
悲しみ|izumi
劇団820製作所
調布市せんがわ劇場(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
動きました
初日の「izumi」観ました。冒頭の方で、「会話」というよりは「読み」のようで、一瞬朗読劇だったか?と思ったのですが、もちろんそうではありませんでした。キャラクターでは、トミとピロコが好きですね。「悲しみ」も観に行こうかしらと思っております。

別れのミュージカル『チェスト寺田屋』
風雲かぼちゃの馬車
小劇場B1(東京都)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/11 (水)公演終了
満足度★★★
“ミュージカル”と呼ぶには・・・
初見の劇団。N.Y.で好評を博した劇団ということで期待を胸に観劇させていただきました。
“ミュージカル”といえば、歌とダンス(動き)が“肝”だと思いますが、
“ミュージカル劇団”として行くならば、先ずは、歌唱力をレベルアップしないとちょっとキビシイんじゃないですかね~。
芝居自体はそこそこ面白いのに“歌”で興をそがれてしまう。
“ミュージカル”と呼ぶにはまだまだといった感じ・・・。
障子(襖)と照明の演出はとてもイイと思いました。

HIDEYOSHI
はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/03/03 (火) ~ 2015/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
うーん?
キャストに良く知ったイケメンがずらりと並んでおり、かなり期待して行ったわけですが…。どうにも満足できませんでした。殺陣も今一つ。舞台装置も高さの利用を考えているようではあるが、広さが実にもったいない使い方で。なんだかとにかくいろいろと歯痒い感じでした。

future place ~追伸~
7contents
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
(^o^;)?
昼の回を観ました。少々ストーリーが難解で、どうも、よくわからないいままお話が進んで行きました。役者さんたちは皆様ステキでした。しかし・・・、誰かの葬式帰りなの?主人公は病んでるだけじゃないの?死んでるの?というわけで、もう1回観たいですね。「そっちの暮らしはどうですか?」には、ジーンときました。

マジカル・リバース・ワールド
タンバリンステージ
新宿村LIVE(東京都)
2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★
マジリバ
美女menZ主演で、ストーリーも美女menZに絡んでいて、まさに美女menZを前面に出した舞台ですが、知らない自分でもまあ楽しめました。
いきなり、ライブ中に異世界へ飛ばされるという強引な冒頭ですが(笑)、鏡の世界は名前も性別も逆!北と南がケンカして、バンパイアは力を合わせないと倒せない、等、わかりやすい設定で感情移入しやすいのが良かったです^^
舞台中にライブがあったり、大喜利があったりといろいろ趣向をこらしているのもポイントですが、一番良かったのはダンス!演技は個人差がありましたが、ダンスはレベル高かった気がします♪
男女逆転というよりも混在して良くjわからないとう感じでした(^o^;

白魔来る-ハクマキタル-
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
リアルホラー回?
もう陳腐な表現しか出来なくて申し訳ないのですが、ああ、重い作品だった。
自分の家族とか、置き換えて想像出来てしまう程ヤバイのではないだろうか。
気のせいでなければ役者さんもきっとかなりキツかっただろうなぁ。
普段の作品と違う、との事だけど、だから期待外れだった、とかいう人はそうそういないと思う。
やはり、他の作品も気になります。

20AA META SYNCHRO OF THE SEEKER
Tokyo Dolores
d-倉庫(東京都)
2015/03/10 (火) ~ 2015/03/11 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1418(15-066)
20:00の回(晴)。19:20会場着、受付、19:40開場。
「Kojiki(2012/12@ここ)」を観ていて2作目です。その時同様、前日夜予約メールするも返信なし、そもそも予約締切が何時なのかがわからないので困ったものです。当日券でもいいので少し早めに会場へ行ってみると受付可でした。予約にはなっていませんが(これも前回同様、メールを送っていることを説明)受付OKでした。しばらくロビーで待つものの開場予定時間を過ぎても(何人かの方は下まで行って戻ってくる)説明がないのは不親切。押すのは構わないので、早めに対応するのが普通ではないかと(今回も...)思いました。
20:07前説、開演~20:58終演。
幻想的な映像と重量感と拡がりのある音楽、ヘッドセットマイクをつけての(詩的な)セリフ、2本のポール、ほとんど出ずっぱりの3名は見事に鍛えられたカラダでスピード感溢れる演技を披露してくれました。

