最新の観てきた!クチコミ一覧

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ピノキオショー

ピノキオショー

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★

社会派ファンタジー
まず、脚本が面白い。主役はロボットという設定であるが、感情等を持ち合わせた相当高度に進化した未来の話…、と思いきや、描かれたのは、泣き、笑いたっぷりの人情劇だ。もっと言えば、勧善懲悪劇をポップ調に描いたようだ(ネタバレか)。しかし、内容はシュールだ。例えば、ロボットは人間に服従し、要らなくなれば廃棄(格差社会)。情報操作による秘密主義(特定秘密保護法)など、現代社会を風刺したセリフがあちらこちらに。しかもサラッと言わせるなど絶妙だ。
演出は、映像を効果的に利用し、わかり易い状況説明に努めている。そのことで、キャストが多いがストーリー展開は理解できる。
気になったのは、演技が少しバタバタかな~と感じたこと。
全体を通してレベルの高い作品で、2時間超の公演時間だが、一気に魅せてくれた。

コロブチカ

コロブチカ

gojunko

atelier SENTIO(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

見応えあり
日常生活が緩やか進行していたが、ある契機に突然激しい展開に…。人間(今回は女性)の内に潜むエゴと寂しさが十分伝わる公演だ。チラシにある「ふと感じた不安や妄想、ざわざわっとした感覚」とあり、どう表現するのか楽しみであったが、見事にやられた。
シンプルな舞台美術ながら、状況説明は充分。フィクションと言うが、男性から見たら、身近にいそうな女性像をデフォルメして切り取っており、妙に納得というか現実味がある。役者の演技も秀逸だ。
また、要チェックの劇団が増えてうれしい!

もの2けの姫

もの2けの姫

ノーコンタクツ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

好きだなぁ
程よい加減でパロていて、イヤミがなく楽しめました。
あえて言うなら、あれだけの殺陣をするのにステージが少し狭いんじゃないかなと思いました。
せっかくの素晴らしい殺陣がステージの広さで制限されてしまったのが残念です。

ちからずく、花、ひらく

ちからずく、花、ひらく

シグナルズ

小劇場 楽園(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヒューマンドラマ
人間の内側をさらけ出していく様を描いたヒューマンドラマでした。
個人的には前回の方が好みですが、最後の裏切り方は最高でした!

ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

見に行って良かった
オズの魔法使いのストーリーも曖昧だったので内容についていけるかと多少不安に思っていたのですが、全く問題なく楽しく見ることができました。
歌やダンスは 流石 と言う言葉しか思い浮かびません。
見に行って良かったと思える作品です。

見て見ぬ三日月

見て見ぬ三日月

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ちくたく
初見でした。後味をなが~く味わえています(反芻)。噛むほど味の出るお話で、個人的にはかなり好き。余韻もまたお得感。
シリアス+コメディというよりはシリアス+アットホーム、という印象を受けました。暖かい空間でした。

ただ、緊張感が途切れて噛んじゃうくらいなら、サイドストーリーやセリフを短めにした方が印象は良いと思います。
というのも初見だからでしょうね。


時代の移り変わりをメイクやゲームで表現。自然と舞台の上の時計の針が進みます。
チクタクチクタク…時効までの残り時間が耳の奥で響くようでした。ひりひりするような緊張感でした。
悪事を隠す、誰かに見られている気がする……大なり小なり観客も経験していると思うので、共感しやすい感情だったのではないかと思います。

観れて良かったです★

もの2けの姫

もの2けの姫

ノーコンタクツ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかった!けど~。。。
大笑いというよりは苦笑系だけど、いやな感じがしなくて、
ほんわか見ていられます。

ゆるゆるっとした空気感が、きらいじゃないです。

☆は、4に近い3。

ネタバレBOX

走るところ、歩くところ、洞窟の奥を進むところなど、
躍動感とか、細かい動きには関心・・・と思いきや、
お約束的な笑いも盛りだくさんで(笑)。

ただ、ストーリーとしてはやはり、もののけ姫を微妙になぞってるだけで、
根拠とか説得力が弱いというか、
ラストの、ナガナガたちがどうなったのかとか、謀反がどうなったのか、
腕のノロイがどうなったのか、とかがいまいちわかりにくく、
ご都合主義で終わってしまった感。

