
ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇場全体を使ったスケールの大きな舞台
初見の劇団であったが、愛が溢れたファンタジックなストーリー、圧倒的な演技力、衣装やフェイスペイントに舞台美術、接客サービス、どれをとっても個性的で素晴らしいもので感動した。
ただ客席と舞台を一体にして「臨場感」を狙うという配置は好みではない。その理由は、①他の観客と向き合っているのが見えてどうしても気になる、②強い照明が直接目に入る場面がある、③体を何度も大きくひねる必要がある、など。客席間の通路を疾走したり大きくアクションする場面もあり、すぐ近くの観客は恐怖感があるかも知れないとそれも気になった。劇場全体を使ったスケールの大きな舞台が持ち味のようなので、それを活かしたままでの良い方法はないものだろうか・・・・・ネタバレへ

夢ばかり
真紅組
HEP HALL(大阪府)
2015/05/22 (金) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

わしゆん!
BuzzFestTheater
「劇」小劇場(東京都)
2015/05/13 (水) ~ 2015/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑いは◎
いっぱい笑わせてもらいました。ストーリーも良かったのですが、核心部分に関する話に後出し感を強く感じてしまいました。もう少し前半に、伏線のようなシーンをはさんだら、ラストもすっきり観れたように感じました。

「花見の茶ばしら」「父が帰る家」
現代劇センター真夏座
文京シビックホール(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★
「花見の茶ばしら」は今ひとつであった・・
しかし 「父が帰る家」は高齢化社会になっての親の介護とか世代の確執とか、
老後の生活などについて鋭く切り込んだ作りとなっていて飽きることなく見続けました。観客もなかなかの高齢者が多いようで身につまされていたのでは?と勝手に思っていた50分&100分(休憩15分)の作品でありました。
「花見の茶ばしら」=☆
「父が帰る家」=☆☆☆☆☆ ってところでしょうか
間をとって表記は3つ星というとこにいたしやしょう(^^)

再生
快快
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/30 (土)公演終了
満足度★★★★★
この者「タダ」者ではない
主宰の北川女史、演出の岩井氏に「原案」多田淳之介の名が同じ大きさで並ぶ。その件につき、納得し、噛みしめた一時間半。「再生」とはその意味だったか・・魅力的な実験を繰り出して見せる多田氏の<上演>は、その実験的形態そのものに思想・問いかけがある。そしてこれをやる事そのものが、知的に笑える。そして考えさせられる。
その事は抜かせない。が、もう一つの興味の的は、形態を持つべき「中身」が、どう作られたか(岩井氏はどう作ったか)。・・あの「動き」は外から貼り付けられるのか、内部から引き出すものか判らないが、見る者の感覚を「穿つ」ものがある。
「違い」が意図されたものか、そうでないのかも判らないが、舞台を追う目が否応無くそこに向かうのは確か。最初は訝しく、次第に確信を持ってみる。その上で、これは何なのだと考える。男3人女4人の汗に万雷の拍手が起きるが、誰もいなくなった舞台に「問い」が残る。
刺激に満ちた時間を頂いた。感謝。

劇場版 サヨナラワーク
ネリム
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
開演時間が守られていて何か嬉しかった(^^)
上演時間こそ1時間20分強と少なめにも感じたが、
中身は結構ワクワクと楽しめた作品でありました。
惜しむらくは桜の開花の時期に見たかったかなぁ(^^;)と思えたデス

HOME COMING
空間製作社
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/25 (月)公演終了
満足度★★★★
台詞と脚本は好みであったが・・・
何となく平坦で高低差があまりないかなぁと思えた2幕
い~い台詞とか吐くのであるが、なんか全体的に平面で。
後半の中ごろ少~し意識が無くなったところがあったですよ・・・。
いろいろ粗や雑味も感じましたが、
まぁ話が好みでしたので星の数はオマケであります(^^)

『ひとよ』★【横浜公演】6月6日・7日KAAT大スタジオ!★
KAKUTA
ザ・スズナリ(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
親子ってさ。
KAKUTA「ひとよ」
子供の頃の父親に対する思いと、
いま自分自身が父親の立場にある思いとがいりくんで
なにやら複雑な心境にはありつつ頑張らねば!
と思うに至る素敵な芝居でした。
もう一回しっかり観たいなあ。
それにしても異儀田夏葉さんがたまらなくかわゆかった!
あの動きには萌えてしまいます。
今日は雪山デーでした。
もちろん狙ってチケットをとっています。
あの方はどこから現れるのでしょうかねえ。。。。

かいだん
Gin’s Bar+アクターズ仙台
Quarter Studio(クォータースタジオ)(宮城県)
2015/05/23 (土) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
緊迫感!
決して広い訳では無い空間で役者が6人で演じるが、もともと二人芝居なので、夫婦の台詞を分担する場合が多い。
物語の性格上なのか開始から終了まで早口で語られる展開に、緊張感のある舞台だった。
舞台の間口と奥行き、高さに余裕があれば、また違った動きが期待できるが、それは物理的に無理。
題名をあえて平仮名で『かいだん』としたことにより、観る側にさまざまな想像をさせる短編芝居だった。

女のみち2012 再演
ブス会*
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/05/22 (金) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1490(15-178)
18:30の回(晴)。
18:00受付(全席指定)、開場。緞帳の真ん中に「ブス会」。
初演(2012/10@スズナリ)を観ていて、その前には「淑女(2011/4@リトルモア地下)」を観ているので3公演目になります。前日に予約したのですが、まずまずの席(G列)でした。
18:28前説(アナウンス)、18:33開演~20:13終演。
会場が広くなったのと、客席が立派なので初演時の猥雑さはほとんど感じませんでした。
どういうわけか細かいところまで憶えていましたし、高野さん(「小さな恋のエレジー(2010/12@駅前)」が初めて)の低音ヴォイス、撮影シーンのナースたちの勢いのよい噴水も健在。

劇場版 サヨナラワーク
ネリム
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
よりスケールアップしました!
今回は舞台セットや音響、照明も充実していて、より磨きのかかった演技を際立たせていたと感じました。4月とは全然別物という感覚で楽しめました。女優もそれぞれタイプが違う美女揃いで(ここが重要!!)そちらでも楽しめました。いつのまにかサヨナラワークの住人になってしまったような錯覚に陥り、気がつけば一緒に涙していました。明日の千秋楽もまた違った見方ができそうな気がする、そんなワクワクする舞台だと思いました!

