満足度★★★★★
稲葉・伊達回この手の題材を扱った時にありがちな、マイノリティの生きづらさや悲哀が描かれるのかと考えていたが、いい意味で裏切られた。もっと普遍的な、人が何に価値を見出して生きていくのか、そういった話だったように思う。そこにどれだけのリアリティと説得力を持たせられるか、役者の力量が問われる作品だとも感じたし、充分にそれを味わうことができてとても満足している。劇中の彼の人の言う通り、ここで徒らに言葉をつくすのは得策ではない。是非、多くの人に『感じて』欲しい作品だと思った。
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2014/05/16 00:01
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