最新の観てきた!クチコミ一覧

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レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/11/04 (月) ~ 2013/11/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

感動をありがとう!
私にとっての千穐楽となりました。今回は、平野綾(楽日)、杉山有大、原田優一目当てで観劇。平野エポは進化してました。発声方法変わっていて余計な力みが取れてきていました。恵みの雨の演技とても良し。歌は良くなってきていますが、もう一頑張り必要。東宝も期待大レディ・べスのファーストに抜擢。
杉山アンジョはもう堂に入ったもんで声も良く伸びてて心地よい皆が認める立派なアンジョルラスです。原田マリウスのカフェソングは、いつ聞いても切なく心情良く伝わります。私は彼のマリウスが好みです。それからガヴの松井君小学4年と思えない上手すぎる。表情、仕草、声、歌恐れ入りました。
ということで今年のレ・ミゼラブル締めくくりました。
ひとつだけ、心残りは綿引さんのエポが観られなかったことで、次回は2,3年後かな、必ず観ますので、エポでオーデション受けて下さい!
皆さんに一言!東宝でのランク付けに惑わされないよう好みのキャストで観て下さい。

サンゴクシ

サンゴクシ

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度

流行の厨二病
別に三国志を題材にする必要は無かった。完全にオリジナルの世界観。
その世界観が何と言うか、受け入れ難いというかリアリティがないというか底が浅いというか。

とにかく好き勝手に設定を述べていって風呂敷を広げていくのだが、何一つ畳まれずに終わるという。
これが噂の厨二病って奴なのかと思った。

ちょっとストーリーは同人誌みたいだし、役者は何言ってるか分からない場面が多いし、稚拙な部分が目立つ。この舞台が4500~6000円は率直に言って高い。
制作サイドはサクラで星5とか付けてないで、適正な値段つけるべき。

SOU - 双・相・想 -

SOU - 双・相・想 -

演劇ユニット ランニング

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

再演!
2010年7月に上演された「終末の天気。」、ルデコよりも今回のザムザ阿佐ヶ谷での方がきっと物語の世界観に合うだろうなと思いましたが、その予感は見事に当たりました。天井の高い劇場で、シンプルながらも美しい演出で会話劇にファンタジー色が程よく上乗せされて。明日世界が終わるという事態の中、「日常」の続きを生きる登場人物たちの繊細な思いがごくごく自然に引き出されて実に素晴らしい再演となりました。3年前は今一つ引っ掛かるものがありましたが、今回は心臓の高まりに自然に胸を締め付けられ、最後の主人公の慟哭とともに涙が流れてしまいました。音楽もその使い方も物語に合っていて良かったですし、客席も笑いと涙に包まれていて心温まる時間を過ごせました、感謝。

ネタバレBOX

演出の元吉庸泰さん、役を生徒からOBにシフトしての出演の若宮亮くん。私にとって思い入れの深いお二人の芝居の再演を観て、お二人にも私にも確かに3年半という月日が流れたんだな、なんてしみじみ思いました。「続けるのにも諦めるのにも才能が必要」。痛みの走るセリフ。
飛龍伝は、初演では黒木メイサでしたが、今は中屋敷さんがネタにされてしまうのですね(苦笑)

「パンジーの乙女達」の方は、面白く拝見させていただいたものの、今一つ死んだ作家の人間性が浮かび上がってこず、妻の思いつめた心情に今一つ共感が出来なかったかな・・・というのも、実は去年同じように死んだ作家を取り巻く女達の物語の舞台を観てまして、脚本に既視感を覚えたせいでそれと比べてしまいまして、、すみません、、
うしのしらせ

うしのしらせ

劇団五〇鬼

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

重厚!濃厚!そして最高!!
演劇の楽しさ素晴らしさをすべてパッケージに詰め込んだすこぶる付きの逸品!出会えた幸運に感謝します。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

最終日観劇
気になっている役者さんに見つめられたら、恋に落ちそうなもんだが、ここに出てくる人達と視線を合わせたら、第六感と薄気味悪さが研ぎ澄まされそうな感覚に陥りそうだ。
人間関係や日常の因習が構築して破壊して、生み出し増幅し、成長し続けたような展開というか。
劇場内の空調やスタッフの動きを見ても何かあるのでは、と訝しさが包みこんでそれすらも興味深く、ホラーで不条理世界な舞台だった。
90年代末期〜00年代隆盛だったJホラー映画を思い出した。
縦横無尽に這いずり動きまくりながらも存在を消した手塚とおるさんが見事。
円形であの動きなら他の劇場ではどんな演出になるんだろう。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

お隣さん
隣は何をする人ぞ。そうではなく、日常にあるひとつの風景の中にお隣さんとして生活していた気がしました。あのひとことがいろいろな意味を持ち、いろいろに受け取れる。面白い。

アンダー・ザマク

アンダー・ザマク

劇団 贅沢貧乏

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
序盤の天真爛漫風な3人娘が可愛くてよかった。

遥かエリチェ

遥かエリチェ

小暮香帆

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/11/24 (日) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

