最新の観てきた!クチコミ一覧

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ヒネミの商人

ヒネミの商人

遊園地再生事業団

座・高円寺1(東京都)

2014/03/20 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

この感覚
モヤっとした心の奥底に沈殿するような、「認めたくない」何かを見せつけてられてるかのような、この感覚が秀逸ですね。

時をかける稽古場

時をかける稽古場

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2014/06/07 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

分かって観てる2回目の方が笑った
冨坂友の脚本がいい。時間移動ものを見事に描ききっていて納得度が高い。しかもコメディ。あそこまで破綻なく笑いを織り込み最後には心を打つとは。2回観たが分かって観てる2回目の方が笑ったというのも貴重な体験。

ネタバレBOX

SF好きが観て充分に納得ができる設定と展開なのだが、恐らくそこまでSF知らなくても楽しめる説明の上手さに感動。タイムマシンの設定は特に秀逸。機能が限定されていてしかも有限というのが本当に良く出来ている。

斉藤コータと津和野諒が破壊的に笑わせてくれる。特に今作の津和野諒は、ちょっと尋常じゃなく面白かった。個人的には彼女云々よりもタイに飛ばされるかものくだりが大好き。

細井寿代が序盤に追い詰められるシーンも凄く好き。真っ直ぐで素直なリアクションが状況設定で笑いに変わるというシチュエーションコメディの真骨頂。しかも、設定を確りと理解させる運びの上手さ。

熊谷有芳の真っ直ぐなキャラクタも良かった。初めてアガリスクで自ら損を拾いにいくタイプ観た。真面目で責任感の強い真摯な姿がハマっててクライマックスで泣きそうに。劇中時折観せる笑顔がとても素敵。あと柔軟がすげー綺麗で観惚れる。

中盤展開上の理由から暗転連発になり中弛みするが、沈ゆうこが出て来てツッコミで場を攫いつつ緊張感を取り戻すのも好き。初日はなんとなく馴染んでいないような感じがしたけど、2度目観た際はバッチリ。
グローブ・ジャングル

グローブ・ジャングル

虚構の劇団

座・高円寺1(東京都)

2014/04/04 (金) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

っぽい
この劇団らしさ全開というところでしょうか。

パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

ナイロン100℃

青山円形劇場(東京都)

2014/04/10 (木) ~ 2014/05/03 (土)公演終了

満足度★★★★★

センス
こういうのって、脚本のセンスが非常に問われるわけですが、流石というべきか。

酒と涙とジキルとハイド

酒と涙とジキルとハイド

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/04/08 (火) ~ 2014/04/30 (水)公演終了

満足度★★★★

気楽
テンポ良く楽しめましたね。

鶴瓶噺2014

鶴瓶噺2014

アタリ・パフォーマンス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2014/04/22 (火) ~ 2014/04/26 (土)公演終了

満足度★★★★

いつものごとく
面白かったです。

ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~

ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~

ネルケプランニング

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

客層が
いやー、客層が若過ぎてて居づらかった(苦笑)

地獄任侠観音烈伝 

地獄任侠観音烈伝 

白昼夢

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1149(14-197)
13:30の回(雨)。12:58、レインコートをまとった一団が大きな「→」を持って出てきて、一礼をすると隊列を組んで行進...「道中パフォーマンス」があるというのは公演が終わってから知りました。

13:30受付開場、「南無三シート」というのがありました。L字の客席(各3列)、奥の隅に遺影、布が掛けられた円形の台のようなもの..、手前に線香、鈴...流れるお経、SEは車が走る音にクラクション、13:12一同帰還、13:21前説(120分)、最前列にレインコートを配付(かなり飛んでくると)、13:27前説2(アナウンス)、13:29ひとり登場、場内にナビの声~15:22終演。

「ラフレシア(2013/10@明石)」からで2作目です。鶴田さんは「凹(2013/6@サブテレ)」、高麗さんは水天宮でのバナナ学園(2011/3...50人位出ているので誰が誰なのかわからず)、コウダさん「赤い下着~(2014/5@画廊)」、寿里さん、万葉さんは「常夜ノ國~(2014/5@王子)」、そして平岡さんは5作目。

