最新の観てきた!クチコミ一覧

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Heavens ~夜と夜と音楽~

Heavens ~夜と夜と音楽~

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★★

シリアスだけど,ポップで...
小空間を上手に使って,奥深さも演出。登場人物が長~く落下していくシーンとか,とても楽しめた。一緒に落下していく感じ?随所に工夫あり。

世界をみよう! B | さよなら、マフィンさん(デンマーク) 

世界をみよう! B | さよなら、マフィンさん(デンマーク) 

座・高円寺

阿波おどりホール(座・高円寺内) (東京都)

2014/07/12 (土) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

走馬灯
モルモットのマフィンさん。年老いて今までのことを夢にみます。そして…。マフィンさんが家の中とお庭のポストとの往復をするのだけなのに時間とともにだんだん死が近づいていると感じさせられてゾクゾクしました。生演奏と日本語の解説がとてもシンプルでお芝居を楽しむことが出来ました。子供たちにはどう見えたのかなぁ?

Heavens ~夜と夜と音楽~

Heavens ~夜と夜と音楽~

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

幻想的
オオカミと吸血鬼の青春物語?とっても楽しかったです。
衣装も幻想的でとてもこだわった舞台だったとおもいます。

ダンスもとても楽しめ非常に充実した内容でした。

魔女たちのエチュード

魔女たちのエチュード

ライト・トラップ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/07/12 (土) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

現代生物学も学んだ方が良さそう
 オムニバス形式の短編で構成された2幕物という形だ。第1幕では、1.闇の中2.女神たちのパーティー3.アマテラス4.いとなみのことわり5.イヴ6.Monthly Death 7.アフロディ-テ8.仮面の女10分の休憩を挟んで第2幕9.アマノウズメ10.魔女裁判11.イナナミ12.蛍の檻13.Here I am.

ネタバレBOX


  登場する者5人のうち4人は、女神1人がイヴである。イヴも当然のことながら旧約聖書の記述に従ってアダムの肋骨から取られたとし、命名もアダムである。因みにアダムの名付け親はヤハウェだ。
 実は、この辺りからおかしいのである。発生学的には、命のプロトタイプは女性形である。然るに、旧約聖書では、男が先に生まれた(発生した)ことになっていることが、先ず、事実と逆。男性優位社会は、恐らく生物学的に弱い男性を社会的に保護する為に作られた制度だと思われるが、これが長い時代の中で制度化され、社会的通念となった時、事実を容易く圧迫するのは、子供にも分かる道理である。
 自民党の阿保共が、蔑視発言を繰り返すように、程度の低い連中には、物理的力の強弱でしか世界を測ることができないらしい。そして、生物学的には男性より強く、より本質的な性である女性は、この物理的力に如何に対応するかに苦慮してきたと言えよう。更には、性差を自然が選んだ時から男性は、遍くばらまくことを、女性は、狭く深く具体的に愛し、養い、育てることをその性差上の特色としていよう。後は、教育や習慣などによる心理的問題がある。嫉妬や、育てる条件の優劣などである。(知的・体力的・美的・経済・社会的地位などの)
 ここで、登場人物の殆どが女神になっていることについては、作者の遊びや、何となく受容している自然観があるのであろう。一応、古事記・日本書紀などの古典的知識は前提である。その上、西欧代表としてギリシャ神話からはアフロディテが、旧約聖書からはイヴが選ばれ、我が国の文化レベルを表象していると言えよう。所謂、バナナ(肌は黄色い癖に、中味は白人だと勘違いしている日本人をおちょくるアメリカの隠語)である。但し、作家が、何処迄神学や我が「国」の植民地状況を踏まえているかとなると、心もとない。
 唯、自分の気に入った作品は、女子プロレルラーを扱った「仮面の女」、コンプレックスを扱って見事な「アマノウズメ」幽けき愛の純度を精錬したような「蛍の檻」の3篇が殊に気に入った。仮面と蛍は、実現せぬだけに純度と精緻を極めた悲恋もの。アマノウズメは、足るを知る者の謙虚な姿勢とその深い苦悩に、また、アイデンティファイの在り様に深く打たれた。
 一方、如何にも日本的だと思ったのは、男女の関係を表すテーマとして、手洗いの問題が作品化されていなかったことである。自分が、フランスで暮らしていた頃、大学には、数十カ国からの留学生達が居たのだが、女子トイレが一杯だと白人の女の子はつかつかと男性用のトイレを使いに来ていた。ちょっと恥ずかしそうなそぶりは見せるが、案外シレっとしていた。無論、文化的にレベルの低い馬鹿が多数存在する日本では、無理かも知れないが、この辺りのネタを使って書いて頂けると面白い作品が出来るのではないだろうか?
 矢鱈、カム役者が居たのが残念。作品評価として、特に挙げた3作品は5つ星、4つ星の作品も多いのだが、カミの評価でマイナス。総合評価を3つとした。
7月20日18時追加あり あゆみ

