
見よ、飛行機の高く飛べるを
劇団青年座
本多劇場(東京都)
2014/05/10 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
新劇のお手本
青年座の明日を担う(?)若手女優さんたちを中心にした配役で描かれる、明治末期の女子青春群像。笑えて泣けて考えられる舞台。
役者の立居振舞い、セリフ回しなど、きっちりと作りこまれていることが見て取れます。話の内容や、場の中心人物が客席に向かってセリフをしゃべるシーンが多いというような芝居のセオリー的なことも含めて、新劇のお手本のような舞台です。芝居に慣れていない方でも、安心して見られる舞台です。
賛否が分かれそうですが、飾らないラストシーンがとても好印象でした。
安藤瞳さんの演技が、大変良かったです。
ここからは、小劇場舞台が好きな人間のわがままで勝手な感想です。
劇団創立60周年の記念公演第一弾、ということで、劇団にとっても、思い入れ深い脚本なのでしょう。大切に作りこんでいることが良くわかりましたが、逆にそれが形式美のように出来過ぎていて、ちょっと物足りなかったかな。
演出と役者が、いかに原作を壊すか、というのも、見てみたかったです。
元の作品を観ていないので、あくまでも勝手な推測です。「じゅうぶん、解釈を加えてます!」ということでしたら、すみませんm(_ _)m

【無事終演しました】荒川、神キラーチューン【ご来場ありがとうございました!】
ロ字ック
サンモールスタジオ(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
あっと言う間の約100分
□字ック初観劇。
役者の方々がとても魅力的だったし、話も各設定単位で場面切替がテンポ良くあり、スピード感が感じられた。
また、各場面で役のキャラクターやストーリーを理解しやすい演出だったと思います。
ただ、今回は横揺れのテンポがあったが、ストーリー的には縦揺れのテンポもあった方が心理的に深い部分はその部分が感じやすかったかと思いました。
でも次回作も観劇します!

いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」
劇団☆新感線
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2014/05/08 (木) ~ 2014/05/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりすごい!
天海祐希さんの動きの綺麗な事に感激しました!!
早乙女太一さんは殺陣が華麗で特化していることが一目瞭然!
橋本じゅんさんも相変わらず面白かったです!

人狼 ザ・ライブプレイングシアター #12:STEAM 機巧人形と月の艇
セブンスキャッスル
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/05/13 (火) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
素の能力
オープニングがアンティークな雰囲気で、綺麗でしたね。この舞台はキャラの設定があっても、どうしても演者の情報処理能力とか機転とか、そういうものがものを言う。多少の数こなしたはあるものの、そういう部分が見えてくるのが面白い。
今回はわかりやすい展開だったのに、しっかり最後でだまされました!!

最後の剥製の猿
遊気舎
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
猿たち
近未来、一応安全宣言は出されたがほとんど住む人のない場所で共同生活をする人たち。それぞれに傷を抱えてそれぞれの想いを持っている。いろんな猿ネタが楽しい。
羽曳野の伊藤は前座長の時から健在だが、うんも星人の破壊力もすさまじい。

天満月(あまみづき)のネコ
スタンダードソング
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

ルーシアの妹
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
タイトルの意味
人は「正義」だけで幸せになれるのか?
「正義」だけで国を治めることはできるのか?
設定と、少女が旅を通してさらに成長していく様は面白いし説得力がある。
「正義」の対極にある”大人になることのほろ苦さ”も際立っている。
ただ2時間越えは少し長く感じた。
もう少しコンパクトにして、その分“こなす”ように早口で流れてしまった台詞を
丁寧に立てたら、味わいある台詞がさらに活かされると思う。
ギャグのセンスと間が良くて、大いに笑った。
なぜこのタイトルなのか、観終わってひどく納得。

サスライ7(サスライセブン) パート2
東京アンテナコンテナ
あうるすぽっと(東京都)
2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
あらやだ楽しい。
イジリー岡田さんがイジリー岡田さんのまんまでしたが(笑)
いろんなネタを好きなようにやられてたのは流石だなーと。
ストーリーも楽しかったです。
ウルッとくるところもありました。

