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ミクちゃん、お風呂の時間です。

ミクちゃん、お風呂の時間です。

劇団青い鳥

小劇場B1(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

さすがの40周年!
主演の老婦人(三国トキ)には“芹川藍”さん、
そして、今回の娘(カヲル)役はクジ引きで“森本恵美”さんに決定。

基本、この二人での二人芝居で、
他の役者さんたちは物語に華(笑)を添えるという舞台。

40年のキャリアを感じさせる“芹川藍”さんの演技は素晴らしく、
“森本恵美”さんも好演で、まるで本当の母娘のように見える。

約120分の舞台、音楽の使い方もいい感じで、素晴らしい作品。
とても楽しめた。

アフタートークも面白かった。

キネマ狂想曲

キネマ狂想曲

シノハラステージング

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2015/01/20 (火) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★

ストーリーは面白いが・・・、
業界内部の癒着・腐敗や、男女のドロドロとした関係をもっと過激に表現してもよかったのでは・・・。

今時のU15はあれぐらいじゃビビリませんよ~(笑)

また、物語の“先”が読めてしまい、意外な展開がないのがチョット残念。

役者では、“永野百合香”さん、“山幸加奈”さんの好演が光ってた。
特に“山幸加奈”さんは素晴らしい!

“暁雅火”さんはちょっと力が入りすぎてたかな~・・・。

全体的には、けっこう楽しめた舞台だった。

The LONG ROAD

The LONG ROAD

山の羊舍

「劇」小劇場(東京都)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった
ただしい人、わるい人。
ただしい事、まちがっている事。

二分法のものの言い方、考え方がインターネットやSNSの普及にともなって広がっていますが、人間は本来簡単に善悪や正否で割り切れる存在ではないはずです。

人間が人間である以上誰にもどうすることもできない瞬間、やむをえず何かをやってしまう、何かを言ってしまう瞬間がある。
それが「わるい事」、たとえば犯罪であれば、それに対して非難や批判が殺到する。それはわかる。けれど、非難や批判をする本人が、一度でも「わるい事」に手を染めたことが無いか、といわれればそうではないだろう。

その、そうではないだろう、というところから出発することが二分法の時代のもの言いや考え方から逃れ出るはじめの一歩だと思う。

お芝居は105分。
犯罪の被害者からも、加害者からもちゃんと描かれていた。

きっと、ほんとうの被害者、加害者は、この105分間を何日も何年もかけていきつもどりつしながら生きているのだと思う。それを思うと、胸が締めつけられる。

内容はわかりやすい。
わかりやすいからこそ、その内容を自分自身のなかで咀嚼することに、時間が掛かると思う。観終わってから時間が経つほどに、ここで語られていたいくつもの印象深い言葉が、深く効いてくると思います。

ネタバレBOX

若くして犯罪を犯した少女が、被害者の母からもらった手紙を読めなかった理由に、身が詰まされました。
親族代表 THE BEST LIVE『親族旅行記』

親族代表 THE BEST LIVE『親族旅行記』

親族代表

駅前劇場(東京都)

2015/01/22 (木) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

たのしかっ た!!
これだけ頻繁に笑い声が聞こえてくる客席なんて、いつぶりだろう……コメディっていいなぁとしみじみしました。もっと見るようにしようーっと!

ネタバレBOX

■「We Are the wordl」 作/福原充則
これがいちばんすき!
落ちぶれていく女の野間口さんフォーーーイ!!ついでに誰かを愛したがっている奥さんの竹井さんフォイフォーーイ!
地頭すっぴんワイシャツネクタイスラックス女性役最高だね大好きだね。面白いとか笑えるとかいうより、ひたすらに愛してる。
お話もぐるぐるしててだいすきでした!

■「影響を受けた男とその友人とその友人」作/小林賢太郎
にばんめはこれ。
蛾に息を吹きかけるところは、是非とも小林賢太郎演出のリズムで見たいものだとおもいました(ピンポイント)。小林賢太郎は定期的に摂取しないといけないな。体に必要な成分だな。
ランドスライドワールド【本日大千秋楽!!14時の回 当日券ございます!!】

ランドスライドワールド【本日大千秋楽!!14時の回 当日券ございます!!】

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2015/01/11 (日) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★

テンポがよい
動きが早くて、感情移入とかできないタイプの舞台ではあったが刺激的ではあった。
雨のシーンで見終わった後寒くなった。

ランドスライドワールド【本日大千秋楽!!14時の回 当日券ございます!!】

ランドスライドワールド【本日大千秋楽!!14時の回 当日券ございます!!】

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2015/01/11 (日) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

