」の未来を占う重要な機会である。

本年8月に化学兵器使用問題が浮上し、米国主導の軍事介入さえ語られ、シリア情勢は列島各地の〈面〉を占拠する。ところが、公演時期の2ヶ月前に その可能性も弱まったためか、〈面〉を発信するマスメディアが取材に来なかったらしい。ワンツーワークス主宰の古城十忍氏が嘆いておられる。

「(中略)〜いろんなマスコミにご案内を出したのですが、食いついてくれたのは、「JapanTimes」と「NHK」のみ。しかもNHKも地上波ではなく、BSの国際ニュース番組」(ワンツーメルマガ 臨時増刊号 11月12日)

シリア情勢が落ち着いた結果なら構わないが、シリア難民は現在約200万人、子ども難民も100万人を突破している。とても無関心でいられる状況ではない。

『2013年9月30日、アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は、内戦による
莫大な数のシリア難民がシリア周辺国の社会・経済の脅威になっており、
周辺国の負担を共有するため、国際社会が対策を取るよう要請しました。

「レバノン、ヨルダン、トルコ、イラクは、絶え間なく避難してくる
シリア難民を受け入れ、命を救い、保護してきました。
彼らは、隣国の人々を寛大に受け入れてきましたが、
いずれの国も限界に達しようとしています』(国連UNHCR協会 10月23日)

マスメディアは〈面〉を媒体にし、世界中で起こった出来事を伝える役割を担う。一方、〈面〉には、人の顔だとか、その表情を指す意味もある。だとすれば、私たちが日常操る〈面〉は、果たして人間の肌の滑らかさ、温もり、小さな産毛を感じ取ることができるだろうか。むしろ〈能面〉だ。裏を返せば、つまり この〈人間の顔〉こそが「ドキュメンタリーシアター」の強みなのである。











ネタバレBOX

シリア情勢に関しては、一般的に「反アサド」から報じらる傾向が あった。しかし、自由シリア軍兵士とみられる男性が 、死亡した政府軍兵士の心臓を取り、口に含む映像がYouTubeに流れた。それが事実か どうかは確認しようがないものの、2年前の「アラブの春」とは違う対立構造だ。自由シリア軍が一般市民を巻き込み組織されたグループだとは考えにくい。内戦も経過するごとに、「アサド政権像」「自由シリア軍像」は変化を繰り返す。反アサド派市民や自由シリア軍兵士を〈正義〉であるかのように受け取ってしまうインタビュー構成は不公平に感じた。
私は英国人世論が“オバマとキャメロンの戦い”にNOを突き付けた背景は、「砂漠のバラ」と称されるアスマ夫人がブリティッシュレディであることも理由の一つだと読む。すなわち英国の〈血〉(地)である。大統領自身、英国に留学し、歯科医師としての勤務経験を持つ身だ。1990年代のコソボ、ボスニア紛争も、セルビア軍へのNATO軍空爆評価がスロベニア•クロアチアの「西ヨーロッパ系民族」とセルビアの「スラヴ系民族」(ロシア)で国連安保理が色分けされたように、「〈血〉(地)で戦争は造られる」といえる。
英国人世論が英国議会に圧力を与え、キャメロンの対シリア非難動議を否決させ、米国人世論の方向を決定し、オバマを断念させた。始まりは〈血〉(地)だったが、シリア市民の犠牲を抑えたのは評価したい。


「ドキュメンタリーシアター」は観客が記者の立場だ。そこに、シリア人がいた。圧政下のシリア市民の燃えたぎる姿は、私たち日本で暮らす者に とってみれば非現実だった。それとも、私たちが虚構を暮らす非現実なのか、シリア人が虚構を捨てた現実の姿なのか…。
アラブの白壁が覆うセットの向かい正面左には「アサド親子の肖像」が、右には スプレーの落書きが途中描かれる。二つに割れたシリアを象徴するセットの対比が内戦の厳しさを伝えた。「内戦の緊迫感」、「残虐シーン」は、映像以上の説得力。それは 、第二次世界大戦の反戦ミュージカルなど「優しい父さん」「優しい母さん」「優しい兄弟」の一家が登場するノンフィクションじゃない。Facebookで通じ合える、今そこにいる普通の隣人なのだ。私はシリアにいる「個人」と心を触れ合えた気がする。もはや部外者じゃない。











