
バートルビーズ
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2015/08/24 (月) ~ 2015/09/09 (水)公演終了
満足度★★★★★
バートルビー
「バートルビー」とは、「白鯨」で有名なメルヴィルによって書かれた小説で1853年に出版された。{(更なる追記後送)原作は、読んで置いた方が良い。}

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
最初は!
初日から、昨日で3回観ました!最初は、ストーリーと、時系列!配役?を追うのに精いっぱいで、あっという間に過ぎてしまい、2回目は、理解しながら楽しむことができ、3回目は、その先を垣間見る余裕が出き、何度観ても楽しめました!
前回、配役が読めると書きましたが、今回はどんなキャラが居るのかはわからなかったのですが、なかなか、演じない役をやっているのでは?と、思いました!
また、観に行きます!その先を探しに・・・

soda
斜彼女<SHA-GIRL>
studio音屋(平野図書館2階)(大阪府)
2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★
あの劇団も始まりはこうだったよな、と回顧
舞台は客からほとんど距離なし。
あれを、装置的な意味での舞台といえるかは謎である。
舞台袖もなく、はけるの概念をここからは舞台袖なのでという説明。
予算の関係か、新しい取り組みか、は理由がわからないが。
第一印象はこう言っては何であるが、
手づくり感溢れる小道具・大道具(失礼な言い方では貧相な)や舞台に、
「ああ、はずれかな」と思ってしまった。
が、
それはそれ。
これはこれ。
と、表現の仕方はいくらでもあるし、
そのような状況でも楽しくストーリーを楽しめるのだと、観た後思った。
場面転換の「間」をとる必要性をストーリーのスピード感で極力なくす。
一本抜けたストーリーが「陳腐」と思わせる舞台にマッチし、こうあるほうがいいよなと思わせる。
ただ、素晴らしい舞台(装置)がすべてではない。
と、まあ印象。
ストーリーは幾分かぶっ飛んだ部分もあるが、
笑いながらも女子の主張がちりばめられており、
「この脚本家、お前はw」と思いながら楽しめた。
また、楽しみとして、新しいものがあれば見に行きたい。
最後に、
脚本家、まとめ苦労したのですね。お疲れ様です。

熱海殺人事件
劇団Patch
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
熱量
つかこうへいさんの作品を観るのは三作目
正直言うと少し苦手
役者のこめかみに
血管浮いてんじゃないかってくらい
声を張上げ舞台を所狭しと動き回る
こちらに迫ってくるような演技
常に圧迫感を覚えながら
それでも目を離せず
つかこうへい作品ということ
それに役者の熱意と意気込みが加わって
とてつもない熱量だった
赤い舞台にとても似合っていた
脱ぐわ
歌うわ
見つめられるわ
おまけに花びらバンバンぶつけられるわ(笑
観終わった後の疲労感が凄い(笑
つかこうへい作品は苦手だけど。。。
やっぱり面白い

浅草紅團・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

欲しがりLucy × トランスパンダ
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2015/08/18 (火) ~ 2015/08/18 (火)公演終了
満足度★★★★
伺った甲斐がありました
トランスパンダさん、物語と現実と、女性作家の大人のほろ苦く甘い恋、きゅんとしました。
到着が遅れ、御免なさい!
欲しがりLucyさん、拝見できませんでした!残念です。
次回こそ、きっと拝見します。

15 Minutes Made Volume13
Mrs.fictions
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★
新しい出会い!
PMC野郎さんが参加されているから気にはなっていましたが、なかなか予約には至らず。気付けば今日が千秋楽、残り2枚ながらも朝イチの段階で予約が出来る!そんな勢いで行ってしまいました。
5/6団体は初見でしたが、好きな脚本、きになる役者さんに出会えて収穫の多いものでした。
次回があるのなら、また未知の素敵な劇団さんに出会えることを期待します。千秋楽お疲れさまでした!