それなら、途中の細かいやりとりとかもっと省いて、
(お笑い部分とメガネのところは省かなくてOK(笑))
トータルとしてもう少し、短いほうが、観ていて疲れない、かなぁ。とか。

あ、そうそう。『視力は、そんな悪くないよ~』って!巧い!笑いました!
コロブチカ

コロブチカ

gojunko

atelier SENTIO(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

グルグル
物語の進行が緩いようで激しく、静かなようでザワザワする。みんな変わってるなと思う人達だけれど、デフォルメされてるだけで日常にいる人達ばかりだな。非リアな人の思考はぐるぐるで、超共感する。人間らしい面倒くささ、それが愛しいなぁ。失敗して、葛藤して、失望して、失望されて、それでも生きていくのだ。そして、人と関わり続けないといけないんだなぁ。

ネタバレBOX

人間関係からも、お金からも自由でありたいと思う気持ちはよくわかる。「寝る・食べる・都合のいい男」以外は何もしないで生きることは、欲望のままに生きる理想のように見える。でも、常に笑顔で、満たされているようにみえる姿が、観客にはまるで幸せそうに見えない。象徴的なのが、物語の中盤「ケセラセラ」の曲に合わせて、来訪する友人や男と楽しそうに談笑する主人公の女の後ろの壁に「幸せだ」と映し出される瞬間は、「ああ、なんて空虚なんだ」と思った。でも、主人公自身にとっては切実な時間なはずだ。

彼女の物語で、彼女は家からほとんど出ない。自分の殻に閉じこもっているように見える。だから、家(彼女の殻の中)を訪れる人達はみんなどこかで彼女に怯えているように見える。そこでは彼女の世界だけれど、一歩家の外に出れば、守るものはなくて、彼女は一人だ。もちろん、人間はみんな一人だ。でも、「今、この時」が全てで空気を読まないで生きていく事が難しい世代で、孤独と不安に抗って生きていくのは大変な事だ。その葛藤が、とてもよく伝わってきて良かった。どの役者さんも、不思議な世界観を、よく表現してるなと思った。特に目当てだった小瀧さんが、突き抜けてて良かった。

ラストの縄跳びのシーンが、何か、とてもエロティックで、でも眩しくて、すごく良かった。
Dear...私様

Dear...私様

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/12 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかった!けど~。。。
楽しかった!

けれど、観ていくうちにどんどん、『IのMEMORIES』を、思い出して、
やはり一度目に観たときの印象って大きいなぁって、思ってしまいました。

ネタバレBOX

今回が物足りなかった、ということではなく、
『IのMEMORIES』の完成度が高すぎた、という印象。

ボク は、やっぱり田中めぐみさんの印象だし、
桜咲ちよちゃんが差し出すほうが『ジャムパン』て単語がもっと活きてたなぁとか、
矢部知子さんのまるがかわいかったなぁとか、その他いろいろ。

『IのMEMORIES』のDVDが欲しいなぁ。
うさぎレストラン

うさぎレストラン

CLIE

六行会ホール(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★

ぐるぐるぐる…!
初日観劇。
テーマは「女王の盲景」の絵本バージョンといった感触でした。シンプルかつ分かりやすかったから、サクッと深いとこまで一息で刺さる。
考えたくなる要素が山盛りで、あっちもこっちもと考えていたら見失いました!ぐるぐる!
「眠れない羊」や「深海のカンパネルラ」を思い起こさせるシチュエーションにも、作者の意図があるのでは…と思わず深読みしたくなります。

鳥越さんの熱演に思わず涙。きっとたくさん苦しんで生み出した役なんでしょう。とても丁寧な表情が印象的でした。

芸創CONNECT vol.7

芸創CONNECT vol.7

大阪市立芸術創造館

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/02/11 (火) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

芸創CONNECT vol.7観ました
 地元・愛知から孤独部出場ということで、応援に行きました。押忍!

