最新の観てきた!クチコミ一覧

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ジルゼの事情

ジルゼの事情

OFFICE SHIKA

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/01/16 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

Coccoの唄と踊り
古典バレエの原案を基にCoccoと鹿殺し面々が織りなす美しい悲恋の話。
一部分は鹿殺しテイストあるけど、ほぼ女優Coccoの為の舞台。
彼女の唄は数える位しか聞いた事ないが、通常、大ステージ上で歌うアーティストが、ライブハウス位の距離感で姿を見られた事は幸運だった。バレエステップや裸足で歌いあげる姿に魅了された。
廣川さんがM輪さんチック、内田滋さんの二枚目な役も久々に見た気がするw
今まで鹿殺しはチョビさんの作しか見ていない。チョビさんの幼少時から成長期の記憶を呼び覚ますような舞台もいいが、今作の丸尾さんの、成熟された感情を映し出した手法はとても綺麗で素晴らしいと思う。
約105分。

ネタバレBOX

バレエ作の「ジルゼ」を見た事がないので、どこまでが参考にされているのかわからないが、とても精錬された舞台だった。
以下、概略。

渋谷の宮益坂にある寂れた純喫茶店マーガレットが舞台。
メニューはコンビニで調達した出来合い品をレンジでチンするか、パックのジュースをコップに移し替えてお客に出している。
そのお客も幼なじみの常連客、番太郎しか来ないお店を母 響子と汁是(ジルゼ)優子の2人で切り盛りしている。
街の噂で夜になると男が行方不明になる事件が多発しているらしいとか、ガジャマルの鉢植えは誰にもらったのー♡?とか、東京オリンピック決まってどうなるんだろーねーと、ひと事のような世間話で日々過ごしていた。
父と妹、加奈子は交通事故で既に他界しているが、優子が原因のよう。
優子に恋する番太郎、優子と両思いになる役者志望の客 虻レ、優子の店に連日土地開発進める男 氷室、GPSを頼りに婚約者を探しに来た令嬢ぽいが案外いい女と思わせる かよ子、それぞれの思惑がわかった後、役者志望の男の正体が立ち退きを勧めていた会社の社長とわかり、優子は母と幼なじみとで殺害計画を企てるもやり方が結構雑なので案の定失敗。彼と婚約者の抱き合う姿ですべてわかってしまい、母の戒めや恋愛の裏切りを目の当たりにした結果、自ら冷蔵庫に閉じこもり死を選んでしまう。

一転、深夜に変わるとまるで美輪さんもどきの父 ローズマリーが経営するバーに様変わり。そこは男に裏切られ死んでいった女達が従業員のお店。店に迷い込んだ男性客の血を吸って癒していた。その中にはいつの間にか優子も馴染んでおり、同様に生き血を飲み快楽を味わう女に。
そんな彼女を忘れられず、店の噂を聞きつけ番太郎がやってくるが格闘空しく女達に殺されてしまう。早朝、彼の亡骸だけ残った純喫茶マーガレット。
一度は優子を忘れようとしたものの、気持ちの整理のつかない虻レ。
娘もいなくなった現世では母が店を手放す決心をするも、虻レはそれを拒否し優子を探そうとしていた。そのやり取りを図らずも父が聞いており、なんとか店を維持させたい父は優子に虻レを誘い出すように画策。

父の店の存続と虻レへの捨てきれない思いで揺れ動く中、なんとか店まで誘導させるも彼に彼女の姿は見えない。それが父の背広を通して虻レと再会することになり、クラシックなバレエダンスで喜びと恋心を共有しあう2人。
ここのダンスがすっごく上品で切なくて美しかった!

男を襲撃してくる亡霊達、それを拒む優子、激怒する父、姉妹の不和、優子を守ろうとする虻レ。ガジャマルの鉢植えを抱え倒れた虻レの姿に激しく語りかけるように声を振り絞り歌い続ける優子。
やがて朝を迎え、母や婚約者はその状況に唖然としてしまう。父と妹はそれぞれの場所で成り行きを静観。意識を取り戻した虻レと放心状態の優子。抱きしめようとする虻レに優子は彼の首に食らいついてしまう。
しかし、ガジュマルに守られたお陰か彼は生きていた。彼女の恋心を悟った父は優子を赦し、仲違いも消えた加奈子と一緒にバレエを華麗に舞う姿を見ながら終る。