カラダひとつでぶつかりあう様はなかなかの迫力、「任侠」とあるように仁義を全うしようとする地獄の猛者。跳ね上がる水しぶき、濡れた床面に足をとらえられ立ち上がる、脚立に群がり「上」を目指す...それはうたた寝の中の説法。

ネタバレBOX

水はまだまた冷たいだろうにみなさんずぶ濡れで大奮闘、ダンスシーンでもバテている様子などなく踊り狂う地獄絵図。

地獄..「神曲」や「ファウスト」なんかを読んでみたいとよく思うのですが、分厚いのでいつも敬遠。ずいぶん昔「インフェルノ SF地獄篇(ニーヴン&パーネル)」を読みましたが、すっかり忘れてしまいました。映画では「コンスタンティン(2005)」くらい。

昭和レストレイション

昭和レストレイション

パラドックス定数

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2014/05/16 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
テンポ良くコミカルな進展が良かったですね。

関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2014/05/25 (日) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ならでは
この劇団ならではの「感じ」が満載でした。

あやかし相談承り〼。萬屋ツジモリ

あやかし相談承り〼。萬屋ツジモリ

劇団だるま座

「劇」小劇場(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

狂い咲きの「サクラサク」
ストーリー・脚本の圧勝。ラストに向けて、観客の涙があちらこちらで。どんなふうに終わるか・・・がいつも見ものであるが、この作品の最大のポイントは、最後にきちんと余韻を残し、観客の理解・納得を導く時間を作ってくれたこと。後味がじつに爽快で、うっとうしい梅雨を忘れさせてくれた。生意気も恐縮だが、今後の成長と期待を込めて、ひとつだけ。どうか、「器用貧乏」にならない演技を。PS.一郎氏の着物(裾さばき)が実に見事。普段の稽古、日常の所作に勝るものなし。

透明少女

透明少女

怪傑パンダース

新宿村LIVE(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきました。
見に行くか迷っていましたが行って良かったです。
2時間5分あっと言う間に過ぎました。

『ヒュウガノココロ』

『ヒュウガノココロ』

Jungle Bell Theater

萬劇場(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/土曜の昼、大塚で
[ジャングルベル・シアター]の、
【ヒュウガノココロ】
を観てきました☆
面白かったです。
植物・小動物の擬人化に仮託した、
人間成長のSFファンタジー♪
コメディ部分もいっぱい☆
雑草を見る目が違ってきます!
観劇日記をブログに書きました。

何も聞こえない

何も聞こえない

明治大学実験劇場

明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)

2014/06/26 (木) ~ 2014/06/28 (土)公演終了

満足度★★★

位相
 積極的に死を選んでいけないわけなど何処にあろう? そうではないか?

ネタバレBOX

 何一つ本当のことが言えず、その事実を指摘すれば、空気が読めないだの、協調性がないだの、慮りが足りないだの、損をするだのと下らない応答しか返ってこないこの腐りきった植民地で正しいことを言うことが虚空に叫ぶことに異ならないならば、死とどれだけの径庭があると言うのか? ありはしない。
 であるならば、死のインパクトを以て主張する以外にどんな道が残されているというのか? 今作は、新人公演に相応しくこのようなラディカルな問いを孕んだ作品である。未だ、演技は拙く、表現力も乏しいとはいえ、このようにラディカルであることは保って頂きたい。腐りきった植民地でアーティストがラディカリズムを失う時、アートは死ぬのだから。
耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

女性陣が○
幕末を生きた14人の志士の話なんですが、そこに関わる女性陣がとても良かったです。みなさんそれぞれに強く、美しく、でも悲しくて切ない。なかでも千葉さな子の凛とした姿が印象的。全体的には、龍馬暗殺をめぐる「出来事」と同時に、それにまつわる「人の想い」が描かれているのが良かったです。だから、史実と違う部分も勿論あるんだけど、説得力があって、なんだか、いつの間にやら泣けました。