あの町から遠く離れて

あの町から遠く離れて

A級MissingLink

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

5月本公演が楽しみ。
5月に行う 本公演の試演目的だが、これは、完成されたお芝居です。 5月に行う 本公演は、また違った形になるでしょう このお芝居 一箇所変えると、全て組み立て直しになると思う、楽しみです。
A級MissingLinkは、役者が出てきて 一言の台詞で世界を作ります。 すごいです。

ネタバレBOX

フェリーのエンジンの音 ただいま 何読んでるの 「後藤を待ちながら」 難しい 喪服 葬式 お父さんには世話になっってるし 結婚で見知らん人が親戚になる 私らは逆やけど これ渡しとく 今この時に? 家についてから、 英二がもとってくる 本ありがとう まだ読んでないけど 帰りまでに読めるからその時に(何かと後回しになる)着替えてきたら。 犬観ませんでした? 展望デッキにいた。 // ドーン 軍医さん 大和丸 ノーチラスが魚雷 2名救助 // 夢見てた 手を切った 女の子を助ける ガラスが割れた フェリーがなにかの衝撃 舵が壊れた 鯨? アメリカの潜水艦 喉が渇いた 上げる(英二)買占めたんですか? ・・・・ 移動動物園の人気者 玉乗り しゃべる 海な中異物と衝突 巡視船が向かっております 3時間流されている(英二) 座礁が怖い転覆 聞いてくる、 なにかあったらアナウンス 隠してるかも 英人は信用しすぎ 放射能 私たちと岡山で暮らせへん? 無理。 犬がしゃべる 止まらない。(難しい言葉で、真実を語るように) // ゴドージラが大阪を攻撃 兄の戦友が、来てくれてありがとう。 怪獣は、南の海からやってくる。 英二が映画のプロット 出来た。 そろそろ私たちの番 コレ渡す 受け取らなあかん 山口で私たちと一緒に暮らさへん? 無理 なんで 仕事あるから やんな 何回もしたやり取り 最後にしよう。 オレこの事故で遅れて 少し嬉しかった 大阪 戻らんでいい さて 俺らも行くか // もしもし 英二です 昨年と同じとこに乗ってるから 移動動物園 有紀ちゃん おまえら・・・・ 私は旅行で、出航 舞台の外周の枠 吊るされている 枠を揺らす 犬が泳いでいる まさか・・・

物語は、今と 一年前の葬儀の帰りと 英二の映画のプロット、ゴドージラ、3つの話の中に、原発の事故が見える お互い生活の考えの違いを知った二人 現実の社会が最も情報を隠す。しゃべりすぎる犬は死ぬ、 犬はフェリーを出て一匹で泳ぐ。 犬は今の社会を笑ってるようです、面白かった。

5月に行う 本公演の試演目的だが、これは、完成されたお芝居です。 5月に行う 本公演は、また違った形になるでしょう このお芝居 一箇所変えると、全て組み立て直しになると思う、楽しみです。
A級MissingLinkは、役者が出てきて 一言の台詞で世界を作ります。 すごいです。
サンゴクシ

サンゴクシ

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ド派手さと迫力の裏にある。。
迫力のアクションと70人超の迫力ある歌声。
ダンスや歌で魅せる派手なエンターテイメントだが、
その底に流れる人の業やのしかかる胸の痛み。

生の舞台ならではで感じる「生きる」ということ。
また、日々進化していくこの舞台を観届けたい。

衣装やキャラが立っていて、72人の見所も満載!

