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朝劇「彼女は誰のもの?」【9月10月全話やります!土曜日増刊号も!】

朝劇「彼女は誰のもの?」【9月10月全話やります!土曜日増刊号も!】

朝劇

CAFE SALVADOR(千代田区丸の内 3 - 2 - 3 富士ビル1F) (東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/10/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

楽しくて
第3作も凄く良い作品でした。
朝から笑えるし
何よりも居心地が良いのです。

美しいヒポリタ

美しいヒポリタ

世田谷シルク

吉祥寺シアター(東京都)

2014/03/27 (木) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しみました。
初、世田谷シルク。
うわさに聞いていた通り、ダンスが印象的でした。
現代のアプリ製作会社とシェイクスピアの世界の絡ませ方が(ちょっと厳しいところはあるものの)うまかったと思います。
シェイクスピアのあの台詞は『アプリが大げさに変換してくれる機能』というのがツボでした。私もそのアプリ持っていたらいろいろ入れて遊んでみたいです。
アプリの世界では、製作者が神ですよね。

ヒポリタも美しかったですが、個人的にタイターニヤの美しさにやられました。
あの子守唄が家に帰ってからも頭から離れませんでした。

最終日だったからか、一部役者さんの喉が枯れていたのが気になりました。おだいじに。

ネタバレBOX

良い人そうでそうでもないハーミアや、嫌われても嫌われてもめげないヘレナ、いい男だけどどこか頼りないライサンダーと、ひどい男だよデミトリアスが、舞台を走り回っていました。
これって、よく考えたら(いや考えなくっても)どれも原作のまんまですね。
けっこう原作「夏の夜の夢」に忠実ですね!!

タイトルは『美しいヒポリタ』だけれど、ヒポリタ自身の影は薄いなと、思っていたら、最後にプチどんでんがえし。
社長の愛人は、実は彼女でした。
このラストで、タイトルに合点がいきました。
ドッグウェイ

ドッグウェイ

サッソク

nakano f(東京都)

2014/03/31 (月) ~ 2014/04/02 (水)公演終了

満足度★★★★

「間」が面白い
人と人との間にある微妙なズレをとてもうまく描いていた。
その「間」がとてもよかった。

役者さんたちもとても良かった。

ネタバレBOX

本人にとっては重要ではあるが、
他人から見たらどうでもよいようなことにこだわって、
一番重要なことが対話できなかったり、
あるタイミングを逃して、大切なことを言いそびれてしまったりというようなことは、誰にでもあることだ。
そして、それらの些細なことの積み重ねで人生の行路が大きく変わってしまうこともある。

ある劇団主宰者(作・演出家)の物語であり、
表現を行っている者にとっては「あるある」要素の多い内容ではあるが、
そこで語られていることはより普遍的。
どんな人でも経験があるだろう、自己と他者との行き違いの物語。

観終わった後、「そうだ、自分の人生でも、こういう些細なことで、無駄な争いや、行き違いをしているな」とつくづく感じた。他人の物語だと距離をとって見ることができるが、自分のことだとなかなかそう上手くはいかない。


河西裕介氏自身が、「国分寺大人倶楽部」活動休止後の自分の状況を、この物語にどこまで反映させているのか、反映させているフリをしているだけなのか、その辺の微妙な感じも面白かった。


演劇的には、その関係性のズレを、「間」を使ってうまく描いている。
もっとテンポよくオチを付けて観客の笑いを誘うことは容易なことだろうが、
あえて宙づりの空間をそのまま提示している。
その演出が、なんともモヤモヤした感覚を観客に覚えさせ、
時にそれがツボに入ると異常に可笑しく感じられる。
面白かった。


最後のシーンが、冒頭のシーンとほぼ同内容なのだが、ほんの少しだけ変わっている。その作りも素晴らしい。
同じ部分でも、冒頭と最後では見え方が違う。それに、その違うの部分を深く考えることになる。
(これは、河西氏が以前発表したStraw&Berryの『マリア』の構造と同じだ。)
緑子の部屋

緑子の部屋

鳥公園

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2014/03/26 (水) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

