最新の観てきた!クチコミ一覧

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サンプリングデイ

サンプリングデイ

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

断片を構築する楽しさ
公演前に舞台写真や冒頭10分を公開するなど、出血大サービスな壱劇屋さん。こんなに情報を得てしまって楽しめるか不安でした。でも
そんなことは杞憂であって、これこそ壱劇屋さんの細かい段取りがいきる題材なのだと確信しました。

ネタバレBOX

チュンソフトの428や街が大好きな人なら、ぐっとくること間違いなし。終盤の断片がリプレイするあたりは、MASHUPプロジェクトのエピローグのようにも見え、これからの壱劇屋さんは、こんなにも引き出しをたくさん持って戦っていくのだというアピールにも見えました。気のせいかもしれませんが。
唄わない冬

唄わない冬

演劇集団 砂地

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★

延々と続く不毛な会話
は時々メール上の会話だったりして、それなりに現代のSNS社会をよくあらわしている。(私が思っていた以上にネット上の部分が多いのかも知れない)
不条理劇というほどでもなく、といって分かり易くもなく、現代の一片を切り取った感じかな?う~ん、不毛だなぁ、私たちはこんな社会に生きているのだろうかとちょっと愕然としますね。面白い試みだとは思いましたが、劇としての見せ方とか会話バトルが一本調子で、息苦しくなるような舞台でした。

ネタバレBOX

俳優さんたちはそれぞれに工夫したのでしょうが、会話のリズムが似すぎている。「・・・・・・・!!!!!!×××!!!」ボソボソ始まってだんだん激し、二人の怒鳴り声が重なるという・・・・・。男女の会話劇にものすごくよくあるパターンで、会話劇ならばこれを何とかして欲しかった。もっとSNS上のやり取りの部分をクリアーにしてかつ多くするとか、独自性を出して欲しかったですね。息苦しいだけで終わってしまったのはすごく残念だった。飛行機の三人掛けの真ん中の椅子に座らされたような感じ。息を詰めて観るような舞台にして欲しいです。
『血の家』

『血の家』

劇団HIT!STAGE

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

劇団HIT!STAGEx14+の【血の家】を観劇。

異母姉妹達が父の訃報を聞き、長崎の実家に帰省して起こる家族の諸問題を描く物語である。

主に長崎と福岡で活動をしている地方劇団らしい。
地方劇団が概ね題材に選ぶのは、家族の人生観のずれが生じて起こる争いを描く事が多いのだが、今作も典型的な家族観を描く芝居だ。
作家は決して外から見ようとせず、当事者の視点で描く事が多いからか、客観的にはならず、なお且つ芸術的要素が皆無に等しい分、土着的な部分の印象が強くなる。
が、その分創造性はあまり感じられないが、リアリティーがある分だけ、何かが心に突き刺さる深さは半端ないのである。
だが共有出来ないと、何も刺さる事もなく終わってしまうのが芸術的要素が欠けている演劇の弱さでもあるようだ。
今作に至っては、観客の各々でかなり感じ方が違うようである。
≦ Beat!! ≧

≦ Beat!! ≧

[DISH]プロデュース

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

楽し
最前にて観賞。

それほど期待が大きかった訳ではありませんが、期待以上のお芝居でした。
何よりも役者さんたちが楽しそうに演じているのは気分がいいです。
アドリブも多少あるのかな?

ただ、時々ならば笑わせるネタもいいのですが感動させる場面でもチョコチョコ挟んでくるので途切れてしまいます。
演出か、アドリブかは不明ですが編集長、気を付けてください。