7月20日18時追加あり あゆみ

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2014/07/12 (土) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

青年座版はやや年輩者向け?/約90分
作者・柴氏の本人演出による『あゆみ』は、2011年暮れから翌年春のツアー公演以来、約2年半ぶり。
そのツアーを私は横浜赤レンガ倉庫で観て、『あゆみ』という作品に初めて触れたのですが、美しく感動的な公演と劇場周りの港の光景が渾然一体となって素敵な記憶をなしていて、今でも時々思い出すほど。

その美しい思い出を温存するべく、今回の青年座版『あゆみ』は観るまいかとも思ったのですが、どう違うのか確かめたい誘惑には勝てず、また、どんな姿勢で青年座版に取り組んだのか柴氏の口から聞きたくもあり、けっきょく早々にチケットを取ってアフタートーク付きの回を前方席で観てしまいました(笑)。


柴演出の『あゆみ』としては初めて男性キャストを起用し、しかも横長の広い舞台を持つ青年座劇場で13人もの大人数により、それも年輩者主体の座組で演じられた青年座版は、若手女優8人きりで演じられたツアー公演とは当然ながら違っていました。

平凡な日本人女性の一生を歩くことになぞらえて描いた劇であることに変わりはないものの、まず、男性役を男優が演じることで具体性が増していたし、青年座らしいメリハリの効いた演技体で演じられた今公演は口語演劇的だったツアー公演よりもずっとパワフルな印象。
柴氏いわく、「皆さん、まるで猛獣みたいで、あまりに自由に演技する皆さんを抑え込むのが今回のいちばん大きな仕事でした(笑)」とのこと。

また、若手女優だけで演じられたツアー公演はキャストと同年輩のお客さんをメインターゲットにしていたのか、若者が共感しやすいよう、幼年期から思春期にかけてのくだりに時間を割いていましたが、役者陣が年輩者主体の今公演では思春期までのくだりを端折り気味にする代わりに、壮年期以降のくだりがボリュームアップされていて、年輩のお客さんが感情移入しやすい作りになっていました。


より抽象度が高く、そのぶん客が自己投影しやすい上、こぢんまりしているぶん、“どこにでもある小さな人生”を覗き見ている感じがより強くしたツアー公演のほうが私好みではありましたが、パワフルでダイナミックな青年座版は役者陣のハジけた演技がツアー版では少なめだった笑い所を増やしていて、それはそれで楽しく、幸せな90分でした。


ちょっと意外だったのは、この演目の命とも言うべき、リズミカルなセリフと動きで作られる音楽性が年輩者主体の座組による青年座版でも損なわれていなかったこと。
役者陣が声と体のみで作りだす韻律が、ツアー版ほど鮮烈にではないにせよ、この青年座版にも確かに感じられたのです。


それにしても、やっぱり『あゆみ』は名作ですね~。
大概の人が経験する、人生の節目節目の出来事がリアルに、そしてユーモラスに描かれていて共感しやすく、観た後に人生というものが愛おしくてたまらなくなったのは、ツアー版を見た時と同じでした。

ネタバレBOX

青年座60周年記念公演ということで、青年座のあゆみ、そして各キャストの役者としてのあゆみが語られる長めの口上が本編の前後にあり。

残念なのは、本編と後口上の合間が短く、余韻に浸る時間があまりないこと。

この後口上は作品の一部という性格が強く、合間を置きすぎて中だるみするのを嫌ったのでしょうが、もうちょっとだけインターバルを長引かせてくれると有り難かったです。
永遠の一瞬 -Time Stands Still-

永遠の一瞬 -Time Stands Still-

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

洗練された良質な舞台!
新国立劇場の演劇は常に観ています。CoRichには書いたり、書かなかったりですが、芸術監督宮田さんの演出素晴らしく、今回は是非観てほしい舞台なので書きました。
現在、社会がかかえる身近な問題と距離を置いた問題とをまさしく劇的に表現しています。
主人公サラのストレートで”ここまで言うの?”という台詞も新鮮!
ふつうの女性マンディの言葉は、まさにマスの声で真理をつきます。

