
銀河旋律
お気楽ロジック
ウイングフィールド(大阪府)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
役者さん揃いでした
「銀河旋律」は観劇した事がなかったのですが、キャラメルボックスさんの名作と伺い、かなり閾値を高くして観させていただきましたが、皆さん、役者揃いで好演され、素晴らしかったです。
伺えば、学生の方が多いようで、びっくりでしたが、皆様、特に女性陣、はるかさん、キャスターさん、お天気お姉さん、女高生さん、良かったです。

TWO DASH
川崎インキュベーター
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
もぁ~ん
一ノ谷はげしかったですね。
ケーキの話、それをとりまく魅力的な人物。
だけど、奥さんとハッちゃんのやりとりが一番ステキでした。

俺たちの劇 ~東京編~
ENBUゼミナール
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

とりあえず、ボレロ
ニトロキュー
Ito・M・Studio(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/06 (月)公演終了
満足度★★★★
真面目で丁寧な作り だが、世界認識が狭い
余りに有名なシナリオだから、内容解説はしない。ただ、矢張り、清水 邦夫の戯曲を演じる難しさは確実に存在する。役者のポテンシャルが高くないと、完全に外してしまうのだ。

≪不思議の国のアリスの≫帽子屋さんのお茶の会
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/04 (土)公演終了
満足度★★
なぜこの戯曲を選んだのか
面白いとは言えなかった。
上手くないのが問題ではない、もちろん上手い方がいいに決まっているが。
それよりも、台詞に、動きにどんな意味があるのか、自分が何者であるのか、それを分かって演技している者があの舞台上にいただろうか。
みんな一生懸命動いていた。動くことに合わせ台詞を言うことに頑張っていた。だがそれは演劇だろうか。
私には音楽も世界に合っているようには思えなかった。
近藤さんは何故この作品を題材に選んだのか、たとえコンドルズだったとしてもこの演目をやれたとは思えないのだが。

【終演しました!】ひともどきシュレッダー
劇団fffff
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★
みてきた
ちらしをパッとみて「ひもときどきシュレッダー」と読んでしまったあたりから齟齬があったようです。
でも差し入れがいっぱいあったから面白いのかもしれない。

8. -hachi.- Gifu
劇団アルデンテ
御浪町ホール(岐阜県)
2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
大変熱の篭った演技でした。
かなり殺伐としていますが、大変熱の篭った演技・アクションと、それとは対照的なコミカルな会話劇の融合を楽しみました。
ただ、終盤の盛り上がりの裏付けであるべきはずの大事な設定が、ちょっといい加減なんじゃないかな・・・という印象が拭えません。そのせいでクライマックスの展開にのめり込むのに、どうしても抵抗感が残りました。所詮は本筋のドラマに至るまでのガイドと割り切っているのかもしれませんが、もう少し丁寧に練った方が良いのではないでしょうか。ちょっと勿体無かったですね。

不謹慎な家
PANDA JOCKEY
シアター711(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
櫻井脚本と名嘉演出の取り合わせを堪能/90分強
さすがは櫻井戯曲、設定やストーリーはチラシその他にある通りで、例によって錯雑を極めているが、名嘉演出を通すことで分かり良くなっていた印象。
名嘉さんも得意な男女間の喜劇的愛憎劇ゆえきちんと戯曲が咀嚼・消化されているし、名嘉演出の下では、役者がセリフの一つ一つを噛み砕くようにして口にするので、マシンガントークの応酬みたいになりがちな櫻井演出よりも一語一語がちゃんと心に落ちてくるのだ。
その分いくらかテンポが削がれて笑いは薄くなっていたのかも知れないが、複雑極まり過ぎていて時に可笑しい男女の痴情をみごと言語化した名脚本が、それをきちんと読み解いている演出家と役者によって巧みに舞台化されていて、前傾姿勢で見入ってしまった。
というわけで、オススメッ!!…なのだが、そこはそれ理屈っぽい桜井戯曲、名嘉演出により分かり良くなってはいても、あんまり気を抜いて観ていると話を見失ってしまうのでご注意あれ。

