G(ギガ)海峡
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2014/11/07 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
縄
”縄”が、色んな意味で表現関係していて、他の舞台とは違う面もあり興味深かった。
コメディの場面もあり、内容の濃い舞台でした。
また、渡部紘士さんが、今までとは違う役を演じられるのが観れて、新鮮でした。
「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
【村井みゆきさんが鏡子の回】観劇
少し宿題はあると思いましたが、二本がトータルで素晴らしい娯楽作品に仕上がっていました。
ネタバレBOX
世を捨てた女性や逃走中の女性を集め、一年契約で購入者の許に派遣する人身売買的な組織があって、その両当事者の話が『女女女』で、後半の『Tポーズお願いします。』は、『女女女』に登場していた恐怖漫画家の花水木鏡子の作品を元にモーションキャプチャーを使ってゲームを作ろうする現場の話でした。
花水木鏡子と購入者から派遣される側になったタルトも登場するなど二つの作品が融合され、トータルで一つの作品となっていたところが素晴らしい点でした。
自らの身体を裁縫する「サイボーグの裁縫」とか、先頭に頭が付いた飛行機とか、「遺伝子組み換え自転車」とか、それだけでも面白いのですが、散々漫画に登場するキャラクターのネタを振っていたのは撮影現場で使うためだったのかと感心しました。
臭い時代劇役者が新しい活躍の場を得るための成長物語でもあり、ベタではありましたが熱い現場の様子が伝わってきて良かったと思いました。
タルトは漫画家のところで母を殺して逃走した姉と遭遇しましたが、そのタルトも母を冷蔵庫に入れて放置していました。タルトが購入した女性がきちんと警察に届けて後処理したのか、それともどこかに埋めたのか、タルトはのんびり漫画家のアシスタント然としていていいのかなどと色々考えましたが、そういう解決されない闇の部分もあってしかるべしと思いました。
ただ、ヒットする予感のあるゲームですが、母親殺し事件や人身売買事件に巻き込まれたりすると、ゲームの発売自体がポシャり、ヒットゲームを狙ったプロデューサーの夢はまた消えるかもしれませんね。
女性がダンボール箱で運ばれるからといって背景がダンボール箱の山というのも如何なものか、それを取り去るための時間として中途半端に5分間の休憩が必要となってしまうわけで、休憩を入れずに2時間程度に収められたら最高だと思いました。
舞台『里見八犬伝』
日本テレビ
新国立劇場 中劇場(東京都)
2014/10/31 (金) ~ 2014/11/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
犬士たちの戦い
美形の八犬士がくりひろげる悪との戦い、スピーディーにそして切なく耽美的に物語は進んで行く。身体能力の高い役者揃いなのだろうが、迫力ある殺陣に怪我をしないか心配してしまった。照明、音響、衣装、全て舞台の魅力を倍増させている。音楽も素晴らしかった。「サラバンド」が流れたような気がしたがおおむねオリジナル? 華やかな舞台にふさわしく開演前のロビーも若い女性たちで華やいでいた。
紡ぐ舞い
劇団水中ランナー
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/11/05 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
紡ぐ思い
心に響く台詞たちとともに「家族」を感じ、考えさせられる舞台でした!
ネタバレBOX
話の内容からして、娘の結婚相手が登場して、絡んでくるともっと違った要素も増してよかったようにも思ったのと、名付け親なところはなんとなく読めてしまいましたが良かったです!!
月光条例
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
「スーパーエンターテイメント御伽草子」は伊達じゃない!
原作の漫画は読んでいませんが、
コミックを舞台化する?っていったいどうするんだろうって思っていたら・・・
あんな表現の仕方あるんですねー!
