最新の観てきた!クチコミ一覧

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Color Trap

Color Trap

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

カラートラップ
スピード感もすごく出ていましたし,どのシーンも楽しかった。映画を見てる気分でした!!

サヨナフーピストル連続射殺魔ノリオの青春

サヨナフーピストル連続射殺魔ノリオの青春

オフィスコットーネ

APOCシアター(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/10 (月)公演終了

満足度★★★★

一時も休まらない
登場人物全員が、一部の隙もなく存在していました。
無理して観に行って良かった。

SHABoooN!

SHABoooN!

TEAM 6g

上野ストアハウス(東京都)

2013/09/25 (水) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

SHABooN!
役者の方々も素敵でしたがセットの工夫もしっかりされていてずっと楽しかったです!次回の公演も見に行きます!!

お笑いイベント!大阪RUBBER(ラバー)

お笑いイベント!大阪RUBBER(ラバー)

ターザンボーイ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/02/09 (日) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

今年も ゆるーーく 楽しかった。
面白いから笑うんじゃない、 笑ってたらおかしくなってくるんです。

携帯切ってください もし鳴ったら・・・仕方ない温かい目で許し合いましょう。
飲食禁止 もし食べている人がいたら、仕方がない理由があるのです、温かい目で許し合いましょう。    

今までは岡村靖幸さんの歌の台からイベント名に今回はドリカムから、なぜって・・・・・

裕子コール 西岡裕子さんが、出演者登場のきっかけを ドリカムにちなんだ紹介 もうノリノリ 見てるだけで楽しくなってくる。    
  
若旦那 家康さん コトリ会議の舞監 バラシの途中にこのイベント ヘルメットで登場     

外人 金髪 被っていた リハでは、衣装は着ないから分からない。
安定志向 えっ結婚出産??!!  

大喜利 むちゃぶり お題は、ドリカム 次の題名は、 佐野洋子さん “黒い川”    

最後は口ゴムを加えて ほんまの 生ゴム これは痛いだろ!!
優子さんが、ドリカムの歌を歌う間 どちらが長く伸ばせるか??・・・勝ち負けが?? ゲームにならないやん・・・  

そんなこんなの 今年も ゆるーーく 楽しかった。!!

治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

驚きと感動
素晴らしい。

ネタバレBOX

数年前に拝見した時とは劇風が変わっていて驚いた。
評判がいいことも納得。紹介してくれた友人に感謝したい。
HOME SWEETS HOME 【ご来場ありがとうございました】

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青春事情

ザ・ポケット(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★

コメディ色がもともと強いが
もっと強めても良い気がした。

ネタバレBOX

というのも、人間ドラマとして観た場合、話があまりにベタすぎて、ちょっと退屈してしまったので。。
それはメインストーリーだけでなく、差し挟まれる3つの小エピソードも同様。「甘いケーキと甘くない人生のおはなし」と釣り書きにあるけれど、話の作りは少々甘すぎると言わざるを得ない。
それでもなんとか観通すことができたのは、ケーキ屋の主人に扮した加賀美秀明さんの名演によるところ大。
内容がベタなだけに本作、紋切型のクサいセリフが相次ぐのだが、加賀美さんの軽やかでサッパリした語り口がクサいセリフの数々から湿っぽいセンチメンタリズムを消し去り、クサいセリフが多い劇を観る際に感じる照れ臭さをあまり感じることなく観賞することができました。
こりす池のともぞう

こりす池のともぞう

コトリ会議

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

こりす池。
こりす池を挟んでの客席。着席すると小鳥たちのさえずり。とっても居心地の良い空間でした。マラカスピッピの案内のもとお話はスタート。つばめさんの綺麗な声。とにかく癒されまくりの2時間でした。

HOME SWEETS HOME 【ご来場ありがとうございました】

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青春事情

ザ・ポケット(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★

感想に困る
ベタで先が読めてしまうがしっかり地に足がついた舞台で演者の実力は見てとれた。空席がかなり目立ったのでなんだかセリフがやけに劇場に響いて上滑りしていた。満席だったりもっと小さな劇場てあれば感じ方も違ったと思う。ギャグセンもあったので次回公演はコメディや賛否両論的な舞台がみたい

呑象

呑象

THE REDFACE

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

熱い漢(おとこ)達支える女達
今回は、随分分かり易くなっていた気がします。
初回から、拝見している者としては、除外された場面を思い出したりしました。 強調された場面は、やはり重要な場面でした。
とても、熱い漢(おとこ)達と、その熱い漢を支える女達が、日本の未来を憂い、明るい将来を信じた時代でしたね。

ネタバレBOX

本当に、皆さん、とても、素敵でした。
まずは、あの個性溢れるご出演者さん達をまとめて、この熱い舞台にして下さった、榊原利彦さんに感謝します。そして、この面白い脚本を書いて下さった、龍造寺理琴さん、本当に素晴らしい脚本をありがとうございました。

