最新の観てきた!クチコミ一覧

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水と油でバシャバシャ!

水と油でバシャバシャ!

〒機巧ぽすと〒 (からくりぽすと)

ART THEATER かもめ座(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

議論すべし
水チームを拝見。
 テーマが面白い。対立する意見を出し合い、アウフヘーベンするか納得づくで妥協するか? というのは、普段日本人が余りやりたがらないことである。それを演劇の特徴である対話方式に則って作品化しているからである。

ネタバレBOX

 商社の新入社員研修の最終関門で4人の有望新人が選ばれた。男2人、女2人である。この4人で対立する意見を出し合い、問題をアウフヘーベンして解決するか、其々が納得づくで妥協するかで終了する。終了して良いか否かの判断は、探偵のホームズ氏が判断する。各々、席について議論を開始するが、最初に選ばれた問題は、新入社員同士の人間関係で、ここには居ない或る新入社員を批判した油原に対して、言葉の用い方が、他人を傷つけるということについてで、如何にも現在の日本的である。物事の本質より、関係が円滑であることを望む。
 大手マスコミが扇動して来たことだが、例えば、問題を起こした責任者をキチンと批判しない。検察が追求しないことも、最高裁が判断しないことも、また、銀行、官僚、企業、政治屋、右翼政商、ヤクザなどがつるんで、悪事を働いていることも、曖昧化し、以て我らの収めた税を無駄に用い、私物化し、あまつさえ国際金融マフィアに持って行かれる。前にも書いたことであるが、原発を止めないのは、経済合理性でもなければ、エネルギー危機でもない。単にプルトニウム型原爆を潜在保有しておく為である。関わっている企業群と動燃・原燃との関係を見てみるがいい。また、経済的には、完全に破綻していることが、火を見るより明らかなことは、国民の誰もが気づいている。エネルギー危機についても、充分に足りていることは、全原発が止まってもエネルギーは供給されたことをみれば明らかである。混乱を招いたのは、寧ろ、計画停電の際、キチンとした情報を、利用者の誰にもわかるように、出さなかった東電にこそ、最も大きな責任があった、と言うべきである。
 NHK会長に近頃就任した籾井が問題発言を繰り返していること・政治的意見を出演者に対して強制すること等々に対し、自民党の責任ある立場の政治屋が、臆面も無く庇いだてすること、これらを問題化して即刻辞職させるべきなのは、マスメディアの良識として当然のことなのだが、そんなことも分からないらしい。
 いつもの如く、話が逸れたが、初手で、KY関係の議論をし、それから、性と倫理の問題など社会的な問題に入って行く所も良い。また、現実に自殺者の多いことの背景にある問題を浮かび上がらせて、観客に考えさせる趣向も気に入った。
 更に、新入社員のみならず、途中参加してくる中年の宇野が加わることによる4人への影響、影響を受けた4人から宇野が受ける反作用もとても良く描けていて楽しめた。
新宿コントレックスVol.11

新宿コントレックスVol.11

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/01/28 (火) ~ 2014/02/07 (金)公演終了

満足度★★

コントで何をしたい?
「笑い」を感覚的なもの、アドリブ的なものだと誤解している若い人が多い。特に演劇人が、宴会芸のノリでコントに手を出すと痛い目を見る。それを実感したステージだった。

コントは面白いシーンを入れた短い芝居じゃないのだ。

ネタバレBOX

小野寺ずるさんは凄いけど笑えない。なぐりーずは、何なんだ。一緒に出ている津和野氏は、センスはあるのかもしれないが、構造的に笑いを意識していない。そういう意味では、アガリスクが一番良かった。でも、笑いに特化して面白いところはもっとたくさんある。吉本のライブにいけば、同じ価格帯でレベルがもっと高いものを沢山見られる。人力社などの新人ライブもそうだ。
無責任ランナー

