最新の観てきた!クチコミ一覧

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やめらんねぇ

やめらんねぇ

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと残念
面白いシーンもあったが、何とも言えない作品だった。
客を笑わせるのが目的なら、日替りゲストの出番をもう少し増やして欲しい。

河童

河童

DULL-COLORED POP

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

河童の国へようこそ。
思い切って言ってしまいますが、今までに吉祥寺シアターで観た演劇の中では最高にドキドキした舞台。最後から最後まで楽しんでしまいました。仄暗い河の底の河童の世界で繰り広げられる、正にダルカラードでポップな物語。最大限にキャッチーながら芸術としての妥協は許さない、エンターテイメントとアートのギリギリのバランス感覚を舞台で炸裂させる谷さんの手腕に唸らされました。この大舞台の主演を担うのは、若干22歳の一色洋平くん。彼の序盤の語りからグッと引きつけられて、目の前の舞台の光景がどれも河童の異質感・・・両生類(ですよね?)のヌメリ感-しかしそれは決して不快ではない-に満たされた美しい舞台でした。凄い、素晴らしい、楽しい、他、全ての賛辞をこの舞台に捧げます。リピートどころか毎日通いたいくらいの楽しさでした。

ネタバレBOX

ダルカラの3人の女優さんが可愛くて可愛くて・・・特に、りなちゃんの少年の声、えりっくのアイドルステージ(38mmなぐりーずのときより何百倍も魅力が引き出されてる!)、そして百花さんの河童としての身体能力・・・なんて素敵な女優さん達なのでしょう(TT)

音楽の岡田太郎さんのベースやギターの生演奏が観られて俄然体温が上がりました!笑 あああああカッコいいカッコいい・・・ライブ観に行きたいです・・・

ナカヤマミチコさんはやはり怪物的な立場で(苦笑) イケメン相手に長々と騎乗位・・・なんだかだんだん綺麗に見えてきて、物語の進行とともに、自分が河童と人間のどちらであるか、感性を疑うようになってしまいました。。

そしてお楽しみは、休憩時間の舞台上での盆踊り笑
2時間10分だったら休憩いらないのに、と思ったけれどこの時間を設けるためだったのですね*
観客が舞台に上がれることなんて滅多にないので、踊れもしないのに舞台に駆け上がりました笑 役者さんに教えてもらいながら一緒に踊って、河童の世界に同化しました。すごくすごく楽しい思い出になりました、ありがとうございました*
Get a Life(ご来場ありがとうございました!)

Get a Life(ご来場ありがとうございました!)

613

劇場MOMO(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

起承転結の起伏で見事な感動劇へ
日本国民総メンタルケア時代、
心の病気にかかったりカウンセリング技術に興味もったりという人は多いかと。

下手にそれらの知識をかじってた自分は起承の段階で
「心療内科として全然リアルじゃない!
というかブラック心療内科としてはリアル過ぎ」、
と脚本/演出/役者さんの演技すべてに
全く気持ちをのせられませんでした。

しかし(想像すれば分かる展開でしたが)いざ転じて結ぶ段になると
物語の王道といえる展開と演者の気迫のこもった演技とに
涙腺が開き涙を引き出され、それが閉じる間もなく次の涙へとつながり、

序盤の設定はすべて後半の感動を引き出す為のギャップとしての
誇張表現的なものだったのかと
脚本/演出の巧さと役者さんの「いい熱」に
はっきりいって感心してしまいました。


最近★5つのオンパレードだけど、
まあ自分がいいものもらったのは確かなので
まあいいかと( ´ー`)

ネタバレBOX

カウンセリングの基本は
「無理に聞き出さない」
「共感する」
「否定しない」
「自分の意見を押し付けない」
相手に相手のリズムでその気持ちを言葉や行動として吐き出させ
(吐き出さない事もまた相手の意志表示として認め)、
その中から悩みの解決策を共にさぐっていきましょう、という技術。


カウンセリングの仕事の忙しさにかまけて、
何度も自分に悩みの相談をもちかけていた後輩を放置し、
後輩はとうとう自殺、
そのトラウマからカウンセリングの仕事を辞めた過去を持つ主人公。

しかし、再び彼は(元いた)心療内科、カウンセリングの現場に復帰するが・・・

過去の仕事ぶりはかなり評判が良かったはずの彼ですが、
舞台が始まってみればこの医局、彼を含め
「無理やり話を聞き出そうとする」
「自分の意見をおしつけようとする」
「患者の感情を見ず、自分の感情ばかり表に出す」
などダメダメなカウンセラーばかり・・・