ネタバレBOX

紆余曲折を経てサラはジェイムズとの結婚にピリオドをうち、再び戦場カメラマンとしての人生を歩む決意をしたラストシーンは印象的で、中越さんの目力にその迫力を感じました。
片目を瞑ってカメラのファインダーを除くこのラストシーンは、劇中でマンディが投げかけた死にそうなものを助けないで写真をとることが人間として正しいのか、それでいいのかという問いかけに対する答えをも含んだものと考えます。つまり、その場で助けることに目を瞑り、写真によって世界に投げかけ、人を助ける決心をしたことをも意味していると思いました。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

私の中で歴代1位になりました
サプライズありの回もあり、2回観劇。
今まで何度も見てきたPMC野郎さんの舞台ですが、
2012年の「首無し乙女は万事快調と笑ふ!」が今まで一番好きな作品でしたが
今回初めてそれを上回るものを拝見しました。

舞台は演技を見るだけではなく、その場の雰囲気や役者さん、スタッフさんの想いのようなものも感じ取ることができた、とても良い舞台だったと思います。
客入れから客を楽しませるだけでなく、自分たちも楽しんでいるのがとても伝わる、本当に良い舞台でした。
次回はどんなものを体験させてくださるのか、本当に楽しみです。

イキナク レイジー

イキナク レイジー

チャーミーゴリラ

小劇場 楽園(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

クとレの間の半角の意味!
イキナクレイジーでなく、イキナク レイジーの意味が解かりました。
笑える!でもちょっとしんみり・・・。

ネタバレBOX

過去の小さな栄光を引きずる魂のないロックンローラーのレイジー(元売れないフォークシンガー)の歌いっぷり気持ちいいです。
インプリティー・ジュンコは美しいオネエで女性顔負けでトーク良し!
マネージャーの真理と追っかけのファンの咲花のネコまね、猿まね、犬まねのじゃれ合いも面白かった。
友達

友達

sunday

AI・HALL(兵庫県)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★

sundayさん初観劇。
芝居が始まる前から舞台にキャストの方々。
とっても楽しくて、もっと早く来れば良かったと後悔。
芝居の内容は普通に考えれば怖い事なのに恐怖は感じず。。。
影絵が素晴らしかった。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

王子MON★STAR(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

初おぼんろ。客いじりが壁に?
何百年も語り継がれているお伽噺のような、とても普遍的でよく出来た物語を、ピエロのような白塗りの役者たちが、それこそ軽業師のごとき図抜けた身体能力を頼みに、劇場じゅうを駆けずり、跳ね回りながら演じる臨場感満点の公演を大いに楽しみました。

これがおぼんろなのですね。

もしも私に子供がいたら、子連れで観たい劇団。

客いじりも子供は大いに喜ぶことでしょう。

ただ、大人はどうなのか?
正直、客いじりが苦手な客は少なくないと思いますし、私も苦手なほう。今回はいじられずに済みましたが、できることならそっとしといて欲しい口です。

そこで提案。
客いじりがイヤなお客さんには「客いじり不可」と書かれたワッペンをつけてもらい、ワッペン着用のお客さんはいじらないことにしてはどうでしょう?
あるいは客いじりOKの人とNGの人で客席を分けるとか。

作を追うごとに倍々ゲームで動員を増やし、いずれコクーンで公演を打つのがおぼんろの目標だそうですが、客いじりがハードルとなって動員増が思うように進まないという事態は大いに考えられます。

やはり上のような対策を講じたほうが良いのでないでしょうか?

それから、客いじりはもっと明るくカラッとやるべき。そう心がけてはいるのでしょうが、ツッコミの口調がドギツいことがままあって、短気なお客さんならキレてしまうのではないかとヒヤヒヤさせられました。


さらに気になったのが、会場の使い方。
他劇場での公演はどうだったのか分かりませんが、王子モンスターでの今回公演は会場の三分の一ほどがデッドスペースになっていて、どこかガランとした印象が否めませんでした。
密な感じを出すためにも、あのスペースは塞いでしまうなり、何らかの物で埋めてしまうなりしたほうが良いのではないでしょうか?

