満足度★★★★
「部屋」。誰が主人公か現実世界を切り取る切り取り方の面白さこそ現代口語演劇の真骨頂で、こいつはいいや。と今日観た芝居の切り取りのうまさを感じ入りながら帰路についた。適度に不快で、不快を除去せぬまま終わるが、切り取りの妙が不快を補うというか、反転して不快要素が会わせ鏡式に相殺される。ナイーブな妹が最後に見せる若干の脳天気さが姉には若干ながら大いな救いを見出だすのを若干ながら我々も感じ取るせいだろうか? 俳優の的を外さないリアル演技にも感服しきり。
ネタバレBOX
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2015/01/23 02:59
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