初単独
上演時間60分。葉書がチケット。陽の中に陰が同居するこの人独特の雰囲気。初の単独公演にしては、かなり成熟した作風だった。

ティラノ

ティラノ

株式会社 芸映

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
ラス前の説得のシーンが切ない。

ネタバレBOX

ラストは衝撃的。
“ジママなブルー”其の一

“ジママなブルー”其の一

戸川悠野ソロダンス

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

一歩一歩
上演時間70分。流木や木材が床に散在していて、その間を一歩一歩静かに踊る。後半は木を一掃し、吹っ切れた感じ。静かな陽性が心地よいダンスだった。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホラー作品だとは思わない
久しぶりに、イキウメの本領発揮の舞台だと感じました。

思索的、哲学的にして、やや怪奇的味わいが絶妙!

小泉八雲の怪奇小説を思い出したりもしました。

現代の怪談的な作りながら、どこか究極の人間賛歌風な後味が素晴らしかった!

今回、一番驚いたのは、大窪さんの演者としての並々ならぬ躍進ぶりでした。

かなり、円形劇場の芝居は観ている方だと思いますが、この劇場の使い方も、私のベスト1という衝撃的なセッティングでした。

それにしても、手塚さん、存在そのものが不気味で、改めて凄い役者さんだなあと感嘆!森下さんも、私が観たこれまでの芝居の中で、一番存在感ある役柄でした。

今後のイキウメが益々楽しみ。そして、前川作品の演出は、やはり前川さんご自身じゃないとと、改めて痛感しました。

ネタバレBOX

等間隔に設置された、4つの黒い箱状の舞台。その間は、十字路を表していたのですね。この十字路に、得体の知れない幽霊のような男が徘徊し、会場をそれとなく怖がらせた後、舞台は一転、陽気な雰囲気で、
大河原家の3人家族、土地持ちの独身男性佐久間家の一人住まい、若い独身ガーデンデザイナーと半同棲の男性が時折出没する堀田家。この3つの家庭に、安斎父娘が引越しの引き出物を持って挨拶に訪れる場面から、物語が始まります。

それほどの台詞が交わされるわけでもないのに、このファーストシーンから、登場人物それぞれの性格や関係性が、瞬時に客席に伝わる、前川脚本の巧みさに感嘆します。

4つの家を表す舞台は、各場面ごとに、住人が入れ替わる仕組も、とても斬新。

手塚さん演じる得体の知れない男が、撒く水が、何よりも、恐怖心を誘発します。この水は、結局、羊水なのかな?だとしたら、手塚さんの役は、生まれ得なかった胎児なのか?

高3の和夫は父になる道を選び、これから、安斎父娘と同じ人生を送るのでしょう!

ホラーと言うより、私は「そして父になる」に共通する、作者の思いを勝手に感じ取ってしまったのですが、解釈間違ってるかな?

しかし、この作品で一番怖かったのは、親しかった隣人が発する「許さないからな!」の言葉かも。自分の心の中を前川さんに見透かされた気がしました。
ファニー・ガール

ファニー・ガール

シンクロ少女

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★

はじめて
観劇しました。
前半(しいちゃんの子供時代)とても良かった。力のある俳優陣だなと思った。
後半は長く感じたが、ほろ苦さのある作品に仕上がったと思う。
ミュージカル風のところはずっと頭に「?」が浮かんでいたが、面白かった。

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)

無頼組合

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

退屈はしない。でも興奮もしない。
シリーズものの五作目らしい。
五作も続く人気作品ということと、初めての人でも楽しめるという謳い文句(?)だったので観劇。
確かに、人物関係図が分からない、ということはない。
だが、仲間内の絆のような物を知らないので、そういうものが関係するシーンは入り込めない。
ラストシーンに泣けなかったのは、入り込めないまま終わってしまったからだと思う。

立ち回りや銃撃戦は、小劇場ではあまり見ない激しさと頻度。
終盤の銃撃戦は登場人物が「誰を相手にしてるか分からないよ!」と言ってしまうような混乱状態だが、客側には分かるような話の運びだった。

暗転中の動き(車に乗ってるシーン)は面白い。
敢えて客に見せて、そして揃える。直角に動く。

歌とかダンスとか、いらない。
アンケートで書かれてるなら改善したら良いのに。
それをバラしてでもやる必要はあるのか。
バラされたことで、終演後に「アンケートお願いします、私達アンケート大好きです」と言われても「書いても意味ないんじゃ?」と思う。

助手さん…発声何とかしてください。一人すごい浮いてる。

紅い爪

紅い爪

劇団虚幻癖

Livetheater間~まほろ~(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

落とし穴は案外、近くにあり?