そしてそれを「自分で成長しなさい」とばかりに放置する上司。


はっきりいってカウンセリング/心療内科に関わり、
それらについての勉強もしていた頭でっかちの自分からすると、
「いや、こんなカウンセラーや医局、ダメだから!プロ失格だから!」

リアリティ0(ブラックとしてなら100%でしょうが)、
と感じてしまい、

早い場面転換の中、要所要所で各人良い事を
言っていたりはするのですが、

起承の段階ではまったく気持ちをのせられませんでした。

※ お芝居自体笑いその他を多く織り交ぜたものではない為、
  それこそまったく感情をゆさぶられず、
  ただ「観る」に徹してしまいました。


しかし過去のカウンセラー仲間に昔貸した
自分の学習ノートを返してもらった事をきっかけに
「カウンセリング」の本質を思い出す主人公。

そして転じて結ぶ展開にあたり、

・ ガン患者の終末医療の中、ストレス解消の為の
  カウンセリングを担当していた主人公は、
  とうとうガン患者の本当の気持ちである、
  「死にたくない!妻を悲しませたくない!」を吐き出させ、
  それに共感しつつもただ事実を本人に認識させる事で、
  ガン患者の抱えていたストレスを発散させ

・ 拒食症に悩み足繁く病院に通って来る患者に対して、
  「今の行動をやめましょう!」と意見の押し付けをしてしまい
  患者から「担当医を替えて!」と言われていた女性カウンセラーは、
  主人公のアドバイスから、
  それでも自分の元へ足繁く通う患者の本当の気持ちを捉え一緒に悩み、
  一緒に考えていこうという形で患者の心をつかむ事に成功し

  ※ カウンセラーは本来「相手の事は相手の事」と患者に共感しつつも
    一緒に悩んではいけない、一定の距離を置かなければいけないのですが
    (そうしないと自分もメンタルをやられる為)

と転結で見事に「真のカウンセリング」に成功します。


このガン患者が自分の本音を叫ぶ場面、
それをカウンセリングルームの外で待っていた妻にも聞かれるのですが、

主人公、ガン患者、ガン患者の妻とそれぞれの演技が急激に熱をおび、
その上前半からのギャップが見事に効いたのか、
とても大きなショックを自分は食らってしまいました。

いっきに涙腺が緩み目は涙に潤んでしまいました。


そして主人公の悩みが1つ解決したと思ったら、
次は別の(女性)カウンセラーの悩みも連鎖的に解決していく、

「何故そのような行動を取るのか、その理由を考えよう」
という主人公のアドバイスを見事に活かし、

そして更に患者にもその親が取る行動

※ 「毎日親と自分のお弁当を作れ!」と厳命していた

について、
「その理由を考え、聞いてみよう」と
患者の意志を尊重した形でのアドバイスを行い、
それが受け入れられていく、
という流れに

涙が乾く暇がないぐらい気持ちを引っ張られてしまいました。

そして、
「かつて放置し自殺してしまった後輩」と同様に
今回またも放置してしまいかけた恋人に対しても、
主人公が見事に締めくくります。


ここまで来ると、序盤全てを否定していた自分が嘘のように
このお芝居に引き込まれてしまいました。

序盤のブラック展開は、
後半の感動を生み出す為のスパイス的な要素として入れられていたのかなあ、
と。


今回のお芝居は、出演されている役者さん自身から誘われてのものでしたが、
思わぬ拾い物をした気分です。

ひさびさの正統派感動劇を観せてもらったと思います。
ビー・ヒア・ナウ Be Here Now

ビー・ヒア・ナウ Be Here Now

文化庁・日本劇団協議会

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

虚構の「旅団」。
虚構の劇団のメンバーが、鴻上さんの元を離れて別の演出家と旅に出る・・・そんな「旅団」の公演。印象としては、前回の木野花さんの作演の何百倍もイイ。映画畑のアクションを得意とする深作健太さんの、虚構の劇団員の方達の魅力を探る視点が実に秀逸で。鴻上さんの舞台では当て書きでいつも印象が同じような役ばかりを演じている役者さん・・・特に三上陽永くんや杉浦一輝くんの男性的魅力をキレキレの演出で引き出していて、そのお二人のこんなにセクシーな演技が観られるとは思わなくて、とてもとても嬉しくて舞台に釘付けになって観てました。大好きな小沢道成くんはさすがの器用さで胡散臭い役を演じてましたが、虚構初見の22歳の頃は女の子のように可愛かったのを思い出して、6年経った今、色々な意味での成長に感慨深く思ったり・・・笑 ああそして七味さん。素敵でした素敵でした。前回本公演の根本宗子さん同様、虚構に新しい風を吹き込んでいました。