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団の強み
普段は永石さんを応援していて商業舞台?を観ることが多いのですが、初めて観た劇団公演、やはり信頼のあるメンバーだと稽古も捗って高みを目指せたりするのかな?過去の永石さんの出演作のなかで、一番良い作品だったと思っています。スタッフさんの対応も含め、本当に素敵な劇団だと思いました。ボクラ団義さんと永石さんのご縁がこの先もあるといいなと思います。
あと、三田寺りささんは以前拝見した時と大きくイメージが違って、こんなに立派な、そして技術のある女優さんだとは思っていませんでした。これからも応援したいです。
劇団員の方も皆さん個性的でしたが、私は竹石さんのパワー溢れるお芝居とっても好きです。

てんぷくトリオのコント

てんぷくトリオのコント

こまつ座

あうるすぽっと(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

芝居を見る幸福を感じた
井上氏の初期のコント作品から、劇作家転向のキッカケ、こまつ座父娘(麻矢さん)話、演芸と井上戯曲の珠玉の台詞が上手い具合に脱線せず絡みあい、この辺は芝居としてもっと見たかった。コントの相互場面で芸人さんがツケ打ちを見せたが実に上手い‼︎それには感心したが、肝心のコント場面になると面白さが半減したネタが幾つかあり。井上氏の台詞の重要性の意思を継ぐのもいいが、舞台も生き物なので昭和のネタが平成の時代状況にあっているかは微妙。
タイトルはちゃんと覚えていないが、「歌舞伎入門」と「死刑台の男」が面白かった。
和田誠画風の井上氏=山西さんと杉山さんの熊倉さん激似!
楽しかった。

子供の時間

子供の時間

スターダス・21カンパニー

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2014/06/22 (日) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい傑作!
Truth exaggerated may be falsehood.

リリアン・ヘルマン『子供の時間』を,阿佐ヶ谷で観た。とても良い演劇だった。スピード感あり,心理描写が卓越していて,たいへん良いものだった。

ドビー寄宿学校には,美人教師カレン・ライトがいた。結婚も決まっていた彼女には,創設以来の無二の親友マーサ・ドビーがいた。彼女は,どうも男には縁がないようだ。むしろ,カレンと毎日同じものを見て,同じ作業をし,生活をすることが唯一の幸せである。マーサは,どこか変なのだ。女性なのに,カレンしか見ていないのだ。

子供というものは,動物的感がさえている。だから,このことに大変心を悩ます。一番のお転婆むすめメアリーは,カレンと悉く対立する。あいつは,自分ばかりしめつける。これじゃ息もできないじゃないか。こんな化けものみたいな学校,おばあちゃんに言いつけてつぶしてやるんだ。カレンは,世間知らずで,このような意図になぜか気がつかない。

あるとき,メアリーは,ロザリーが,外出するのに,黙って友達の「飾りもの」を拝借した現場を目撃する。ようし,あいつは,この弱みで今後アタシの子分だわ。いざとなったら,なんでもあの子のせいにしてしまえばいい。メアリーは,ロザリーをうまく利用して,カレンと,マーサがレズであった!というデマをばらまく。

この事件を,ティルフォード夫人が膨張させてしまう。やがて,カレンとマーサは,裁判において負けていく。彼らは,学校経営において,平気でほかの同僚を追い出すような自分勝手なひとたちだったので,証言を拒まれてしまったのだ。

カレンは,恋人との関係もギクシャクしていくのに気がつき,別れを口にする。ここにいたって,カレンにはさほどそのような感情はなかったかもしれないが,アタシには,結構そのような不自然な感情が確かにあったのかもしれない・・・と,マーサが反省をすることになる。マーサは,結局自殺するのだ。

ネタバレBOX

Mary told the same lie so often that the public came to believe it.