 次代を担う表現・創作のコンペ。
 全国から参加の6団体が、15分のパフォーマンスを次々に上演。
 芸創による審査員(やなぎみわ、東野祥子、服部滋樹、谷口純弘)のセレクトも、この企画の大きい要素。


【各団体の感想 (☆は私の個人的評価)】

 
[虫の息](東京)

 ローカルな土地の姉妹の記憶を、独特な装置や映像も交えて。
 表現への試行錯誤が伺えた。
 見せ方、映像などの詰めがまだ甘いか?
<☆☆☆>


[したため](京都)

 言葉による自分の定義の積み重ね。
 昨年末に京都・gateで観た、試作パーツ的な発表とほぼ変わらず。
 さすがに、コンペでこれは物足りない…
<☆☆>


[空(うつぼ)](東京 主宰はアメリカ在住、スカイプ参加)

 日本に住む中国人の老人の半生を、これまた年齢も人種も違う二人の役者が観客に伝達。
 全てが違うピースだが、流れるような語り・動作に、磨き上げを感じる。見世物としては物足りないか?
 昨年、愛知・京都合同公演・AAFリージョナルシアター「Bungakuコンプレックス」で観た、村川拓也さんの「羅生門」を思い出す概念作品。
<☆☆☆☆>


[孤独部](愛知)

 男女二人、ほとんど動きのない場面のリフレインを繰り返しながら、その微妙な誤差で、観る人に想像を促す。
 観客によって、何を読み取るかの幅が広い。
 愛知以来、観るのは二回目の作品だけど、前回よりゾクゾクきた!
<☆☆☆☆☆>


[濱中俊](東京)

 過去の自分の記録した声を、リアルタイムで聞きながら、それを元にした映像の前で、現在の自分の言葉・身体に変換。
 映像が弱いとの評価だったけど、私には、この作風ならちょうどいいかと。
 むしろ、舞台上にある身体の弱さが気になった。
 試みは最も興味深い。
<☆☆☆☆>


[モンゴルズ](兵庫)

 寸劇・ダンスを交えながらの料理パフォーマンス。(←ここだけすごい違うww)
 見せ所を押さえた親子の寸劇、意外なほど切れのいいダンスの合間に、ホットプレートで親子丼を完成!(↑ww)
 出来上がった料理を審査員が食べなかったのは残念だけど、むべなるかな。客いじりはTPOが命。
 劇場以外での公演でこそ、見世物・体験作品として、生命を感じる表現。(ふだんは、主に淡路島のレストランで活動)
<☆☆☆☆>


【審査員の講評】
 「プレゼンテーションの傾向。
 サーベイに基づくソーシャルデザインや地域のケアという社会性を重視した作品が多かった。
 そこは前提であり、表現の出発点。
 最後にものを言うのは、表現の強度」



 そして、最優秀賞は…



 「空(うつぼ)」に決まりました!おめでとうございました!

 (孤独部とモンゴルズは別枠で卓越w)



 愛知・孤独部は、地元では他に類を見ない尖りぶりだけど、全国レベル・昨今の潮流から見れば、むしろ古典的なクリエイトの扱い。
 枠の外に出てみないと分からないものだなあ。

 やなぎみわさん始め、審査員がみんな、孤独部を審査とは別扱いで気に入ってくれてたのが、わが事のように嬉しい\(^o^)/


 今回は傾向が偏ったという事で、次回はダンス等バラエティあるラインナップを期待!