猟奇的会話劇が見事。それを封じ込めるためにコメディを挿入するやり方も勇ましい。

ヨーロッパの とある郊外(私は北米の田舎町を感じた)に住む一家…。その幸せな家庭生活が崩壊していく猟奇だ。姉○と弟○の関係性がコインの表裏のように両極端。口調等は外国劇をモチーフとするが、セットや しぐさはともかく、その金髪カツラ(あるいはブレンド)はハイレベルだった。父親○のブレンドヘアーからピンセットが覗かせていた点以外は申し分ない。

もし、勇ましいコメディが なかったとすれば、どのような舞台だったか。叙情性や、セット、しぐさ を注意深く観察されたはずである。しかし、コメディの要素を 挿入した結果、私たちは全体の評価をしなければならなくなった。すなわち、「猟奇の表」と「コメディの裏」に錆が付着しても、いずれかの面だけではなく、一枚のコインで『紅い爪』を考える必要が出てくる。こうなれば、総体として整った舞台に思えてくるから不思議だ。

詩的であり、エロシチズムであり、虚無的である。その内実性を劇場というタンクに充満させた後、ラストのラストで ずどーん と爆発させる。もちろん充満する過程は不安だ。コメディなる「裏側」こそが それを払拭しガス抜きを図った可能性もある。

この劇団は発展途上国か。それとも先進国か、未開発地帯か。私は、マレーシアの離島だと言いたい。





僕の偉大なるアイザック・ニュートン

僕の偉大なるアイザック・ニュートン

feblaboプロデュース

駅前劇場(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

距離
それぞれ違ったシーンの人々が、話がすすむにつれて絡んでくる展開は芝居ならではでしたが、物理的な距離というよりは、心の距離、人との距離感を感じた作品でした!?

Parallel /パラレル

Parallel /パラレル

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2013/11/07 (木) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★

構成力が高い
構成力が高く観ていて感心してしまった。パラレルワールド同時進行と片方を止めての別進行のバランスがよく相互に補完して説明や展開が進むのが良かった。同時進行の声がシンクロする演出も。演者はさぞかし大変だったことだろう。

ネタバレBOX

全体的に青側に方のシナリオがストレートでクリアな分好みの展開だった。赤側はあえて濁りを持たせることで対比されているような印象。で、終盤一気に山田伊久磨が醸し出す雰囲気で掻き回す感じ。あの雰囲気が独特でヤバかった。怪演。

惜しいというか、ああするしかないのかというのが最後の展開。混ぜ合わさずに進めるとしたら、どんなオチになったかというのは興味深い。選択の違いが生み出す変化が大きくないとは語れないが故の退避かな。最後の独白に頼る演出は一寸残念。
その日/比類なき明日の君へ

その日/比類なき明日の君へ

GULLCOMPANY

王子MON★STAR(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/23 (土)公演終了

満足度★★★★

無題912(13-341)
15:00の回(晴)、地下への階段手前で待ち、14:31受付、開場。ここは初めて(王子小劇場の「裏」あたり)、四角い舞台を半円形の客席(パイプ椅子、3列)が囲み、壁際にはソファ席。天井はドーム型で、大きなミラーボール。15:06開演~16:54終演。16:55~17:14アフタートーク。亜矢乃さんのお名前があったのでみに来ました。こちらは初めてでしたが、かなりよかったです。アフタトークでネタばれ、解説を聞いて、あぁそうだったのかと何となく気がついていた(素足)ところや、全く気がつかなかったところなど…「その日」。「比類なき〜」のほうは「SF」、この集団の目的、それを取り巻く社会状況、待っているのは「光る眼」「幼年期の終り」のように異質な世界なのでしょうか。

地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-

地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-

てがみ座

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題911(13-340)-2回目
14:00の回(晴)。初日に続いて2回目です。単なる印象ですが、それぞれの役が持つ宿命、志の部分がより深くでていたのではないかと思います。開演までの「雑踏の音」、話し声、バイク、池袋のホーム...。13:55前説(アナウンス)、
14:04開演~16:39終演。
「春のおたよりに始まった今年の「てがみ座」公演、本日で終了、来年の公演を待ちましょう。
茜色に染まった昭和初期の風景、土と共にあった生活、版図への野望、夜空に流れる焼夷弾、揺れる大地、一切を焼き尽くされてもなお再生する生命力、流れる文字はかな文字から現代語へ、行き交う人もいつしか携帯電話に。一時も止まることのない「時代」を感じるのでした。

東海道四谷怪談―通し上演―

東海道四谷怪談―通し上演―

木ノ下歌舞伎

あうるすぽっと(東京都)

2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

ソウキセイ
一、二幕観劇。

ネタバレBOX

一幕目がちょっと退屈に感じた。二幕目のほうのお岩(黒岩三佳)と伊右衛門(亀島一徳)が動き出してからが面白い。

あんまり話知らずに見たけど、怨念めいた空気はそこまで感じなかった。
魔女たちのエチュード

魔女たちのエチュード

ライト・トラップ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

見応えありましたが・・・
言葉を中心に、沸沸とした活きる力を感じました。ただ、自分の考える魔物っぽい「魔女」という感じではないように思えました。

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