無責任ランナー

短冊ストライプ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/08 (土)公演終了

満足度★★★★

観ましたよ
娘…次女と二人で観てきました♪
チケットプレゼントありがとうございました。
もっと体育会系の舞台かと思っていましたが…あまり走ったりの場面が少なく…ちょっと期待はずれ!?と言いますか…普通の舞台でした\(^o^)/
運動音痴の私も楽しめました(^_^)v

紙片の王国

紙片の王国

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

お誘いを頂いて
観に行きました。キャストが多いわりにはそれぞれがきちんと関連し、且つ、例えば小説の人物<作家<編集者などといった力関係の構図がわかりやすく成り立っていたと思います。単調に進むと思いきや観客の予想を裏切る展開やテーマ性も面白かったです。

東京ドーピング2020

東京ドーピング2020

<火遊び>

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

破滅の快楽
 悪のヒリヒリするような痛みを伴った快感を愉しむ導師とトップ+世間に対してブータレ気味の営業対、ドーピング疑惑をネタに脅されて売人をやらされている、元ゴールドメダリスト。
対するは蜘蛛の糸に喜んで絡まれる、矢張りトップを目指すしかないという強迫観念にヒリヒリし、キリキリ締めあげられ続けている姿を嘲笑うかのような“ヤク”という名の悪を、目的とも手段ともして、破滅して行くアスリートの快楽の果て、時には死。その後の寂滅。

ザ・シガールーム

ザ・シガールーム

THE ROB CARLTON

元・立誠小学校(京都府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

●●入りチケット!!
紙を丸めて葉巻型にナッタチケットでした。お芝居の内容にふさわしい工夫をこらされていて素敵です。こんなチケットはそうそうすてられませんよね~。満員でないのが不思議な楽しませてくれる劇団さん。※実際の煙草は使われませんから妊婦さんや嫌煙家の方も大丈夫ですよ。

ネタバレBOX

名前入りチケット大事にします。予約でよかった~♪
東京パフォーマンスドール PLAY × LIVE 『1 × 0』(ワンバイゼロ)アンコール公演エピソード1&2

東京パフォーマンスドール PLAY × LIVE 『1 × 0』(ワンバイゼロ)アンコール公演エピソード1&2

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/01/31 (金) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

【エピソード1】鑑賞
皆さんの笑顔が素敵でした。

ネタバレBOX

エピソード1の演劇部分は高嶋菜七さんと小林晏夕さんがメインでした。リーダーに指名されて悩む菜七さんとリーダーになりたかった晏夕さんが和解して、今は5組に分かれて探索しているのですが、もう一度みんなで集まって知恵を出し合おうと菜七さんにリーダーの自覚が芽生え始めたというようなストーリー。

飯田桜子さんは、顔の半分くらいの口を全開しての笑顔でした。ふー、これで大分覚えました。
荒野の家

荒野の家

水素74%

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

水素74%の【荒野の家】を観劇。

今時では珍しい不条理演劇を行っている劇団だ。

20年間引きこもっている息子と出戻りの娘に困っている夫婦の話し。
これから息子をどうするべきか?と夫婦で考えているのだが、父としては戸塚ヨットスクールに預けてみようかと提案するが、息子を溺愛しているが為に反対する母、そして兄ばかりで自分を構ってくれないと叫ぶ娘と家族がバラバラの状態。
そして戸塚ヨットスクールが息子を引き取りに来た日に、それぞれの思いが爆発してしまい、家族が崩壊していってしまう。

今作では、理想の家族像とは?を描いているように錯覚しがちだが、息子が引きこもってしまった時、娘が出戻った時、息子を他人に預けてしまう時と、何かを決断しなければならない瞬間に、家族はどのような選択に迫られるのか?について述べている芝居である。
正しい、間違いは別にして、今作の登場人物の選択は、家族の為に正しい事をしたと思い込んでいるだけで、実の処、家族よりもまず自分にとって都合の悪い者は、血縁ですら排除してしまうという人間の闇の部分を焦点に絞っているようだ。
所謂、これこそが不条理ではなく、人間の正しい条理だ!というのが今作の狙いのようだ。