ネタバレBOX

七味さんの宇宙意志が降りてくる演技を見て、数週間前に偶然すれ違ったAPAホテルの女社長を思い出しました・・・笑
七月大歌舞伎

七月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2014/07/05 (土) ~ 2014/07/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

夜の部
能楽の狂言は歌舞伎に向いていると思う。天守物語は作品や出演者一流のよさがあって、演劇ファンにも十分に堪能できると思う。歌舞伎にはないと思っていたカーテンコールがあって驚いた。

妹の歌

妹の歌

ガレキの太鼓

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

のぞき見!
のぞき見公演以来久し振りの観劇。「男女同窓会物語編」的な感じに思えた。回想シーンなどバカバカしくも愛しい感じの作品。

ネタバレBOX

特典映像⑤の田中さんはヤバイ!通報されますよ(笑) 
河童

河童

DULL-COLORED POP

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

かぱバス
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。140分(休憩込)。原作未読。

ネタバレBOX

谷賢一が、精神疾患のA氏(一色洋平)の話を聞き取ったという前説で開演。事業に失敗し親友を失ったAが温泉地で精神疾患の河童(三津谷亮)に会い、河童の世界へ落ちる。人間と逆の理論感を持つ河童世界に戸惑いつつも人間と河童の間で揺れるA。そして自殺した精神疾患の河童が降霊され言葉を交わす。親友と重なった光景に人間世界へ戻ると決意するAだったが、人間世界で統合失調症と診断されてしまう…。

(腹を痛めるのはメスなんだから)メスがオスを強姦することが自然で、悲劇は喜劇で、コントは悲劇で、アイドルの落ちぶれ具合が好物で、65歳以上の年寄りは殺され、国会は台本があって、新生児に出生意思を決断させてって、河童の世界観がユニーク。Aが評したように合理的。そして素直。
人間社会への皮肉という趣向でもあるんだろうけど、そこから人間ってどんな生き物なんだという気持ちも湧いてくる。非合理的で感情的で死を恐れて、んで生を苦しく思ってって。結果、Aは河童の世界より人間世界を選び苦しむワケだけど、結局人間に生まれてそこで生きていくことが道理なんだなと腑に落ちた。
降霊した河童に「人間として生まれたいか河童として生まれたいか」とのAの問いに、人間として生きていくとAが応えたところに、人間が人間たる理由がある気がする。

歌とダンスで河童世界のユーモラスな空気が上手く作れてたと思う。歌は聞き取れなかったけど。
ドードーの旗のもとに ~いくつもの傷口に唇をおしあてて~

ドードーの旗のもとに ~いくつもの傷口に唇をおしあてて~

劇団ガソリーナ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2014/07/19 (土) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

最前列はどきどき
朗読劇と聴いていた。
3月に別の劇団で朗読劇を観てきたのだが、そちらが静であるとすると、
この芝居は動の朗読劇と言えるだろう。
最初は読んでいる感じが拭えなかったのですが、
途中からまったく気にならなくなりました。
ああ、こう芝居なんだ。としっくりきました。

さて、投稿タイトルについてですが、
この芝居、ぜひ最前列に座って楽しんでください。

七月大歌舞伎

七月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2014/07/05 (土) ~ 2014/07/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

昼の部
通し自体を見るのが初めて、全体がわかってよい。海老蔵大活躍。玉三郎はうまいなあ。

ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★

再演。
4年前の初演は、タイガーリリー役の小野川晶ちゃんお目当てで行きました。そのときはま存在を知らずに後ほど好きな役者さんとなる安藤理樹さんやザンヨウコさん・・・そして山川ありそさんら観たいキャストが目白押しで今回とても楽しみにしていました。確かにキャストさんは素晴らしかったです。しかし、再演となると・・・初演と全く演出が変わらないのは残念だったかも。何かこう、初演を観ている人でも楽しめる新しい要素が欲しかったかなと思います。ちなみに初演は序盤から素敵過ぎて泣きっぱなしでした。壮大な音楽、殺陣・・・フック船長のカッコ良さも同じなのに、初演から進化をと望むのは贅沢なのですかね、、

神の左手

神の左手

キコ qui-co.