『子供の時間』(リリアン・ヘルマン)は,非常におもしろい演劇だった。何が,強く引かれるのか,良くわからない。私が,この演劇が非常に興味深いのは,同じ演劇を観ていても,非常に意見がまちまちなことである。つまり,登場人物になって,関係者となった場合,この事件をどう理解しただろうか,ということとつながっている。

一番のネックは,主人公のメアリーは,本当のところ,どのような娘だったのだろうか。確かに,カレンは,メアリーに虚言癖があるから,しつけようとしていた。メアリーの,カレンに対する憎悪は,度を越えていた。ごく普通に考えれば,子ども好きで教師になった人は,あそこまで小さな敵対者に,敵愾心を燃やそうとするのだろうか。

Corichなど,コメントでは,このメアリーには,なぜ厳罰を与えられないのか,という意見があった。しかし,メアリーは,カレンの抱く良家のお嬢様教育観にすごく反発を感じていて,自分を一番の問題児に仕立て上げるやり方に,うんざりしていた。だとすると,メアリーは,窮鼠猫を噛むのような反撃に出ただけかと,思われる。

この事件は,ある種の教訓だと思う。カレンは,メアリーというしたたかな小娘に,かき回されて,没落していく。カレンは,比較的早い時期に,マーサーとは,手を切っておくべきだった。少なくとも,関係を少しでも希薄にしておくべきだった。自分には,聖職としての教師であるがゆえに,めんどうとは,無縁にしておく方がよかった。

結論からいえば,たったひとつの子どもの虚言に,人生のすべてを失うようなことがあったとすれば,カレン自身も,この事件を招いたとの厳しい見方をすべきと思う。でないと,次に自分たちは,同じようなミスをし,無邪気な『子供の時間』にいつも翻弄されることになりかねない。『子供の時間』は,残酷な面もあるし,無責任なことも多い。

いずれにせよ,物語の展開では,メアリーのウソは暴かれ,ティルフォード夫人は,死ぬまで良心の呵責に苦しむという。メアリーのウソは,実は,ウソではない。少し大げさにいっただけで,よくあることだ。同性愛者でない人間は,だれだって,あるとき自分にそのまなざしを向けられると,困惑し,ケースにもよるが,嘔吐すらするものなのだから。

私のいわんとするところは,ごく普通の常識があれば,この程度の悲劇は,逃避できたはず。むしろ,カレン自身が,思慮不足で,自ら罠にはまっていった喜劇のように思う。イプセン『人形の家』のノーラが,教師にでもなったようなもので,世間知らずで,無防備,でありながら,他人を枠にはめて教育しようとしたのだと。

ティルフォード夫人が,子どもたちを学校から全員引き揚げたことは,まちがいともいえない。あるべき選択の一つだったと思う。マーサーは,実際,終末で,レズビアンであったと告白している。メアリーに限らず,子どもたちは,恋愛の対象は,男の子であって良いと知っている。マーサーの餌食に,子どもたちだってならない保証はないのだ。

ちなみに,男の場合でも,最初から,ゲイだと明らかにして近づいて来るとは限らない。ずっと,友情を装い,とにかく近くで舞い,跳ね,じゃれあって,距離をなくそうとする。気が付いたときは,相思相愛にされてゆく。あぶない,と思った時点で逃げないのは,かえって問題を複雑にする。あぶない!と判定するのは,この場合自分なのだ。
耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★

わかんないものはしょうがない。
★2つは一回しか観ないという条件つき。
二回観たら★4つ。

わかんないんです。歴史を知らないから。
そういう人向けに「史実とされていること」と新解釈の差分を丁寧に説明してくれようとはしているのですが、その、台詞による説明が多すぎて頭に入っていかないのですよ。みんな限られた尺に収めようとするからどうしても早口になるのをギリギリ抑えてる感じだし。

もうひとつは、僕がボクラ団義に求めているものとはちょっと違ってきた点。
いつものやつだと、前半で、あらかじめ告知されていた「こんな話ですよ」的なテーマを片付けにかかって中盤「ほんとはそれちょっと違ってね…」と急展開から終盤で怒濤の伏線回収劇、ハッピーエンドとはいえないまでも希望に満ちたエンディング、みたいなの、そういうのが観たいのです。