高杉晋作さんと桂小五郎さんのお二人の殺陣は、息ピッタリで素敵でした。お二人の衣装のほころびからも、その激しい動きが分かると思います。

脇を固める方々も、素晴らしい演技でした。方向音痴の方が、道を間違えただけとか、血気盛んな方は、信じた道を突き進む。

女性の活躍も見逃せません。幾松さんの小五郎さんを守る揺るぎない気持ち。おうのさんの晋作さんを癒やす心遣い。雅子さんの武士の嫁としての息子を育てる心意気。望東尼さんの志士達を応援し守る力。
高島さんの留守を守って亡くなった、庫さん。庫さんにそっくりな、きんさん、文句一つ言わず、高島さんに従った。

やはり、胸をうたれた場面は、道を間違えた来原さんが、詰め腹を切って、間に合わなかった、小五郎さんの落胆。ほんの一瞬目を離してしまった伊藤さんの嘆き。来原さんが、幽霊?になった後も、泣き崩れる場面。

でも、小五郎さんの怒りの場面も、力が入っていましたね。
晋作さんのハチャメチャな行動も面白かったです。伊藤さんが人数に数えてもらえない寂しさは、哀愁漂っていました。
いつも、松陰先生の教えが皆さんの根底にありましたね。

とりとめがなくなってしまいました。この感想では、素晴らしい舞台をとても表現出来ないことが分かりました。

HOME SWEETS HOME 【ご来場ありがとうございました】

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青春事情

ザ・ポケット(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★

現実と現実離れと
登場人物が良い人だらけで、リアルな感じがあまりしないのが残念。お話はとっても好きですが、そこに何か現実味みたいなものが足されているともっと感動があったのになぁという印象です。

幸福な職場(再々演)

幸福な職場(再々演)

劇団 東京フェスティバル

駅前劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

おそるべききたむら氏とその考えを形にする個性豊かで実力のたしかな出演者陣
観る人によって様々な感想が出そうな舞台ですが、必ずなにかしらの感動が残る、あたたか、だけではない色んな気持ちを感じさせてくれるたしかな良い舞台です。出演者のお一人お一人が何かしらの作品で中堅、主役級の活躍ができるであろうたしかな実力、存在感があり、どの方を中心に見ても楽しめる素敵なお芝居です。きたむらさんによる様々な演出、そしてストーリーも素敵ですよ。あまり詳しく触れると面白みを損ないますので詳しくはネタバレのほうにて。ですがなにかしら、この舞台のタイトルやテーマに関心があり、アンテナにひっかかった方や、出演者の方の誰かをお好きな方は、まず見て損はない、感動の他にも様々なものが得られる良作ですよ。下北沢演劇祭の一発目だったと記憶していますが、恥じない素敵な舞台です。DVD化や、テレビ等での放映、更なる再演、既になされている学校等での自主上演、と様々な形で語り継がれ、広まっていくといいなと思えるお話です。きたむらさんは百年後も残るような作品になるようにとお話されていたように記憶しておりますが、千年後、といつまでも残り、色あせぬ普遍性、人間や社会にとって大切なものをはらんだとてもたしかな作品です。DVD等でご覧になっても良いと思いますが、劇場でご覧になったほうがもっと味わえると思いますよ。ご興味のある方は上演中に是非。このバージョンは恐らく最後とのこと。別バージョンも気になりますが、今のバージョンを劇場で見たい方は是非今のうちに。芯がしっかりした作品だけに、演者が変わっても新しい顔を見せてくれそうなまだまだ開拓発展の余地のある作品だと思います。

ネタバレBOX

ではキャストの方順にそれぞれの方に感じたこと等を。

岡田達也さん・・・なんとご兄弟に障害をお持ちの方がいらっしゃるそうで、後から知り、複雑な思いです。厳しくもあり、しかし最後に障害者の従業員のためにアイデアを考案し、結果的に一番親身になって雇用環境を考えたのは岡田さん演じる専務かもしれません。温かみのある厳しさは、岡田さんの背景やそこから来る今作への思いからかと思いました。人情だけではいかない、経営に携わる者としての悩み、そして徐々に変化していき最後には障害者従業員へ力を尽くしていく。お話がやわらかくなり過ぎず、ピリッとした厳しさと緊張感を持てたのは格好いいエリートが似合う、岡田さん演じる専務のおかげだと思います。
最後、歳を召された後の専務も実に味のある渋い演技で、時の流れと締めくくりにふさわしい渋さを併せ持っていました。
思い返すと、経営と障害者雇用、良心などとの狭間で揺れ動くからとはいえ、妙に印象に残るほどの切迫した真剣な表情、真剣な悩める姿に映ったのは、岡田さんの今作にかける思い等がやはり強く影響されていたのかと思う次第です。舞台は個人のものというわけではないかもしれないですが、そこには役者の人生やかける思い、個性等が反映される余地と、思い等を持ち込める自由、余地もあるように思います。演者の方が、役を通して、ご自分の持つ、今訴えたい思いを表現する場としても、舞台があるとするなら、今作では岡田さんの持つ思いも、とても重みと深さをもって、作品をより深く、真にせまる、心に届くものに変えたのではないかと思います。