Ito・M・Studio(東京都)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

神の左手、悪魔の右手
やはりこのタイトルは楳図かずおさんの恐怖漫画を思い出す・・・と作演出の小栗さんに言ったところ、「タイトルが大好きで、でも読んだことはない」とのことでした。通りで繋がらなかったわけです笑
それはさておき。過去に観たキコの「LIVE FOREVER」「赤猫の舌」同様、絶望のまっただ中から溢れ出る希望と生命力・・・そのキレキレの感性は、会話劇という形をとっても如実に現れていて、ああ、あの頃・・・震災後の絶望の頃に私の腕をしっかりと掴んで引き上げてくれたキコ健在だ、と涙が出るほど嬉しかったです。欲を言うと、「神の左手」を持つ恐ろしい力の持ち主・浦井に神掛かった空気感が欲しかったかな、と。演出的にはどんなに修羅場が繰り広げられても机の上に在る水の入ったコップ等が生きていたのですが、なんとかこう、不思議な力を持っている存在感が欲しかったかな?吉田さん演じたアラナが命を賭して、最後のセックスをしたいと思える相手にはちょっと思えなかったのが心残り。

ネタバレBOX

女は欲情後、着床しないと死ぬって。考えてみればセックスの目的って生殖だから本来は本来であるのだけど。人間はセックスを生殖ではなく、愛の表現や征服欲と考えてますよね。だからこそこうして芸術も産まれる。

終演後の小栗さんのツイッターでのご挨拶が素敵でした。
「東京の、愛や恋やキスやセックスの平均温度が少しでも上がるようにと、作った作品です。」

観たあとで上がったかどうかは内緒です♪
Fight Alone 4th

Fight Alone 4th

エムキチビート

エビス駅前バー(東京都)

2014/06/05 (木) ~ 2014/06/30 (月)公演終了

満足度★★★★

Fチーム観劇
タイトなスケジュールをなんとかやり繰りしてFチームを観ました。元吉さんにはFA1の「走馬燈」で10分間(当時の制限時間)の実に2/3以上を泣かされたのですが、今回は役者業を離れてもう長いから泣かされることはないだろうなんて思ってました、実は。しかし、別の意味で死にそうになりました。死ぬほど泣いたし、泣き叫んだし、次の観劇まで精神活動が止まってしまったほど。演劇は楽しんで観るものだと観劇初心者だった私に教えてくれたのは他ならぬ元吉さんでしたが、こうして楽しむだけが演劇ではないと今回教えてくれたのも元吉さん。きっとこの方の演劇も一生観るのだろうなと強く思わされたお芝居でした。

ネタバレBOX

一つだけ・・・投票し忘れました。ごめんなさいm(_ _)m

あと、シャトナーさんは流石でした。バー空間が宇宙空間に思えました。
前回優勝のおぼんろの末原拓馬さんも同じバー空間をダークファンタジーに色染めましたが、覇者の条件は「空間を変える力」そこにあるのだなと思います。
来年はどんな覇者に出会えるのか楽しみです。なんとかスケジュールをやり繰りして、もっと観たいなぁ、と。

そして萱さん。とシャトナーさんと別のチームだったら中嶋さん脚本の萱さんが勝ってたかもしれないと思いました。オープニングの選曲が実に中嶋さんらしくてアガりました。
少年たちの密室

少年たちの密室

BABEL THEATHER

シアターブラッツ(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

実際にありそうな話!
細かいことや設定に目をつぶれば実際にありそうな話で、二枚腰、三枚腰の展開には目が離せない!面白かったです。
地下駐車場でのシーンが多い中での効果音は臨場感溢れる。
しかし、駐車場と取り調べのシーンは明らかに違う場所なので、メリハリつける工夫がほしい。(うっかり駐車場での延長と思ってしまう)
俳優陣も好演だったが、大塚くんはチョット大げさすぎやしないか。

ネタバレBOX

城戸と小谷は極悪非道に対する復讐劇で暗闇での一撃必殺+αです。
腰抜け教師塩沢は絶対に許せない!
宮下の気持ち良く解る!
朝日を抱きしめてトゥナイト

朝日を抱きしめてトゥナイト

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

ロロ風ヒューマンドラマだった、120噴火
盆踊り風のやぐらの照明に、ベニヤ板で作った移動式の舞台美術で、大音響でつつる、ロロ風夏祭りの芝居という感じ。仕掛けもたくさん出て、すごくおもしろく、堪能し、ロロ風ヒューマンドラマだった、120分でした。