ゲンゴロウ

ゲンゴロウ

のーたりん様

pit北/区域(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1010(14-049)
13:00の回(やや曇)。13:35受付、開場、いつものルートで下りようと進むと奥に数名座って談笑…「?」と思いながら、下りて「左側」へ。聴こえるのは「ゴボゴボ」と水中の音。下手に低いベッド(白)、奥のコーナーにはカウンターのようなもの(白)、中央にテーブルと椅子(これも白)、そしてシュノーケルをつけた「何か」が白い薄布をまといあたりを眺めています。カウンターや椅子の下部分が黒く汚れているのは暗示的。

頭上からはずっと元気な話し声が聴こえてくる(内容までは聴きとれず)、なんだろう…と気になるので、入って「右側」のお客さんの反応を見るのですが、特に注意している様子もなく…でもですね、後で考えると、これは表向きの「一家団欒」「仲の良い人たち」を現していたのではないかと思うのでした。12:55前説(90分)、13:06開演〜14:45終演。

日芸の皆さんの公演だそうで、ちょうど、先日@LE DOCOで観た「鮭スペアレ」は日芸のお二人が旗揚げ(2005)。

始まりは「生活図鑑(2013/9:河合さん、手塚さん)」→「白昼夢(2013/10:河合さん、)」→「フジフォー(2013/12:千田さん、手塚さん)」、ずっと遡ると「PAPALUWA(2012/3:佐野さん)」まで。

※「ゲンゴロウ」は肉食性水生生物で呼吸のため水面に上がってくる。

唖太郎。両親と姉弟、曽祖母、伯母、友人、風俗嬢…謎ペット。

みな「何か」を持っていて、抑制する術を知っている者、隠す狡賢さを持ち合わせている者、自己に振り回される者、自己を喪いつつある者、助け支えることを職業とする者、ひとり…超えた者。家族というつながりの息苦しさ、解放されることへの不安がどんどん内側への力となって…崩壊する。

「唖太郎」が「唖」という文字を持っていることと、他の者には存在しない「ゲン(言)ゴロウ」とは表と裏の関係ということなのでしょうか。

言葉を喪う、ということをもう少し現象(ノイズではなく)として観せてくれると「(本人にはわからないらしく)大変なことなのか」「大したことはないのか」がわかると思います。公演タイトルになるほどであれば、救い難い「何か」があっていいのではないかと思いました。底なし度合いはブラックホール並か。

....と書いておきながら、1日経って違うような気がしてきました。家族はみな仲が悪く、お互いを避けていて「口だけ動かし」ていた(実際にこういったシーンあり)けど、これが「家族」、「ただいま」を言うたったひとつの場所、ここで話をしたい...最後の震えるこの叫び...これなんですね(※2/24記)。はっきりとは覚えていないのですがかかっていたのは「Sigur Rós」でしたでしょうか。

河合さんは4作目、千田さんは2作目。

元子は実質的な大黒柱、それが内部(身内)から崩れる様をキャベツを刻み続けながら(トーンを変え)演じ切っていました。


最後に。入口に13:30受付とあるのだから、時間前にはスタッフが状況を説明に上がってくるくらいの気遣いがあってほしいです。そうでなければ、「受付開始・開場は開演の30分前、時間になったら案内するので、こちらでお待ちください」…これは、本日観た劇団の実例です。

見て見ぬ三日月

見て見ぬ三日月

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★

以前と同じ印象、かな
「大いに笑ってちょっぴり号泣の…」というのがこの劇団の持ち味なんだろうが、以前観たときにも感じたのと同じ印象に終わった。

3人の幼馴染が起こした事件を軸に展開するメインストーリーは説明台詞が多くて閉口した。ある程度は仕方ないと思うが、それが多くなると、役者の動きが止まるし、台詞が「生きた言葉」として観ているこちらに届いてこない。

特徴的なキャラクターを登場させて笑わせるコミカルなシーンは相変わらず楽しいし、観ていて心地良い。(ラーメン好きの刑事は少しキャラが弱かったかも。)この部分だけでも話を膨らませていけば一本のコメディになるんじゃないかという気がする。シリアスなストーリーにコメディ要素があるとメリハリがあっていいというご意見もあろうが、私はどちらかというと少しメインストーリーの邪魔になっているような気がする。

あと、ミュージカルのシーンは演っている方がもっと楽しく歌わないと観客も乗れないと思うのだが。

仙台シアターラボ トライアル2013

仙台シアターラボ トライアル2013

仙台シアターラボ

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2014/02/22 (土) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