なお、私の観た回の上演時間は前口上を含めて約150分でした。

ネタバレBOX

荒んだ世界に絶望している二匹のキツネと生まれて間がなく希望にあふれる一匹のヒヨコ、その二者を対比的に描く物語の構図がとにかく素晴らしかった。

ただ、話が少々くどく冗漫な印象も。
鶏舎への行き来の回数を減らし、もっと話をスリムアップすることはできないものでしょうか?

あと、序盤の列車のシーンは物語の行き着く先を暗示するネタバレ的シーンと言え、あのシーン抜きで話が構成されていればなお良かったと思います。
おそらくあのシーンは敢えて入れ込み、あえてネタバレさせたのでしょうが、私は正直、序盤のあのシーンがあったお陰で結末が見えてしまい、少々興を削がれました。

それでも、独特の寓話的劇世界には大いに惹きつけられたので、次回作も可能な限り観るつもりです。
ミュージカル「天才執事ジーヴス」

ミュージカル「天才執事ジーヴス」

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ノスタルジックで和めるミュージカル
楽日だったからか、客席の拍手が、絶大な効果を上げていて、ウエンツさんのファンjの質の良さを感じました。

古き良き、ノスタルジックな雰囲気のミュージカルで、「キスミーケイト」とかを彷彿とさせます。

ウエンツさんは、昔昔、四季の「美女と野獣」で、子役として出演されているのを観て以来、初めて舞台で拝見しましたが、意外と歌も上手で、動きも機敏。観客を味方につける才があるので、これから、舞台人としても楽しみな俳優さんだと思いました。

里見さんとのコンビネーションも、しっくりとしていました。執事の役は、北大路欣也さんでも観てみたい気がします。

男優さんは、里見さん以外は、お笑い系の方が多いので、執事を他と色分けするという意味では、キャスティング的に成功だったと思います。
ただ、エハラさんとつぶやきシローさんが、風貌や体型が似通っていて、遠目で観ると、見分けがつきにくく、バセットの家でのシーンでは、どちらが登場されたのか、混同してしまうことが多々あったのは、ちょっと残念。

女優さんも、それぞれ、芸達者で、舞台を弾ませていました。

あまり期待していなかっただけに、思いの外楽しくて、ウキウキしてしまいました。

無害な楽しさに満ちているので、これなら、お子さんでも安心して観られそうです。ファミリーミュージカルとして、定着しないかしら?

ネタバレBOX

劇中劇と言うか、教会での時間稼ぎの即興劇として、バーティが友人の恋愛成就に手を貸した体験を、その場の小道具を駆使して、演じて見せる趣向が、気が利いていて、心和むステージでした。

ウエンツさんで観てしまうと、他の俳優さんが思い浮かばない程、バーディ役がピッタリ。ウエンツさんと、この作品、運命的な出会いではと感じてしまいました。

私の後ろの席の女性が、終始楽しげに笑って観ていらしたのも、心がほっこりする要因の一つだったかも。

現実世界は、憂えることばかりなので、たまには、こういう、ただ笑って観られる舞台作品は、宝もの感がありました。拝見できたことに感謝!
劇場型実験室で会おう

劇場型実験室で会おう

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

冒険的な試み。。。
実験室で繰り広げられる実験的な舞台。

発想自体かなり冒険的な試みだったと思うけど、結果的に成功だったか失敗だったかと問われると失敗だったかなぁとは感じる。でも今回の舞台みたいに敢えて果敢にチャレンジしてみるのも時には良いのではないかと思う。思いがけず凄い傑作が生まれる可能性だってある訳で…。

怒鳴る場面が多く見られたので、その辺りは抑えたほうが良かったと思う。怒鳴るとセリフの内容も伝わりづらいし、観客も耳を閉じてしまいがちになるので。。。


上演時間:100分

夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

pit北/区域(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★

結局辞めるんですかね?解散ですかね?
主宰が逃げたとか、あと何人客が来ないと解散だとか。
そういうのが色々聞こえてくる。
赤字とか金が無いとか他のところからも声が上がってたりするので、大丈夫かなー。

ちなみに観劇するか正直迷った。
確実に今の自分は選ばないタイプなので。
当たり前に考えると見せてはいけない部分を見せている様なものだから。



逃げた主宰が架空のものだったら大したものだと思う(そうであればがらっと印象、評価が変わる)
でもそうではないのだろうなと自分は思う。
客席にいたんじゃないか、という噂も見掛けましたが、まあ、顔なんて知らんよ!
と思ったけど入り口に遺影が置いてありましたね。