メビウスローズ-MEBIUS LAWS-
劇団C2
萬劇場(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★
重厚なSF話を期待してたら・・・
ちゃんばら劇でした・・・・
眠気こそ起きなかったが、あんまし面白さは感じなかったです。
まぁ劇中にでたゲーム話は好きなんで、そこは楽しめた約2時間強。

人狼 ザ・ライブプレイングシアター #12:STEAM 機巧人形と月の艇
セブンスキャッスル
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/05/13 (火) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
なかなかに頭脳戦だった・・・ハズが・・・
ラストがヒント無しの勘勝負だった(^^)→大笑いできました!
(頭脳ゲームでここまで笑えるとは思いませんでした)
それにしても最後列の観客=観測者と劇中では呼称=さんが、
知り合い出てくると小声でボソボソ話すので気が散ることがあった。
観劇マナーは守って欲しいなぁと思った約2時間でした。

ルーシアの妹
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
元気をもらえる!
今までとはまた一味違う新しいライオンパーマ作品でした!とにかくたくさん笑って元気をもらいました(^^)/いつ襲ってくるかわからない所々に散りばめられた笑いの種に思わず吹き出してしまう…笑っ、真面目なシーンに出てくる突然の好き放題やってる感がまた最高に好きです。役者さんも一人一人に味があって皆さんとても輝いていました。次回作も楽しみにしたいます!

見よ、飛行機の高く飛べるを
劇団青年座
本多劇場(東京都)
2014/05/10 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
青年座の女子力を実感
安藤瞳さんを、初めて、研究所の実習公演で拝見した時、この方には、この作品がお似合いだと直感めいたものが芽生えました。
それ以来、いつか安藤さんが、のぶを演じて下さる日が来ることをずっと心待ちしていたので、今回の観劇は心底楽しみでした。
期待通り、安藤さんののぶはピッタリでしたが、他の女子生徒達も、それぞれ、役柄にドンピシャリのキャスティングで、いつの間にか、青年座は、若手女優さんの宝庫になったなあと実感しました。
青年座は、私と同い年。演劇評論家だった亡父が、学生時代から、東恵美子さんと親友だったため、創立の時には、ずいぶん助力を惜しまなかったと、幼い頃から聞かさせて育ったので、創立60周年の公演を、息子と同期生だった安藤さん主演の舞台で、観劇することができて、個人的にも感慨深い思いがありました。
のぶは、永井愛さんのお祖母様、初江は、市川房枝さんがモデルだと伺っています。どこまでが、史実で、どこからが永井さんの創作かは知る由もありませんが、選挙権を得てから、市川さんが政界引退されるまで、ずっと投票してきた身なので、この芝居の中の初江のありかたに、一々頷く部分が多くありました。
たまたま、今日は、首相の意図的な図入りの集団的自衛権の解説などが報じられ、この芝居の時代に逆行しそうな世間の雰囲気に、観劇中も、心がざわつく不安がよぎりましたが、この劇団の役者力のお蔭で、舞台自体は、終始ワクワクと観ることができ、3時間の上演時間もあっという間に感じました。

とける記憶
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
毒婦の物語
エンターテイメントという感じではなかったですが、良いお芝居でした。
脚本が良かったです。多くのエピソードを次々とテンポよく紡いでいき、過去と現在を多層的に積み上げていきます。ただ、上演時間が2時間を越えてしまったのは、もう少し短かいほうが観やすいでしょう。
単純な善悪など存在しないという描き方が良かったです。
役者さんの演技が抜群。演技に見入ってしまいました。まばたきする間も惜しいと思うくらい、役者の顔を凝視してしまいました。
何が良かったのかと分析してみましたが、様々な要因があるのでしょうがひとつ言えるのは、細かい動作・所作にリアリティがあったということです。
スナックの雰囲気、場末感も良かったです。