私好み♪
 私が過去に拝見したものと違って、
 よりストーリーがあって私好みだった。

 今後も期待。

 明らかに鍛えられていると感じる、
 そんな身体を観るのは気持ちいいなぁ。

ネタバレBOX

 しっかりストーリーが流れていくと、
 所々に挟まれる物真似とかにも、
 関連性を求めてしまいますネ。

 ・・・って、これは私の個人的なワガママか。(汗)
月雪の娘

月雪の娘

ムーンビームマシン

ABCホール (大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても綺麗な舞台 上手い役者陣
とても綺麗な舞台 上手い役者陣    
千雪の雪女の部分だけを切った 炎の神の力 そなた一度会った事がある いいえ初めて 俺は風翔 千雪と申します この雪の様 桜で御座います 山から飛んでくるのでございます やはりどこかで会った事があるな。   
面白い物語 面白かった。   

ネタバレBOX

着物を抱きしめる男 // ダンス とても上手い // 女が襲われる 5人 女衒 私と知っての所業か  雛菊の香り 雪女の呪いで 目の見えない男(風翔(カザト))が助ける。 そなたの手は氷の様だ 切る 白を赤で汚すは無粋だ。 落したはおりを拾う 雛菊の香り。 人間と雪女が結ばれて子供が何人か 寺で育てられる 寺の住職の息子(養子)は、水の神の狼に毎夜 操られる 遊郭に身を置く雪女の血をひく初 妹の千幸は寺に。 呪いを解く方法は、雪女を切る。 水の神を倒すには火の神の力が必要 村を洪水にして全滅させた仇を取りたい 火の神と契約 自分の為には使えない力 雪女の呪いは、幼い頃のコントロールできない力の事故  風翔(カザト)水の神を切る 忍びの女紅が切る 仇を晴らす。 風翔は雪女(千雪)を切る、 // 冒頭のシーン 着物を抱きしめる男 似た娘が寺に流れ着いた。 千雪の雪女の部分だけを切った 炎の神の力 そなた一度会った事がある いいえ初めて 俺は風翔 千雪と申します この雪の様 桜で御座います 山から飛んでくるのでございます やはりどこかで会った事があるな。
遊郭の女 菊を演じていたダンサー 亜由子さん 綺麗でした。
とても綺麗な舞台 上手い役者陣 面白い物語 面白かった。
新説・とりかへばや物語

新説・とりかへばや物語

カムヰヤッセン

ウイングフィールド(大阪府)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった♪
話の展開に障子一枚で場面が切り替わるところなど
わかりやすく、粋な舞台といった感じです♪
もしかしたらこの時代やお着物での
お芝居が結構好きかも〜と思いました♪

第3回SP創立記念祭

第3回SP創立記念祭

SP火曜劇場

天劇キネマトロン(大阪府)

2014/02/11 (火) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

第3回SP創立記念祭に行きました
 こりっちで関西の公演を検索していたら、偶然発見したイベント(笑)

 SP水曜劇場は、関西の劇団を中心に、ユーストで定期的に映像配信している企画。
 時間堂「ローザ」全国ツアーの大阪公演・前哨戦として配信された「星の結び目」で、初めて観ました(「星の結び目」は、東京・こまばアゴラで観劇。黒澤世莉さんと初めてお会いした時) 
 いろいろコメントできて楽しかったw

 2/11に京都・アトリエ劇研→大阪・芸創への移動の途中で、大阪・天劇キネマトロンに寄り道できる事を発見!(地下鉄・谷町線沿い)
 「一時間ちょっとしかいられないけど、行くしかない!」


 で、行ってきました。
 いかにも現代アートの人たちが集いそうな、趣ある古い建物(笑)の一角。

 滞在一時間ちょっとだったというのに、関西トークをぎっちり全身で浴びてきました。(ヒイヒイ)

 私のいた時間は、今年度配信した舞台・劇団について映像を交えながらのトーク。
 圏外の私が知らない劇団ばかりでしたが、とにかく盛り上る盛り上る。
 というのも、

 【ルール:サイコロを振って、奇数ならいい話・偶数なら悪い話】

 かてて加えて、映像記録の仕事もしている主催者・武信さんはじめ、参加者がみな、手広く核団体の公演に関わってる人たちばかり。

 裏も表も知り尽くした彼らが(明日以降の仕事を心配しつつ、真昼間からビール片手に)赤裸々に裏話を語り明かす様子は、内情を知らなくても釣り込まれて、思わず笑ってしまう!
 