菊池均也さん・・・演じた久我さんは、とてもあたたかみがある、作品の良心担当とでもいいましょうか。とても人情、味があり、応援したくなるとともにあたたかい気持ちにさせてもらえました。直情的ですぐ怒ったりする面もご愛嬌。とても人間臭い役柄を、見事に演じられていました。さとみちゃんを応援する姿はまさに娘を応援する父親のようで、作品のあたたかさの中心ではないかと思います。一番感情移入しやすく、感情移入してしまったのはこの久我さんかもしれません。人間らしく情に厚い、子供の存在とさとみちゃん、つきっきりの指導。こうした場面にはついつい応援したくなる気持ちでした。
きっと他の作品を演じても、渋さと粋な格好よさ、そして本作のような情感たっぷりな熱くあたたかい演技をされるのだろうなと思います。親しみと頼りがいのある兄貴という感じで、今回のような情に厚い、けれどどこか直情的でそこが欠陥ともいえるような、人からするととても親しみを覚える役がぴったりに思えました。他の役でも違う表情を見せてくれることと思いますが、久我さんもはまり役ではないかと思います。

桑江咲菜さん・・・小さい身体にそぐわぬ絶妙な存在感があり、物語の中心ともいえる役柄だけに、今回のバージョンの雰囲気も決める重要な役どころであったかと思います。なかなか演技等高評価のようですが、かわいらしい外見がそれを手伝っている面もあるのかもしれませんが、それを除外しても、難役を実に見事に演じられていたと思います。一挙手一投足、表情に、障害者の方を適度に、見事に演じた演技だと思います。演劇用にどこまで障害者の方をデフォルメ等して描くかも大変な所だと思いますが、大袈裟過ぎず、かつ、わかりにくくもなく、障害者の方をリアルさ等のある演技で見事演じた上、笑顔や大きな声にみられる元気さ等で、舞台に明るさと陽気さ、笑いを添えてくれていたのではないでしょうか。きりりとした真剣な、緊張感と、笑顔や子供のような爛漫さで、引き締めつつも見る人の心にあたたかみを与えてくれました。小柄さもありますが、仕事をやり続けたいと泣いて訴えるようなシーン等でははらはら、切ない気持ちにもさせてくれました。障害者という役どころもありますが、見ていてがんばれと応援したくなるはかなくもろい危うさも見事に出ていました。久我さんが子供のこともあるけど支援したくなった気持ちがわかります。この子のかわいさ等に癒され、とても良い声と元気さから元気をもらうだけでも、観る価値があると言えます。


土屋史子さん・・・冒頭のあたりでの土下座シーン、一気に引き込まれてしまいました。演じる上で「心」を大切にされてるそうですが、土下座の際の細かな所作どうこうより、障害者の子を働かせてあげたい、という先生の思いを見事、臨場感たっぷりに舞台上で見せてくれました。演技に込めた土屋さんなりの「心」が、直に伝わってきたからこそと思います。理屈ではなく全身から発する魂のようなものが、舞台上から観客席に飛んで来て、伝わってきました。先生、でありながら「女優さん」だなあ、と感じさせる独特な風格や品もあり、実力派のお一人だなと感じました。さとみちゃんともう1人位、新しく増える従業員を、てっきりこの土屋さんが演じるのかと思っていましたが、先生も素晴らしい演技でした。しかしもし、もう1人の従業員を演じたとしても、面白いお話になった、別の感動もあったかなと思います。さとみちゃんと2人で並んだら、また違った温かみや面白さが作品に加わったかなと思います。さとみちゃんにあたる役を、土屋さんがやっても別の良い作品になったかとも思います。桑江さんの演技も勿論、替えなどきかぬ素晴らしいものでありましたが。終演後の、観客の方にお配りしていた贈り物などにも、細やかな心遣いが感じられ、演技にもそうした心、気遣いが生かされていたのではないかと思います。

