最新の観てきた!クチコミ一覧

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アトミック☆ストーム

アトミック☆ストーム

流山児★事務所

座・高円寺1(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

演出家!
中屋敷さんは同世代の演出家としては抜きん出た存在なのじゃないかと思う。この作品は素晴らしかった。世代の枠を超えて演出を任せられるという域まで達している演出家だと思いました。

発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場(東京都)

2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

うまいけど。。
演出がうまいなという印象。
けど作品としては駄作の部類。
何かポイントがズレているのだろう。
女優の演技を観て、80年代演劇の焼き直しじゃないかという感想を持った。

国語の時間

国語の時間

風琴工房

座・高円寺1(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

期待通り
期待していた通りに素晴らしい作品だった。

人数の足りない三角関係の結末

人数の足りない三角関係の結末

tea for two

「劇」小劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★

面白いが。。。
ウェルメイドの作品は結局ホンだけで80点が取れるお芝居の事だが、それでも公演の成功は役者の熱意と稽古量に掛かっていると思う。稽古不足それ以外のなにものでもない。

レミング ~世界の涯までつれてって~

レミング ~世界の涯までつれてって~

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2013/04/21 (日) ~ 2013/05/16 (木)公演終了

満足度

駄目だった
寺山修司というよりも松本雄吉だったし、単調な音の連なりが苦痛だった。常磐貴子は歌が下手糞だし。アンサンブルは総じて素晴らしかったが、松本雄吉と常磐貴子の歌は私には合わないらしい。

God save the Queen

God save the Queen

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★

心が騒いだ
うさぎストライプ 
よくある感じ。たいへん上手くまとめてました。だから何?という感じ。
役者の声・BGMの音の量が雑。というか効果的じゃなかった。
タカハ劇団
空間と時間尺を上手く生かした作品。安心と安全の設計。
鳥公園
奇天烈だった。五本の作品の中で一番作家性があると思った。
高低も上手く使って大きな空間がちゃんと使えていた。
ワワフラミンゴ
シンプルで演劇的、会話と身体で演劇を見せるということが一番出来ていた。どこででも出来る普遍性のあるクオリティーの高い作品。
Q
鳥公園も獣姦を扱っていたけれど、こちらの方がグロかった。凄まじかったけれども、下品。
5本の作品を観て、なにが「クイーン」なのか「セイヴ」なのか、「ゴッド」なのかよくわからなかったけれども、観て良かった.

真砂女

真砂女

劇団朋友

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/02/18 (月) ~ 2013/02/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

魅力的な女性でした
女流俳人・鈴木真砂女の半生を、芝居と真砂女の句を朗読しながらナレーションで綴っていく感が良かった。

全出演陣の演技も確かで、真砂女役の藤真利子さんが、とても素晴らしかった。

運命に流され傷つきながらも天真爛漫に、俳句と共に、己の足で歩み、切り開く、とても魅力的な女性でした。

母娘の愛憎が舞台で描かれるが、ナレーター役の本山可久子さんが、真砂女の人柄と句の魅力を輝かしていて、素敵でした。

Aftershock

Aftershock

PLANT M

ギャラリーLIFT(東京都)

2013/12/09 (月) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

せりふの素晴らしさ
演劇において、セリフの先に風景が見えるというのは素晴らしい事だ。樋口ミユがそういう、風景が見える作家であるということがこの作品を観るとよくわかる。本人が書きたいものを、作品として書ききれているかは、本人しか分からない所だが、とても覗いてみたい闇というものが其処にある。だから観客として観る分にはとても申し分無い作家だ。
あとは、役者の技量と演出が何処まで追いつき、追い越すことが出来るのかだが、今回長期に渡り公演を行ったのもそこを勝負する気概があっての事だったろう。
私は残念ながら初日しか観る事が出来なかったが、初日と千秋楽では世界が天と地ほど入れ替わって体現されている事は容易に想像出来た。

見世物革命ゴウマちゃん

見世物革命ゴウマちゃん

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シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/08/23 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

満足度★★★

祝祭があった。
とても勢いがあり、狂躁のうちに公演が終わったという印象です。ダンス・衣裳・化粧・歌詞・歌・テクニカル・客対応、どれをとっても満足のいくエンターテイメントでした。
このテンションを維持して大きな所に羽ばたいていって下さい。

紙風船文様 Vol.2

紙風船文様 Vol.2

カトリ企画UR

atelier SENTIO(東京都)

2013/07/22 (月) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★

俳優の魅力
同じ作品を二人の演出家で違いを際立たせるという、カトリさんの策略はとても成功していました。俳優の演技力がとてもノーブルで対応力が素晴らしいことも、この公演を観て実感致しました。この企画を今後も見続けて行きたいと思いました。西尾さんの演出ですが、テキストを弄った点と弄った結果としてこの作品がどのように変わったのかということを考えて併せて評価しなければならないと思います。戯曲をどのように上演するのかという問題意識は凄く高い人だなと思いましたが、今回は私の好みではありませんでした。何故ならば、戯曲の作品性よりも西尾氏本人の作家性が色濃く反映した作品になっていたからです。演出家ではなく演劇作家としてそういう作品はアリなのですが、中途半端だなあという感じでした。ホンを解体するならば、居抜きじゃなくて本腰入れて解体しろよと。その覚悟をもってやれば、もっと違う作品になりえていたと思います。期待は持てる作品でした。

紙風船文様 Vol.2

紙風船文様 Vol.2

カトリ企画UR

atelier SENTIO(東京都)

2013/07/22 (月) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

良い演出家
戯曲に書いてある事をどのように表現するのかというのが、演出家の求められている事だと考えるならば、山本さんはその任を充分応えている満足の出来る作品となっておりました。