毎作ごとに感じるのだが、永井秀樹の芝居のキャラクター作りは抜群だ。

月雪の娘

月雪の娘

ムーンビームマシン

ABCホール (大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

スタイルを崩さずに、和。
開演前から会場に和な感じの音楽が流れ、舞台美術も竹を模したものに障子、と雰囲気が素晴らしい。

ムーンビームマシンさんのスタイルは変えず、せつない恋愛の様相を交えながら、まるでずっと和モノをやってきたかのように素晴らしい世界観を展開。
Sarahさんは言わずもがな、主演にあたる河口仁さんと、浜口望海さんが大変素晴らしかった。特に浜口望海さんは所作が美しく見応えあり。

2ステージしか見られない自分が何を言ってもどうしようもないのだが、全4ステージは少々寂しい。もっと見たい公演。

ネタバレBOX

Sarahさんの才能はいったいどれほどなのか。
これだけの世界観を構築し、演技、歌、殺陣までこなす。魅力的なキャストを配してなお、Sarahさんの魅力がひきたつ公演であった。

ダンス、歌、ショー。ファンタジー、恋愛、復讐。常連のダンサーさん、役者さん。いつものムーンビームマシンさんなのに、和。不思議な感覚になりつつ楽しませていただいた。

千雪だけが伝統的な着物を纏い舞台にあることで、その心根までもを表現する。
ラストシーンでは着物をかえて登場。着替えおつかれさまです。。

悲恋で終わるのかと思いきやのハッピーエンド(たぶん)、とてもほっこりしました。

劇中やや、若いキャストさんの緊張が見て取れる初日でしたが、
今日からはきっと大丈夫でしょう。がんばってください!
銀河鉄道に乗ったサギ(★満席となりましたので受付を終了致します。有難うございました。)

銀河鉄道に乗ったサギ(★満席となりましたので受付を終了致します。有難うございました。)

劇団真怪魚

調布市立つつじヶ丘児童館ホール(東京都)

2014/01/26 (日) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

銀河鉄道に乗ったサギ
1月26日日曜日に開催された、劇団真怪魚の公演を観て来ました。

宮沢賢治の解釈をベースにした劇としては秀作だと思います。

『よだかの星』のよだかを通して、人の為に生きたいと切望しながら叶わない切なさは賢治そのものだったのではと想わされました。

東京ドーピング2020

東京ドーピング2020

<火遊び>

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

化粧ドーピング
みたいなことを思ってしまいました。

ネタバレBOX

理想の肉体になりたい願望、それがスポーツ選手であれば筋肉がほしいということになり、例え短命で終わっても金メダルが取れるのであればとドーピングに走る人がいるのが現実なのでしょう。身体に副作用をもたらす薬物を使うのがドーピング、ドーピングを認めると、そこがスポーツ選手のスタートラインになってしまい、全員が副作用に苦しめられる恐れがあることから禁止されています。

後付と言われれば仕方ありませんし、明確な根拠がなければジャーナリストとしては指摘できないのかもしれませんが、ジョイナーなんて誰が見てもドーピングやってるって感じでした。そして、若死にしました。

今回の佐村河内守氏の偽作曲家事件にしても、あの風貌は麻原そっくり、壁に頭をぶつけて悩みながら思考している風を装っているのも如何にも人物像を作り上げているという感じでした。それでも誰も見抜けず、ドーピング検査を素通りしたのと同じです。

そのように考えると、化粧は身体に害を及ぼさないと一応思われるのでドーピングではないのですが、主役の黒沢佳奈さんの目元や頬の辺りが北川景子さんに似ていたので、お芝居の内容が内容だけに化粧ドーピングのようなことを考えながらずっと見とれていました。