サンゴクシ

サンゴクシ

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

うーん
途中休憩あり、3時間越え。
歌ありダンスあり、とにかく大人数。
華やかでした…が、私には合いませんでした。
みなさんの感想が聴きたいです。

ギンノキヲク3

ギンノキヲク3

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度★★★★

いいリアル感
いやー人数多(笑)
ただ、あの人数の多さが物語にいいリアル感を出しており、その人数をつかってのラストのとあるシーンは凄く感動的で、ちょっとホロッときた。
前半(中盤までか)少しシーンの切り替えが細かいかなと感じる部分があったり、一部のキャラを除き人物描写がもう少しあってもと感じる部分はあったが、重くなりそうな題材をわりとキッチリ描いた本はなかなかよく、物語自体は面白かった。

押忍! 龍馬【池袋演劇祭CM大会優秀賞受賞!】

押忍! 龍馬【池袋演劇祭CM大会優秀賞受賞!】

劇団バッコスの祭

萬劇場(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/02 (水)公演終了

満足度★★★

中盤まで平坦に感じる
史実をもとにし龍馬や乙女達の活躍をフィクションに描いた作品。オリジナルな展開を感じるが、そこまで大きくは外れてないとも。大きれ外れてないと感じるのが要因なのか、中盤まで物語が平坦に感じる。中盤以降はその感じは薄れたが。全体的には面白かった。

僕の偉大なるアイザック・ニュートン

僕の偉大なるアイザック・ニュートン

feblaboプロデュース

駅前劇場(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

もう少し突き抜けたものを
せっかくの駅前劇場ですもの、暴れてもいいのではと思いました。初見の佐々木瞳さんの脚本は、語弊を恐れずに言えば厨二とラノベの狭間を彷徨っているように感じ、この持ち味を活かして行くなら、瞳さん以外が持ち得ない魅力を持たないと観客の既視感に負けてしまうのではないかなと思いました。そして池田さんは相変わらず良い男優さんを起用することに長けていて、人柄の良さが伺えるもののそこが今一つ突き抜けたものを感じられない理由なのかなとも思います。後藤さんありそさんを始め男優さんは実力派揃い。そんな中で光っていた白井愛弓さんがなんだかとてつもなく化けそうでこれからが楽しみ。そして、笹木皓太くんを会話劇で初めて観ましたが、相手役の役者さんと心が繋がって相乗効果で芝居が高まるような、そんな力を会話劇で育んでいけたら今よりもっともっと良い役者さんになるだろうなと思いました。

テロリストは山手線に乗る

テロリストは山手線に乗る

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2013/11/05 (火) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

よくねられた構成
たんなる一つの企画が予想しない展開に....
後半のスリリングな展開は見応えありました

ネタバレBOX

ただ、普通の会社員がプロのテロリストではないけれど、テロを阻止して捕まえるのには、ちょっと現実感が薄く感じてしまいました。他の部分はしっかりねられていた分、余計にそこが気になってしまいました。
さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★

前半の???が少しずつ
明かされていくストーリーでした。笑いも多かったけど時間の経過がちょっとわかりにくかったのが残念です。でも終わり方は好きでした。

ネタバレBOX

せめて名前を正確に呼んであげればあんなことにはならなかったかも。
読みも書きも間違えられるのは嫌なものです。
名札もちゃんとついていたのに、見ていてかわいそうになってしまいました。

自分が居るのに気がつかないで、やりたい放題やっているスーパーの店員たちを見ているときの鮫沢さんの表情がすごく面白かったです。

まともだったのは店長の妻くらいかな。
知り合いにもよく似ていたので余計に気になって見てしまいました。

さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★

喜劇の果てのブラックは好き
職場で名前すら覚えてもらえない存在感の薄い男「鮫沢」の特技は「死んだふり」。
生きている時には誰にも気づいてもらえない男が
死んだ途端に注目を浴び、周囲を大混乱に陥れる。
そのギャップが面白くて止められなくなった男のうすら悲しい人生模様が面白い。
いまひとつ“オチ切れなかった感”が残るラストがちょっと消化不良かな。

ネタバレBOX

古いスーパーの事務室、ロッカーが並び、部屋の隅に事務机がひとつ。
休憩室らしいテーブルと椅子、ソファー、漫画本が無造作に積み上げられている。
冒頭、このテーブルに仰向けにもたれたまま鮫沢が死んでいる。
見守る店長、その妻、同僚たち、警官。
鮫沢は何故死んだのか、殺されたのか、もしそうなら犯人は…?