衝撃
劇団鹿殺し「ランドスライドワールド」観劇。前作のイメージでコメディかと思ったらまさかの悲劇。おもしろい、よりも衝撃に近かった。パラパラと切り替わるシーンで集中が続くのはすごいと思った。
帰りの物販で思わず喇叭道中~のDVDを買ってしまいました。

『海の夫人』/『水』

『海の夫人』/『水』

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

両方観ました。
「海の夫人」
ヘッダと似た演出の方法。今回の方が感情的でおもしろかったです。アマヤドリの中で私の好きなメンバーを揃えたキャストで私得、中でも笠井さんがとっても魅力的でした。
「水」
不思議な台本。二時間は少し長かったかな。

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

座・高円寺1(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

玄人向け
他の方の感想を見ても長文が多く深く考えて観ていらっしゃる方が多い作品なのかと感じました。

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

座・高円寺1(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

「自分の職業は人殺しなんだ」と認めること
奇しくも日本人2名が異国の地で執行人とともに「死」の瀬戸際にいるニュースが報じられるなか1月21日の初演を観た。革命前フランス・パリの死刑執行人・サンソン一族、江戸時代の死刑執行人・山田浅右衛門、現代の法務省矯正局刑務官・オヤマダタダシ。「職業は人殺し」が共通点である彼らを通してとてもよく描かれているなと思ったのは「葛藤」だ。登場人物たちが殺すのは基本的に「罪人」で、時の権力者や社会システムから「殺人行為」の承認を受けているのに、やはり人を殺すことは周りの人間から"そういう目"で見られることから免れないんだなということがヒシヒシと伝わってくる。

死刑が良いか悪いか。死刑を廃止すべき存続させるべきか。ではなく殺人を職業とするということはどういうことなのか。人間が文明を起こして以来、脈々と続いてきた社会的な役割に就いた人々が感じた「心の内」を描き出し「あなたはどう思う?」と問いを投げかけることで、観客の心のなかにモヤモヤを生もうという脚本家兼演出家の仕掛けにまんまとはまってしまった自分がちょっと悔しい。

ネタバレBOX

そしてそのモヤモヤをラストで氷解させるの見事。最後の場面、現代の刑務官「オヤマダタダシ」はある決意を口にする。それがまたいい。彼は「えっ?」と思うほど当たり前のことをいう。でもその言葉は現代の死刑執行人としては「職業」を辞めるという意思にしか聞こえない。だけど、それでもなお彼の職業は刑務官なのだ。

「えっ?当たり前でしょう」と思う人もいるかもしれない。でもこう考えて見て欲しい。江戸の死刑執行人・山田浅右衛門は技を磨く。頭を支え骨の通った分厚い人の首をはねるというのはかなりの技量を要するので、罪人が苦しまず首を落としてやるためには訓練が必要だ。この訓練をしたことで人殺しである自分を職業人・社会人として認めることができた。

山田浅右衛門が技を磨いて「人殺し」を仕事へと変えたように、刑務官・オヤマダタダシもその決意を口にし刑務官であり続けることで「人を殺す社会人」としての覚悟を持って生きることを表明したのではないか。

ちょっと深読みし過ぎたかもしれない。でもこれくらい考えてしまうおもしろい芝居だったということは声を大にして言っておこう。
こわれゆく部屋

こわれゆく部屋

水素74%

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

「部屋」。誰が主人公か
現実世界を切り取る切り取り方の面白さこそ現代口語演劇の真骨頂で、こいつはいいや。と今日観た芝居の切り取りのうまさを感じ入りながら帰路についた。適度に不快で、不快を除去せぬまま終わるが、切り取りの妙が不快を補うというか、反転して不快要素が会わせ鏡式に相殺される。ナイーブな妹が最後に見せる若干の脳天気さが姉には若干ながら大いな救いを見出だすのを若干ながら我々も感じ取るせいだろうか? 俳優の的を外さないリアル演技にも感服しきり。

ネタバレBOX

一点、看護師や福祉医療に携わる者なら「患者の死」のショックと慣れ、患者に寄り添う心と節度(割り切り)といったテーマはとうに経てるはずで、新人看護師に問われて「あァ。」「うーん」と言い淀むなんて事は想像がつかない。それは新人の方にも言えますが。
軽い重箱

