最新の観てきた!クチコミ一覧

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トリコロールバッドエンド

トリコロールバッドエンド

劇団MAHOROBA+α

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

「怯えと忠実」を養う暗闇の力


三本の短編集…。暗闇と照明を効果的に使い、コンクリート剥き出しのギャラリーを、高級ホテルさえ対抗できない「幻想空間」に造り替えた。また、その「空間性」を主張する台詞、演出、展開だから、狙った感じが全面に(違和感とともに)出ている。つまり、残念ながら、彼らには 担うべき力量がなかった、ということである。


三話目は、1957年スプートニク2号の人口衛星発射実験で、「世界初 宇宙遊泳 犬」を果たしたライカ犬•クドリャフカの物語。「怯えと忠実」を、女の子の感性から描く。これは、クドリャフカが雌犬であることを把握した上の演出だろう。

童話アニメーションの少年少女(二話目、三話目)だ。純粋な眼差しを失っていない。このテーマと、時間や空間が途切れ途切れ繰り返されるSFが、おそらく本舞台である。
しかし、「力量不足」のため、「幻想空間」を語る資格は持っていない。関係性も一方向に留まり、短編とはいえ、暗闇の良さも映せていない。大川興業暗闇舞台『Show the Black』を観劇した観客からすれば、「サスペンスに利用しただけで、暗闇に膨らむ想像力を生かしきれてない」となる。高級ホテルのジャクジーを訪れ、幻想的ライトが照らす大人の雰囲気を楽しめても、その浴槽へ注ぐ「水」がなければ、元も子もないではないか。


かわいい味

かわいい味

ppoi-っぽい-

atelier SENTIO(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

厨二っぽい
願望、妄想、メルヘン。

ネタバレBOX

小名浜第二中学校のような話でした。全員が同じ白い衣裳で、そのように思いました。

打ち止めの玉でしょうか、あの緑色のスーパーボールは。

女性が赤い布の中で赤い衣裳に変身し、チラシのような光景になりました。ただ、何を意味しているのかは分かりませんでした。
Touch~孤独から愛へ

Touch~孤独から愛へ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2013/12/23 (月) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

中高生対象…?
この劇団さんの、代表作らしい。1999年初演、上演回数は拠点劇場および全国巡回公演で900を越えるとか。
このたびは、九州地区の中高生対象の巡回公演後の、凱旋公演なのだそうだ。
そんな歴史ある公演…なのだが…うーん(-_- )。。。

これは、現代日本に生きる中高生に理解できるのか?という所からして疑問。
孤児とか、暮らしていくために窃盗やかっぱらい(まず中高生にこの言葉が分かるのか?)で小銭を稼ぐ生活とか、文字を読めない教養レベルとか、度数の高いアルコールを一気飲みしたらどうなるのか、とか。
まず舞台の設定から理解できない(ピンと来ない)のではないだろうか。

調べてみたら、アメリカでの初演は1983年だった。ちょうど30年前だ。私が生まれる前。

私はピンと来なかった。だからあまり入り込めなかった。
素直に受け入れることができないという点では、私はトリートに似ているのかも…

役者達は熱演。文字通り、熱演。演技は本当に素晴らしい。
しかし、所々、テンポが悪い(特に第一部)…のかな?
ハロルドと知り合う前、小さな小さな世界しか知らなかった兄弟の生活と、ハロルドと出会うまでが第一部。
ハロルドと生活を始めた第二部。
第一部の汚い部屋と、きれいに整えられた第二部の部屋、これだけで二人の生活の変化が全て分かるのが面白い。

知らないということは、こんなにも生き方を狭めるのか、と感じた。
逆に知る・学ぶということはこんなにも無限で自由なのだということも。

ラストの、亡くしたものの大きさに気づくシーン、もっと欲しかった。
泣きたかったけど、泣く前に終演してしまった印象(>_<)

アルバローザの花嫁

アルバローザの花嫁

ミュージカルグループMono-Musica

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

残念では言い切れない!
楽しみにしていた千秋楽の公演中止の知らせを聞いて駆けつけました。
出演者、関係者の方達はご自身達が落胆る中でもファンの為に素敵な特別のパフォーマンスを見せてくださいました。
近いうちに是非再演していただきたいです♪