 残念ながらこの途中で抜けましたが、できれば最後までいたかった…来年も機会があれば、ぜひ行きたい!
 未知の異文化遭遇体験に五つ星(笑)


 ネットとリアルを等価に楽しむ姿勢、他の地域でユーストを活用している演劇関係者の皆さまも、SP水曜劇場に注目してみてはいかがでしょうか?

もの2けの姫

もの2けの姫

ノーコンタクツ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★

シナリオに新味なし
 ストーリー展開は、タイトルに現れているように「もののけ姫」をなぞっており、新味は無い。また、「もののけ姫」にあったような技術・文明に対する強い警戒感もない。(追記後送)

てろめあ

てろめあ

EgofiLter

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

在日ということ
 まず、テロメアと言う聞きなれない単語から調べてみた。ウィキペディアによれば、DNA端末を分解や修復などの変更から保護する構造で、細胞の物理的、遺伝的な安定性を保つ働きをすると考えられているそうである。テロメアの伸長は、テロメラーゼと呼ばれる酵素によって行われ、この酵素が無い細胞では、分裂の度にテロメアは短くなる。そしてある長さ以下になると細胞老化と呼ばれる状態に達し、分裂を止める。分裂が止むことによって染色体は不安定化することを阻止され、癌化などから保護される。
 今作では、クローン羊、ドリーの話で、テロメア短縮による細胞老化が、個体の老化原因と示唆されているが、テロメア短縮は、細胞老化の十分条件ではあっても、必要条件では無い為、テロメア短縮による細胞老化と個体老化の関係は完全に明らかにされたわけではない。
 が、物語の流れとしては、姉、ひろこと妹、まりえの暗い運命共同体を表す遺伝的必然の寓意として捉えて構わないだろう。(追記後送)

現代版・卒塔婆小町

現代版・卒塔婆小町

Quiet.Quiet

アトリエ劇研(京都府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★

Quiet.Quiet「現代版・卒塔婆小町」観ました
 初・アトリエ劇研。愛知・七ツ寺とも縁の深い劇場です。意外に広い舞台…
 出演者が、突撃金魚・ピンク地底人・夕暮れ社・しようよ等、関西で観た劇団や会ったりことのある人が続々。
 開演前にピンク地底人3号さんと、第三種接近遭遇。またイメージが変わってる。。。(笑)



 並列して語られる三つの愛が、みな「男に都合よく気持ちいい、既製品」に感じてしまった…トレンディドラマみたいで薄い。
 そして、それらがひとつの「卒塔婆小町」の物語として収斂する様子が、気配として感じられない…
(私は、同じ男女の違う時空の物語、と捉えようとしたのだけれど。女性キャラ5人、実は全員小町、とか)

 原作・三島由紀夫とはなっているが、ほぼ無関係(100日とかのキーワードぐらい)。
 創り手の趣味志向は明確だけど、私には真向合いませんでした…。


 あの美術(コズミック!)で、時空の転移を感じられないのも…全てのっぺりとした同次元に感じてしまった。
 能面はとてもよかったけれど、最初しか使わず。


 役者陣の演技は、多くはよかった(特に老婆は絶品)。
 ただ、中には過剰というか、キャラが幼稚やカッコつけに見えてしまったケースも。うーん…



 事前の予想よりはエンターテイメント系。それが分かっていれば、まだ…
 となると、これを劇研でやる理由がよく分からない…
  観客は、あまり演劇を観なさそうな方も大勢みえてました。そういう人に向けたのなら、それでいいのかも。

 ただ私としては、こういうのを、「初めて観る芝居」には、あまりしてほしくないのです。
 演劇を見慣れた人向けの技法で、テレビドラマ的な作劇。
 初心者には混乱を招きやすいのでは?
 個人的な危惧ではありますが…

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