ビルのゲーツ
ヨーロッパ企画
西鉄ホール(福岡県)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
つまらなくはないが、飽きる。
つまらなくはない。
設定は面白そうだし、セットも興味深い。これもいつものこと。
しかし、ワンアイデアで最後まで持たせるにはやはり飽きてしまう。
時々趣向を変えてもやはり基本は同じ。ラストも、まあ、ああするしかないよな、となる。
出演しているキャストも基本は同じ演技。キャラクターの書き分けもない。
つまりはいつも通りということか。

白黒つかない
オレンヂスタ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2014/09/25 (木) ~ 2014/10/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞台演劇の醍醐味を味わいました。
脚本より演出優位の作品かな~と思いました。傍目には分かり難いPC上での作業や打ち合わせで交わされるディスカッションをダンス的なパフォーマンスで表現しているのは斬新に感じましたし、とっちらかした紙や本来まったく関係ない所作でシチュエーションの本質を表現するあたり、これこそ舞台演劇だよな~と感心。不思議にイメージがちゃんと伝わりますね~。
なお、メンヘラ系の仕事ネタは益々切実な問題である昨今、本作を見ていてもシャレにならんところがありますが、本人よりも周りの人にスポットを当てた内容で、より身近に感じられました。

宵闇に咲く雨
GEKIIKE
シアター風姿花伝(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
93.333・・・%
が女性客という今日の舞台!
(※ミニマム客席90席中6人?が男性というところから算出)
というとこから判るように、当然イケメンが揃った劇団なわけだが、男性の私でも、とても楽しめた!
まず、ストーリー(脚本)がいい!
「自然の摂理を無視した人間の欲求が何を・・・?!」
そして、独自の表現による“新感覚時代劇”、とでも呼べばよいのか、とても魅力的な時代劇だった!
アクションあり、殺陣あり、そして特筆すべきは随所に織り込まれる笑いのセンス!これがイイ!
龍源地紫乃介役の“樋口夢祈”さんの演技は独特の世界を持ち、源之助役で、やはり好演した“真佐夫”さんとのやり取りには引き込まれた。
そして、ベテランの“和興”さんの演技が舞台を引き締めていたように感じた。
ちょっと気になるところをあげると、
「仕込み、バラし、小道具、演出、脚本・・・、全部自分たちの力で・・・」
とあるので、主題歌も自分たちで歌っているのでしょうが、歌のクオリティが低いのが残念。でも、曲はGood!

朝日のような夕日をつれて2014
サードステージ
西鉄ホール(福岡県)
2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★
面白さはまだ保留
昔、第三舞台の同じ演目を観た時胸が熱くなったのを覚えている。
それは「ああ、この人たちは本当に芝居が好きなんだなぁ。」と実感できたからだ。ただし、カッコ内に「芝居は下手だけど」が付いていた。
今回は大高さん、小須田さんのお二人は昔に比べ随分こなれていた、そしてもちろん上手くもなっていた。ただ、あの時観たドキドキはもう帰ってこなかった。まあこれはただのセンチメンタルだろうと思う。
それからもう一つの悲しいこと、それは新しい三人が年配の二人よりも「温度」が低いこと。
もちろん一生懸命やっている。ただ、私がそう見えただけのこと。
この作品の面白さは実は私にはまだ私にはわからない。
ストーリーも大したことはないし、その時の流行りものを入れることも面白く感じない。
ただ、それ以外の部分には面白さを感じてはいる。