デジタル・ホムンクルス

デジタル・ホムンクルス

アリスインプロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

(*゚▽゚)ノ面白い!
(*゚▽゚)ノ華やかなかりでなく、とても面白かった。泣けました。さすが藤本演出。アイドル芝居はあんまり信用していないのですが、藤本浩多郎の演出ならまた観たいです。

アルバローザの花嫁

アルバローザの花嫁

ミュージカルグループMono-Musica

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

最強コンビ♪
「夜明けの風」以来の本公演でのSora&MIKU男役!これが観たかった♪

いなづま

いなづま

梅パン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

鬱々、不気味
雰囲気を味わいました。

ネタバレBOX

普通だけれどそこそこモテる男がいて、生霊が存在しているかのような妄想が見えたり、座り芝居が多く、淡々と、暗っぽく、場所は田舎で、松田正隆風雰囲気を感じました。

そこに、DVをしている気が狂った隣人が加わって、怖さと不気味さ、陰鬱さがたっぷりでした。隣人のことを通報することの難しさが良く分かりました。

回り舞台のための紐はちょっとちゃちっぽかったです。
“ジママなブルー”其の一

“ジママなブルー”其の一

戸川悠野ソロダンス

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

魅力的
とても素敵でした。観に行って良かったです。遅れていったのですが、制作さんが丁寧に対応してくださったので大変嬉しかったです。ありがとうございました。

THE BELL

THE BELL

CHAiroiPLIN

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
踊りや場面転換などが非常にテンポよくて、観ていて飽きなかったです。鈴木さんのソロもあって、とても楽しめました。また次回も観に行きたいです。

フウン

フウン

劇団→ヤコウバス

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

世界観が好み
とっても引き込まれる作品でした。
まだ若い彼らが、これからどんな風に磨かれていくのかすごく楽しみです。期待してます。

Romantic Love?【ご来場ありがとうございました】

Romantic Love?【ご来場ありがとうございました】

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/26 (木)公演終了

満足度★★★★

歩みの先の「今」の感覚
洒脱なシーンの繋ぎや、舞台の構成のなかに、
女性の歩んだ時間が、とてもナチュラルな質感とともに
浮かび上がってきました。

役者一人ずつに、その構成やスピードに流されない
刹那ごとのしっかりとしたロールの描き出しがあって。

観終わって主人公が歩み出す「今」の質感が
薄っぺらくならず、とても自然なものとして伝わってきました。

ネタバレBOX

冒頭の仕掛けからしたたかで、
そこから舞台に描き出されるものが、
急ぐことなく、でもおざなりになることなく
刹那の解像度を持ちながら重なっていきます。
作り手ならではでの時間の切り取り方や繋ぎ方かたに
引き込まれていく。

登場人物たちのその語り口が、
時にしっかりとデフォルメされ、あるいはとても自然体におかれ、
ともに強さや深さを持ちつつそのバランスが実に良い。
前半はどこかばらけて思えたシーンたちが
良い意味でのあいまいさをもち、
移ろう想いの肌触りを失うことなく
密度をもった淡々さとともに、
絶妙にルーズに観る側に重なっていく。
食事のひとときを一歩分に結び過ごした時間を描き出したり、
タバコケースに詰められたもので
一人の男と二人の女の
関係を観る側に伝えて見せたり・・・。
作り手の創意に紡がれた
いろいろに洒脱な企みや伏線や表現がちりばめられいきます。
それを紡ぐ役者達が担うロールがしっかりと作りこんでいて、
中庸であっても、どこか誇張されていても、
その色をぶれることなく舞台に置く力量も担保されているから、
よしんば、展開が恣意的に散らばっていたりランダムであっても、
全体が次第に縒り合わされる中、
絶妙にデフォルメされたエピソードも、
やがて交わる人間関係の片端も
違和感なく交わり束ねられていくのです。
そうして積もり束ねられた舞台のテイストが、
物語の内外を照らし、厚みを醸し、
シーンに描かれた会話や風景の向こう側に、
描かれなかった時間も垣間見えて
そして、登場人物たちそれぞれの思いの細微な部分までが
そのなかにすっと切り出されて、
気がつけば、観る側が登場人物の時間にしなやかに
閉じ込められてしまっている・・・。