花園Z
20歳の国
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

シアター21フェス”春編”vol.100
セッションハウス
神楽坂セッションハウス(東京都)
2015/05/23 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
5/23
ダンスのデパートのような、とても多種多様な顔ぶれだった。踊りたい人が踊り、観たい人が観る。それ以上の理屈はないひたすらと踊りの場であったからこそ100回も続いたのだろう。

BARに灯ともるころ
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★
それなりに・・・
題名からして、ハードボイルドのようなものを思い浮かべて入場したのですが、最初のマスターの所作から、「あっ、これはコメディに限りなく近いのだな」と、気持ちを切り替えて観ることにしました。
それなりに楽しめた。しかし、劇団全体の方向性が空回りしているかも。そんな思いを抱きました。
役者さんの熱い思いに裏打ちされた熱演には好感。
しかし、それが空回りしてしまっているように感じました。私の演技に「笑え!」とばかり、客に反復して押しつけるような印象。大きな声と、繰り返す大きな動作、これが笑いを望むための基本の考え方になっているのならば、それは大きな誤解だと思います。淡々とした高度な笑いを研究してほしいと思います。
ストーリーにも、やや不満。後半の展開が安直ではないだろうかと思いました。そんなにうまくいかないよ、そんなに人は変わらないよ、とつぶやきながら観ていました。
BGM、あまり場面とフィットしていないようにも思えましたが、いかがでしょう。
苦言は多いのですが、私なりに楽しく魅せていただきました。

トウキョウの家族
Theatre劇団子
駅前劇場(東京都)
2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
祝30回公演
駅前劇場の横長の空間を目一杯活かした小劇場ならではの贅沢なホームドラマ。
まず当パンの主宰・挨拶文における、本公演に至る泣かせる文言にすっかり温まりました。
本編もまた、中々味わいが有り、2度美味しい作り。

ブルメイステル版「エスメラルダ」「白鳥の湖」
キョードー東京
東京文化会館 大ホール(東京都)
2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
白鳥の湖
ブルメイステル版はミラノスカラ座のDVDで観ていましたが、まったく印象が違いました。
衣装、セットがとても繊細で、エレガントで、豪華です。
色の使い方がすごく素敵です。
音楽の構成や演出も新鮮で、面白いし、すごく楽しみました。
【エスメラルダ】の時も思ったのですが、このバレエ団はとてもまとまっていて、優雅で、繊細な雰囲気がして、素晴らしいです。
自前のオーケストラの演奏も深くて、柔らかで、ブラボ~!でした。

面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】
ラフメーカー
新宿眼科画廊(東京都)
2015/04/21 (火) ~ 2015/04/29 (水)公演終了
満足度★★★★
【昭和チーム】
謂わば基本の平成・応用の昭和でこちらの方がアソビが多い感じ?
そんな中、日記の読み方が片や朗読風に抑揚をつけ、片や敢えて平淡な「音読」にとどめる、などの違い(そう言えばノートも違っていたっけ)があるのも面白い。
ってなワケで進化をし続ける本作、初演から順に西荻→桜台→新宿と来ているので次は江戸川橋の絵空箱が良いのでは?などとも思う。
来年の桜の季節なんかイイんじゃないかな、面影橋もそんなに遠くないし。(ほぼ真顔)
ところで終盤の劇場ロビーの画像で一番手前にあるポスターに見覚えがあるのだけれど、何だっけ?
あと、劇中で使われる登場しない人物の名前、かつて客演した方々だよね。
尾崎さんと高田さんで気付いた。こういうアソビもイイな。

『ひとよ』★【横浜公演】6月6日・7日KAAT大スタジオ!★
KAKUTA
ザ・スズナリ(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
笑いと涙は両立出来るのか?⇒KAKUTAの回答「出来る!」
(タイトルがネタバレだったらすいません)
舞台セットはなんとも生活感の感じられる謎の事務所、
タクシーの配車センター(事務所)でした
(これは開演前に分かります)。
そこでの「一夜(ひとよ)」、いったい何が起こるのか?
開演前の暇なひととき、色々と想像してみたのですが、
開演早々からその後の展開まで、
自分の想像力のはるか上を行く物語が
狭い事務所を中心に繰り広げられました。
役者の軽妙なやりとりに「今回のKAKUTAは喜劇なのか?」
と思わせておいて、
練られた脚本は確実に胸に突き刺さっていく、
(^▽^*)と(´;ω;`)が共存し続けた、
舞台観客として幸せな2時間でした。

トウキョウの家族
Theatre劇団子
駅前劇場(東京都)
2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動しました
とても心打たれました。家族をテーマにして、絆の強さ、あたたかさがしんみりと伝わってきました。感動しました。

スワン・ダイブ
カムカムミニキーナ
本多劇場(東京都)
2015/05/16 (土) ~ 2015/05/24 (日)公演終了