シスターストロベリー
劇団きのこ牛乳
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1106(14-144)
19:00の回(曇)。18:30受付、開場。最前列は座椅子。正方形の一段高くなった舞台が4つ(中央がメインで大きく、下手に2、上手に1)。中央にはちゃぶ台、下手奥にはシャワーがみえます。客席誘導はフジタさんご自身。こちらは初めてですが、フジタさんと田中さんは劇団肋骨蜜柑同好会で2作観ています。BGMはクラシック。
20:34終演。
「説明」にあるように、男が帰ってきたとき何が起こったのか...というお話。ホントにイヤな(しつこい)奴が続々と出てきて憎たらしい匂いをまき散らす...が...よーーーく聞いていると必ずしも100%おかしいことを言っているわけではない。
そう思い始めるころ、また、やな奴が出てくる。出口、捌け口がない者たちの苦悶する様が巧く演じられていました。
田中さんは今まで観た2作とはまったく違った役柄で、全身黒色は喪服のイメージ、一目で「ムショ帰り」とわかる男役の安藤さんの苦しみに歪んだ表情や嶋谷さんの怪しさ..みなさんとてもよかったです。
6月の「つぎとまります・初夏」でお会いしましょう。

Chooser!
劇団ICHIGEKI☆必殺
シアターシャイン(東京都)
2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

ヘナレイデー
AnK
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/19 (月)公演終了

昼下がりにみた夢は…
NO-STyLe-GArden
劇場MOMO(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
ほのぼの、しみじみ
面白かった。
きっかけとなる「事件」は、面白くするため、感動的に作るために、よく使われる手法なのだが、それだけに、そこに甘えてしまうと、ただの「よくあるお話」になってしまう。
しかしこの作品は、この、ある意味「甘美な常套手段」を使いながらも、それに甘えることなく、きちんと破綻のないストーリーにまとめ上げられている。
余計なお涙頂戴を狙わなかったのも心地よい。
役者さんたちも、早口の博多弁をきちんとこなして、見事。
私ごとになるが、つい最近まで佐世保弁の芝居に出ていて苦労しただけに、思わず大変だっただろうな、などと思ってしまった。
衣裳やメイクなどからも、当時の空気感がちゃんと伝わってきた。
登場人物もそれぞれ魅力的で、かなり極端なキャラも「あり」と思わせてしまう力技(笑)が面白かった。

Being at home with Claude ~クロードと一緒に~
Zu々
青山円形劇場(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
稲葉・伊達回
この手の題材を扱った時にありがちな、マイノリティの生きづらさや悲哀が描かれるのかと考えていたが、いい意味で裏切られた。
もっと普遍的な、人が何に価値を見出して生きていくのか、そういった話だったように思う。
そこにどれだけのリアリティと説得力を持たせられるか、役者の力量が問われる作品だとも感じたし、充分にそれを味わうことができてとても満足している。
劇中の彼の人の言う通り、ここで徒らに言葉をつくすのは得策ではない。
是非、多くの人に『感じて』欲しい作品だと思った。

ルーシアの妹
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★
まったく合わなかった
いつも評判のいい劇団なので、楽しみにして行ったのだが、ここまで合わないとは思わなかった。
これはあくまでも個人的な感想として書かせて頂くが、ストーリーが子供騙しのファンタジーで、どこにも説得力がなく、一部の俳優の一本調子の台詞からは、なにひとつ伝わってこなかった。
客席は満員だが、趣味の違いとしか言いようがないだろう。

劇団かさぶた終始公演『凡』
劇団かさぶた
シアター711(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
戯曲、地域、男と女のパラドックス
戯曲風味のシュール・レアリズムが突出しており、時に役者が、時に観客が困惑してしまう。
普段、いわゆる〈劇〉を観て、その役者が読み込む脚本の存在を気にする余地はない。シェイクスピア劇においては、難解な叙情詩のニュアンスなり、また伝統の文法式を意識することはある。これは、「英語圏の父」がシェイクスピアなのだから、その脚本(日本語訳だが)を役者、観客が「追う」のは当然の結末だろう。
ただ、『劇団かさぶた』はシュールレアリズムというべき都会の空気感が漂っている。NANASHI(力み気味)が前説にセーラ服姿で登場するなど、その姿勢は「反社会」である。
この形式が「戯曲」を正統に記し、演じ、それを異質にすることが既に異質なのだ。