お芝居するよ!in白ちゃんハウス
お芝居するよ!
エンジョイスペース白ちゃんハウス(奈良県)
2015/02/28 (土) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
奈良の劇団 面白いですよ。
劇団サキ
「私とゾンビによるいくつかの体験と結論」
若い役者 演技力 発声 そんなんより 伝わります 楽しく芝居をしている 情熱?でもない とにかく 面白い物語を 芝居を楽しんでいる これから楽しみな若い力を感じた。
CrossRopeLife
「桜と庭と」
土筆の子が恥ずかしげに・・・もうすぐはるですね・・・
春桜の下には死体が埋まっている。 桜のピンクと春のざわめき。
男が穴を掘る、
土筆の子が恥ずかしげに・・・もうすぐはるですね・・・ 男は穴を掘る 雪がとけて川になって流れて行きます・・・・ ピッピピ ホーホケ 飴を男に渡す もっと もーっと もっと もっと 桜の木の下には死体が埋まっている だからピンクの花が咲く 死体はいっぱいあるよ 綺麗に咲いたら 笑ってくれるかな なんの死体 ないしょ ごめんね変な事頼んで ありがとう 全部埋めた 歌が流れる 春よー
劇団Superstitious
「めいしん」
カボチャを炊く わたを下さい、種を炒る 二人は違う育ち 生きる覚悟は同じ女性の力を感じます この空気感 芝居で上手く作っていた。

『タヌキさんがやって来た。』/『空中庭園』
ユニークポイント/異魂
ザムザ阿佐谷(東京都)
2015/03/10 (火) ~ 2015/03/11 (水)公演終了
満足度★★★
SDFとホームレス
たぬきさんとは、今作に登場するホームレスの仇名である。日本のホームレスに対応するのは、パリではSDFであろう。sans domicile fixeの略である。

ご来場ありがとうございました!! アイ・ハヴ・ア・ドリーム
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
満足!
初めてミュージカル座さんの作品を観させていただきました。
昨日まで「アイハヴアドリームって誰の言葉だっけ?ガンジー?ケネディ?」と言っていたおバカな私でも理解できるくらい優しいストーリーと、エネルギー溢れる歌声で、あっという間の2時間45分でした。
夢を持って強く生きた当時の人々を演じる役者さんたちの表情がとても生き生きとしていて、喜びや悲しみがまるで自分のことのように感じられ、思わず何度も涙をこぼしてしまいました。
単一民族国家である日本で暮らす私たちこそ、アメリカではたった50数年前まで人種差別が現実に存在していたということを知るべきだと感じました。
私のようなアイハヴアドリームが誰の言葉かすら知らない若者が少しでも減ることを願っています。
評判通り、歌もダンスも大変素晴らしかったのですが、1幕で複数の方が噛んでしまったのが目立ちました。初日でしたので、明日からは大丈夫だと信じています。

『タヌキさんがやって来た。』/『空中庭園』
ユニークポイント/異魂
ザムザ阿佐谷(東京都)
2015/03/10 (火) ~ 2015/03/11 (水)公演終了

静寂の扉
643ノゲッツー
OFF OFFシアター(東京都)
2015/02/24 (火) ~ 2015/03/02 (月)公演終了
満足度★★★
テンポよく、いえーい
わかりやすさ、サスペンス要素も効かせて面白かったです。田舎に帰るとはどういう意味があるのか、そのへんをもう少し掘り下げて欲しかったです。

君が決めてよ明日のことは
Moratorium Pants(モラパン)
渋谷の洋服屋 ARTON(アートン)(東京都)
2015/02/28 (土) ~ 2015/03/28 (土)公演終了
満足度★★★★★
楽しかった!
たくさん笑って、少し泣きました。
すてきな時間でした。
上演時間が短いから、もう終わっちゃった!とそれが残念でした。
でも、また何度か観に行きますから、きっとそのたびにまた新しい感動が待っているでしょうと、それが楽しみです。

GHOST SEED
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
世界観のあるハートフルコメディ
ハートフルコメディであるが、その描く世界観は大きく現代社会が抱える今大・課題を鋭く捉えていると思った。脚本には捻りも加え、観客(少なくとの自分)のハートを鷲掴みにし感動の渦に誘う。それは決して予定調和にしない展開が素晴らしかった。また演出も笑いネタを仕込んでいるが、そこは目くじら立てず小ネタとして受け止めた。

劇王 天下統一大会2015
劇王 天下統一大会2015運営委員会
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
決勝戦観応えあり
劇王決勝戦...神奈川県芸術劇場で全国ブロックを勝ち上がった3団体(神奈川地区、東海地区、九州地区の各代表)によるハイレベルな戦い。勝敗は審査員票ではなく、観客票によって決したことに驚いた。採点は、審査員6名と観客とが同数になるような配点方式(審査員が各31点、観客数が約183名のため。183÷6≒31点)で競われた。その観客の心を掴んだのは...