満足度★★★

不在の他人、消失した他人とは私自身である
 学校の教室の壁が白く塗られていました。床には白いカーペットが敷かれており、学校によくある金属製の脚と木を使ったイス数脚と、よく似た素材のテーブルが置かれています。客席は演技スペースをL字型に囲むスタイル。質素だけれど、そぎ落とされたおしゃれ感のある空間でした。そこに洗練されたカジュアル・ルックの若者3人(男性2人、女性1人)が登場します。役者さんが若者らしい現代口語を話し、複数人をシームレスに演じていくのはチェルフィッチュの『三月の5日間』に似ていました。

 今どきのごく普通のおしゃべりから、緑子という若い女性の育ちや性格、友人・恋人関係などが少しずつ浮かび上がってきます。3人の役者さんは緑子に関わりのあったさまざまな人物を、短いエピソードごとに演じ分けていき、激しく動きながら長いセリフを言い続けたり、言葉の意味とは明らかに違う体の動きを見せるなど、負荷の高い演技をされていました。

 昨年9月に拝見した鳥公園の短編『蒸発』は、肌で確かめられるような生々しい肉感があって、それゆえの切実さや切迫感から、鼻を突くような刺激的なエロスもあったと思うんです。それに比べると今作は知性できれいに整理整頓されているような印象を受け、個人的には物足りなかったです。

ネタバレBOX

 衣裳のデザインはクールでスポーティー。一見、普段着っぽくはあるのですが、舞台美術との統一感や色のバランスなどにもこだわりがありそうです。3人ともナイキやニューバランスのカラフルで派手な運動靴を履いています。全然汚れていないので、運動靴というよりは「高そうな衣装」に見えました。

 女性のロングスカートは鮮やかな青色で、中に履いたスパッツがうっすら透けて見える布地でした。また、Tシャツの胸元は胸の谷間が見えるかどうかギリギリのラインまで開いています。クールなエロスを狙っているのだろうと思いました。男性がシャツの左胸に可愛らしいブローチを2個付けていたり、もう1人の男性は短パンで足の肌がある程度露出していたり、衣裳がもたらす効果に気配りが見られます。衣裳なんだから当然といえば当然ですが、この俳優さんたちは普段はきっとこんな服は着ていないだろうと思いながら眺めることになりました。

 壁に取り付けられた白い箱や、舞台中央奥の隅っこにポツンと建てられている白いロッカーを開くと、穴とともに草木の緑色が現れました。壁と床の白地に茶、緑といったアースカラーが配色され、やがてあるタイミングで、ロッカーの穴から黄色いパンティーや真っ青なブラジャーなど、色とりどりの女性の衣服や小物(ゴミ?)が、おもちゃ箱をひっくり返したように引き出されてきます。カラフルな洋服たちが紐に吊り下げられ、洗濯物を干したような状態で舞台を横切って宙ぶらりんになりました。

 画としても見栄えがするし、空間全体に与えるインパクトも鮮烈で巧妙だと思いましたが、全てがいかにも狙った感じに見えてしまい、どうにも苦手でした。たとえば俳優の動線についても、演技スペースの周囲を走ったり、教室の窓枠を使ったり貪欲にチャレンジされていましたが、「チャレンジするための行為」にとどまっていて、私にはあまり効果的だとは感じられませんでした。ハイセンスな映像演出も含め全体がインテリジェンスでのっぺりと均一化され、“ある定型(パターン)”になっているように感じました。

 画集の中の1枚の絵について語るシーンから始まり、それと相似するシーンで終幕します。絵の中の人物が自分を見ている、もしくはその人物は私自身であるという視点を美しく示し、自死したのかもしれない緑子や、その他の「不在」になった人々もまた自分自身であるという、当事者性をはっきりさせるのが潔いと思いました。

 紅一点の女優さん(武井翔子)は主に緑子の友人の「イヨ」役でしたが、時には回想シーンで緑子役を演じることもあり、最後には「イヨ」でもあり「緑子」でもあり「アヤ」でもあるという、1人の人間なのに3人、もしくは無数の人類を代表する生命体といった存在感を担われていました。こういう瞬間に立ち会えた時、舞台を観に来て良かったと思います。
グローバル・ベイビー・ファクトリー Global Baby Factory