現在地

現在地

チェルフィッチュ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

完成形。しかし、押し詰まった感
とても魅力的に洗練されている作品だった。すべてが狙い通りに配置されて実行されているのがよくわかる作品だった。しかし、完成度が高いので、余計な夾雑物が無く純度が増しているように見える反面、行き詰まりの絶望感も露わになっている印象を受けた。絶望の先には別のものを作るという未来の創作の意欲というものがある訳だが、そういうものも垣間見えた気がする。
みんなヒリヒリするって言うけれど、普段90点取っている人が100点とったという素晴らしさがある反面、驚きは無いなあと。
驚きを求めて演劇を観ているわけじゃないけれど、魂を自由にする驚きって何だろうと考えてしまう。

ネタバレBOX

偉大なるマンネリ。でもマンネリが興味ある事だと魅入ってしまう。あだち充の漫画とか。。
ライクアプラスチック

ライクアプラスチック

あひるなんちゃら

ザ・スズナリ(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

型に嵌まって最高でした。
演劇に型を求めるとつまらなくなる芝居もある。しかしこの劇団は型に嵌まって強さを押し出す事が出来る劇団なのだという事が今回の公演を観てとてもよくわかった。頭に乗らずに素晴らしい作品を作り続けて欲しい。

ギプス不動産

ギプス不動産

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

命に別状無い
確かに命に別状ありませんでした。うきうき帰れました。

(飲めない人のための)ブラックコーヒー

(飲めない人のための)ブラックコーヒー

岡崎藝術座

北品川フリースペース楽間(東京都)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★

空間構成能力が圧巻
北品川の楽間での上演、どうなるのかととても興味津々だった。
空間の中で凝縮されたシーンの数々がとても印象的だった。大袈裟な舞台装置をつかわずとも、劇的なるものは表現出来るというアングラの教科書のような公演でした。

花園

花園

20歳の国

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

オープニングシーンだけでも大満足
まずオープニングシーンだけで元は取れたと思った。ラグビーの試合中のあんな場面やそんな場面をかなりリアルに見せてくれて。
リアルといえばその後の中心部分も「高校生活あるある」満載の高校生たちの「青臭い」ドラマも楽しくかつ懐かしく、満足度高し。

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

案の定2度観ることに
【9月29日のツイートより】
名作、秀作、傑作など誉め言葉を惜しまない…ってかこれらを並べ立てても到底誉めきれない。終盤の伏線回収と「12人の怒れる男」オマージュを筆頭にタマらん。「ナイゲン愛」あるいは「母校愛」も滲みでていたし。
冨坂さんの前説、形態電話の「音や光」とかアンケート記入用のノック式ボールペンの「音」とか、過不足なく的確である。
【10月2日のツイートより】
あー、完璧なんじゃね?とか思っちゃったよ。1度観て細部も記憶にあるので伏線やらもよくワカるし、照明の細かい演出にも気付いたし、終盤の「ある2人」には泣かされそうになるし。聞けば休演日明けに4時間も稽古してさらにブラッシュアップしたというし。
「12人の怒れる男」「12人の優しい日本人」での議論の行方が二者択一なのに対して、「ナイゲン」は選択肢が多いのが妙案で、より複雑な展開になるんだよなぁ。
去年はホワイトボードだったのが今年は黒板になったとは聞いていたが、教室の前面の壁まで作られていてかなり「教室」という臨場感アリ。その違いに劇団四季「ジーザス・クライスト・スーパースター」のジャポネスクver.とエルサレムver.を連想。

泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)

泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)

おぼんろ

東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

メタフィクション好きにはたまらない
虚構と現実がない交ぜになりクラインの壺の如くシームレスに繋がってさらに入れ子を成す構造がメタフィクション好きにはたまらない。
公演会場である「おぼんろ博物館」が既に虚構取り混ぜたものであるのに、その博物館が劇中の舞台という設定からアッパレ!
また、以前の「幻の公演」を劇中劇として上演してくれるのも嬉しかった。

空想、甚だ濃いめのブルー

空想、甚だ濃いめのブルー

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

確かに「実験公演」
確かに「実験公演」だがヒントはいくつかある。しかし、最終的にどこまで?という疑問が残る(謎)。
内容としては両チームとも役者と役が(あたかもあて書きのように)ピタリと合っている感じ。そこも「成立課程」に関して疑問を抱かせるんだよなぁ(笑)。
そんな風にキャラと役者が見事にハマっているので会話も活きており、中でも親友であるが故の「無意識の甘え」を含んだやりとりは秀逸。
また、実際は目に見えない「ある距離」を可視化するアイデアも◎。

なお、7日にAキャスト、9日にBキャストを観る。

ネタバレBOX

両チームの内容が会話も含めて酷似していることから、脚本があることは推定できるが、その脚本がシアターゲームを経てまとまったものなのか、最初からあの形で書かれていたのか、というのは推定不可能。
その胸にうなだれて

その胸にうなだれて

and Me

OFF OFFシアター(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/12/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

生命を産み出す役割の重み
生命の重み…と言うより生命を産み出す役割の重みがひしひしと感じられる気がした。(←劇中で「オトコにはワカんねーんだろうなぁ」とも言われて断定を避けた(笑))
奇しくもその少し前に観たイキウメで「生命を産み出す役割としての女性」を感じさせられていて、より沁みた?
イキウメの「片鱗」は、それをベースとなる部分に(=抽象的に)描いていたのに対して本作では具体的に見せられた、というところか。男性作家と女性作家の違いがまざまざ?(笑)
社会派的なテイストもまとい始めた and Me、早くも次回が楽しみ♪

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