初見だし、どうしてもドライになってしまうけれど、辞める選択肢があるならば辞めた方が良いと思う。

今、関東には芝居が溢れてはいて、そのせいで良い芝居があっても埋もれる状況。
個人的には半分以上無くなってもいいと思っている(芝居が大好きだからこそ言います)
それぐらいじゃないと評価されるべきものが評価されにくい状況は続いてしまう。
なので冷たいけど辞めたかったり、展望がないところは淘汰された方が全体の為には良い、と思う。


特にここは絶対にメインストリームにはなり得ない団体だということは明らかですよね。
参加されている役者のかたがたが何を目指してやっているのかそれはとても気になった。
この辺りは主宰の件が仕込みであろうと無かろうと同じ事だろう。


客入れの人数は何気に手厚かった。
二階席では何かもてなしをしていたけど、知った客しか近づけない雰囲気だったのでイケ好かないと思ってしまった。

途中休憩で席移動OKだったけど移動出来る場所が殆ど無かったので惜しい。


ラスト5分(終わってからの5分?)は正直面白かった。
でもそうするとあれだけで良かったんじゃない?
みたいな話が出てくる事になる。
否定はできない、かな。


オペ卓の人たちが開演前ずっとお喋りしていたけどゆるいなー。
それは有りなのだろうか。
「スタッフ大事だよね」みたいな事を話してたのも何となく聞こえてたけど、その通り、ですね!
オペ卓の人も「スタッフ」だよね?

こちらの頭カッテぇけど、客が居る中で恣意的な声が駄々漏れているのは違和感しかない。

愛ヲ避ケル

愛ヲ避ケル

桃尻犬

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

手作りポケモン図鑑
今日も佐藤佐吉演劇祭2014+へ。

演劇祭、基本的に突き抜けた団体・作品ばかりだけど、ここもなかなか奇抜ではあった。

ただ、自分の印象ではハマっていない様に思えてしまった。
もしかしたら演劇祭を観ている中でこちらが慣れてしまっているのかも?


10数年前まで遡る事になるのですが、自分が学生の時に観た学生演劇に雰囲気が似ているかも。
もしかしたらそのもの。

佐藤佐吉演劇祭のパンフを持っていくと手作りポケモン図鑑が貰えるんだけど、そちらの方がインパクトあったし、面白い、になってしまうのだよなあ。
他のお客の反応を見てもその傾向が強い様な。。

アンケートの何で知ったか欄に「演劇祭関係で」があったのは好印象。

客入れのスタッフワークが派手ではないけど丁寧で良かった気がする。

ネタバレBOX

ダッチワイフが出てきたり食べ物粗末にしたり粘液が上から降ってきたり。
標準的なとこではやれない、やらない様なものを平気でやろうという雰囲気。

食べ物を粗末に、なんかは特に今の世はやりにくい。
ただ、観てる側がそういうものを観ても基本、動じない人たちばかりだったかなと。

嫌悪感あらわに絶対ダメ!とも言わないけれど、ただ「ああ、それそれ面白いね」と言うわけでもない。

多分、感動もなくニュートラルに観てしまった人が多い気がする。

自分的には「なにこれ(笑)」感が足りなかったんだと思う。
とくに(笑)の部分が大事だな。
トーマの心臓

トーマの心臓

Studio Life(劇団スタジオライフ)

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

大楽でした!
アウスレーゼ公演のうち、5回目の鑑賞でした。
ギーセン駅でのエーリクとサイフリートの絡みにアドリブが入っていて楽しかったです。

劇場が代わると、照明や掃け方も変わり、雰囲気が違うのだというのが新しい発見でした。

及川さんが可愛く、岩崎さんはかっこよく、芳樹さんは最後は感無量の涙でした。

舞台挨拶では川口さんの訃報に触れ、言葉を詰まらせていた石飛さんが印象的でした。

素敵な1ヶ月半をありがとうございました。
再演を楽しみにしています。

TWINE PROJECTS presents『ENGI』

TWINE PROJECTS presents『ENGI』

スタジオアーキタンツ

studio ARCHITANZ(東京都)

2014/07/12 (土) ~ 2014/07/12 (土)公演終了

満足度★★

日豪共同製作
オーストラリアの振付家を中心に日本とオーストラリアのダンサーとスタッフの共同製作による、2015年9月の初演を目標にしたワーク・イン・プログレス公演で、まだ作品として形にはなっていないものの、本公演を期待させる内容でした。