グローバル・ベイビー・ファクトリー Global Baby Factory

劇団印象-indian elephant-

調布市せんがわ劇場(東京都)

2014/03/26 (水) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

見応え十分の社会派エンターテインメント
代理出産に関わる諸問題を余すところなく描いていて、問題提起的な内容ながら、芝居としても十分面白い。エゴとお金のことを考えさせられて、気分はちょっと重くなってしまうのだが。なんとなく唐突なラストが印象的。今後は提供された卵子や精子で生まれた子供たちのアイデンティティーについても舞台化して欲しい。

東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』(ワンバイゼロ)  NEW VERSION エピソード1&2&3

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キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/03/24 (月) ~ 2014/04/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

【エピソード2】鑑賞
年度始め

ネタバレBOX

あかりさんと星来さんの回。最強ですね。

時々、平日のお昼にも拘らず来て頂いて云々という挨拶があっていたたまれない気持ちになることがありますが、今回は、4月1日という年度の始まりの大切な日の、しかもお昼に、大人の人が大勢集まって云々とあり、デヘヘ、そうなんだなーと恐縮、照れ笑いするしかありませんでした。

みんな何してる人たちなんだろー。

中学生から高校生になるメンバーもいるということで、あまりの環境の違いに驚きつつ、東京オリンピックの開会式に出られるくらい頑張ってほしいと思いました。
罰符

罰符

NAKED SOUL PROJECT

space turbo gallery shibuya(東京都)

2014/03/15 (土) ~ 2014/03/18 (火)公演終了

満足度★★★★

あの場所で
すぐ隣のマンションの一室で同じような光景がくりひろがれていそうなストーリー、あの会場でやったが故のリアリティーさも感じました。そのあたりも狙いだったのでしょうか!?二人芝居、それぞれの攻防、見応えがありました。

シメったねどこ

シメったねどこ

劇団オンガクヤマ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

あ、よかった。
あらすじから、豪雨で外から孤立することになって
その閉じられた空間でもっと全員の観にくい面が見えてしまって
うわーあ…という気持ちになるのかな、と思ってたらそうでもなく。

ネタバレBOX

劇中BGMなしの芝居は久しぶりだったかも。
最終的には大人が諭す形で終わったのがよかったです。
川上さんイライラしましたけど(笑)

小椋さん幸せになってねーぇ。
痒み

痒み

On7

シアター711(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

ザ・女子!
女の子同士の関係を観させてもらいました。男子とは少し違った感性の付き合い、夢か幻かそれとも現実?そんな雰囲気のステージ、少しモヤモヤが残りましたが面白かったです!

新宿コントレックスvol.12

新宿コントレックスvol.12

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/04/01 (火)公演終了

満足度★★★★

アガリスク凄い
とりあえず前園あかりがMCというだけで肯定的。前回はウザイと思っていた幕間のMCがないのが残念というあくまでも身勝手な自分(笑)。会場知り合い同士の方が多いようで開演前に異様な盛り上がりで一人観劇の身としてはアウェイだった。でも全然平気。

各作品の感想はネタバレで。

ネタバレBOX

超現実サークル『家に住む』ごめんなさい。面白くなかった。設定を納得させてくれるような段取りがなく、いきなり始まってしまってついていけない。設定に納得出来ていないので、何をされても刺さらないという悪循環。ツッコミも効いてなかった。

佐藤もとむ『年末ひとり時代劇スペシャル『忠臣蔵』』着想の勝利。時代劇スペシャルを無理やりひとり芝居化。一発芸に近く再演されても笑わないが初見の破壊力は凄い。明らかに演出されたセリフ詰まりなど計算されてて面白かった。

キ・カンパニー『幹事』コントとしてまとまっていて面白かった。二人の掛け合いもテンポよく、内容にも深みがあって、単に面白いだけでない心の揺さぶりを感じた。ただ、出来れば、もう一人か二人出して演出に深みがあると一層楽しめるのでは?