滝寛式さん・・・演じられた役の原田さんは、冒頭第一声を担当されていたと思います。久我さんやさとみちゃん、専務等の役に比べると、舞台全体としては中心的というよりは1歩引いた役にも感じましたが、しかしこの舞台の「幸福な職場」というタイトルにある通り、幸せな様子を舞台第一声で、陽気で実に楽しそうなほがらかな歌と笑顔の姿で見事表し、終盤にいたるまで、影からうっすらと、そしてずっと確かにあたたかな幸せさをかもしていたのは原田さんだと思う。障害者の採用に反対する姿勢をとりつつ、嫌な役に映らなかったのは、原田さんという役が本当はとてもあたたかみのある人物だったからだと思う。そしてそんなお調子者だけれどしっかり反対もする役を、滝さんは見事、あたたかく寛容な笑顔や、時には厳しい表情で演じられていた。
(悪い意味ではなく、)グレーな、反対意見などの場面以外では、どちらかといえば淡く、ほがらかではあるけど強く主張するようなタイプの役柄ではなかったように感じます。でも、
原田さんがいなかったら、恐らくこのお話は空中分解してしまうのではないかと思います。その位、他の締め所の役割がありそうな役柄よりも、影の重要人物、建築や道具でいう、一番重要となる中心の留め金のような役だったのではないかと思います。(勿論、どの役も欠かせない重要なものであるとはいえ。)
他の役が、とがった印象があるとするなら、原田さんはそれらをやさしくベールのように包み、背後から支援しつつ、前面でも陽気にほがらかな空気や、反対意見の厳しい空気なども提供していく、オールラウンダーという気がします。


朝倉伸二さん・・・もとから住職をされていたのではないかというくらいのはまりようでした。最初からただものではない空気を出しており、引く時は引きつつも要所要所で舞台に締まりや緩和を与え、本作のスパイスな役であったと思います。重厚で味のあるお声から発せられる、住職の語る4つの究極の幸せ、人を仕事に合わせるのではなく仕事を人に合わせたらどうか、という教え。その他一言一言に重みがあり、ベテランを思わせる厚みのある演技で、舞台をより確かなものにされていました。終盤の、久我さんの子供の名前のくだりでは、かわいらしさや、他の場面でもおちゃらけた、陽気な一面も見事演じ、観る人の心をやわらかく解きほぐしてくれてもいました。朝倉さんもこの舞台に欠かせない存在だったと思います。過去の出演作などでも、普段テレビで見ていたような有名な番組等にも多数ご出演されており、どこかで拝見した気がするなつかしさと貫禄を覚えるのは、そうした確かな実力と歴史からだと思います。久我さんの子供の名前は、まさにマジックで、住職とはさすが、人の求めるものを察して与えることができるのかとうならされました。後述のように、これもひとつのどんでん返しな演出に感じました。味と存在感がありながら、とても自然で、そこに実際にいる自然な人物な気がして、これがベテランのなせる技という感じでした。出演時間こそ他の役より多くはない印象があるものの、セリフや存在感には作品のテーマを表すものや、展開を大きく変える伏線、作用のあるものが多々あり、出演時間の短長だけが役者の与え、残すインパクトではないと思わされます。


