
レ・ミゼラブル
東宝
帝国劇場(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/27 (水)公演終了

French Toast的、失踪
劇団appleApple
調布市せんがわ劇場(東京都)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
完成度
千野さんが出演されているので見てきました。
台詞がさらさら流れる様に進み、
聞きやすく見やすいのですが、役者の素っぽい演技ももっと見たいかなと僕は思ってしまう…。
しかし演出が密にされているので、最後まで楽しく見れました。

吉例顔見世大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★
夜の部
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
同 二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
七段目 祇園一力茶屋の場
十一段目 高家表門討入りの場
同 奥庭泉水の場
同 炭部屋本懐の場

あの町から遠く離れて
A級MissingLink
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
A級Missing Link「あの町から遠く離れて」観ました
東京公演時に宣伝美術を担当した、京都の清水さんのオススメで観に行きました。
地下鉄で二駅離れた劇場で、愛知・SOM企画「サ××ド・オブ・ミュージック」(こちらも清水さんゆかりの人だらけ)大阪公演を観る予定があり、そのすぐ後に。
細部の小物にまで気の行き届く、落ち着いたカフェのイベントスペース。
専門的な照明はほとんどない状態の舞台での試演会。
個性的な道具立てで、至極真っ当に、男女の揺れる関係の中の心の機微を描写する、静かな演劇。
シリアスな本道と、ナンセンスな脇道のバランス感覚が独特。深刻になりがちな物語に、緩衝材の役割?
個人的には、本道と全く関係ないあるキャラが、突然難解な事をつらつらと話し出すのが、ゴドーのラッキーを彷彿とさせたw
船内を動きで表現する美術も効果的。
舞台らしくない周囲の空間も見えるのが、何だか記憶の透明感を連想。(覚えている物は見え、覚えてない物は見えない)
物語の見せ方とも併せて、夢の中のようでもある。
何かが欠けた感覚。まさにミッシング・リンク。
試演とはいえ、劇場(カフェ)の雰囲気ともマッチした、こじゃれた作品でした。これが舞台で完成すると、どんな作品になるのだろう…

『クリプトグラム』(cryptogram)
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
子役が絶賛されてますが…
プレビュー初日、シアタートラムのリニューアル柿落としに伺いました。
不明確な事実、噛み合わない会話、後半は特に居たたまれなさ満載です。常に台詞の中から答えを探そうと、心理に思いを馳せなければなりません。非常~に考えさせられるので楽には観れず、こちらの観劇力を試され てるなぁーと感じました。谷原章介さん、確かに声も見た目も素敵でしたが演義は単調だったような…。安田成美さんは緩急が効いていてとても魅力的でした。どうも Wキャストの子役の演技が話題のようですが…あの役は大人が子役を演じた方が良かったんじゃないかと。一生懸命膨大な台詞や間、動きを練習なさった、その一生懸命さが見えるとこちらの集中が切れてしまうんです。あんなピリピリした作品、お稽古も大変だったろうな…などと余計なことが頭に浮かぶ私がいけないんですが、それでもやっぱりなんか可哀想だったな、て思ってしまいました。
結局何が言いたかったの? 全然意味がわかんなかった
退場では観客が口々に言いながら劇場をあとにしていましたが、それを考えるのが演劇を観ることだと思うので、プレビュー初日は作品を楽しめていない方が少なくなかったようですね。楽しい気分の正反対でしたが、その意味では作品を楽しめたと思ってます。

うめたい〜ダメ、時々アイシテル 2013ver.〜
はぶ談戯
劇場MOMO(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
私も歌いたい~♪
面白かった!
3回観たけど(笑)全く飽きさせない!
役者さんたちも個性豊かで魅力的でそれぞれが役にはまっていて良かった!
あれだけヘビーな内容を面白おかしく、そして女性の心理をああもえぐってみせられる、作演出の穂科さんはスゴい!!!