最後の15分間の大騒ぎは…
ところどころ身体が冷えてくる感覚になりますが、これもまた小劇場ならではなのかな。

皆さんきっと踊って歌いたかったんだろうな。
HP拝見すると「ミュージカルやりたい」的な事も書いてあるし。

指摘ばかり細かく書いてしまいましたがネタバレになると申し訳ないので。

総括:臼井静さんと酒井栞さんは見とれてしまいます。

ゴースト・ゴースト・ゥライター

ゴースト・ゴースト・ゥライター

東京パイクリート

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

「あと一歩」
バカバカしくて面白いストーリーでとても楽しめた。
が、「あと一歩」といった感じ。

「あと一歩」で、もっと面白い作品になりそう。

ブラッシュアップされた『ゴースト・ゴースト・ゥライター』を期待したい。

熱海殺人事件

熱海殺人事件

劇団Patch

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅せられる作品
「熱海殺人事件」を観たことがなく、刑事3人(特に木村伝兵衛)の言動に正直戸惑うものがあり、時代背景からか分からない言葉も何個かあった。
それでも楽しめた‼
膨大な台詞量の内容を理解し、ついて行くのは頭を使ったが、役者陣の放つ空気、物語の展開に引き込まれた。
現代の言葉や歌を上手く織り交ぜて作品の古さを感じない演出で面白かった。
最後にはうるっとして色んな意味で胸に残る作品。
Patchの3人と立花さんの掛け合いが面白くて、何回も観たいと思うくらい魅せられた作品。

「ここからそこまで365日センチメートル」&「ガールミーツガール」

「ここからそこまで365日センチメートル」&「ガールミーツガール」

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/03/25 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

めちゃすき!
今回はなんと、ダブルcassとならぬダブルスクリプト!!

いやぁ、圧巻でした。
365日は涙が止まりませんでした…(´Д`)
演出、役者さんすべてが最高だった。

そして、ハッピーエンド!!なんだか、安心して最後微笑んじゃいました!

ガミガは、なんだか心がいたかったです。
許す…非常につらい選択なんじゃないかなと
最後、抱き締めるでもなく肩にポンと手をおく…( ;∀;)
演出がにくい!!

まなみちゃんが両方メインの役で演じ分けが素晴らしかった。

短期間で2本の台本を書き上げる青瀬君にも驚愕ですが、それを物にする役者陣も流石でした!!

いつも楽しみに見てます!

名探偵の条件

名探偵の条件

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

やだやだやだやだ
こんにちわ!

コリッチ登録前の舞台の観てきたがあったので、投稿!

この舞台は、トイボさんらしく笑いの多い舞台でした。
特に木村くんの一発芸の所がめちゃすきです!

やだやだやだやだという、一発芸を会社でやったら冷ややかな目で観られたのが、懐かしい思いで(*´ω`*)

同じ事務所に夫婦が別々に浮気調査の依頼をしていて、はちあわせるまでのごちゃごちゃがおもしろい!!

浅草紅團・改

浅草紅團・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★

エンコ
今作は、関東大震災後の浅草模様を描いた、川端 康成原作の新聞小説「浅草紅團」をシナリオ化した作品で、以前シアターXで上演されたことがある。今回は、小屋が東洋館に移ったということもあり、空間的に凝縮され、内容的にも緩急の所を得てずっと締まった舞台になった。(追記2015.9.8)