ドーピングも遺伝子操作にまで及ぶ薬物が出現し、人間の大きさを規定している部分に立ち入り、いくらでも大きくなったり、いくらでも筋肉が付いたりできるようになって、もはや人間ではなくなり、異形という怪物になって選手村で殺人が多発し、東京オリンピックの開会式は延期されました。面白い顛末でした。
Girls, be a mother【アンケート即日公開】

Girls, be a mother【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

一番好きかも
これまでバッコスの芝居は5作品観た。その中で一番好きな作品かもしんない。ストーリー,芝居のテンポ,演技,申し分ない。社会派的テーマで,各人の主張はもっともなもの,その中で生き方を模索する,重くなりそうな話を与謝野晶子が緩衝材となり,バランスを取っている。最後まで緊張感を持って楽しく観劇できました。ついつい,観劇後,興奮冷めやらず,過去公演のDVDを買ってしまったほど。バッコスの祭,ますます好きになってしまいました。

できることなら低空飛行

できることなら低空飛行

ビルヂング

ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)

2014/02/01 (土) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ビルヂング「できることなら低空飛行」観ました
 名古屋出身・加藤紗希さんの凱旋公演。
 紗希さんは、柿喰う客「失禁リア王」で観た凛とした立ち姿が印象的。(七味さんの演技と対称的w)
 あの時は、名古屋出身、しかも知り合い・菅井さんの盟友だとは…人の縁の不思議さ。



 紗希さんはじめ、4人のダンサーの立ち姿が全員いい。
 白黒の上下(ニッカポッカ)が、抽象化した民族衣装のよう。
 体型の違いも衣装の内。


 歌あり声ありコントあり、舞台からもじゃんじゃん出入りするし観客にも話しかける、バラエティあふれるショータイム。
 あまりの自由さに、「これはダンスなのか?}と戸惑う人もいたのでは?

 一方で、ときおり折り込まれる精緻で独特なダンスシーンは、まさに個性的な構造物(ヂw)
 信頼関係が見える鋭い動きの連動。
 滞空時間が微妙に長く感じるポージング。
 地に足の着いた低空飛行。


 最低限の美術が、ブラックボックスの空間を美しく仕切る。
(しかも安全第一。現場感覚)。



 ダンスの固定概念から外れた自由さとサービス精神に、2年ほど前に名古屋・芸文小で観たafterimage「鮨」を思い出しました。
(制作・菅井さんが、ダンサーとして最後の出演)



 ただいま横浜で公演中。
 おもしろくて美しいものを観たい方はぜひ!

テアトロマジコ版☆アラビアンナイト 「千夜一夜物語」

テアトロマジコ版☆アラビアンナイト 「千夜一夜物語」

劇団テアトロ☆マジコ

千種文化小劇場(愛知県)

2014/01/30 (木) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★

テアトロ・マジコ「千夜一夜物語」観ました
 少々厳しい事を書きます。(仲のいい知り合いが出てるけど 汗)


 原点・千夜一夜物語をアレンジ。
 現代の孤独な少年と古代の傲慢な精霊の、物語世界を舞台にした心の交流を、大勢の登場人物のエピソードと共に編み上げた物語。

 細部のエピソードのアレンジには秀悦なものもあるけれど、沢山ある話の位相に違いが見えず。
 アラビアンナイトならではの売りである、複数のエピソードの並立(入れ子、並列構造)でなく、無理に直線状に乗せているようで、各エピソードの繋がりが感覚的に分からない。

 物語として主軸となるはずの主人公のエピソードが出てくるのが遅く、編成的に他のエピソードに埋もれ目立たず。
 主人公の存在自体にもうまく焦点が合わず、存在感が薄い。
 誰の物語か、最後の方まで観ないと分かりにくい。

 たぶんジュブナイル的な物語を見せたかったと思うのだけど、勿体ない。


 オーディションで集まった若手出演者は、演技にバラつきはあるけれど、おおむね好感が持てる印象。
 ただ、冒頭のシーンで全員がセリフを絶叫、何を言ってるのか全く聞き取れないのは、物語への導入としてはかなりストレス。