アガリスクエンターテイメント『LinPhone4S』ホームということを割り引いても面白い。シチュエーションコメディで25分にこれでもかと状況変化を盛り込んできて、どれもが「そうくるか」と笑わせる。スタート3分で設定を呑み込ませる手法が素晴らしい。今作それを沈ゆうこが見事に担っていてすっと納得出来た。短くした髪が凄くいい雰囲気。あとは冨坂友お得意の関係性のシフトが絶妙なので、流れに沿って楽しむだけ。終盤の鹿島ゆきこの都度崩れ落ちる演技も良かった。
さらに/ハイ・クオリティー

さらに/ハイ・クオリティー

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/04/03 (木)公演終了

満足度★★

さらに
往年のにっかつロマンポルノ、中でもK子S介監督が得意とした(?)ブッ跳び系のものに通ずる内容で「エロ楽しい」が、途中で中だるみし、終盤が(例によって)クドくダレてしまい、体感時間が実時間の95分よりかなり長く思われてしまうのが残念。(敢えてこの順で記述)
良くも悪くもナカゴー丸出しといったところか。

喇叭道中音栗毛

喇叭道中音栗毛

楽団鹿殺し

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2014/03/27 (木) ~ 2014/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

いいねー
昭和アングラの雰囲気漂う、アーシーで、ファンキーで、カオスな音楽劇、大いに堪能しました。「楽団」は「劇団」に勝るとも劣らない。

ヘヴン・キャン・ウェイト

ヘヴン・キャン・ウェイト

劇団ミックスドッグス

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/03/29 (土) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

満足度★★★★

上出来タイムトラベル学園青春もの
BTF風味のタイムトラベル学園青春もの。
観ながら疑問を抱いた点(タイムパラドックスとか)にことごとくタネがあり、終盤で次々に解明されてスッキリ。
それにしても「アナコムギ症候群」の語源が気になる。アナグラムとかかな?
なお、内容から選曲のセンスまで含めて某人気劇団を想起したが、もちろん真似ということではなく吸収・消化した上でのものなので問題なし。
が、「じゅうよんにち」「深い“りゆう”はない」という言い回しがやや気になった。口語的には「じゅうよっか」「深い“わけ”はない」ではないか?

東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』(ワンバイゼロ)  NEW VERSION エピソード1&2&3

東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』(ワンバイゼロ) NEW VERSION エピソード1&2&3

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/03/24 (月) ~ 2014/04/08 (火)公演終了

少女たちは「次のステージ」へ突き進む

「あかり から『一人じゃないよ』と励まされるシーンがあると思うのですが、なんだか本当に泣きそうになってしまいます」(上西 星来)


エピソードvol.2にメインキャストとして出演した脇 あかりと星来。
「相方」がくれたコトバが台詞だとは知りながらも、涙ぐんでしまう少女が いた。


「東京パフォーマンスドール」(TPD)には妹グループがいる。「TPD DASH!!」だ。
平均年齢は公開されていないが、現役小学生メンバー 6名構成であり、中にはTPD以上の大舞台に出演したメンバーもいる。

それが、シアタークリエ『パコと魔法使いの絵本』で、映画やドラマに 引っ張りだこの子役・谷 花音と主演Wキャストを務めたキッド咲麗花だ。


以前、終演後にTPDメンバーより「とても感動した!」と絶賛され、本人も「緊張しました。(『1×0』ステージについても)笑顔で、より良いものを見せていきたいです」と挨拶していたことを思い出す。


リニューアル・シリーズでは、第二部『ダンス・サミット』を中心にパフォーマンスを披露する。


_“満開に育った ひまわり”_



TPDが「洗練されたパフォーマンス」であるのに比べ、激しく、快活なダンスを得意とするユニットだ。
「ダンス教室」に通うPOP系女の子と競ったとしても、全国トップグラスだろう。負けないのは「満開笑顔」である。