ネタバレBOX

 変更した点は、シナリオの構成を若干入れ替えたり、在日の朝鮮族を登場させたりと震災の混乱に乗じて多くの同胞を殺害された側を取り込むことにより、浅草という土地の明暗両面を史的事実に則り、自然に、より深く描くことに成功している。無論、治安維持法下の弾圧、大正リベラリズムからファシズムへ移行してゆく日本の不気味な動きもさりげなく描かれ、F1人災事故後の現代日本とも重なる。
 舞台は、当時の浅草が生き馬の目を抜くと言われたスピード感、疾走感が出、千二百年の伝統を持つ宗教都市、浅草(エンコ)の持つ磁力を、ゴウカイヤの長が元花魁であったこと、身上を潰して迄通い詰めてくれた善さんと心中を図ったことなど、宗教都市には必ずついて回る岡場所との縁起を含めてエンコらしい下世話でキッチュで切ないまでに都会的な猥雑さが表現されていることで、単に、今作が演目や演技ではなくエンコそのものの表象として機能するようになった。これには、新座長の丸山 正吾氏の自らを消すことのできる力が大きいだろう。無論、彼は主役も張れるし、華のある良い役者である。実際、これまではドガドガで主役を張ってきた。だが、役者の力量は目立つこと、華のあることだけではない。その力を殺して見せることができるとき、その両用の形を意識的にコントロールできることが、本当の役者の凄さなのである。彼には、このような才能が備わっている。ゴウカイヤのボスを演じた石井 ひとみの色気のある演技は、流石名花と呼ばれるだけの内容だ。
いくつかのエピソードも上手に用いられている。鬼健の破産を救う逸話などで上海から来ている張の心を掴むなど、磁場が放つ磁力が人情に作用する姿を描くことでエンコを浮き上がらせたのである。
在日朝鮮人の話を加えたり、初演とはシーンを入れ替えたりすることによってシナリオ自体が散文的なものから詩的・演劇的なものに変化したことも大きい。こういった変更によって変えなければならない細部は多い。その細部の検討を通して作品の集約力が飛躍的に高まった。一、二例を挙げるならば、暴走した軍部をコントロールできなかった行政の結果として猛威を奮った治安維持法。これを恐れ、雪崩を打って批評精神を喪い、プロパガンダの具と化したメディア。メディアリテラシーを持たず、権威主義の呪縛を逃れる努力もせず唯々諾々と軍部の間違った判断に追随することを選んだ愚衆、というより偽善的プラグマティスト達が狂った魂の奥底に隠している構造的欺瞞と、それらを切り崩すことなしに革命を夢想したイデアリストたるコミュニスト、アナーキストなどの内実であるイデオロギー的内紛。その結果としての裏切り。それら総ての人間的営みの受け皿としての観音信仰は、千二百年の伝統を持ち、宗教エリアの常として苦界を脇に抱える現実を持つ。このどん詰まりで社会のケツを拭くのは、売られた娘たちであり、彼女たちの夢とオトシマエの結末は心中と相場が決まっている。以上総てを天秤に載せて、生まれ変わり、蠢き、蠕動するエンコを表出した作品である。
人民の敵

人民の敵

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

装置として、また精神的も観客を巻き込む演目
初日を観た。先月末に雷ストレンジャーズで観た別の演目と同じイプセン作品。非常によかった。実力者ばかりを集めた演者陣は盤石にして揺るがない。そして観客にストレスを強くかけても描ききる「大衆の愚かさ」を前に出した構成と演出。特にこの「愚かさの表現」が秀逸。先月腑に落ちなかった箇所が本作を観て収まった。いまさらながら本作が「誠実だが頭の足りない主人公による喜劇体裁の作品」であったとに気づく。(寅さんやチャップリンと同じね) ただ重要なのは、主人公を「笑い者」にすることで「釣られて笑う観客」を装置と演出の一部として劇中へ強制的に連結しているところだ。舞台は四方が客席の所謂囲み舞台。嫌でもゲラゲラ笑う客の顔が目に入る。つまりはそれが劇中で指摘している「考えもせず迎合する大衆の間抜け面そのもの」というつくりである。まあ構成も客にとっては「参加するつもりの全くない政治集会にいつの間にか参加してしまっている」という体でもあるし。センシティブな観客は悪意を感じるだろう。しかしこの施策は原作の主題とは合致している。
「愚かな大衆」も板の上に乗っているだけならよいが板の外へはみ出すというと観る者の嫌悪感は激高となる。貞子がテレビの中から出てきちゃうようなものだ。素晴らしい演出(装置?客席配置?)である。

ネタバレBOX

この演目、観客にとって「笑ったら負け」という訳ではないと思うが、頭はいいけど愚かな主人公のストックマン博士をみんなで寄ってたかってイジメる進行であるがために、笑う客は都合「安全圏に居て嘲笑している愚者」に見えるのである。装置の一部としてだけではなく精神的にも観客を巻き込むいう点が本当に素晴らしいのかもしれない。
FENCE