状況説明の手法や出演者がモノの形をつくったり、動いたり。
舞台がT字に張り出していて、役者さんが近くて殺陣もすごい迫力。
小道具も(武器大きい!)衣装もこだわっていて、素晴らしいです。
おとぎ話ってそういう観点から見たことなかったなあって、
言われて見れば確かに、というような
目からウロコの展開(お気に入りはシンデレラ!)もあり、
ちょっと長かったですが、最後まで飽きずに楽しめました。
ネタバレBOX
みなさんの声が枯れ気味なのがちょっとだけ気になりました。
でも最初から最後まで全力を尽くしていて、
身体的にも精神的にも本当に稽古が大変だったんだなと思いました。
鉢かづき姫が武器になったりするタイミングや、
人が入れ替わったり、形を維持しながら走り回ったり・・・。
殺陣だって、早くて、本当に当たるんじゃないかと思うくらいスリルがあって。
個人的にはマーベリックの歳岡さんの出番をもう少し多く見たかったです(笑)
なんて贅沢。アンデルセンとても良かったです。台詞の説得力がすごい!
ロングラン公演ですが、最後まで頑張ってください!応援しています!
桜の園
ミクニヤナイハラプロジェクト
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
「桜の木」とは何なのか
桜の木から広がり、見えてくるもの。
ミクニヤナイハラプロジェクトには、「美しい思想」があり、その奔流に「思考」が刺激される。
前半はにしすがも創造舎の外の広場で、後半は体育館のほうで行われる。
入口でロックフェスのようなリストバンドとマスクを配布されるが、マスクは着けることをオススメする。
外は結構寒いのでご注意を。
ネタバレBOX
「立場が異なれば“正義”も異なる」ということストレートに見せた。
「ストレート」なのだが、それを中心として、作品の中に散りばめられた数々の事象を、拾っていくと、それだけでは言い表せないものへと広がっていった。
「ストレート」と書いたが、もちろんその見せ方は、ミクニヤナイハラプロジェクトらしい、独特のものだったが。
……以下、一気に書いたので、文章が散漫となっていると思う(いつものことではあるかもしれないが)。
あとで少し書き直す可能性もあることを記しておく。
前半は体育館の上、広場の中の足場、通常の入口近くにある建物の上の3個所に分かれて、上演を開始した。
3個所は微妙な距離にあるので、同時には台詞を聞けないし、聞けたとしても、台詞も重なっているので、聞き取ることは難しい。
「どれか1つ選んで聞いてほしい」というようなことが入口で配布された紙に書いてあったが、とりあえず、全部を聞いて回ってみた。
3つのグループの構成は次のとおりである。
1つめは、「緑を守る会」のグループ。都市開発で切られてしまう桜の木を守りたいと思っている。
2つめは、その桜の木がある緑地公園の土地所有者。すでにそこには誰も住んでおらず、その土地を売りたいと思っている。
3つめは、都市開発を進める業者。桜の木は切らないで植え替えると主張している。
前半の野外では、グループ内での話が中心である。
1つめのグループは、「緑を守る会」で唯一残ったメンバーとそれを取材する記者で、記者は会のほうの主張をすべて鵜呑みにしているわけではないことが明らかになっていく。
2つのめグループは、開発業者2名と弁護士で、のちにわかるのだが、弁護士は「正義と多数」に疑問を感じている。業者2名もこの案件に対する温度差がある。
3つめのグループは、土地の所有者と、霊能者。霊能者がなぜいるかと言えば、桜の木を切らないでほしいと訴える100年前の先祖が、土地の所有者のもとに現れてきていて、それに対抗するためである。
このように、グループ間のぶつかり合いだけではなく、グループ内でも温度差や意見の相違があるのだ。
野外での上演の最後には、ハンドマイク・メガフォンで3つのグループが相手に主張を述べ、屋内へと続く。
したがって、屋内はグループ間の応酬が中心となる。