CDメジャー・デビューが決定したTPD。
「演劇×映像・LIVE」という、ライブ会場外をスタート地点として半年が経過する。

驚くべきことに、そのデビュー曲はアニメ『金田一少年の事件簿R』オープニングテーマだった。
『1×0』で、各エピソードとタイアップする形をとり、多数のTPDソングが観客を引き寄せたというのに。


「ソング」。
リニューアル・バージョンが私たちへくれた「泣きそうになった」は 実は これだった。
もちろん、プロジェクト効果、照明、音響、演出、TPDメンバーの演技が「進化」したのは言うまでもないが、それが「テーマソング」に総括されていく感覚だ。


一人ひとり、TPDメンバーは違う。


そうした「深さ」と、「つながり」を胸に、今日も全力でパフォーマンスする少女たちがいる。

ネタバレBOX

「妹分かと思いきや、他の誰より大人の二葉」…
痒み

痒み

On7

シアター711(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった
色々な女性のからみあいが面白かった。

間やテンポがちょうど良かった!!
パラレルワールドでオチも良かった!!!

さらに/ハイ・クオリティー

さらに/ハイ・クオリティー

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/04/03 (木)公演終了

満足度★★

下品さが際立つ『さらに』
ひたすら下ネタが続くナンセンスな物語を癖の強い演技で描く、低俗で酷い内容ながら、台詞の文体や間にセンスが感じられ、最後まで飽きること無く観ることの出来る作品でした。

ある出版社の社長・副社長の兄弟が恨みを持つ者達に襲われるというストーリーですが、全然中身が無くて擬画化されたセックスシーンが何度も繰り返されるだけで、あまりのくだらなさの徹底ぶりに逆に潔さを感じました。
終盤の展開はゾンビ物やアクション物の映画を彷彿とさせる盛り上がりがありましたが、中盤で冴えていた台詞のセンスが弱まってしまっていて残念でした。

映画の台詞を思わせる文体が会話に終始ぎこちなさを感じさせていて印象的でした。他の人が話している時に台詞を被せるタイミングが絶妙で、妙な間が楽しかったです。

素舞台に椅子とテーブルだけで小道具も紙製の安普請な美術と、赤と青の悪趣味な色合いのまま変化の無い照明がチープさを強化していました。

記者会見+爆音上映会

記者会見+爆音上映会

ツリメラ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/04/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

ツリメラヤバイ!
会場ついた瞬間から出る時まで、サービス精神満載の演出ですごく楽しかった。なるほど、媚びないし、笑わないし、普通のアイドルと差別化を図りながらも、見られる事に長けている女優さんがキレキレのダンスとポーズする訳だからカッコイイはずだ。そして、ツリメラの皆さんに掛かれば会場の人達を極上の物語で魅了するのはたやすい事だ。圧倒的なフイクションが見事にツリメラを深化してる。そして何より、曲が良い。爆音で見る昨年秋のライブは映像で見てもノリノリになる、これはヤバイ!!!

ネタバレBOX

小林タクシーさんは死んじゃったけど、ツリメラの活躍が続くのは嬉しい限りだ。主演映画も、9月のライブも、楽しみだ。
S高原から

S高原から

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

生きる意味
役者が変わると見え方が全然違う。笑えるところも、泣けるところも。Cは多分一番うまくてグッとくるけど、AやBの役者さんの葛藤も好きだったなぁ。多分、こういう美しい空間を見るために生きてるのかもしれないと思った。頭の中でずっと反芻していたくなる静かで優しく笑いに満ちた空間でした。

通底器

通底器

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

pit北/区域(東京都)

2014/03/26 (水) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

今年初観劇
去年見た内容と重複していたので、違うものが見たかった

硝子の方舟

硝子の方舟

形態ZERO

サブテレニアン(東京都)

2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

あちら側とこちら側。
冒頭など怒鳴り台詞が割れ割れで聞き取れず。

あちら側(舞台上)で何をしているのかこちら側(客席)に
伝わりづらいところも少なくなかったかな、というのが正直なところでした。
面白かっただけにちょっと残念でした。

あの時にあの渦の中にいた人たちは、どうだったんでしょうね。

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