回想や場面転換時、影絵のように見せたり、ショーパブのシーンではいかにも鹿殺しらしいショー!で楽しめた。
Coccoのバレエシーンは優雅で綺麗でだった。


ご来場ありがとうございました♪~「プロパガンダ・コクピット」

ご来場ありがとうございました♪~「プロパガンダ・コクピット」

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

出演者がエネルギッシュでした~
芸術作品にというのではなく、娯楽作品という意味で、今まで見たミュージカル座の中では、一番楽しめたと思います♪

ネタバレBOX

脚本は、モチーフは凄くいいと思うのですが、見せ方の方向性が定まっていないと感じました。群像劇の形をとりたいのか、二人の主役を同じ重さにして問題提起したいのか、主人公を一人に絞って共感を得たいのか・・・ちょっと欲張りすぎて、中途半端になっていたと思います。
楽曲は良い意味でベタなものと、曲としての魅力に欠けると思っていたものが、リプライズでのアレンジや演出で魅力的に聴こえるように仕掛けていたものがあって感心しましたね。
時間軸の使い方の工夫も面白かったですが、ちょっと長く使いすぎかなあ、と思いました。使いすぎずに、ピンポイントな方が効果的だったのではないかという気がします。
フローズン・ビーチ

フローズン・ビーチ

トライアングルCプロジェクト

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゆ・び
ケラさんの原点の一つを知ることができました。

ネタバレBOX

1987年、1995年、2003年の時期に南の島の別荘において、女たちのそれぞれの好き嫌いによって繰り広げられる冗談とも本気ともつかない殺人、狂気じみたいたずらの数々のエピソードと、そして一方で、何回かのリゾート開発ブームに踊り、地盤沈下で沈んで、ハイそれまでよとなる島という危うい土台の上に乗っている人間たちの愚かしさを描いた作品。

場所が定かでない、その土地では言葉も何語を話しているか良く分からない、狂気じみている、魔法が使える人がいる等々から、ケラさんの『祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹~』を思い出していました。

『フローズン・ビーチ』だけではないのかもしれませんが、ケラさんの原点の一つを知ることができて良かったと思います。逆に言うと、新しい発想というものは中々生まれてこないということも分かりました。

双子の入れ替わりは、もっと複雑で観客を惑わすものかと思っていましたが、継母の浮気写真を見てアッと叫ぶようじゃ誰でも気付きます。あっさりしていて拍子抜けしました。

石田えりさんは、イメージよりも上下に圧縮したような印象を受けました。
続ける理由

続ける理由

おかぼれ

座・高円寺1(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ライブでした
あの広いスペースを4人でどう使うのかなーと思いながら観に行きましたが、芝居とバンドの生演奏とのミックスなのですね。なるほどーと納得。ライブハウスにいるような感覚で楽しめました。ぶっきらぼうにドラムを叩く安藤さんがキュート。

No Regret No Life

No Regret No Life

文月堂

RAFT(東京都)

2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
ありそでなさそなハードな日常が丁寧に描かれた短編集、楽しませてもらいました。どれも密度が高く、長編として観たい作品ばかりです。個人的には自分の体験とも重なって、『朝顔』が一押し。これは直接芝居とは関係ないけど、パイプ椅子の座り心地は悪く、座布団があったらいいのにと思いました。

四時の籾(しじのしいな)

四時の籾(しじのしいな)

劇団HumanDustUnion

d-倉庫(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

時代の鏡
 「酒が飲みたい夜」という石原 吉郎の詩があるが、そのフレーズに“酒がのみたい夜は 酒だけでない 未来へも罪障へも 口をつけたいのだ”というのがあって、実に、この詩のような感触を持った作品である。(追記2014.1.24)

ネタバレBOX

 佐久間 象山の弟子には傑物が多いが、中でも勝海舟と本作の主人公、吉田 松陰は東西の横綱と言うべきか。黒船来航以来、江戸は時代も空間もひっくり返った。何せ、鉄で出来た黒く巨大な船が、海に浮いていたのだから、庶民はびっくりしてしまったわけだ。而もびっくりしたのは庶民ばかりではなかった。太平の世にうつつを抜かしていた幕閣も然りだったのである。
 このような状況を如何に正確に読み解き、欧米の植民地政策から身を守り、どのように身を処して行くのが良いか? これは喫緊の課題であった。その事を正確に理解し、どのようにするのがベストか、という具体的施策を持っていた大小の天才達が居た。勝にしろ松陰にしろ、その師であった象山にしろ、緒方洪庵の適塾に集った俊英達にしろ、薩摩の西郷たちにしろ、土佐の龍馬にしろ、傑物達が、命を賭けて如何に在るべきかを考えた時代のヴィヴィッドな空気を長州を中心に画いた今作。
 抜群のシナリオと主だった役を演じた役者達の力量、立ち居振る舞いや和服の着こなしなどの振付、演出の細部迄目の行き届いたバランスの良さ、適確な照明、音響の自然など、優れた舞台である。
Day By Day

