TWINE PROJECTS presents『ENGI』 公演情報 スタジオアーキタンツ「TWINE PROJECTS presents『ENGI』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    日豪共同製作
    オーストラリアの振付家を中心に日本とオーストラリアのダンサーとスタッフの共同製作による、2015年9月の初演を目標にしたワーク・イン・プログレス公演で、まだ作品として形にはなっていないものの、本公演を期待させる内容でした。

    下手から上手に放射状に配置されたロープを四つん這いでゆっくり辿って行くシーンから始まり、顔を相手の体をなぞる様に動かしたり、土着的な振付によるユニゾン、一列になって前の人の肘を掴んだまま動いたり、表情を変化させたりと、様々なタイプの動きが用いられていました。何度か用いられた、ロープを波打たせる手法がシンプルながらも美しくて印象に残りました。
    所々に魅力的な瞬間はあったものの、まだ構成が練れてなくて作品として訴え掛けて来るものが感じられませんでした。

    今回は、美術や照明は入ってない状態での上演でしたが、最終的には現代美術家の宮島達男さんのLEDカウンター作品を天井から吊り下げるとのことで、ダンスとどの様に絡むのか楽しみです。

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    2014/07/14 01:08

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