その顛末は、ビビッドな部分も、ビターな部分も、
あるが如くに描かれて・・・。
でも、ラストシーンには、
そこまでの時間が置かれているからこそ感じうる、
主人公のさらなる踏み出しの感触があって心を惹かれる。
映像的などとも言われる作り手の語り口ですが、
役者達の力量をしなやかに引き出し、
舞台だからこそ感じうる想いの俯瞰が観る側にしっかりと織りあがっていて
だからこそ、登場人物達に訪れた「今」の感触に浸り、
ラストシーンに仕込まれたウィットにあざとさを感じることなく、
主人公の歩み出しの可笑しさに嵌る。
終演後も暫くは、そんな主人公の「今」の温度や、とても素敵な戸惑いが、
しなやかに残っていたことでした。

競泳水着の10周年、この先どのような世界を見せてくれるのかが、
とても楽しみになりました。
拝啓ライトフライヤー号!

拝啓ライトフライヤー号!

劇団赤鬼

ABCホール (大阪府)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/24 (火)公演終了

満足度★★★★

ほっこりしました!
ほっこり温かな劇でした。孫が閉島に来て、その祖父母の青春をめぐる経緯がわかる。脚本が良く、音楽も効果的でした。

アクアリウム

アクアリウム

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了

満足度★★★★

ぽこ、ぽこぽこ、ぽこ…
楽しみにしていたにもかかわらず 夜勤明けのため 中盤、上体がかしいでしまったことをお詫びします。120分、がしっと受け止めることが出来る体調の時に観劇すべきだったと反省しています。


深刻なところ ゆるーい ところ 重いところ かるーいところのバランスが面白いし 幕開けの 長い長い 呟きのような独白に まず引き込まれる


ぽこぽこ、ぽこ と 水槽の中のあぶくの音を聴きながら 私は 全て 許してもらえるような気持ちになりました




MOTHER II

MOTHER II

青年団若手自主企画 大池企画

アトリエ春風舎(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★

延ばして延ばして
60分。

ネタバレBOX

母親が27歳に戻ったという点が原作の特徴でしょうか、平田オリザ風非日常さを取り入れてちょっとびっくりさせてはいましたが、主に母と娘の会話に娘の伯父さんが脳天気に入ってくる話。

娘が言うように、分かんないときはつまらないってはっきり言っていいのなら、つまらなかったです。

一つ一つのシーンがゆっくりゆっくり、暗転も長い、それでいてトータル60分って何でしょう。凝縮したらあっという間に終わってしまいそうです。

お互いの芸術の才能が理解できなくて、むしろ嫌いとまで言っていて、それで同棲している不思議さや、結婚したら安心してしまって小説が書けない、同棲程度なら書けるって、自己満足のためのこじつけには笑ってしまいます。

若くなっても才能のない奴はやっぱり無いのか、それとも、最後まで書き切るだけの根性の有無が小説家になれるかなれないかの境目なのかもしれません。
1万円の使いみち

1万円の使いみち

monophonic orchestra

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★

素晴らしい一日
軽過ぎるんじゃないかと思わなくもない。
伊佐千明は演劇も続けて欲しいですな。

性病はなによりの証拠

性病はなによりの証拠

ブラジル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

 モンテ・クリスト伯

モンテ・クリスト伯

東宝

日生劇場(東京都)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★

よく出来た作品です。
ミュージカルとしては素晴らしかったのです。ただ、原作の岩窟王のイメージが強すぎたため、きれいごとに見えてしまった。
もちろん、原作をうまく演出しているし、石丸氏を初めとする皆さんは好演でした。

治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが
ノンフィクションと断っているが、史実なのだろう。
近代日本の2代目天皇の人間性がにじみ出ていた。
いつも感心させられることであるが、どれだけ資料を読み込んでいるのか。
それを脚本、演出し、役者もそれにこたえている。

さすが、チョコレートチョコである。

Reading Live Theater 「こゝろ」

Reading Live Theater 「こゝろ」

AND ENDLESS

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

漱石、再確認
ルージュチーム観劇。
俳優陣は、カミカミだったが、圧倒的な本の力と演出に救われた。

「死ンデ、イル。」

「死ンデ、イル。」

モダンスイマーズ

ザ・スズナリ(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

みてきた
私がみたい感じの高田さんじゃなかった。

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