軽い重箱

殿様ランチ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/01/11 (日) ~ 2015/01/21 (水)公演終了

満足度★★

Aチームのみ鑑賞。こちらの期待値が高すぎたか??/約80分
3つの短編演劇から成る80分。短編は切れ味が命だと思うが、どれも結末がピリッとせず、かなり物足りなさが残った。

とりわけ1作目「あいつの身代わり」と3作目「失われた記憶」は、笑劇として作られていながらオチがないという体たらく。
明快なオチを必要としないタイプの笑劇もあるにはあるが、2作とも秀逸なオチがつかないことには締まらないタイプの作品。

作・演習家には、短編演劇として抜かりのない作品に仕上げるべく、脚本執筆の段階でもっと粘って欲しかった。

再演時には良いオチがついていることを期待したい。

ネタバレBOX

2作目「人の金」も残念な出来。
結末が強引だし、劇中に登場する2件の「人の金」がリンクしないのも作劇的に上等とは言い難い。

議題:ギタイ

議題:ギタイ

多摩美術大学卒業制作展 めっけ!

シアター711(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1367(15-015)
21:00の回(小雨)。20:30会場着、受付(こりっちからですとギリギリまで予約登録できるようで返信メールも届きましたが、やはり、受付の方のリストには載っていなくて当日券扱い)、開場。

脚演出その他多数の古澤さんは「ぬちょぉ…(2014/7@画廊)」を観ています。前日、風邪で休んでいてこの遅い時間でどうかなと思ったのですが、上演時間30分ということでしたので観に来ました。

すでにご本人は会場内にいて、準備、誘導なども。

下手に照明用の卓があるだけで何もない舞台、正面のみ白く薄地のカーテンらしき布。「スタッフ」に古澤さんのお名前しかありませんが、実にその通りで、初めて観る不思議さ。

SEで牛、鳥、ライオン、馬、羊、ハエ???の鳴き声など。誘導スタッフが顔の左側にお面をつけていてたまに見るとびっくりする。この時間帯だというのに増席あり(多くは学生さん)。21:03前説(30分)、開演~21:34終演。

とくに(正面)スクリーンの映像(自分の衣裳にどう映えるかまで考えているらしい)が多彩で、これにピタリとシンクロした身体の動き(振付)とSEが心地よい。ブラックユーモア、ヘリウムガス(?)、マイムのような滑稽さ...途中で照明を切り替え、スモークを出す...実に多才。

終盤、呼吸を整える場面もあったけど、とても充実した30分でした。もう一回観たい…体調がどうか。

蠅取り紙〜山田家の5人兄妹~

蠅取り紙〜山田家の5人兄妹~

旋風計画

シアターブラッツ(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

(^o^)
置きパンフが非常に良い出来でした。作品もテンポ良く、たくさん笑わせていただきました。家族っていいなぁと、ホッコリしました。ステキな時間をいただきまhした。ありがとうございます。観に行って良かった!

鬼のぬけがら

鬼のぬけがら

ナイスコンプレックス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★★

言い方が悪いが・・・
おぼんろ主宰を上手に使っていたなぁと感心しました
(というかナイスさんが、おぼんろの芝居とか背景を熟知してるともいえるのかな。)

ちょい人物の見せ方というか重ねた=という表現の方があってるかな、
手法がユニークであったが、慣れないと戸惑うかなぁとか思いました。

結構重いと思える話を御伽噺に重ねて表現した舞台でした。
楽しめたなぁって思えた約2時間強(予定は1時間50分でした)

Sの悲劇【全日程終了致しました。ご来場有難うございました!】

Sの悲劇【全日程終了致しました。ご来場有難うございました!】

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/07 (水) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★

作中で出てくる本が読みたくなる。
どーんでーん返し!
気持ち良く騙されました。
推理ミステリーとして、両方の楽しさをしっかり魅せてくれた作品でした。

作中で、いくつかの名作ミステリーの本の名前が出てきたり、あらすじが紹介されたりして、実際に読みたくなりました。



何故か最前列に案内されてしまい、迫真の林修司も素敵でしたが、見上げ過ぎて首が。


あと、『森修二』という名前の登場人物がいて、プライムロンドwwwってなってた

恋離 -KOIBANA-

恋離 -KOIBANA-

演劇ユニット Sai:Ai時計

ザ・ポケット(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

色々楽しめる作品!
様々な時代のオムニバスストーリーなので老若男女が楽しめる内容でした。一人が何役もやるので色んな顔をみることができて楽しかったです。舞台美術は白一色でシンプルなものでしたが、そこに映し出される映像でシーンや時代が変わるという新しいものでした。個人的には男性陣のオタ芸と女性陣の真顔の踊りが好きでした。上演時間約2時間。