先にも書いたが、弁護士の述べる「どちらが正しいのか」「多数が正しいのか」という問い掛けは、グループ間とグループ内での関係を表しているようだ。
つまり、「総論としては賛成・反対」という立場をそれぞれのグループは採っているのだが、その内実は、微妙にあるということ。
例えば、地主グループでは、祖先の霊は「桜の木を切ることに反対」であるが、実態のある所有者のほうが「強い」ので、グループとしては「土地を売りたい=桜の木は切る」となる。
また、開発業者グループは、開発業者に雇われた弁護士なので、自分がどういった意見であれ、依頼主の意向に従う。
さらに、緑を守る会のグループでは、会の女性は取材対象なので、記者には決定権自体がない。
このように、三者三様の意見(正義)が、細分化することでさらに枝分かれしていく。
民主主義は、多数決が基本である。
もちろん少数派の意見も尊重することが前提ではあるが、最後は「多数派による専制」ということが起こり得る。
いつまでも少数派に拘っていると先に進まないからでもある。
そのために「議論の場」が必要なのだ。
この舞台では、屋内が「議論の場」にあたる。
しかし、「議論」にはならない。
自らの主張を曲げることなく、一方的に進めるからだ。
「もう誰も住んでいない土地なので売ってしまいたい」「仕事なので、早く収束したい」「失ってしまった故郷として、ここを残しておきたい」というように、そもそものベクトルがすれ違っている。
業者は「桜の木は切らず、移植する」と言うが、緑を守る会は「枯れてしまう」と譲らない。
平行線でまったく話にならないのだ。
緑を守る会が開発業者を相手に説得する中で、奇妙なたとえ話が出てくる。
ジャガー(jaguar)やタイガー(tiger)は、「−」が「r」だけど、チーターは(cheetah)と「h」で終わるというもの。
開発業者は、緑を守る会の人が、何のことを言っているのかわからないので、理解しようとする。
また、開発業者が野球のたとえ話をする。
「9回裏、1アウト、1・3塁で、バッターが打った球を捕ったあと、どこに投げるか」というもので、土地の所有者は何度言っても「1塁に投げる」と言う。
それでは負けてしまうのにだ。
この2つのエピソードから見えるのは、「議論の不毛さ」である。
相手に伝える気持ちがなければ、伝わらないし、ルールの中であっても、自分がやりたいことを押し通してしまえば、相手の伝えたい意味が受け取れないということではないか。
そもそも「r」と「h」を使う「ルール」とは何か、「野球の勝ち負けのルール」とは何か、というところまでも含めて考えてしまうと、その「前提」、「立つ位置」が異なれば、受け取り方も考え方も異なってくるし、どれが「正しいのか」はまったく意味を持たなくなる。
彼らの「桜の木」問題から少し視線をそらしてみる。
土地の所有者の100年前の先祖だ、と主張する霊が現れる。
そこで見えて来るのは、「未来」のことだ。
野外でも「戦闘機が」のように、開発業者が台詞を言っていたので、これは「基地問題」を絡めているではないだろうか、と思っていた。
しかし、屋内に入り、彼らの台詞がきちんと聞こえてくると、「プルーインパルス」であること、それが「5機編隊」であることがわかってくる。
もちろんブルーインパルスはアクロバットチームであり、戦闘集団ではない。
そして、「5機編隊」にヒントがある。
つまり、1964年にプルーインパルスは、国立競技場上空に5色の輪を描いた。
すなわち、先の東京オリンピックのことである。
先のオリンピックでは、新幹線ができ、首都高ができ、都内のゴミ収集システムが完備され、インフラを中心に大きく変わった。
次のオリンピックにはどうなるのか? ということだ。
先のオリンピックは高度成長時代だったので、あらゆることがオリンピック優先で行われ、まさに「多数決」で「少数派」は切り捨てられてきた。
それが「正義」だったのだ。
果たして次のオリンピックに向けて、「多数派」でコトを行うのが可能なのか。
「正義」はどこにあり、「少数派」は切り捨てられてもいいのか、という問題提起が、ここにあったのだ。