FENCE

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました‼︎
オープニングのダンス、皆さんとても良い表情をされていました。
毎回楽しみにしています。
フェンスの外と中の世界の抽象部分が、良い意味で想像を掻き立てられ、個人的に世界観が広がって行きました。
中盤くらいから、先が読めず、一体どうなってしまうのかと思っていたら……………
音、照明、演技が噛み合った時は、美味しいものを食した気分です。
良い意味でも、悪い意味でも皆さんとても真面目なお芝居をされているなと個人的に感じました。
今後のご活躍楽しみにしています‼︎

FENCE

FENCE

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

「FENCE」

初日観てきました。

旗揚げから3年のTOY's BOX。何度も観に行ってます。今までは笑いどころ満載で、最後には心がじんわりくるような作品が多いです。でも今回はいつもと違う。フェンスのある世界。全ての人が共存できるわけではなく、網の外の人が中の人を差別する。その網をはさんだ男女の恋。切ない物語ながらもちゃんと笑いをちりばめて、トイボらしい舞台だったと思います。

次回も観に行きます。いや、観に行かなくちゃ。その理由は…

あ、上演終了後には楽しいイベントがありますよ。

サンプリングデイ

サンプリングデイ

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/24 (月)公演終了

満足度★★★★

シンプルで複雑で、繋がってゆく…
シンプルで複雑で、とりとめもないのに、一見、無相関の様で、実は…、最後、一つに繋がってゆく…。
舞台装置もシンプルだけど、凝っていて、面白い。

なんとも一言では表現しにくい公演でした。

反省会も面白かったです。

ネタバレBOX

何度も繰り返され、少しずつ繋がってゆく…。
繰り返される同じシーン、シンプルが故に、タイミングの取り方含め、役者さんは物凄く大変だろうな!
これが壱劇屋さん、という感じの舞台でした♪

追伸、個人的には、もう少し繋がってゆく感が合った方が好きかな…。
15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
相変わらず上質の短編集ですね。時間制限の中で濃縮された作品ならではの味わいが実にいい。もうちょっと観ていたいなーと思わせる感覚が見事です。

浅草紅團・改

浅草紅團・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

初日行ってきた!
半年に一度のお祭りだ。待ちに待ったドガドガの半年に一度の定期公演(それも20回目)初日に行ってきた。 「浅草紅團・改」は、前作をしのぐパワーアップしたバージョンだった。 役者/踊り子も少しずつメンバーチェンジしているが、なんというか劇団の「芯」は変わっていないと思う。 要するに、時代に翻弄されながらも明るく生きて行こう、そしてその中心は色恋(はっきりいえばエログロも)なんだ、ということなんだろう(個人の解釈)。 芝居の筋を追いながら間にはいる音も、ダンスも観る者を飽きさせない。 これぞドガドガ。 さあて今回の公演はあと何回行こうかな。

日常(ふしぎ)の都会(くに)のアリス

日常(ふしぎ)の都会(くに)のアリス

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ついに観ちゃいました!
Songs初日、観てきちゃいました!面白かったです〜!!!!楽劇座で今まで観てきたストリートプレイと違って、歌がたくさんあって、時間が(1時間30分くらいでしょうか?)があっという間に過ぎちゃいました!役者さん達が代わる代わる色々な役を演じていて、3人でやってたとは思えない迫力で、やっぱり近くで観れる劇場ならではの楽しさですね。ストーリーも面白おかしく始まったと思ってたら、気づくと最後にはすっかり歌の世界に惹きこまれていました!どの曲もまだ頭に残ってます。またSongsのシリーズをやることがあるなら、絶対観に行きます!!