南北オペラ~水下きよしの歌声が蘇る!~

南北オペラ~水下きよしの歌声が蘇る!~

花組芝居

セーヌ・フルリ(東京都)

2014/06/21 (土) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

オペラでした。
それは歌劇でもあり、スペースオペラのようでもあり(笑) 伝統芸能に根を下ろし、そこからの壮大な発想の飛躍・・・笑いの多い脚本、サイケデリックなヒッピーの衣装、少し古い時代の様々なオマージュを交えた音楽等々、加納幸和という方の並外れた感覚とセンスにまずは圧倒されました。そして力強い男声合唱、確りとした役者さん達の演技に唸らされ、待機中は自由に笑ったりしている愛らしい姿にほっこりとされられ・・・初日だけと思っていたのに、あまりに楽しかったので当日券で2回追加して行ってしまったほどでした。終演した今も仕事中もずっと音楽が頭の中を巡っていて、なんて楽しい舞台なんだろうと余韻たっぷり。幸せな幸せな舞台でした。ちなみに一番のお気に入りは、大介さんが「大きな家じゃねーか、バーン」のときに素で大笑いしている美斉津くんの姿(笑)

ネタバレBOX

終演後の交流会で、等身大の水下さんのお写真の前で水下さんに話しかけていたら、知らないおじ様が声を掛けてくれました。あまりに水下さんのお芝居に詳しいのでお名前をお伺いしたら、水下さんのあの似顔絵を描かれた画家さんでした。なんだかとても素敵な引き合わせで、水下さんは沢山の人の心で生きているんだなって実感。幸せな日々でした。
毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」

毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」

鵺的(ぬえてき)

小劇場 楽園(東京都)

2014/06/12 (木) ~ 2014/06/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

ふたりの定
大好きな女優さんお二人が定を演じるということで楽しみに楽しみにしていた当公演、マチソワで観劇しました。どちらも鵺的の公演としては以前観た「荒野1/7」「クイアK」とは大きく毛色が違って。高木さんの脚本が役者さんに肉付けでこんなにも人間的な舞台に見えたこと(しかも笑いの多かった)がとても嬉しくてゾクゾクしました。あがささんとハマカワさん、舞台の上のお二人に生きる力と幸せをいっぱいいただきました。良い舞台でした。

ネタバレBOX

以下、ツイートのコピペです。

『定や、定』

鵺的でこんなに役者力がクローズアップされて見えたのは初めてで、かつ笑える鵺的も初めて。二人の力のある役者さんのおかげで濃密かつ贅沢な時間が過ごせた。定の愛、宇野の愛。思いを馳せると羨ましくさえ思う。自分はあんな風に生きられないからこそ。

で、今までに私が観たあがささんでは最高に痺れた。10代の不良少女時代から、自分の愛した男の名誉のために阿部定に戻る中年時代までを髪型も化粧も変えずに素晴らしい演技で魅せてくれた。舞台の上の彼女や彼女の表現から目が離せなかった。そりゃ、宇野も寺十吾さんも惚れるって。


『昭和十一年五月十八日の犯罪』

こちらも笑いが多く、その中から抉り出される定像に目を見張る。懐に切り取った一物を忍ばせた定を演じるハマカワさんの凛とした演技は絶対的正義とさえ感じ、細やかに心情を映す表情から目が離せない。クライマックスからの美しさは壮絶。

定が捜査官達を翻弄したように、ハマカワさんも男優さん達を翻弄している。あれだけ力のある男優さん達に一人で張れる女優さんはなかなかいないんじゃないだろうか。あんなに華奢で小柄なのに、並々ならぬ生命力。

まず、声が違う。彼女のあんな声を初めて聞いた。凛としたあの声と物腰だけで、定がいかに一貫した正義の持ち主であるかを知らしめる。会話劇の中、受けの演技からも全く目が離せず、表情から見える定の心情から彼女のこれまでの生までもが見える。

彼女の価値観での「独占欲」を満たして至福の状態からの、椎茸のくだりで心が動く頃から益々目が離せない。体を張った攻防。鋭い眼光、命懸けで発する声。そして着物を着る流れでの心情の変化は空間の温度さえ変える。素晴らしかった。