オリンピックという「大多数派」が「正義」になってしまう可能性。
弁護士が力説していた「多数」と「正義」の関係がここでも意味が与えられた。
「桜の木」に象徴されるのは、「失ってしまった故郷」「金額的価値」「仕事としての象徴」である。
東京のあちこちが、それらと引き替えになるのが、これからの6年間の出来事だろう。
「引き替え」にすることが「正義」なのか、どうかの「正解はない」。
正解は「議論の場」のみに、現れてくるのだ。
そして、「議論の場」での振る舞い方は、この作品での三者三様の態度ではならないのだ。
ラストはたった1人で、舞台の上に残されてしまった、緑を守る会の人。
桜の木は(たぶん)移植されることになるのだろう。
たった1人残ってしまった「意見」の「行き場」はどこにあるだろうか、と思わざるを得なかった。
この作品では「桜の木」が象徴として扱われていた。
その「象徴」というものの、「欺瞞」も感じてしまった。
この土地が開発されるとすれば、本来は「土地」に対しての想いがあるのだろう。しかし、「桜の木」にそれを集約してしまった(「象徴化」してしまった)ことで、本来の「意味」がわかりにくくなってしまうのだ。
こうしたことは、あらゆる場所で行われている。
それもここでは述べられているように感じた。
ミクニヤナイハラプロジェクトの作品には、作品の見た目の「美しさ」と、役者が「動く」(行為)の「美しさ」がある。
例えば、屋内の大量の落ち葉、屋内に入ったあとの映像、桜の木を思わせる、大量の白い風車、そして、見事な照明、どれをとっても美しく、素晴らしいものであった。
例えば、舞台上での役者が時々刻々と変化させる位置と、その動き、それらの重なりという3次元的なものに、さらに台詞、効果音(足音も含め)という4次元的な事象が加わり、感動を与えてくれる。
白い風車は、軽く深読みすると、風が吹けば、一方向にみんなが回ってしまう、という意味だろう。
「多数とは何か」ということだ。
また、単に美しいだけではなく、必ず「考える」ための「ヒント」がある。
美しさの間から、役者の身体や台詞、その総合から立ち上る「(美しい)思想」に「思考」が刺激されする、それが楽しいのだ。
役者の皆さんの動きが凄すぎる。
ミクニヤナイハラプロジェクトの作品の中でも、今回は、より過酷なものではなかったのか。
しかし、それを見事に演じて見せてくれた。
素晴らしい!
大きな拍手を送りたい。
その中でも特に印象に残ったのは、身体も台詞のキレのいい山本圭祐さん、軸の立ち方がよかった鈴木将一朗さん、全体が激しいうねりの中にあって、同じように演じているのに、静けさを感じた笠木泉さんだ。
「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
個性的に表現を分けてたなぁと受け取りました
面白く観劇は出来たのだが、今ひとつ感は拭えなかった70分×2本。
途中5分の休憩挿みます。
ネタバレBOX
最初がニョニョニョで次がTポーズ。
話には繋がりがあるので面白味はある。
#1は心理劇で#2はアクションってトコでしょうか
タルトちゃん(可愛かった♪)が姦→を読んだのが#1のタイトルです(^^)
#2の方は狂言回しの解説お姉さんADがいたけど、もっと説明を詳しくして欲しかったですなぁ。
今年度末に公開の実写映画「寄生獣」の宣伝特番で、ミギー役さんが頑張ってモーションキャプチャーをしている姿が見れましたが。いやはや68台のカメラとか顔面の動きまで捉えるとか凄かった。作品#2では原作者がラスボスで乱入してきましたが、妙に動きの良い理由とかは台詞で説明してくれた方が面白さがUP出来たんじゃなかろうか?とか思いました。(漫画DNA2で未来から来たヒロインさんが今の仕事してる理由(格闘センスあったり)とかは納得ですだよ(^^)
ごきげんさマイポレンド
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
次も観たい
いやー、面白かったわ。
なんでこんなに笑ったんだろ?