黄金のコメディフェスティバル2015

黄金のコメディフェスティバル2015

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★

<グーチーム>観劇
まずはグーから観ました。

ネタバレBOX

Peachboys 『大奥の奥』  スリッポンを履いた幕末時代劇。

家定、篤姫、ハリスの頃の童貞男子が活躍する下ネタ満載の話で笑いがいっぱい、形状も凄かったです。

バンタムクラスステージ 『クロッシング・ハニーズ』  巷の若い男女の恋を成就させるアウトローたちの話。

ええかっこしーたちの活躍でクスリとさせられ爽やかな気持ちになりましたが、笑いとしてはそれくらいの笑い度数でした。
ゴースト・ゴースト・ゥライター

ゴースト・ゴースト・ゥライター

東京パイクリート

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ゥライターって…
最初は堅かった。笑って良いのか、よく分からなかった。でも、途中からのってきました。そして、いろいろな展開があり、楽しめました。コメディの形だが、作家の大変さを描いていたんですね。だからライターでは l か r か分からないの、ゥライター(writer)にしたのかなあ・・・?


時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

オムニバス
時をかける206号室を観劇してきました。
とあるキャストを追っかけて、ほんの1年くらい前から舞台を見る様になったのだが、その中でもボクラ団義さんの舞台は毎回セットや音楽、そしてOPでの映像を使った演出等すべてに趣向が凝らされていて、とても見ごたえがあるのでお気に入り♪
もちろん脚本自体も毎回凝っていて面白い。
特に今回のストーリーはいくつもの話が交錯するオムニバスストーリーで、
そこにボクラ団義さんならではのセットを駆使した独特な演出が加わって、もう目が離せないとても楽しい内容でした。
オチを知って尚、もういちど見たくなる作品です。
少しでも気になっている方、何を観ようか迷っている方がいましたら是非観てみてください。オススメです!!

時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

回し稽古とか、あるよね。
シリアスな切なさすらあるストーリーなのに、所々でクスッと笑えてしまい、真実に近づくたびに胸が熱くなって、全てが一本の線で繋がる爽快感は、鬼才の名にふさわしい。
そして、”あえて小さく細かく会話劇”と謳った通りに、とても細かく分割されていて、だからこその苦労がとても大きいことを知る。
誰に感情移入するのかは、人によって違うはず。でも、魅力的な人物が多数いるから、きっと一人は見つかる。
昔読んだ『小説伝』(小林恭二 著)にも、ちょっとだけ似ている気がした。
劇中歌とのリンクも、相変わらずの映像の使い方も、どうしてこんな演出になるの!?と驚くしかない。
ボクラ団義の新しい形、と口々に言っていたことや本気度がひしひしと伝わってきます。
カーテンコール時に配られるアフターパンフレットやしっかりしたボリュームの販売パンフレットを読み込んで、もう一度見たい。真実を知ってから見たら、また違う発見があるはず。

ネタバレBOX

・盆、回りすぎ!!!5個も盆作らなくてもいいじゃん、鬼!ミス無く怪我無く公演を終えられることがどんなにすごいことか。いつもなら殺陣返しをするのだろうけれど、今回の公演は”回し返し”だよね。本当に乗る人も回す人も怪我しないで!
あの裏側、混ざりたい。回したい。でも絶対、乗りたくない。
・205号室の家族がほのぼのして好き。肩揉んだりとか。確かに、理想の家族像。
・漫才師のボケとツッコミが逆な時の、図師さんのおどおど感がオイシイ。
・中野さんが「スペーシア…!」と気付く瞬間は、その理由が分からなかったけれど、竹石さんと沖野さんが同一人物ということが分かり、竹石さんだからこその”スペーシア”だと気付いた時のアハ体験。いい当て書き。
・宗さんのオカマ、可愛くて愛しい。
・大家さんのきんぴらごぼう食べたい。でも、押しかけてきたら困る。

20日昼公演は、終演後イベントとして劇団員だけのトークショー。
面と向かっては言えない暴露・指摘が続々。
先日脱退したばかりの竹花さんが客席から急遽参加されるなどアットホーム。
そして、物言いたすぎてでてきちゃったゲスト加藤凛太郎さん。
「Aどーん!Bどーん!Cどーん!Dどーん!全部でバーン!」のくだりはとても楽しかった。それを具現化して成功させてしまう座組の力もすごかった。

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