ゴジラ
演劇集団関奈月
イカロスの森(兵庫県)
2015/03/07 (土) ~ 2015/03/09 (月)公演終了
満足度★★★★
笑いありのラブストーリー♪
しっかりゴジラとのラブストーリーになっていました。
笑いあり、恋愛あり、家族愛あり、で、しっかりと笑わせていただきました。
穢れを知らない、少し天然なお姉さんと、無敵だけど、孤独な存在のゴジラとのラブストーリー、面白かったです。
おばあさんが締まった感じで、良かったです。
13日からのSomethingさんの公演も楽しみです。

はたらくおやつ
野鳩
OFF OFFシアター(東京都)
2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
しまおまほ、まさかの降板。なのに謝罪が不十分。/約85分
降板理由は体調不良。しまおさんは身重でもあり大事を取って出演を見合わせるのはやむを得ないが、劇団の態度には疑問を感じた。
返金要求を恐れたのか、開場前、客が小屋前で列を成している段階では張り紙によってしか降板が伝えられず、降板が口頭で告げられたのは開場後の劇場内にて。
しかも、「ご了承ください」にポイントが置かれ、謝意があまり伝わってこなかった。
内容はまずまず。
舞台にはしまおさんのイラストが描かれた紙製の可愛い小道具が並び、“ほのぼのオフィスコメディ”の体裁を取りながらも、ストーリーの根幹はなかなかにブラックで、ホカロンでヤケドを負わされたような後味が残った。
原作者が漫画家だから故意にそうしたのか、ページをめくって漫画を読み進めるかのごとき一様なテンポで話は進み、演劇らしい緩急や躍動感はゼロ。
この淡々とした展開にもどかしさを覚えたが、やがてこれは“味”として感じられるように。。。
登場人物一人一人に分かりやすいキャラづけがなされているのも漫画的だと感じた。

結びの庭
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/25 (水)公演終了

走るおじさん
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/09 (月)公演終了
満足度★★★
凝った構成が裏目に出ていた印象/約70分
8人の登場人物は3グループに分けられ、個々のグループのやり取りを順繰りに見せる形で劇は進行。
グループ相互のカラミがあまりないのは意図的なものだろうが、そのために全人物が揃い踏みせず、爆発的な盛り上がりのないまま劇は終了。
最大の見せ場というべき終盤も、同じ広場にいる設定の3グループが部分的にしか交わらないのでやり取りが活発化しない。
劇団の作風からしてわざと不発に終わらせたのかもしれないが、普通に考えるなら、あそこは盛り上げるべき場面だろう。
グループ同士を全面的には交わらせないストイックな構成が裏目に出ていた印象は否めない。
ために、オモシロが散発的なものにとどまり、全体としての見応えに乏しい劇になってしまっている。
おじさんが走る理由がイマイチなのも面白さを殺いでいた。

逆しら
黄金山アタック
広島市東区民文化センター・ホール(広島県)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★
地方演劇のクォリティを超えている
とにかく舞台がキレイ。演者を想定した最小限で鋭敏な美しさは杉山至氏の面目躍如たるところか。そこに演者の身体性がフィットし、前半から息を飲むような暗がりの美しさを創出。
作家の文体はともすると自己満足に陥りがちな面が見られつつも、登場人物の行き場のなさを表現しながら、特に後半、客演の柳沼昭徳(烏丸ストロークロック)の静謐な存在感とダンサーでもある中島由美子の凛々しい立ち振る舞いが見事に噛み合い、沼地にズブズブと沈み込んでいくような人間たちのどうしようもなさを描いていて秀逸。
社会背景描写がほとんどないため、観念的に収束してしまっている感はあるものの、物語というより人間の存在そのものによる奇妙な会話劇という感じで面白い。
『逆しら』というタイトルに集約される人間という生き物の地球における存在矛盾を描いたというより、女性が女性たるゆえんの従属性、それこそ頭を沼に突っ込んで、淫らな下半身だけを表にさらしながら、泥水をすすり続ける(=男を欲する)女の醜い愛おしさを女性目線で描いた作品にも思えた。
舞台芸術としてのクォリティは、近年の広島の演劇としては出色であるが、広島という地においては異質ともいえるこの舞台が、他地域でどのように受け止められ評価されるか、大変興味深い。