これアドリブなのか?と思わせる台本が巧み。
“変な友達んちで変な人たちの話を聞いて知らない人のことを
一緒に指さして笑った”感じ。
ゴジゲン、次もやるならまた観に行きたい。
ネタバレBOX
駅前劇場で靴を脱いだのは初めてだった。
舞台を囲む客席は、椅子席と桟敷席が混じっている。
舞台上、畳の部屋には収納ボックスみたいな箱が4つほどあるのみ。
裸足の役者さんがぱらぱら集まってしゃべりながらなにげに始まる。
「いやー久しぶり!お前この3年何やってたんだよ~!」
と集まった6人の男たちが、ひとりずつ3年間を語り始めると
全員でその再現ビデオ(?)にかかる。
不倫して裁判になっている男、就職したけど辞めた男、3回芸名を変えた男、
ついに童貞を捨てた男、車で旅に出た男、農業やってた男…。
この再現ビデオが巧い。
再現シーンに切り替わるタイミングや、観客と同じ目線でコメントするところ。
ツッコミどころが一致して観ている私の気持ちを代弁してくれる所が快感。
重い話もきちんと聞いて、でも最後は笑って「ハイ次行こ、次!」。
テンポよく進む超リアルな友だち会話が生理的・心理的に心地よい。
この台詞臭を極力排した台詞が秀逸。
私はアニメやゲームに詳しくないが、合体変身戦闘場面には笑った。
役者さんみんな身体使ってるよな~。
ラスト、「これ台詞だよね」みたいな一連の会話があったが
あれはなくても良かったのではないか、と思った。
取り出して説明しなくても観客はその面白さを十分感じている。
座組みの楽しさが伝わってくるような作品。
松居さん、次もやってください。
月光条例
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
天才だ
からくりサーカスでも 原作モノを舞台化にする凄さは半端なかった
比べるモノではないが 吉久さんの凄さを再認識!
2時間40分を超える時間も気にならず
終演までお尻の痛さも気にならず
とにかく引き込まれる
今回主役が入れ替わる
これまた楽しみだ
パワーマイムよりもアクションが多い
それでもあの金棒や武器を振り回し
所狭しと美しいアクションには釘付け
吉久さんの月光に益々期待が高まる!
「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★
馬鹿馬鹿しくて面白い!
1本目の「女女女ニョニョニョ」だが、ストーリーはよく出来ていたと思う。
しかし、なにか中途半端な感じで、あまり面白くなかった。
作・演出の西村太祐さんは、今回の出来に満足しているのだろうか・・・?
2本目の「Tポーズお願いします。」、これは面白かった!
“モーションキャプチャーの撮影現場”とは、目の付け所がいい!
役者の演技もよく、会場からも笑いが!特に宮崎重信さんには笑った!
「Tポーズ・・・」、馬鹿馬鹿しくて面白い!
※セットチェンジ&休憩の5分は短いでしょう、せめて10分はないと・・・
「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
2本でひとつの舞台
70分の2本立て。 時間としては短いようだが、とても濃密な時間を過ごせました。
1つ目はミステリー仕立てな感じで、(用法は間違っているけど)ダブルキャストの演出が過去と現在の情景が同時にかと鮮明に伝わってきて、魅入られてしまった。
2つ目は、アクションの多い舞台で、(正しい意味での)ダブルキャストのお二人が
中心になるタテのシーンもあり、かなり稽古をつんだのがわかるくらい素晴らしかった。
2つの作品がリンクしており、合わせてひとつの舞台であったように感じた。
ネタバレBOX
大人になりきれず、子どものままの「タルト」が、最後に不安を残しながらも前に向かってすすもうとしている姿は良かった。
Tポーズお願いしますの方で、生き生きとした表情をしていたのを観て、安心しました(^_^;)
そのときのはなし
おちないリンゴ
小劇場 楽園(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄い!
なんと言えばいいのだろうか
有り得ないけどリアル
そんな感じ
特に 登場している人物を別の役者さんが演じていて
それが誰なのか一目瞭然な自然な芝居
脚本も演出も役者もイイ
これは無理してでも観る芝居!