鬼のぬけがら

鬼のぬけがら

ナイスコンプレックス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★★

希望のある重さ
おぼんろの末原拓馬さんが出ている事以外はチラシしか事前情報無し。
あー、重い。
想定してなかったずっしり感だ。
だけどそれは嫌な重さじゃなくて、希望のある重さ。
目を逸らしたもの、誰かの正義は誰かの悪、守る為の殻、当事者の真実。

場所と時間軸の表現が幾重にも重なって、座る位置によって全然違う景色なのだろうな。

座長として外部から呼ばれるだけあって、やはり末原拓馬さんという役者の持つ変幻自在なパワーは、作品の大きな歯車になっている。
そばにある小さな歯車、荒賀弓絃くんのパワーも負けていない。
ナイスコンプレックスの役者さんも深みがあっていいなぁ。

ネタバレBOX

チラシにかかれた導入文からは、3.11の事が軸になって来るとは全く思っていなかった。
その為、序盤は「あれ?鬼の話は?」とすら思ったし、登場人物の関係性が複雑に見えた。
けれど、点と点が、線になって、線と線が交差していくのが全て分かると、すとんと納得がいって、一気に引き込まれる。
そこまでくるのに、ちょっと時間がかかったかな。
全公演完売!「RUN」

全公演完売!「RUN」

劇団お座敷コブラ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★

う~む
 出演者数が多いので消化する必要があるのだろうが、不必要なダンスやギャグが、全体の構成を更に狂わせている。

ネタバレBOX

  シナリオに深みや普遍性が無いので、唯でさえ構造が甘い所へ余計なものが入って来、必要な伏線などが蔑ろにされているものだから、作品が表層的になってしまっている。シナリオライターは、もう少し観察眼を磨くことから始めるべきだろう。ラストの曖昧な終わり方は、伏線をキチンと張っておかないから、間の抜けたものになってしまっている。シナリオライターが、事物・人間関係を適正な距離をとって観ていない証拠だろう。
軽い重箱

軽い重箱

殿様ランチ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/01/11 (日) ~ 2015/01/21 (水)公演終了

満足度★★★★

Bチーム
1編目(「恥じれ」)は一見ありがちな状況ながら時折違和感が見え隠れ。そうして内容がワカった時の可笑しさと言ったら!
2、3編目(「広告塔」「張り込み」)はともに「ある職業」のひとコマを描き、いかにも「ありそー!」で笑いを誘われる。(3編目は実際の会話に基づく部分もあるとの由)
語り過ぎず潔い幕切れも鮮やかだし、巧い。

鬼のぬけがら

鬼のぬけがら

ナイスコンプレックス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

作り手の強さを感じたりしています
3.11の話。
主宰のキムラ真さんの体験が元になっている様です。
舞台は手前と奥に別れた二面になっていました。


予想はしていたのですが、重い一撃の作品だった。

序盤が注意深く観ないとこんがらがる可能性があるかもとは思った。
自分はあまり事前情報を入れずに観る方ですが、チラシレベルの粗筋は見ておいたの良かったかも。


実体験が元になっているだろう、だからこそ経験していない者にはウソかホントウか分からない様な。
体験した者にしか分からない、そんな風にも思えたから。

話が大き過ぎてかえって冷静に観る。
もしかしたら感動しないかもしれないという予感が途中でしたのだけれど、それを覆された!

ラストに掛けての部分はとても揺さぶってくれた。
それは例えばボロ泣きする様な類いのものではないのだけれど。
なんだろう、あんまり説明できないのですが。
何かこう、力強さ?



これが正しい感想かどうか分からないし、書くかどうかとても迷ったのですが。
去年ぐらいからこの手の題材の作品で心を打たれるもの何本か出会えています。

それは自分が受け入れられる様になってきたからかもしれない。
少し前は「分かるけれど、そこにとらわれなければ全然別の面白い作品が作れたかもしれないよ」とか思ってた。
東京に住んでいて、現地に特に身内もいない、だとそんなものでした。

今はアレがあったからこそと言える作品があるんだと理解しているつもり。

なんというか、そういう作品にしてしまう人間の力って強い。
そう感じています。

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