Day By Day

劇団かさぶた

OFF OFFシアター(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

【豚チーム】必然性
おおみそか、夫婦の家を訪れる妹、友人、隣人…。
かき乱される日常の中から、大切なものが転がり出て来る。
という筋だったように思うが、話が動き出すまでの会話が散漫で引っ張る力が弱い。
原因は設定と台詞に必然性が薄いことだろうか…。

ネタバレBOX

夫婦の元に「芝居の役作りのために夫婦を観察したい」という理由で
突然転がりこんで来る妻の妹とか、
日頃付き合いもないのに「歯が痛い、歯医者で働いてるんだから何とかして」と
押しかけて来る隣人とか、ちょっと設定に説得力がないので
冒頭から登場人物に距離を感じてしまう。
終わってみれば、妹も隣人もなかなか魅力的なキャラなだけに残念。

確かに私たちの日常会話は散漫で、あちこち飛んだりズレたり聞き落としたりするものだ。
だが夫がテレビの修理を依頼する電話をしながら頻繁に妻に話しかけたりすると
(話しかけられて中断するのではなく)、
それが落語の“小言幸兵衛”みたいなキャラを強調するならいざ知らず
必然性を欠く行為や会話が重なっていくうちに、観ている側は関心が薄れてしまう。

故意か偶然か、妹のおかげで夫婦の間に新たな気持ちが生まれるが
それは物語の根幹をなすに相応しい温かさと微笑ましさを持っている。
もっとシンプルにこの気持ちを軸に見せても素敵なストーリーだと思う。

登場人物のキャラが魅力的だし、役者陣は熱演だった。
妹役の有沢未希さん、マイペースな不思議ちゃんが可愛くて良かった。
夫役の南雲康司さん、ラストで一気に「いい人じゃん!」と思わせるところが上手い。

かさぶたは、そのHPの“市街劇”がインパクト大でとても魅力的だったので
あのシンプルでダイレクトなアプローチを舞台にも期待したい。

12匹

12匹

theater 045 syndicate

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!
横浜で行う理由としては、次回作を見たい、という感じ。だけれども↓

ネタバレBOX

なんでしょうなあ。自分の人生をそのまま描いたような芝居に出逢ってびっくりしました!とても興味深く、おもしろく、そのサゲについてもまあ、納得のいく芝居らしいまとめでした。これはね、3500円支払ってもいい、というお芝居。舞台の静かな転換も、物語の緊張具合も、ほんとに2時間でよくまとまっていたし、役者陣がとてもよかった。装置も照明も音響も、とても良かったっす。ただ、当日受付のみなさんがちょっと残念だった感じではあります。これは2度見たい。そんな芝居でした。
ある女の家

ある女の家

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

初日観劇
時とともにうつろいゆく、そんな「さびしさ」を、感傷とは距離を置いて、ときにはちょっと宇宙を感じさせつつ、あっけらかんと表現してみせちゃう。そんな心憎い75分に感じた。

シアタートラムでの初演と比べて今回の再演、空間が広くなったことによって、どうしても「カンパニーデラシネらと言えば!」的な構成の緻密さを味わえる席は少なくなっちゃってる反面、広さによって生まれる役者と役者との「距離」がなんとも言えない「儚さ」みたいなモンをより強く感じさせていて、なんかもう素敵だった。
(このアンサンブルの密度、やっぱり中央ブロックで観たかったなあ・・・っていうのはちょっと置いとくとして)
(その身体の存在感や強靭さで、空間の広さの中にしっかりと豊かな空間を作り上げていた5人の役者陣は、もうホントお見事としか言いようがない)

あと今回の再演で何カ所か新しく加わったシーンのおかげで、初演ではつかみ損ねていたこの作品の核みたいな部分にちゃんと触れられた感が結構あったなあ。
「あー、“時間”ってのが結構大きな鍵なのかも」とか、「あー、最後のバスケットボールのシーンはこういうことなのかも」とか。
カンパニーデラシネラで小さい劇場での初演→中規模な劇場での再演っていうと『空白に落ちた男』『異邦人』と今回の『ある女の家』で3回目だったと思うけど、「作品の純粋なブラッシュアップ」的に感じられた今まで2作と違って、今回は「空間に合わせて作品が変容する」って面が強く感じられた再演だなあって印象。

