退屈はしない。でも興奮もしない。
シリーズものの五作目らしい。
五作も続く人気作品ということと、初めての人でも楽しめるという謳い文句(?)だったので観劇。
確かに、人物関係図が分からない、ということはない。
だが、仲間内の絆のような物を知らないので、そういうものが関係するシーンは入り込めない。
ラストシーンに泣けなかったのは、入り込めないまま終わってしまったからだと思う。
立ち回りや銃撃戦は、小劇場ではあまり見ない激しさと頻度。
終盤の銃撃戦は登場人物が「誰を相手にしてるか分からないよ!」と言ってしまうような混乱状態だが、客側には分かるような話の運びだった。
暗転中の動き(車に乗ってるシーン)は面白い。
敢えて客に見せて、そして揃える。直角に動く。
歌とかダンスとか、いらない。
アンケートで書かれてるなら改善したら良いのに。
それをバラしてでもやる必要はあるのか。
バラされたことで、終演後に「アンケートお願いします、私達アンケート大好きです」と言われても「書いても意味ないんじゃ?」と思う。
助手さん…発声何とかしてください。一人すごい浮いてる。