15 Minutes Made Volume13
Mrs.fictions
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
いい企画ですねー。
センスのいい映像、スムーズな転換、6団体が活かされるような順番などなど回数重ねてるだけあるなーと感じました。
どの団体もそれぞれの15分の魅せ方で面白かったです。
これからもこのクオリティで続いていったほしいですね。

ふじきみつ彦・山内ケンジ 傑作短篇集
E-Pin 企画
小劇場B1(東京都)
2015/08/25 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
何度でも観たくなる。
忍ブ阿呆二死ヌ阿呆の再演でボクラ団義さんを知り、今回二作品目の観劇でした。
本当にいろんなことを考えさせる作品です。
様々な事情を抱えた様々な人々の様々な関係や様々な想いが複雑に、そして繊細に絡み合い、観劇中には観客の頭の中がキャラクターたちの関係のようにぐちゃぐちゃにかき乱されますが、観終わった後にはすべてが綺麗につながり、むすばれ、とても心地よい疲労感に包まれます。
そして、二回目三回目と観劇するたびに、あぁ、あのシーンはああいう意味だったのか、と納得しつつも、この人のこの台詞の裏で別のこの人はこんな表情をしていたのか、など毎回新たな発見をし、何回観ても高い満足感を得て池袋駅へと帰っていけます!
一回だけ観るよりも、二回三回観たほうがより楽しめるのではないかと思います。
この作品を文字で表現するのはなかなか難しい…。
観た人にしかわからないこの疲労感を覚えるほどの衝撃をもっとたくさんの人に感じてほしいと心から思います。

15 Minutes Made Volume13
Mrs.fictions
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
コスパが高すぎる贅沢なイベント
Vol12に比べると私好みの作品が多かったです。
個人的各劇団さんごとの満足度は
タイタニックゴジラさん ★3
アナログスイッチさん ★5
DULL-COLOERD POPさん ★4
Straw&Berryさん ★5
PMC野郎さん ★4
Mrs.fictionsさん ★5
これだけ楽しめて2500円って破格ですよね。超お得。
あえて順番を付けるなら・・・
一番のお気に入りはStraw&Berryさんの『ブルーベリー』
15分間を一番上手く効果的に使っていたと思います。

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
いったい...
久保田唱さんの脚本に触れたことはありましたが、私にとっては初めて観る劇団本公演でした。
ほんとに、久保田さんの頭の中はどうなってるんだろう?と感じました‥展開も、空間の使い方も。そして、その久保田さんのもってる世界を見事に表現してしまう劇団員/客演のみなさまに心奪われました。
徐々に明らかになってくるストーリーに心地よさを感じ、もういっかい/何回でも観て確かめたくなるような舞台でした!

ダンスがみたい!17
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2015/07/28 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

真昼のジョージ
劇団子供鉅人
サンモールスタジオ(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

15 Minutes Made Volume13
Mrs.fictions
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
楽しい
2時間、休憩1回、開演10分遅れ。限られた持ち時間で、あの手この手で楽しませてもらった。劇団と観客の出会いの場としても有効だ。

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間を忘れる
8月21日(金)と8月23日(日)昼の部と2回観て来ました。
セットからして、何が始まるのかと不思議な感じを受けましたが観て行く内になるほどなぁと思わせる展開に時間を忘れて、ステージに釘付けでした。
ミステリアスにして、シリアスなのに時折入るコミカルな台詞。
でも、最後は人間愛に感動して、目頭が熱くなりました。
前説が本当に面白い。
本編とは真逆な内容が楽しい。
ボクラ団義さんの今後の活動にも期待大です。

ダンスがみたい!17
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2015/07/28 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1575(15-264) 笠井瑞丈×上村なおか
19:30の回(曇)。
19:05着、受付。最前列はミニ椅子。19:31前説(50分)、19:38客席後方から...20:28終演。
冒頭、無音での3人はウォーミングアップみたいなものだったのでしょうか。「始めようか」で始まった本編、メインは岡本優さん、下島礼紗さん、住玲衣奈さん。これだけ動くと相当消耗すると思いますが1日2公演、凄いものです。
岡本さんは「TABATHA」、下島さんは「DANCE ASSORT(2015/6@絵空箱)」...9/18@RAFTは観に行く予定、住玲さんは「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS」。