 各種美術は、ファンタジックな衣装、派手な照明等、やりたいことがはっきり分かり、立っている。
 特に舞台美術は、基本的に正面向きだけど、円形劇場のどの方向から観ても見応えあり。
 欲を言えば、もっと何か、飛び出す絵本的な仕掛けがほしかった(煙ブシューとか壁バタンとか)

 ネーミングはおおむね原点からとっているけれど、ジャスミンやエメラルドといった、ディズニーや英語圏の名前には違和感。



 等等さんざん言いましたが、なんといってもキャラが輝いているのが魅力的!
 一押しは傲慢な精霊イフリート。主宰でもある涙銀子さんの、張りがあって生命感あふ、れる声が円形劇場を席巻!

 強欲な宝石商キルナスと、ボディーガードの女奴隷モルディアーナの名コンビも目を惹く
(↑じつはこの二人が私の知り合い。期せずしてコンビww 前者はクセックACTで練った身体と声に厚み。後者はなんと中学生!なのに大人っぽくてかっこいいww)



 いろいろ書きましたが、少なくとも、名古屋では他に類を見ない個性が際立つ公演でした。
 継続的に公演しているし、やりたいことは明確なので、これから見せ方をさらに詰めてほしいです。

幸福な職場(再々演)

幸福な職場(再々演)

劇団 東京フェスティバル

駅前劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★

寒い中でも心は暖か
とても優しい気持ちになれるお伽噺のような物語。
東京フェスティバルらしくスッキリとまとまって、
気分良く劇場を後にできる作品でした。
お涙頂戴ではなく、笑いを交えてこの題材を提起できるのは素晴らしいと思う。
我が身と引き比べ、いろいろ思うところはあるのですが
何にせよ住職のお話は胸に沁みました。

短き不在

短き不在

ウォーラス一座

ワーサルシアター(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★

もっと広い舞台向け
津軽三味線、殺陣が良かったです。
全体として舞台というより映像向けの作品という感じで、色々と場所が変わるのを舞台を分けて表現。そのため演技スペースが小さくなり、役者さんは窮屈そうでした(しかも大柄な役者さんが多い・・・)。導線が確保しにくく、よく道具に役者さんがぶつかっていました。もっと広い舞台であればやりやすかったでしょう。

ネタバレBOX

看護師さんと映画監督が出色。
耕太、宙に浮きながら

耕太、宙に浮きながら

EPOCH MAN〈エポックマン〉

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★

アイデンティティ不如意
 二人の男が、エレベーターに閉じ込められてしまう話。一人は作業服を着ているが、何の為に、自分が其処にいるのかよく分からない。そしてもう一人はスーツ姿である。

ネタバレBOX

  閉じ込められてしまった二人は、何故ともなしに話し始め、作業服の男が、記憶を失くしていることもその過程で判明してゆくのだが、実は、この男、地縛霊である。しかも、スーツの男の父なのである。現在、息子は34歳。父が亡くなった時は26歳なので、見た目には、逆に見える。ところで、息子の名は耕太。この物語の主人公だ。そして閉じ込められたエレベーターの設置してあるこの場所は、エレベーター保守・点検などの仕事をしていた父の会社の工場があった場所であり、父は、その保守点検作業中の事故で亡くなっていたのである。耕太は職を転々と変え、今回、工場跡地ビルに入居している企業に就職したのである。母の反対を押し切って。その母も半年前に亡くなった。恐らくは、自分を社会の荒波から守ってくれていた母の死から半年を経て漸く、モラトリアムから脱出すべきだと気付き始めた、余りにも遅い覚醒を迎えた耕太のアイデンティティの不如意を、ビルの途中階で止まってしまって宙吊りのエレベーターという“もの”で表象した作品だ。だが、自分の解釈が当たっていて、34歳にもならなければアイデンティファイできないとは、何と子供っぽい国であることか。この国は!
天召し~テンメシ~