下手から上手に放射状に配置されたロープを四つん這いでゆっくり辿って行くシーンから始まり、顔を相手の体をなぞる様に動かしたり、土着的な振付によるユニゾン、一列になって前の人の肘を掴んだまま動いたり、表情を変化させたりと、様々なタイプの動きが用いられていました。何度か用いられた、ロープを波打たせる手法がシンプルながらも美しくて印象に残りました。
所々に魅力的な瞬間はあったものの、まだ構成が練れてなくて作品として訴え掛けて来るものが感じられませんでした。

今回は、美術や照明は入ってない状態での上演でしたが、最終的には現代美術家の宮島達男さんのLEDカウンター作品を天井から吊り下げるとのことで、ダンスとどの様に絡むのか楽しみです。

猫みたいに生きたい

猫みたいに生きたい

劇団ひまわり大阪

HOME.cafe江坂(大阪府)

2014/07/12 (土) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと夢のあるほっこりしたお話
いまとは違う目線で見てみたら、世界はかわって見えるかもね。

川口さんの猫の動きが凄く猫らしかったのと、入れ替わった後のそれぞれの動きがその中に入っているはずのひとの動きと違和感がなかったので、見た目とさっきまでのギャップがあって面白かったです。
よくある「お茶の間」が舞台で、ちょっと懐かしい気持ちに。

猫になりたい彼が猫になってしまうのも見たかったなぁ…!
おばあちゃんの話を本人(中身は猫)以外が聞くてのがあるのであの入れ替わりだったのかしら。

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

東京シティ・バレエ団

ティアラこうとう 大ホール(東京都)

2014/07/12 (土) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

バレエの殺陣は初めて見たです
フェンシングでありましたが、優雅であったなぁ(^^)

ジュリエットのキャピュレット家は赤が基本の衣装で素材はベルベットかな。
ロミオのモンタギュー家は青というよりは緑に近い色で素材はベルベットではなかった分、ちと家の格がヒロインの方より落ちてる感があったです。

バレエですので無言であり身体表現での舞台進行に助けになる舞台美術も素晴しかったです。

1幕80分~休憩20分~2幕50分でありました

福岡/釜山 劇団・作品交流 『四畳半の翅音』、『クリスマスに30万ウォンと出会う確率』

福岡/釜山 劇団・作品交流 『四畳半の翅音』、『クリスマスに30万ウォンと出会う確率』

M.M.S.T

FUCA(福岡県)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★★

初日
すっごい面白かった!!!四畳半・・は以前観ていたけど、役者さんとか演出とかがやっぱり違っていて、うわー!!!!ってうなるほどだった。

クリスマスに・・は、字幕のもどかしさはあったものの、そのストーリー展開の面白さに時間がたつのも忘れたわ。家族のありかたというか脆さというかそんなとこも妙に納得の作品でした。

日韓交流最高です(^^)

Heavens ~夜と夜と音楽~

Heavens ~夜と夜と音楽~

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★★

人形劇を観に来たわけじゃないんだけどね
リトルハムレットの登場シーン、よかった。ぼくなんか、ほろっときちゃったもんな。だけど、そこに行くまでに、退屈を感じないこともなかった。

物語を進めるための台詞だけど、それだけじゃあつまらない。ひとつの台詞にいろんな意味を詰め込んで欲しい。それがないから退屈なんじゃないかなあ。

大人が子供の役を演じると、どうしても子供っぽさみたいなもののプロトタイプを演じてしまうよね。どうにかならないものなのかな。子供っぽさをなくしたら、子供には見えないだろうしね。難しいのかな。

いや、ごめんなさい。いろいろ書いてしまったけど、基本的には、ぼくはこの劇団だいすきです。

ネタバレBOX

ぼくは後ろ側(?)、オペ室と反対側の席で観たんだけど、登場人物が後ろから色のついた照明を当てられていて、そのシルエットが面白かったです。

小道具なんかが舞台の下に仕込んであって。この旅行かばんはいつ使うんだろうって思ってたら、最後の最後にやっと使われて。なぜかほっとしたり。

役者のみなさん、実は結構不器用だと思うんですよ。不器用なのは悪いことじゃないけど、不器用なのに器用じゃないと出来ない芝居をやろうとしてるような気が。だからちょっとチグハグを感じてしまうのでは。あんまり無理しなくてもいいのにと。
いや、ごめんなさい。余計なお世話ですね。

人形劇的な要素は、あんまりすきじゃなかったかも。



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