ネタバレBOX

終盤、「火星」のニュースを読むシーンが、観終わってからじわじわと胸にしみこんでくるなあ。
Lumiere Dungeon

Lumiere Dungeon

壱劇屋

門真市民文化会館ルミエールホール・大ホール(大阪府)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/24 (金)公演終了

満足度★★★★★

でかい広いすごい!(@@;
劇場の外と内、上と下、表と裏、
そして劇場設備までを余すところなく使い、
音と光と「動き」を縦横無尽に駆使して展開される、
ファンタジック&ミステリアスな物語…。
「観客」というより「参加者」みたいな感覚で楽しんできました~w。

いやー、どんなアタマの構造してるんだろう…(^^;。

ピンク

ピンク

ソラカメ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題976(14-015)
19:00の回(晴)。18:35会場着、受付。入ってびっくり、懐かしさを感じるセット。18:55前説、19:05開演~20:35終演。第一回の「初めて見る景色」は未見なのでこの公演が初めてです。よく集めたなぁ~と感心、お話の内容も「この場所」に合っていたと思いますし、10代~20代、時の変化も自然に受け入れることができました。

チラシにあるピンクの消しゴムに書かれた純な想いと悔い、父と娘と同級生、女性らしい感性が優しく包み込まれた時間でした。もう一回みようか思案中→行くことにしました。

ネタバレBOX

川口文房具店の店内が舞台、近くにショッピンクーモールができお客さんが減ってしまったが、店を守る「愛」、姉の「宏子」、愛の同級生「さゆり」、後輩である高校2年「美咲」、バツイチで娘を育てている「松田さん」の5人が奏でる「恋バナ(当パンより)」。姉妹の父は出てきませんが意外な展開に。

ノート、鉛筆、消しゴム、クレパス、シークレットペン、ラメペン...在庫がなれければ注文を受け、2日後に引渡し。小さい頃信じていたこと、高校卒業後、それぞれの道を歩んだ友人たちとの再会(同窓会)、父と再婚もありそうな「松田さん」と姉妹。

5人の演技もよく、身近な人たちの物語と思えました。

パンツを忘れた父はどうやって帰ってきたのでしょう??

ラストの落書き...!!

江田さんの出演予定作「青森県のせむし男(@d-倉庫)」は、ちょうど観ようか考えていた公演なので、都合がつけば。
牛乳地獄act.11  『透明ランナー』

牛乳地獄act.11 『透明ランナー』

牛乳地獄

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです^^
DVDも買えたし、最高です。
藤村さん、日置さん、スゴイ好きです。牛乳地獄さん、素晴らしい時間を、ありがとうございます。

グッドファーザー

グッドファーザー

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/
面白かったです。
勘違いが勘違いを呼ぶ、
ハチャメチャで知的なコメディ♪
役者さんたちは腕達者、
テンポも音楽もナイス!
2時間、笑いっぱなしの舞台です☆
観劇日記をブログに書きました。

続ける理由

続ける理由

おかぼれ

座・高円寺1(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

渡辺さん
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。75分。

ネタバレBOX

松居大悟…公演前日なのに思うようにいかない作演出家。
安藤聖…アイドル志望の30歳。DVDの仕事を貰うも、撮影場所を間違える。
尾上寛之…インストラクター。破損を原因にからまれ、その男を殺してしまう。

若者というべきか若くないというべきかって人間の、夢と希望の裏側って体裁。3人の想いが弾けるシーンの音楽と照明の高鳴りが好き。ラストの演奏も気持ちがのってて良かった。
シーン毎の切り替えもテンポ良いいし、話自体シンプルで○。時間的にも短めで、仕事帰りにピッタリと思う。溌剌としてないけど、地味と思うけど、ちょっと元気湧くステージだった。

安藤がDVDのオファー貰って、父(松居)に報告する際(寿司のくだり?)の「ヤッター!」が羨ましく思った。こういうの近頃あんまないなと思って。
ピンク

ピンク

ソラカメ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

心温まる秀作♪♪
初日を観劇。家族、友情、恋愛。誰もが共感出来る普遍的なテーマで、どこか懐かしくもあり心温まる秀作でした。こういう細やかさや繊細さは女性のみの劇団だからこそ出せる味なんだろうなぁ。小さな空間ならではの”舞台と客席との親密感”がとても心地良かった。ぜひ観て欲しい作品。

上演時間:90分

ネタバレBOX

早替えが非常に多くて、舞台裏はとんでもなく忙しそう…。

店先の誘蛾灯の明かりとか、店の棚に並んだ商品やPOPの数々など、細部まで非常に凝られていて感心してしまった‥。最前列での観劇がオススメかと。

まだ初日だけど、同じキャストでまた再演して欲しい。
地獄篇 ―賽の河原―

地獄篇 ―賽の河原―

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

期待以上!
HPを見て面白そうとは思っていたけど
全体的な暗さ、重さ、人の心の闇
セットの使い方が上手い
なんとも言えない救いの無さ

壊れた人と家族の描き方、芝居は逸品!