片鱗
イキウメ
青山円形劇場(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
「いい仕事してますねぇ」
・・とは、劇場を出る人波の中でおばさんが関係者らしい男性に嘆息まじりにかけていた言葉。この声に私もつい共振してしまった。
円形劇場は3度目。本谷有紀子、鹿殺し、で今作。一番良かった!(さんぶんのいちかよっ) ・・の意味は円形劇場の空間処理がうまい。
ほぼ腰の高さの四畳半大、リノを敷いたような台(下は空いている)が四つ並び、その間は十字の通路となり、台は登場人物(世帯)の家となり、シーン転換ごとに所有者が変わるのもめまぐるしい。代替可能性は、ああ多分この話が「誰にでも起こり得る事」の暗喩となってた、と思う。この装置のシンメトリー、あるいは点対称が「円形」にマッチしてるし、通路は各出口へと繋がっていて、怪しげな「侵入者」がいつ現れてもおかしくない「不安定」を醸してる。後付かもしれないが、案出した方の直感の源を手繰れば、あながちはずれでないようにも。。

息をひそめて―シリア革命の真実―
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/11/11 (月) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
紛争映像より突き刺さった「声なき声」の声
私たちは世界の出来事を知った際、パソコン•スマホの液晶画面、テレビの液晶画面、新聞紙面、または雑誌を前にしていることが 多い。2011年「アラブの春」に端を発したシリア内戦も、以上の〈面〉が中心だったことだろう。
ワンツーワークスは日本唯一の「ドキュメンタリーシアター」を紡ぐ劇団であり、不妊治療者や医療関係者を取材した『産まれた理由』(2012年11月)は 私が「ドキュメンタリーシアター」に出逢った最初の公演でもある。前回公演のケースだと、声なき声を紡ぐ対象は「日本人」だから、音声等も参考に「コピー」すればよかった話かもしれない。(もちろん、そんな単純ではない)
しかし、今回は2年前、アサド政権危うしという情勢下の、ホテルチェーン経営者や自由シリア軍兵士などの声なき声である。宗派•階層•地域等のバックボーンが 異なる国民一人ひとりを、外国劇風ではなく、「個人」として映す。これは、言語の違いすら越えた、(初演は英語)「ドキュメンタリーシアター」の未来を占う重要な機会である。
本年8月に化学兵器使用問題が浮上し、米国主導の軍事介入さえ語られ、シリア情勢は列島各地の〈面〉を占拠する。ところが、公演時期の2ヶ月前に その可能性も弱まったためか、〈面〉を発信するマスメディアが取材に来なかったらしい。ワンツーワークス主宰の古城十忍氏が嘆いておられる。
「(中略)〜いろんなマスコミにご案内を出したのですが、食いついてくれたのは、「JapanTimes」と「NHK」のみ。しかもNHKも地上波ではなく、BSの国際ニュース番組」(ワンツーメルマガ 臨時増刊号 11月12日)
シリア情勢が落ち着いた結果なら構わないが、シリア難民は現在約200万人、子ども難民も100万人を突破している。とても無関心でいられる状況ではない。
『2013年9月30日、アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は、内戦による
莫大な数のシリア難民がシリア周辺国の社会・経済の脅威になっており、
周辺国の負担を共有するため、国際社会が対策を取るよう要請しました。
「レバノン、ヨルダン、トルコ、イラクは、絶え間なく避難してくる
シリア難民を受け入れ、命を救い、保護してきました。
彼らは、隣国の人々を寛大に受け入れてきましたが、
いずれの国も限界に達しようとしています』(国連UNHCR協会 10月23日)
マスメディアは〈面〉を媒体にし、世界中で起こった出来事を伝える役割を担う。一方、〈面〉には、人の顔だとか、その表情を指す意味もある。だとすれば、私たちが日常操る〈面〉は、果たして人間の肌の滑らかさ、温もり、小さな産毛を感じ取ることができるだろうか。むしろ〈能面〉だ。裏を返せば、つまり この〈人間の顔〉こそが「ドキュメンタリーシアター」の強みなのである。

あの町から遠く離れて
A級MissingLink
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
5月本公演が楽しみ。
5月に行う 本公演の試演目的だが、これは、完成されたお芝居です。 5月に行う 本公演は、また違った形になるでしょう このお芝居 一箇所変えると、全て組み立て直しになると思う、楽しみです。
A級MissingLinkは、役者が出てきて 一言の台詞で世界を作ります。 すごいです。

サンゴクシ
ショーGEKI
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
ド派手さと迫力の裏にある。。
迫力のアクションと70人超の迫力ある歌声。
ダンスや歌で魅せる派手なエンターテイメントだが、
その底に流れる人の業やのしかかる胸の痛み。
生の舞台ならではで感じる「生きる」ということ。
また、日々進化していくこの舞台を観届けたい。
衣装やキャラが立っていて、72人の見所も満載!