振袖大火
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/07/15 (水) ~ 2015/07/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
壮絶で華やかな舞台
艶やかな着物で着飾った花魁の世界がテーマのお話し。
非常に重いテーマだし、死に直面する場面もちょいちょい出てくる。
しかし、その暗くなりがちな舞台を色鮮やかな着物と軽快な音楽とダンスと、そしてタイミング良く繰り出される笑いのシーンとで繋ぎ、全体的に楽しく見られる構成へと考えられてました。
また、女性メインかと思いきや、文使い(ふみつかい)という郵便配達員のお兄さんの江戸っ子らしい気風の良い演技。
首代(くびだい)という用心棒(?)みたいなお兄さんの渋い演技が良い味出してました。
首代のモノマネのくだりが毎回笑いを誘って面白かったな。
あと、寅吉とお鷹さんの掛け合い漫才。大好きです(笑)
他に印象に残ったのは、エリザベス・マリーさんの見事な切れっぷりと回転芸。
これは非常に思い切りが良く、ダイナミックで面白かった。
木田さんはとても爽やかでクールな好青年を演じててかっこ良かったですね。
しかし一転、子供時代は可愛い少年のよう。
その世代の演じ分けもとても分かりやすくて上手かったです。
軽辺るかさんは、まだ大人になっていない、幼くて純真な鯉ちゃんを熱演
初恋の男性に憧れるいじらしい仕草。
そんな微笑ましい少女の恋心を見事に全身で表現していました。
そうかと思えば見事な迫力の連続蹴りを披露するし、顔芸も決めるし、何よりお祭りの場面のダンスが綺麗で素敵でした。
元々バレエ歴が長く、お掃除ユニットCLEAR'Sというアイドルユニットではダンス部長を務める程の実力者。
指先から足先までピンと気が通った軽やかな身のこなしが美しく、楽しく騒ぐお祭りのシーンにも関わらずその芸術的美しさに思わず涙が・・。
ちょっとだけダンスソロのシーンがありましたが、あれもっと増やして欲しいなと思いました。

舞台『こどものおもちゃ』
ネルケプランニング
博品館劇場(東京都)
2015/08/20 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
ついつい泣けちゃうハイパーコメディ
説明通り、「ついつい泣けちゃうハイパーコメディ」でした。この中から将来、名優が出て来て欲しいです。

エトランゼ
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞台に作った湖を効果的に使った密度の濃い舞台
昨日、お気に入りの劇団の一つ桟敷童子がすみだパークスタジオで上演中の『エトランゼ』を観に出かけた。この劇団は、知り合いの役者・もりちえが所属しており、今回の公演では重要な役を担っているということと、水を多用するということで、大いに期待して出かけたのだが、なるほど、期待以上の舞台が仕上がっていた。
山間の辺鄙な町で山の恵みを採取する女性たちの山母兵糧師、山岳信仰で様々な祈祷・お祓いをする女性・神業師、そして山主一家。彼らが生活する場に現れた不吉な湖。それを待っていたかのように村い戻ってきた兵糧師の元夫と、村を捨てた山主の長男の遺骨を持って現れたその妻とその仲間。村の人々と舞い戻ってきた者や部外者たちが、過去の思い出したくない出来事に振り回されつつも徐々に心を開いて忘れかけていた故郷というものを意識させていく。総じて話の核心は重く悲しい物なのだが、時折笑いを誘うセリフや演技で重苦しさを和らげる工夫も。その舞台に広々と設営された湖に飛び込んでびしょ濡れになりながら熱演する役者たちには拍手を贈りたい。
個別の役者としては、舞い戻ってきた元夫に翻弄される兵糧師・彦原志乃役の板垣桃子、その娘役の大手忍、山主の長男の妻・奈緒美役のもりちえの演技には引き込まれた。また、山主役の原田健太郎や、兵糧師のマキ役川原洋子の渋い演技も光っていた。
特に話が進むにつれて凄みを増していくもりちえの演技と湖の中での高笑いは、やや荒削りで進行が雑になりかけていた後半の脚本の欠点を吹き飛ばした感があった。
残念だったのは、主要登場人物を含め、人物像というものの輪郭作りと、舞台全体で観客に伝えたいテーマというものがやや曖昧だったこと。
それにしても、桟敷童子は毎回密度の濃い舞台を作り上げて感心させられる。
10月から三ヶ月連続で上演する炭鉱三部作にも期待したい。