この劇団癖になりそう…
台本とかDVDとか物販ないのかなぁと思うほど

今週は、他の公演と重なっていて初日しか取っていなかったけど
都合つけてまた観たい!


イヤイヤ面白い劇団に出会えました。

異邦人

異邦人

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2014/01/20 (月) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★★

迫力ある舞台だ
 「異邦人」(原作:カミュ)=不条理という言葉を思い浮かべる。その不条理とは…。
 本公演は、ほぼ原作通りに作られており、有名な台詞「今日、ママンが死んだ」から始まった。二部構成になっており、第一部は主人公ムルソーが殺人を犯すまで、第二部では犯行に対する審判の様子。そして、これも有名な「太陽のせい」という動機が描かれる。
 ところで、なぜ今「異邦人」なのか? 時代の閉塞感、危機感に立ち向かうということか…。本公演を観るにあたり、十数年振りに窪田啓作訳を読み返した。小説は自分のペースで読める。難解な、というか自分なりに考えたいときには、いったん本をおくことができる。だが、芝居だと観客の納得度に関係なく、一気に見せる。特に第二部は、意味深な場面や台詞が多く、見逃せない、聞き逃せない。それだけ緊張感を味わえるが。
 東京演劇集団風は、カミュ生誕100年記念に上演したとのこと。役者陣は初演時(2012年)と同メンバーらしいが、稽古期間は約2週間と聞いた。それであれだけの演技が…すばらしい。
 しかし、自分なりに納得感を得るには、演技がすばらしく、テンポ良く展開しすぎるだけに、”テーマ”について行けたか不安もある(自分だけかも知れないが)。
 冗談ではないが、不条理を謳った公演で、観客が不満を感じないか少し心配になった。
 なお、誤解がないように書き込むが、公演は素晴らしい。

カルメン

カルメン

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2014/01/19 (日) ~ 2014/02/01 (土)公演終了

満足度★★★★★

さすが人気演目!
鵜山仁演出のカルメン再演。
前回もみてはいるものの、さすがに日本人好みの舞台セット演出で目に焼き付くほどの印象を受ける。特に第2幕のリリャス・パスティアの酒場は圧巻である。
今回タイトルロール初のケモクリーゼ(メゾ・ソプラノ)は表情豊かでエロティックで魔性の女ピッタンコ。ストーレートに通るブレのない声は聴衆を魅了したと思う。ドン・ホセのリベロもクリアーなテノール。風貌もイメージピッタリだ。この二人はまさにはまり役でキャスト申し分なし。ミカエラ浜田さんも負けず素晴らしかったです。観客の大きな拍手にケモクリーゼさん上機嫌だったようで、最後の幕しまろうとしてるのに、まだカーテンコールしようとして、幕締めを止めさせていました。

タネも仕掛けもございません!

タネも仕掛けもございません!

劇団アグレッシブですけど、何か?!

広島ホームテレビ多目的ホール(広島県)

2014/01/16 (木) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

オススメです
広島公演鑑賞してきました。
感想を一言で言うと『ヤバイ❕泣いてまう〜T^T』って感じで、むっちゃ感動しました。
小気味良いかけ合いとストーリー展開で最終盤まであっと言う間でしたし、あらすじ読んでの先入観をいい意味で裏切る結末は本当に圧巻でした。
観劇後、その足で千秋楽の公演のチケットゲットしたので、また泣きに行って来たます。みなさんもスケジュール合えば是非ご覧ください。

ご来場ありがとうございました♪~「プロパガンダ・コクピット」

ご来場ありがとうございました♪~「プロパガンダ・コクピット」

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!
現実の国際紛争ともリンクしそうなきな臭い設定ですが、童話的な展開の楽しいミュージカルでした! ソロ曲に聞き入り、群舞と合唱にワクワクして、映写される曲タイトルにニヤニヤ。明るい未来を期待させるラストも良かった!

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