つんざき行路、されるがまま
月影番外地
ザ・スズナリ(東京都)
2014/11/07 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★
言うほどでもなく
客席に新感線メンバーもちらほら…
前回がとても良かったので観劇。テイストは何となく同じ路線でしたが、ファンタジー要素があまりダメでした。もっとアングラちっくだったり、スズナリならではの土臭さみたいなものをが欲しくなりました。
暗転での舞台転換が多く、その割に効果が薄くと、もっとアクティブな舞台が良かったと思います。
別れても好きな人 2014
劇団競泳水着
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/11/06 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了
満足度★★★★
-
初見の作品。過去10年の変遷は楽しかった。うまくてよくできていると思う。もうひとつ心をズキューンと射抜くものがほしい。10年後に新バージョンを観てみたい。
犬の下には、川が流れて。
富山のはるか
ギャラリーコンシール(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/13 (木)公演終了
無題1301(14-350)
20:00の回(晴)。19:45会場着(ちょっと迷う...地図、ビンの位置違ってないか?)、受付、座布団(←もっと弾力性を...)席2列、後方に椅子席。
なんとなく「SNAC」に似た印象、白い壁、冷たい床、暗幕ではなく、横いっぱいの「紙」で仕切られた舞台。
月初の連休、芸祭で原田さんの(3人のゴリラ)「落下」を観ていて、この公演も観に来ました...「ゲンゴロウ(2014/2@pit)」「Cui?」を2作(@眼科画廊と@春風舎)で5作目。
河合さん「フロリダ~(2014/7@BASE)」、篠原さん「小宇宙(2013/12@SENTIO」からで同じく5作目。岡林さんは初めて。
20:07前説(45分、喫煙シーンあり)、20:09上演~20:57終演。
タイトルの意味は最後にわかりますが、そこに至るまで特に物語らしいものがなく、ゲームをやらないので、ちょっととっつきにくかったです。
イラストと影絵のシンクロはよくできていました。
ネタバレBOX
4人。姉妹、天狗とヘラクレス=コーカサスオオカブト(って言ってた?)、に加え「煙草のおじさん」。
(舞台中央)引きこもりの姉が壁に天の川を描き、その天の川には「こいぬ座」「おおいぬ座」が配置されタイトルとなっているらしい。
ファミコン、虫たち、なわとび、二人羽織風着替え。
シーンは覚えていても、どのようなものだったか言葉にするのは難しい、理解力が足りないのか意図(文脈)がわかりませんでした。どんなお客さんを想定したのでしょう、少なくとも一般客向けではないように感じました。
会場の案内、もっと親切に、わかりやすくできたはず。
G(ギガ)海峡
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2014/11/07 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/水曜の昼、高円寺で
[カムカムミニキーナ]の
【G(ギガ)海峡~禍福はあざなえる縄のごとし~】
を観てきました☆
面白かったです。
映画[飢餓海峡]をモチーフに、
時空を超え、場所を替え、
有名シーンあり、コメディあり、
で知的に大満足♪
そして、役者さんたちがスゴイ!
表情や動き、縄の緻密な演出、
見どころ満載です☆
観劇日記をブログに書きました。
2 3 5 7 11 13 17...
muro式
イムズホール(福岡県)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/14 (金)公演終了
満足度★★★★
短編3本、笑った。
映像の使い方や道具関係も考えられていて、表情や仕草で安心して楽しめる内容でした。
SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-
メディアミックス・ジャパン
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2014/11/07 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
カジュアルなオカルト
怖くないポップでカジュアルなオカルト。東山光明の元気でフレッシュな役柄と歌が印象に残った。「戦記」ということであるならば、怨霊がもっと強くて怖く、戦いが熾烈で、見ているこっちをもっとハラハラさせて欲しかった。1階席後ろのほうからは、下半分しか映ってないテレビを見ているような視界。
サナギネ
双数姉妹
青山円形劇場(東京都)
2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
両サイドにて観劇!