きたむらけんじさん・・・そしてこの舞台を司るきたむらさん。ストレートでありながら、まっすぐなだけではない、実はカーブな手法の作品よりも様々なものを含んだ真のカーブではないかとさえ思える素敵な作品を紡がれたその実力は、感嘆に値します。とてもおやさしそうで、人情の機微に優れていそうで、今作のようなあたたかく、かつ難しくもある微妙な所に触れる作品も、きたむらさんだから描けたのかと思います。(けなし言葉ではなく、)どこにでもいそうな温厚そうな方に見えますが、本当にいいものを作られる方はこういう方だと思います。舞台に、音楽が非常に効果的に使われていました。前説等でもお話されていたかと思います。会場の音楽で既に昭和の雰囲気を感じさせてくださり、始まる前から準備をさせてくださり、舞台の世界にスムーズに入らせて頂けました。また、終盤、一気に時間が経過する場面でも、古き良き昭和の頃の曲から次第に平成、最近の曲へ変わり、時代の変化を感じさせてくれました。あそこでは、数年後になってしまうのかな、もっとあの従業員達のあたたかなやりとりを見ていたいなと、切なくもなりました。しかし、そう思うのは、従業員達の演技が実にあたたかく、幸せに満ちたものだからだと思います。さとみちゃんもまさか、のお歳を召されての再登場でしたが、ああした展開は実はさりげない「どんでん返し」でもあったかと思います。久我さんの息子さんも、心配されていた障害もなく、それどころか立派に、知識職に就かれ、立派に成長した姿を見せていて、最初はわかりませんでしたが、意味がわかるととても感慨深かったです。これもどんでん返しに近いかと思います。最初は、また一旦、昔の従業員達の場面に戻ってくれたのかと思いました。久我さんの息子さんが、息子ではなく、歳を召された久我さんかと思ったからでした。でも、専務もお歳を召されて登場したので、あれっと思い、やっと意味に気づけました。専務までお歳を召されたのは少し悲しく思いました。さっきまであのあたたかい物語にひたっていたのに、急にお風呂から出されたような、もっとお風呂につかっていたい気分でした。でも、時の流れは待ってくれないでしょうし、時間のありがたみというものも感じさせられました。菊池さんもパンフレットでお話されていましたが、人が生を受け、死ぬまでの間に、何が大切で何が幸せか。そして、限られた時間の中で、大切な人達になにができ、それは今、できる時にしておかなければならないのではないか、と時間にまつわることも様々に感じさせられました。あの可憐だった少女のさとみちゃんも、終盤ではお歳を召したおばあさんとして登場していました。これも切なく感じました。時の流れというのは残酷だなと思いましたが、その反面、この時の流れが、あのあたたかな職場のやりとりや、登場人物たちの様々な感情、そして作品からのメッセージをより際立たせて感じさせてくれました。最後に、一筋の光に照らされて置かれた、仕事に使われた道具の一つ、砂時計がとても格好よく、静かで切ないけれど、あの職場での場面などもほのかに思い出させ、あたたかい気持ちと、流れていく時間の中で、やるべきことはやっておかなければとせかされるような目覚めるような思いにさせられました。もっとも観劇時は、ただ格好よいお洒落な演出と感じるのみで、時間に絡めて考えさせられたのは、少し立ってからのことでした。このように、この舞台は、時間が立ってからとか、関係する情報を知ること、自分の置かれている立場やその時の問題意識、求めているテーマなどにより、感じるもの、得るものが様々に変化する万華鏡のような作品だと思います。ストレートであたたかい、幸せなお話。とシンプルに平らなものとしても観る事ができるんですが、その実、味わい方によってはとっても曲者な、複雑で何度も、そして多様な楽しみ方ができる深い作品です。きたむらさんのようだとも思いました。舞台が始まる前に前説で、こだわりや説明をしてくださったのですが、その最中に会場入りする観劇者の方にも、いらっしゃいまし等とお声がけをされていて、作品作りというのはただ物を作ればいいというだけではなく、こうした細やかな気配りできる心が作品にも生かされるのかと気づかされました。いくら良いお話でも、観劇に来た際に、会場での対応や居心地が悪かったら嫌な思い出や嫌な気分になってしまい、いい舞台かどうかどころではないと思います。良さも半減以下になってしまう。レストランでいくらおいしい料理を出されても、対応が悪ければ、味もしないと思います。その点、きたむらさんのご配慮や優しさが作品や、出演者の方(のやる気等)にまで及んでいて、出演者、観劇者ともに、関わった後、幸せな気持ちになれたのだと思います。岡田さんが、幸福を生み出すのは「ほんの少しの思いやり」ではないか、とお話されていました。この舞台の幸せな雰囲気は、まさにきたむらさんをはじめ、恐らくは皆さんが優しさを持つ、出演者の方々の思いやりによるものだと思います。受付対応の方々のご対応等も実にあたたかく感じが良く、企業の質は電話対応でわかるとまで昨今言われる中、受付にはじまり前説、舞台本番、そして終了後の壇上挨拶での出演者の皆さんのあの幸せそうな笑顔。ここまで含めて「幸福な職場」という作品ではないかと思うくらい、観劇中と観劇していない間の境も関係なく、関わるだけで幸せなあたたかい気持ちになれる、不思議でとても良い、人間の良心が入ったような作品でした。終演後、ロビーでチョーク、キットパスという窓等に描けて自由に消せる特殊なチョークの販売もありましたが、こちらも遊び心がきいた物販で、楽しませてもらえます。遊び心といえば、前説や後説含め、随所に笑いが盛り込まれていて、とてもリラックスさせてもらえます。あたたかみや幸せの原因はこうした笑いにもあるのかもしれないです。
ブラック企業や自殺等、雇用環境は人の人生の大半を占めるような重要な問題、テーマであるにも関わらず、重い雰囲気を込めてニュース等で語られています。3年もすれば、3割ほどの新入社員が辞めてしまうのだそうです。これを忍耐がない、若者はだらしないと非難し切り捨てることもできるでしょう。しかしこれも、さとみちゃん達を白痴だからと切り捨てようとしていた当初の風潮と同じではないでしょうか。働かない引きこもり、就職してもすぐに辞め、転職する若者。定職に就かないフリーター。散々勤め上げた挙句、重労働や休日出勤続きのブラックな環境に耐えかね、鬱や様々な状況にさいなまれた方。リストラによる終身雇用の崩壊。消費税は増税、賃金低下や派遣切りなど、様々な問題があるようです。しかしこれだけ苦しんでいる方や、無理が出てぎすぎすとしているような雇用の現場は、やはり何かがおかしいのではないでしょうか。社会に無理やり人間をあてはめれば、社会には都合のいい労働環境となるでしょう。しかし人間は疲れもせず何時間も不眠不休で働けるような機械とは違います。休息だって必要だし、無理が出る環境で長く働かせたら、心や身体にだって問題が出てもおかしくないでしょう。これを根性や忍耐、仕方ないと切り捨てることだってできるし時には必要かもしれないですけど、無理が出てしまうものはやっぱりどこかしら問題があるんじゃないでしょうか。どうか社会や雇用環境のほうを、このお話のように人間に合わせる、柔軟でやさしい発想も試みてはいかがかと思います。障害を持つさとみちゃんは、人間の究極の幸せについて、本能で知っていたために、誰かに必要とされたり、働いて役に立てる喜びがある職場になみなみならぬ喜びや使命感のようなものを感じていたように思います。すぐに転職してしまうような若者達も、忍耐がないのではなくて、どこか現代の過酷な労働環境等に、おかしさを本能で感じているのかもしれません。若者が消費者化し、社会は自分に何を与えてくれるのかという発想で世の中を見るようになった、レストランに入っても思ったよりよくなかったらすぐに出てしまう感覚で職も変える、だなどと言われております。しかしこうした状況も、若者達や今を生きる人々の、雇用や職に関する舌が肥えてきたからではないでしょうか。無理に体に悪いものを食べては体に悪いでしょう。社会がそれを普通だと声高々に、なんの違和感もなく言っていれば、それをおかしいと感じる方がなにかマイノリティ、おかしいのではないかと思ってしまうのかもしれません。でも、日本理化学工業のように、どこかに、もっと人間にやさしい、今の雇用のありかたを少しでも変えてみよう、工夫してみようという企業、政治があっても良いのではないかと思います。ブラック企業、ブラック社員と言わず、ブラックなまでの過酷な環境にならぬよう、もっと短時間で、人に無理のない働き方はないか、ブラック社員と切り捨てる前に、新入社員にできるような仕事の教え方、進め方はないのか。理化学工業では、障害者の方に合わせて工夫をこらしたことで、健常者の方も楽になり、作業効率の向上につながっています。人間にはなにかしらの才能があるでしょうし、今あるそれぞれの人の能力でもできるような方法、工夫があるはず。一心不乱に、そして楽しそうに仕事に打ち込んでいたさとみちゃんのように、取り組める場と、今ある能力で仕事をできる工夫、そんな配慮があれば、もっと多くの方が無理なく、適材適所で、自分の能力を高めながら、社会の役にも立てるようになるのではないでしょうか。
きたむらさんは、楽しく快適に働ける環境を、結構簡単なことで引き寄せることができるのでは、とおっしゃっていますが、まずは一人からでも、そんな環境があったら、と希望を抱いてみたり、思い描いたり、それを実現するにはどうしたらいいかと少しのことからでも、工夫をはじめてみること等から、もっとやさしい、日本理化学工業や、この舞台で描かれたあたたかく幸せな、人間らしい、人間にやさしくふさわしい雇用環境、幸福な職場が生まれていくのではないでしょうか。あたたかなだけでない、様々なメッセージが提起された、骨太な社会派作品でもあります。
仕事、職場になにかを感じ行き詰まっている方から、日常のなんらかのことで壁にぶつかっている、人間関係で考えることがある方、全ての人に、何らかの感動や考えるきっかけ、新しい方向性を見出してくれるきっかけになる、そんな多様な魅力ある舞台です。