そもそも幕末という実在のモチーフがもう本当の史実と司馬遼太郎あたりによる創作の境界が曖昧で、前提を共有してる間に話が進んじゃうんです。
もともと「史実もの」をやらないことがボクラ団義のアイデンティティだと思い込んでいたので。幕末とか三国志とか西遊記とか水滸伝とか。
「忍ぶ阿呆」も、まあ史実ものではあるんだけども。あれは信長が主役というよりも信長が暗殺された事件をを世にどう伝えるかという点に主題があったわけで。

今回のは、キャラクターとその心情を描くためにストーリーがある、という、おそらく久保田氏の頭の中での作り方としては従来と変わらないのだろうけども(*)、観る側からだとまるっきり反対に感じられる作品。

*久保田氏のインスピレーション
「バウムクーヘンが食べたい、と言わせてみたかった」
「船を作る話が書きたかった」
「いろんな時代の人がファミレスのドリンクバーに並ぶとこ想像したらおもしろいかなって」等

ボクラ団義のナンバリング公演ではなく、外部プロデュースに提供された脚本ならさほど不満はないのかもしれないけど…。

あと劇場内が寒い!
これから観にいく人はTシャツだと寒いので何か持っていこう。

ネタバレBOX

終わり方がね、いろいろあってこんなんで現代に至るわけですわ、といった投げっぱなし感があるんです。今まで観てきた作品は、そこはもう徹底的に丁寧にケアする印象だったので。後味の悪さも含めて。

以下短評。

平山空。
こういうのが見たかったの!
悲劇的と絶望的の際にいるヒロイン。強く美しく儚い女性像。殺陣が迫力。やや腰が引けてる印象あるがむしろ気持ち的に上半身が前のめりということかも。以前は「間合いに入ることもできなかった」龍馬に片手であしらわれる屈辱と、強さと強い男への感情の混同みたいなものが同居している感じ。

大神拓哉。
ただの泣きの芝居ではなく、あの状況であの感情を抱くに至る過程が丁寧に作り込まれていて説得力がある。ふざけ回し少なめ!

福丸繚。
ただの頼りなさげなお兄ちゃんかと思ったら、もう。もーう!ああいうヤツが危ないんだ!オバスマにおけるミズーリ?

内田智太。
階段でおまんじゅう食べてたり小芝居が光る。踊れる、そして強いデブキャラ。これからも健康第一で活躍してほしい。

竹石悟朗、沖野晃司。
何も言うことなし。このまま、まだいける。

竹花久美。
わざわざお茶を持ってきてやるアレ。ボクラ団義らしさ担当の一人。

春原優子。
まっこと、ふっときおなごよのー。
この人がニコニコしてるのもボクラ団義らしくてよい。

福田智行、糸永徹。
今回の作品では派手さはないが欠かせない存在。誰か知らない別の人がやったらどうなってしまうか考えてみたらわかりやすい。

高橋雄一。
この人のすごいところは、毎度この役を他の人が演じるところがまったく想像できないところ。ゴーライの油小路にしてもオバスマのドクトルタカマツにしても初演の方がベスト。

添田翔太。
いちいち所作が美しい。忍ぶ阿呆の浅井長政を彷彿とさせる。

映像、音楽、ダンス、無声芝居はあいかわらずかっこいい。文句のつけようなし。

音。
劇場の特性かエンジニアさんの好みなのか音量自体は大きいのだがいまいち音圧を感じない、音像がぼやけている。映像やダンス、無声芝居の爆音シーンのテンションが100%を超えられない。
【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

はちみつシアター

テアトルBONBON(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
・MGM並みのザッツ・エンターテインメント。ちょっと長くて忘れがちですが、心もありますはちみつさん。

・B21スペシャルのヒロミとミスターちんでロミミじゃなかったんですね。

・そんなにみんなをじっくり見たわけではないのですがヘソまわりはわかにゃんがきれいでしたわ。恥ずかしいコメントですいません。

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