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!
good morning N°5
OFF OFFシアター(東京都)
2014/09/26 (金) ~ 2014/10/04 (土)公演終了
満足度★★★
『みっともない』を鑑賞。一本くらいシリアスな作品があっても良かったか?/60分弱
藤田記子が作・演出の澤田育子の傀儡となり、捨て身の演技で「これでもかっ!」と笑いを取りにくるコント集的一人芝居。
どの作品も四十路女の自嘲的ギャグに満ち、澤田育子が修辞を尽くしたセリフの数々は味わい深く、かなり楽しめたが、ギャグ無しのどシリアスな作品が一本くらいあったほうがメリハリがついてより良かった気も。
また、「みっともない」というテーマの掘り下げが浅い、短尺な割にチケット代が高い、『愛欲の乱』に比べ全体としての統一性が弱い、とも感じた。

GIGANT~ギガント~
コンドルズ
イムズホール(福岡県)
2014/08/30 (土) ~ 2014/08/30 (土)公演終了

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!
good morning N°5
OFF OFFシアター(東京都)
2014/09/26 (金) ~ 2014/10/04 (土)公演終了
満足度★★★★★
愛欲の乱NEO
舞台狭しと繰り広げられる、身体を張ったステージ!ドリンク片手に楽しませてもらいました!クオリティーを問わない娯楽作品とでもいいましょうか!?他の演目もとても気になります!! まさかステージに上がるとは....

十月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/25 (土)公演終了
満足度★★★★
夜の部
菅原伝授手習鑑は、千年以上前の設定に現代の感覚を持ち込むべきではないとわかっていながらそりゃないだろうとの思いが出てしまい、切なさ美しさをいまひとつ堪能できなかった。鰯売恋曳網は能天気なところがすばらしい、三島由紀夫がシチュエーションコメディーのような戯曲を書いていたとは驚いた。

どこをみている
オイスターズ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/06 (月)公演終了
満足度★★★★
劇団初見。現実味に乏しいキャラ付けがなされたある人物をどう見るかが評価の分かれ目?/70分弱
熟年の作・演出家が色んな役でチョコチョコ出てくるほか、女優も一名登場するが、ベースは青年二名による会話劇。
一方の青年に現実味を欠いたキャラ付けがなされているため、“よくあるシチュエーション”が“ありえないシチュエーション”へと化けていく本作は、一種の不条理劇と言えるだろう。
この“実社会にはまずいないタイプの青年”が壁となり、劇世界にどっぷりとはハマれなかったが、テロップと音楽を効果的に使った演出などにより、最後までなんとかかんとか興味は持続。
結末の切れ味も良く、それなりに楽しめた70分弱でした。

十月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/25 (土)公演終了
満足度★★★★★
昼の部
野崎村は涙腺が緩む感動的なドラマで、この内容でべたにならないところがすごい。伊勢音頭恋寝刃は贅沢な配役で特に玉三郎がうまく、また、場面場面では楽しんだが、この部分だけでは入り込みにくかった。なお、鑑賞歴が浅く作品を中心に観ているのであしからず。

赤い花・白い花、それから
マドモアゼル・シネマ
神楽坂セッションハウス(東京都)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1271(14-310)
19:00の回(曇)。18:20受付、18:30開場。
客席には以前マドモアゼル・シネマに出演されたダンサーもいらして満席。
8/15(金)21:30から行われた行われた公開リハーサル、その直後の韓国での公演を終えてのフルバージョン。
寄せては返す波の音、19:08前説、19:10開演~20:11終演。
ピアノの音色に乗って...モノローグ、人は生涯に何回くらい桜をみるのか、いずれ祖先の視覚が紛れ込み、重なり合い、霞み出し、艶やかで妖しく不気味な花の色が吹雪く。
渾身の力をふりしぼった作品、客席との掛け合い、風に舞いあがる薄桃色の花びら、天を衝く爆発ヘア、身に纏う厚手のコート、床に置かれたコートが描いたもの。
選曲も好み、次はどのような作品になるのか楽しみです。

NO MOON,NO SUN
Trigger Line
劇場MOMO(東京都)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
あの事故
概要を知ってる出来事をベースにした作品ですが、複数のパラメーターが常に変わることで、落としどころが全く予想できないスリリングなステージでした。役者全員の表情も良かった。