ふと興味を持たれた方、そうでない方にも、実に有益で、何かを心に残し、投げかけてくれる舞台だと思います。きたむらさんの他作品も非常に面白そうな、今作と同じく様々な問題提起や気づきをはらんだものだと感じます。作品名もお洒落で、一言で心に何かが残る、興味が引かれるものになっていて、作品内容を知りたくさせられる魅力と深みがあります。今後も素敵な作品を生んでいって頂きたいです。そしてこの舞台等も、別の形で展開、継続していっていただけたら、娯楽としてだけでなく、社会の改善等にもつながるように思えました。

受付対応等含め、観劇者にやさしいこの舞台のような作品は、環境にやさしい会社はきっと働く人間にもやさしいはず、という佐々木先生の言葉にあったように、出演者にもやさしく、演じていてとても楽しい職場、作品であったことでしょうし、(演じる生き生きした幸せそうな雰囲気や、終演後の笑顔が裏付けていました。)理化学工業が優れた結果を出す優れた企業にもなったように、作品としても大変優れたものだと思います。
思いやり、配慮。こういうやさしさ、良心が、世の中と、仕事をする人の職場、雇用環境を、少しずつでも、優しく、本当の意味で優れたものにしていってくれるのではないでしょうか。奇しくも優しいという字は優れているとも読めますけれども、本当に優れているものは、きたむらさんや出演者の方たち、日本理化学工業やこのお話にもある、やさしいものなのではないでしょうか。とても色々考えさせられ、自分に変化をもたらしてくれる作品でもあります。
きたむらさん、出演者の方々、関わったスタッフの方々、日本理化学工業の方々の、今後のますますの様々なご活躍を祈らせて頂きたくなります。

様々な要素がぎゅっと詰まっているのに、1時間30分が短く感じられ、もっと観ていたいな、と終わってしまうのが寂しく感じるほどでした。
楽しい時間ほど過ぎるのはあっという間ですがそれを作品で表したような素敵な作品です。