『毒婦二景』まとめ

A,Bどちらも笑いが多く、しかしそこから確実に「真実」が抉り出される。どこからがフィクションかは分からないけれど、もし定さんが観たらきっと喜ぶだろうなと思えた愛の物語だった。不思議と異常性は感じない。自分には持ち得ない愛の形は羨ましいとさえ思う。

定を演じたお二人、あがささんとハマカワさんの驚異的な役者力を目撃して欲しい。これだけ一人の役者さんの力量を堪能出来る舞台は一人芝居でもない限りなかなかない。こう言う言い方は普段しないけど言う。これは、「観ないと損」。もちろん定を取り巻く男優陣も最強。

どちらにも出て来ない定の愛人・石田。定にあれだけ愛されたのだから幸せだったのだろうなと思う。それだけに、代弁された彼の言葉は殺人を綺麗事にしすぎていた私の脳に一石を投じてくれた。重い事件を描いていたけれど笑いも多く良いバランス。きっとそれは人生のバランスと同じ。
シアター・ミラクル放送部 読書の時間「ぽ」

シアター・ミラクル放送部 読書の時間「ぽ」

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/06/08 (日) ~ 2014/06/08 (日)公演終了

満足度★★★

遅くなりました・・・。
穴埋め公演ということで稽古等準備がかなりタイトだったと思います。それはやはりクオリティに現れてしまっていて、2010年に池田さんが関わっていた同じように穴埋め公演の「Project anaume」のクオリティと比べてしまうと、やはり役者さんの基礎体力に差があったのは否めないかな、と思ってしまいます。安藤理樹さんの声はとっても好きなので、いずれは十分に準備されたリーディングや本格的な古典でもその声をお聞きたいなと思ってます。それにしてもお話には徐々に引き込まれて意外な犯人に驚かされました。あんなお話だったんですね><

NIGHT JASMINE 2

NIGHT JASMINE 2

DANCETERIA-ANNEX

横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ(神奈川県)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/04 (金)公演終了

満足度★★★★★

美脚
バンドによる演奏がとにかくレベルが高く、迫力がありました。
役者の方々も、舞台が初体験の人が殆どだということが信じられないくらいに堂々と生き生きとしていました。
最後まで二時間飽きずに楽しむことができる音楽劇でした。
そしてオカマの人がまさか男だとは。最後まで気付きませんでした。

トウサンの娘たち

トウサンの娘たち

花企画

シアターX(東京都)

2014/07/15 (火) ~ 2014/07/17 (木)公演終了

満足度★★

未消化
 西田 幾太郎とその家族、人脈を描くことで、大正中後期から2.26を経て政府が軍部の傀儡と化して行く迄を描いた作品。「善の哲学」で有名な西田の親族、弟子らは、当然、ドイツの名門大学に留学、フッサール等、当時超一流の哲学者から薫陶を受けていたが、その一方、大日本帝国は、満州建国以来の欺瞞的植民地経営で亜細亜諸地域に反日の芽を育んでいた。本土では治安維持法や共謀罪などの成立が、国民の自由を奪い、天皇、裕仁を現人神と称える天皇ファシズムがその猛威を増していた。
 本来なら今作、丁度、現在、愚か極まる、アメリカの犬、安倍が推進している「国家」滅亡策に対する批判を込めて上演されているハズだが、キャスティングミスが祟ってプロンプターが多用されるなど、作品自体、現象学以降のヨーロッパ哲学に、西田哲学、鈴木 大拙などの禅、更には旧帝大、殊に京都帝大の名誉教授となった西田の人脈の社会的位置等に鑑み、演出、演技には、相当な修練を要するものなのに、内容を伝える為の技術が余りにお粗末。高度な作品にチャレンジするが、未消化で寸足らずの舞台になってしまった。激動の時代を背景にしていることもあり、演出、演技がキチンとしていれば、面白い舞台になったであろうに、科白が入っておらず、間もグチャグチャでは、話の外である。勉強も練習も足りない。

大田王presents 『大田王2014ジゴワット』

大田王presents 『大田王2014ジゴワット』

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

なんて自由な大人達( *´艸`)
夢の様なメンバーが、実に自由奔放に楽しんでいる様は とても微笑ましかったです♪ 中々 この様な姿を観る事は出来ないのではないでしょうか・・・ ABCホールの客層が いつもと少し違って、平均年齢も普段よりは やや高めで 『ず~~っと愛され続けるんだなぁ』 と改めて この企画の凄さを感じました。それにしても・・・あ~~~よく笑った

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