ベッド&メイキングスは、必ず普通では終わらないとは思ってはいたが、やはり期待以上の内容でした!
ふたつの話が同時進行して、最後にシンクロするなんて想像を絶する!
今まで観てきた舞台の概念を無限大に変えてくれたサナギネに拍手喝采です!!!
アジアシリーズ vol.1 韓国特集 多元(ダウォン)芸術『 1分の中の10年』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い!
とても面白かった。
踊りを通して、様々な規範や制度について感じられた。
ソ・ヒョンソク氏といい韓国の多元芸術は凄い!
ネタバレBOX
見たことがないタイプの踊りだった。
と言っても、基は韓国伝統舞踊とヨーロッパのコンテンポラリーダンスのバックグラウンドがあり、そこから絶妙に逸脱していく。イム・ジエ自身がそうであり、そこにクラシックからコンテンポラリーを続けてきたルーマニア人セルジウ・マティスと、日本で舞踏をやってきた捩子びじんの歴史とそこからの逸脱も加わる。それは基本のダンスの型とそこからの逸脱というだけではなく、人間の行動様式全般に見られる慣習的動きとそこからの逸脱という広がりも持つ。さらに、あらゆる社会制度・規範というものの網の目をも舞台上に想起させる。
そのようなことが読みとれる記号として提示されている訳ではない。
あくまで私が見ながら感じていたことを言葉に落とし込んだら、そのような意味になっただけなのだ。
すると、上演後のトークで、イム・ジエはまさにそのような意図だったと言っていた。非言語の表現でも、ここまで明確にその問いが伝達されるのだなということに驚いた。やはり核心のある表現は違う。
ある制度からの解放を考える際に、野放図な自由ではなく、ある型・ある規範が示されることで、そこからの逸脱が明確に見えてくるということがある。まさにここでイム・ジエが行ったパフォーマンスはそういうものだ。
彼女の解説を付け加えるなら、身体とは歴史の集積であり、自分が培った技術は「1分の中に10年」が蓄積されているものであるということ。それは、ダンスの技術だけではなく、文化を含み、様々な行動・所作にも表れる。
そこから逸脱する動きを示すだけで、様々な制度について考えさせられるなんて。
だがその逸脱も、見続ける中で、またひとつの型として見えてきてしまう。脱構築もすぐに制度に回収されてしまうということだろう。その様さえも感じられたので、更に驚いた。
また、これは書こうか迷ったことだが、誤解を恐れずに書く。
一般的にダンサーはガリガリの者が多く、体の線が細い場合が多いが、イム・ジエは痩せてはいるがお尻が大きいのだ。
これによって、妙に生々しいの現実感が舞台に漂った。
私が男性だからかもしれないが、官能的だとさえ思った。
もちろん、強烈にということではない、ほんの少しのニュアンスとしてだ。だが、その小さなニュアンスが決定的に舞台の印象を変えていると思った。勿論、良い意味で。
官能的であるかどうかは別としても、それによってある現実感が漂っていたのは確かであるし、「身体」というものの在り方を問われていると感じた。「ダンサーは痩せているもの」という固定概念についてや、ダンサー以外も含めた人間の身体の規範とは何かということまで。
そこまで明確に意味として理解していたというより、そんなようなことを感じながら観ていて、後々、言葉にしたらそういうことだったような気がするというだけなのだが。
いずれにしても、素晴らしい舞台だった。
<追記>
上記の感想は、今作の3部構成の1~2部についての感想で、休憩を挟んでの3部の感想ではない。
上演後のトークでのイム・ジエ氏の説明によると、1~2部は「教育を受けてきたものからの逸脱」3部は「これまで持っていたものを振り返る」というような意図があったようだ。正直に言えば、3部も面白い部分はあったが、1~2部ほどには惹きつけられなかった。なぜかをうまく言葉にできない。