野球もキーワードになっていましたが、王さんが「あんな三振王なんかだめだよ」と言われていたのが、今を知る人からすれば新鮮に映りました。時代を経て、やがてはあの王さんになっていき、今では誰もその偉業を知るところですが、偉業をなす人でさえ、昔はそんなふうに見られていた。日本理化学工業の試みも、当時は相当大変であったと思いますが、挑んでみなければわからない、後の偉業も当時は笑いものだったかもしれないというのを、この王さんのエピソードが語っているようにも思えました。ホークスと巨人の話は笑いにも生かされていましたが、王さんのお話などはこうしたメッセージも感じました。改めて作品の細かな演出やこめられた社会性、メッセージ性がすごいと思います。

(感想について、舞台内容等に関しては記憶が定かではない部分もありますし、役名の漢字等は違っている可能性もありますがご容赦を。)
ぼくらは生れ変わった木の葉のように

ぼくらは生れ変わった木の葉のように

インプロカンパニーPlatform

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

それはなにゆえ。
大雪の中で、となってしまいましたが、
道順メールなど制作の方のお気遣いはありがたかったです。

不勉強で清水戯曲は「楽屋」しか知らなかったのですが、
この作品にも「楽屋」と同じというか劇中で古典作品を演じるシーンがありまして。
作品の内容は、書かれた年代もあって今ではピンとこないところもあったかもしれませんが
「楽屋」とはまた違っていろいろと挑みがいのある面白い作品ですね。
男役どちらもやってみたいなあ。
どうしてこの作品を選ばれたのかは聞いてみたいところです。

古典を演じるシーンはインプロ「だけ」やってる人だとよりハードル高いかなあ、という印象で。
メリハリのハリの方ばかりで頑張ってもつらいので、
メリの方をしっかり出せるかという方向を目指してもよかったのかな、と。

全体的に力んでる感じになってしまってたので、
もっと肩の力を抜いて臨めたらよかったのかなーと感じました。

でも、真面目に戯曲に向き合って稽古されてたんだろうなと思いましたよ。

幸福な職場(再々演)

幸福な職場(再々演)

劇団 東京フェスティバル

駅前劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

素直に響きました。
仕事をして人に感謝される、頼ってもらえる、お金をもらえることの有り難みと幸せを再確認させてくれました。
影響されやすい私は自分の仕事に対するモチベーションがいくらか上がった気がします。
心から観て良かったと思える作品でした。

しのび足のカリン

しのび足のカリン

ロリータ男爵

OFF・OFFシアター(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★

人を選ぶ作品かな
下北沢演劇祭参加作品。
初見の劇団さんですが、たまたま拝見したレビューで興味を持って当日券にて観劇。

ビジュアルから多いに笑わせてくれるアクの強い登場人物たち
ベタな笑いからシュールな笑いまで次々に繰り広げられるネタの数々に終始圧倒されてしまいました。
個人的には親方が凄い好きです(笑)

ヒロイン役を決めてから作品作りをされたというだけあって、
カリンがとても印象に残りました。
たどたどしいセリフ回しにおどおどしているような仕草がとても可愛らしいです。

Psyborg papa

Psyborg papa

W.Strudel

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/01/31 (金) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★

家族のありかた
家族のあり方はそれぞれ。家族愛もそれぞれ。
親が子を思い、子も親を思う。
それぞれの思いがすごく伝わってくる、そんな舞台でした。
個人的にはサイボーグ化したお父さんのはっちゃけ具合が大好きでした(笑
照明や映像がすごくキレイだったな~という印象もあります。
じん・・・と心に沁みる舞台、ありがとうございました!

春の遭難者

春の遭難者

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題993(14-032)
19:00の回(雪)。18:00受付、18:30開場。L字の客席、いつもの客席4列+上手に2列、テーブルと椅子(5つあるが揃いではない)、ストーブがある居室。大雪のため予定していたアフターイベントは中止(振替)。

東京ハンバーグの光藤さん客演ということで観に来ました。また、土田さんは「キトキト企画」に客演したのを観ました(2013/12)。

19:04、10名程遅れているため開演を遅らせる旨の説明(この時間、横殴りの雪)、19:12開演~20:59終演。

本作品の初演(2010)の前に「性犯罪被害にあうということ」を読んでいました。

ネタバレBOX

ひとつ気になった点。遭難しかけた堀内がようやく気が付いたとき、背後からいきなり由宇の手を握る..感謝の現れだとしても...のは、とても不自然。ここは本作が採りあげているものと密接に関連しているのだろうけど、凍傷になりかけていたのではないか...、そういった行為そのものに無理があると感じました。すぐに手を離さない、土下座する...かな?