フラッシュバックのように巻き戻されるその日の出来事。
いるんだかいないんだかわからない鮫沢の側で、
同僚たちは次々とうっかり秘密をこぼしてしまう。
商品万引き、不倫、単なるいじめ、大事な思い出の品をめぐる争い…。
そしてその都度鮫沢は殺される、何度も、何人にも…。

鮫沢の特技が「死んだふり」というのが面白い。
「ウケ」を狙ってとんでもない行動に出て、その反応を楽しむというのは
他に自己アピールの術を知らない若者が思いつきそうなことだが、
単なる悪ふざけでなく、痛みと物悲しさを感じさせるところが上手いと思う。
傾いたスーパーを買収する大手スーパーの社員が
鮫沢の高校の同級生で、彼の特技をよく知っていたというエピソードも○。
鮫沢のコミュニケーション下手なねじれた性格を物語る。

鮫沢役の深井邦彦さんがとても良かった。
存在は薄いが、緊張しやすく周囲を観察する目を持っていて、
折りあらば見返してやろうと思っているようなところもある男。
思い込みが激しくて人の思惑をつかむ感覚がちょっとずれている男。
特に高校時代のエピソードで、同級生のせっかくの誘いを断った後の
泣き笑いの表情、自己嫌悪と寂しさの混じった表情が秀逸。
役柄とは裏腹に、深井さんの存在感は大きい。

店長の妻役の小林美江さん、その妹役の中島愛子さんが上手かった。
キャピキャピバイトのゆみちゃん役、古市香菜さんの
したたかな世渡り上手ぶりが徹底していて良かった。

従業員による犯人探しや、お巡りさんの出入りに時間を割くよりも
個々の殺人エピソードに丁寧な理由が描かれていたらもっと共感できたと思う。
死んだふりから起きあがった鮫沢の反応もきちんと見たかった。
結局鮫沢は最後本当に死んでしまったのか、起き上がったのは皆の願望なのか。
どちらでも良いが、みんなは露呈した秘密にどう始末をつけるのか、
登場人物たちの変化が書かれていないところが物足りない。
当日パンフにもあるが「役者のキャラクターに助けられて」いる。
脚本の多少の無理や隙間を、役者陣がよく頑張って補っていたと思う。
でも個人的に「喜劇の果てのブラック」というテイストは、とても好きです。






司令室

司令室

3.14ch

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

小部屋
面白い。

ネタバレBOX

一時期ブレイクしたバンドマンで、メンバーのトウコ(松本みゆき)と結婚するもトウコが病んで離婚し、ファンでキャバ嬢なユリリ(成澤優子)のヒモになってるキョウスケ(内田龍)が、トウコと娘・カノンに会いに行くまでの、脳内的な司令室を描く。

サイバーな感じの服装とかギミックとかマフォーマンスとか、視覚的に面白い。指令を出して動いてってシンプルな構成だけども、過去回想や哲学話とか妄想とか入り混じって、妙な楽しさがある。
ただ、話的な面白さ(動き)がもうちょっとほしいかなと感じた。後半がちょっとだけダレた。
鵜沼ユカのアニメ調な声がハマってた。100分。
シット☆コム

シット☆コム

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/18 (月)公演終了

満足度★★★★

だんだんと加速してゆく話が楽しめた
前半のとっつきはイマイチでしたが、
後半のハラハラどきどき感は十分に楽しめました(^^)

(100分基本です)

ネタバレBOX

大女優の笑い声が耳に残りました(^^)受けた!
French Toast的、失踪

French Toast的、失踪

劇団appleApple

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

満腹。
リアルとバーチャル、過去と現在、理想と現実、女と女、女と男、様々な軸が交錯する非常にスリリングな舞台。
登場人物ひとりひとりに、自分が大人になるにつれて忘れていった苦味や、忘れられずに抱えている歪みが含まれているようで、観劇中はずっとその甘美な(小っ恥ずかしい)痛みに酔いしれておりました。
自分の黒歴史と青さに向き合わされる100分(笑)
これでまた数年は恋愛小説も映画も漫画もドラマも観なくて済みそうなほどお腹いっぱいです。静岡から行った甲斐がありました。

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