天召し~テンメシ~

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/10 (月)公演終了

満足度★★★★

亀山智→モデル村山聖(羽生が恐れた男)
将棋の芝居どうなのだろうとワクワクして劇場いり、複雑な人間模様ではありましたが、十分楽しめました。モデルと思われる人の風貌、仕草、癖をもしっかり調べられ、細部にも拘っているように感じました。
羽生名人の寝癖、対局中の仕草、タイトル戦まではなかった駒台など。
そして、村山聖を御存知とは井保さんも相当将棋にのめり込んでいたのだろう。
色々な意見もあるが、よく話を膨らませたと思います。
それにしても、生い立ちが全てなのか人間的には池田(真剣師)はひどい!ひどいが死をも恐れぬ迫力が他を圧倒する。しかし守るものができるとやはり緩む。やっぱり人間だ。義理の息子で病弱な亀山智がその迫力を受け継いだ。

月雪の娘

月雪の娘

ムーンビームマシン

ABCホール (大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

とても好きな話でした!
本公演までに、何度かのイベントや前回のダンス公演で予告動画や予告公演を見てこの話がどう広がって行くのだろうと思っていましたが蓋を開けて本公演。終わってとても満足した気持ちでした。
いくつかそういう展開なんだ?という所はありましたがそれ以上に好きだなあという気持ちが優ってとても気持ちよかったです。
元々、笑いどころが前半にあって最後にシリアス気味な展開、というものが苦手なのですがこのお話はその二つのバランスやタイミングが本当にしっくりすとんと心に落ちるような感じで素直にこれは好き!だと思えました。
そして役者さんが本当に濃い!濃すぎて意識をどこに向けようか迷う贅沢な悩みがもてる公演でした(笑)
殺陣、ダンスのシーンは本当に困ります(笑)
個人的に一番感動を覚えたのはオープニングでした。オープニングで引き込まれる公演、良いです。
リズム、テンポ、演出、全てが好みでした。
公演初の子役さんたちのキャラもいい味です。
CD、欲しいなーー!!

ネタバレBOX

最後、風翔と佳代の兄妹の直接の会話なんかもさりげなく混ざってると嬉しかったなあと思いました。
幸福レコード

幸福レコード

Bobjack Theater

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/17 (月)公演終了

満足度★★★

リアリティー
 Aチームを拝見。

ネタバレBOX

 シナリオにリアリティーが無い。設定が荒唐無稽とみられるのは、ただ、某国政府関係者と宣言するだけの人間が「遅くとも1年以内には、人類が滅亡する」と言っているだけで、何かその原因や論拠を明かす訳でも無く、何か恐ろしい大災害が起こる兆しも見せないのでは、観客は巻き込まれたりしない。また、心臓病でずっと入院している子が、走り回ったり顔色が普通の人と変わらなかったり、精神的に幼稚だったりというのもホントに重病人を見たことがないか、取材などもしていないとしか考えられない。ホントに重病で死と日々向き合っている子供や思春期の若者というものは、酷く老成しているものである。
 更に、この作品の主人公であるはずの人物は誰で、誰がサブプロットを紡いでゆく人物なのかの差異化が不十分である。また、父親の自死によって精神に歪をきたす程のショックを受け、その為に己を守る為だけに生きて他者との真の関係を失くしてしまった人間であるなら、自らの歪に、好きになった女を引きずり込みたいと考えることはあっても、今作で描かれた程まともな精神状態に、短絡的に改心することなどあるまい。もっと人間観察が必要である。創造の神は細部にこそ宿るのだから。
 また、原作に観客を巻き込むようなノウハウが欠けているのであれば、演出が、何らかの工夫をしても良かったかも知れない。
 音楽の使い方も何小節かを細切れに使うだけで、効果的に情緒を盛り上げるとか、或いは、世界の終わりを示唆するホントに暗い曲を掛けて滅入らせるといった工夫は感じられなかった。
 役者で良い感じを出していると感じたのは、宮坂の女房、すみれ役である

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