サンゴクシ
ショーGEKI
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
うーん
途中休憩あり、3時間越え。
歌ありダンスあり、とにかく大人数。
華やかでした…が、私には合いませんでした。
みなさんの感想が聴きたいです。

ギンノキヲク3
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了
満足度★★★★
いいリアル感
いやー人数多(笑)
ただ、あの人数の多さが物語にいいリアル感を出しており、その人数をつかってのラストのとあるシーンは凄く感動的で、ちょっとホロッときた。
前半(中盤までか)少しシーンの切り替えが細かいかなと感じる部分があったり、一部のキャラを除き人物描写がもう少しあってもと感じる部分はあったが、重くなりそうな題材をわりとキッチリ描いた本はなかなかよく、物語自体は面白かった。

押忍! 龍馬【池袋演劇祭CM大会優秀賞受賞!】
劇団バッコスの祭
萬劇場(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/10/02 (水)公演終了
満足度★★★
中盤まで平坦に感じる
史実をもとにし龍馬や乙女達の活躍をフィクションに描いた作品。オリジナルな展開を感じるが、そこまで大きくは外れてないとも。大きれ外れてないと感じるのが要因なのか、中盤まで物語が平坦に感じる。中盤以降はその感じは薄れたが。全体的には面白かった。

僕の偉大なるアイザック・ニュートン
feblaboプロデュース
駅前劇場(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
もう少し突き抜けたものを
せっかくの駅前劇場ですもの、暴れてもいいのではと思いました。初見の佐々木瞳さんの脚本は、語弊を恐れずに言えば厨二とラノベの狭間を彷徨っているように感じ、この持ち味を活かして行くなら、瞳さん以外が持ち得ない魅力を持たないと観客の既視感に負けてしまうのではないかなと思いました。そして池田さんは相変わらず良い男優さんを起用することに長けていて、人柄の良さが伺えるもののそこが今一つ突き抜けたものを感じられない理由なのかなとも思います。後藤さんありそさんを始め男優さんは実力派揃い。そんな中で光っていた白井愛弓さんがなんだかとてつもなく化けそうでこれからが楽しみ。そして、笹木皓太くんを会話劇で初めて観ましたが、相手役の役者さんと心が繋がって相乗効果で芝居が高まるような、そんな力を会話劇で育んでいけたら今よりもっともっと良い役者さんになるだろうなと思いました。

テロリストは山手線に乗る
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

さめザわ
張ち切れパンダ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了
満足度★★★
前半の???が少しずつ
明かされていくストーリーでした。笑いも多かったけど時間の経過がちょっとわかりにくかったのが残念です。でも終わり方は好きでした。

さめザわ
張ち切れパンダ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了
満足度★★★
喜劇の果てのブラックは好き
職場で名前すら覚えてもらえない存在感の薄い男「鮫沢」の特技は「死んだふり」。
生きている時には誰にも気づいてもらえない男が
死んだ途端に注目を浴び、周囲を大混乱に陥れる。
そのギャップが面白くて止められなくなった男のうすら悲しい人生模様が面白い。
いまひとつ“オチ切れなかった感”が残るラストがちょっと消化不良かな。

司令室
3.14ch
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

シット☆コム
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2013/11/14 (木) ~ 2013/11/18 (月)公演終了
満足度★★★★
だんだんと加速してゆく話が楽しめた
前半のとっつきはイマイチでしたが、
後半のハラハラどきどき感は十分に楽しめました(^^)
(100分基本です)

French Toast的、失踪
劇団appleApple
調布市せんがわ劇場(東京都)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
満腹。
リアルとバーチャル、過去と現在、理想と現実、女と女、女と男、様々な軸が交錯する非常にスリリングな舞台。
登場人物ひとりひとりに、自分が大人になるにつれて忘れていった苦味や、忘れられずに抱えている歪みが含まれているようで、観劇中はずっとその甘美な(小っ恥ずかしい)痛みに酔いしれておりました。
自分の黒歴史と青さに向き合わされる100分(笑)
これでまた数年は恋愛小説も映画も漫画もドラマも観なくて済みそうなほどお腹いっぱいです。静岡から行った甲斐がありました。