「美和」が空気をかき混ぜたり、話の方向を変えたりしているのは巧い(そして理解しやすい)構成だと感じたのは、如月さんのよさにもよるのだと思いました。
呑象

呑象

THE REDFACE

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

熱くなります!
前回は、芝居の全体を観るために少し後ろよりの中央に
今回は、キャストの表情や息遣いを感じるために最前列に

芝居は生ものなので、毎回違うのだけれど
とりあえずストーリーは飲み込んでからの観劇
中日を過ぎてというのもあるかもしれませんが
今日は自然と涙がポロポロ・・・

幕末の長い徳川の時代が終わりを告げる価値観が大きく変わる時に
己を信じた男たちの精一杯の生き様が
死して晴れやかな表情に胸が熱くなります。


この便利になった今の時代に欠けているモノが見られた気がします。


まだまだ観足りない・・・・・

ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

みてきた
終演後に撮影タイムがあったのですが、おっぱい女優(谷間女優)の人がとってもサービス精神旺盛でいろんなポーズをしてくれてました、私は撮ってません。

Paco~パコと魔法の絵本~

Paco~パコと魔法の絵本~

東宝

シアタークリエ(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

【キッド咲麗花の回】観劇!
大好きなお芝居、懐かしく、どうしても涙が流れてしまいます。

ネタバレBOX

客席に入ってすぐ、下手側の渡り廊下とその前の花壇を見て、ああ懐かしいなと思いました。前回観たのは2008年4月のパルコ劇場。忘れていた部分も多く、大好きなお芝居だけに今度こそ忘れないようにしなくちゃと思います。

ライターを盗んだと誤解して殴った大貫。翌日大貫がパコの頬に触れたとき、誰もが信じられないことでしたが、パコはそのおじさんが頬に触れたことを記憶していました。肉体的、精神的にショックな出来事だっただけに普段の記憶とは違った脳の部位に蓄積されたのでしょう。しかも、殴られたという記憶ではなく、触れたという記憶で蓄積されたところが何とも絶妙です。

パコは毎日が誕生日。「ガマ王子vsザリガニ魔人」の絵本には、お誕生日おめでとう、これから毎日読んでねとママが書いています。眠っている間にママが来てくれたと喜ぶパコに思わずもらい泣き、一番好きなシーンです。

パコと両親の乗った車がトラックに追突され、車は崖から転落して両親は死亡、パコは新しい記憶が一晩寝ると消えてしまう障害を脳に受けたもの。龍門寺が撃たれたのは、山から遊びに来ていた猿のジュンペイが拳銃の引き鉄を引いたせい。室町が自殺未遂を重ねるのは、子役時代に可愛いと言われるのが嬉しくて少女漫画雑誌ばかり読んでいたために、大人の俳優になり切れず、オカマ風なしゃべりしかできなくなったせい。看護婦の光岡はそんな彼を子役時代から追っかけていたとのこと。消防車に轢かれて入院していた消防士の滝田は室町を助けようとして一緒に4階から転落してまた足を骨折したために恐らく現役復帰は難しいだろうとのこと。大貫をからかう変なおっちゃん堀米は、この絵本の作者だったという驚愕の事実。時々訪ねてくる専務の浩一は、大貫の弟の孫で看護婦の雅美の夫。その息子浩二の許に堀米が訪ねてきた所から話はスタート。

ガマ王子は池の仲間の家を壊したりする意地悪者でしたが、仲間がザリガニ魔人に殺されると立ち上がり、やられてもやられても立ち向かっていき、最後は絵本通りかどうか分かりませんが、劇中劇ではガマの毒のようなものでザリガニ魔人を倒しましたとさ。キャラクター的にはザリガニ魔人の前に出て来るヌマエビ魔女が強烈。劇中劇のラストで、心臓発作で倒れた大貫の看護に専念した光岡に代わって室町は普通のしゃべりでナレーションをこなしました。大人の役者として復活できるかもしれません。

絵本は最後の一枚が無いのではなく、破られたページをみんなで分けあったためにもっと不足していたのが真実。そして、浩二はこれから当時の関係者を探訪し、全てのページを回収して絵本を復元させようと思い立ったのでした。必ずや彼は復元させるはずです。

交通事故の保険金詐欺のために入院しているようなおばさん木之元役の広岡由里子さんはハマり役だと思いましたが、大貫役の西岡德馬さんは元々いい人っぽく見えてしまい、看護婦役の安倍なつみさんや川崎亜沙美さんに至っては、前回観たときの新妻聖子さんと月船さららさんに比べると影が薄い感じがしてしまいます。それでも本当に素晴らしいお芝居です。

最後、大貫にパコの頬を触らせてあげたかったなと思いました。

東京都心は1969年以来45年振りの大雪の日。西岡さんの、雪の中来てくださってありがとう、今も降っています、気をつけてお帰りくださいも嬉しく、横殴りの雪の中を帰路に就いたのでした。
独占!女の70分

独占!女の70分

秘密結社ブランコ

ムーブ町屋 ハイビジョンルーム(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

大雪の中…
昨日大雪の中見てまいりました。短編4本のオムニバス形式!大雪の中見に行ったのですがとても満足いく作品でした。

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